貧乏を回避する方法

あなたは5つ以上のメールマガジンや

ブログを購読しているだろうか?

 

1日に5つ以上の情報を見ると、

成功できない確率が90%以上に

跳ね上がる。

 

・・・

 

「貧乏になることだけは

 避けなければならない」

 

月収14万円程度しか手元に入らない

店長時代、私は毎日強烈な不安に襲

われ続けていた。

 

「今の生活でいっぱいいっぱいなのに、

 老後の資金まで貯めることができる

 だろうか?」

 

「年を取って体も動かなくなれば

 就ける仕事すらないかもしれない」

 

「この狭いアパートで、誰にも看取られず

 一人悲しく死んでいくのだろうか・・・?」

 

そんなのは絶対にイヤだ!!

 

私は必死になってこの状況から

抜け出そうともがいていた。

 

「とにかく、情報だ。有益な情報を

 集めておく必要がある」

 

トレードに関する情報を片っ端から

見るようにした。

 

役に立ちそうなメールマガジンは

毎日10通以上購読。

 

役に立ちそうなブログも毎日

10個以上見て回る。

 

「これだけ有益な情報に囲まれて

 いれば、必ず成功できる!」

 

そう信じていた。

 

多くの有益な情報に囲まれた結果、

 

・このパターンは、値動きを確認して

 反転するなら決済するといいです。

 

・値動きなんか確認すると損大利小

 になるから、目標に達したら即決済

 するのがいいです。

 

こんな、真逆の意見を取り入れて

しまうハメになった。

 

トレードの知識と技術が混乱して

しまったのだ。

 

こんな状態で、まともなトレードはできない。

 

「えーと この場合はどうしたらいいかな?

 粘ったほうがいいのかな?それとも

 スグに決済したほうがいいのかな?」

 

やり方を絞れずに『いいとこどり』を

した結果、すべて失敗に終わった。

 

トレードの『型』すら身につける

ことができなかった。

 

処理しきれない多くの情報を

得ようとした結果だ。

 

幸運なことに私はこのトリックに

気づくことができた。

 

「情報は少数精鋭にしたほうが

 いいかもしれないな」

 

トレード手法は、もちろん一つに絞る。

 

これまで読んでいたメルマガは

すべて解除し、見るのは2つだけ。

 

ブログも2つだけを見るようにした。

 

最終的には、たった1つのメルマガ

だけを読み込むこととなった。

 

そうすることで、頭がスッキリした

毎日を送れるようになった。

 

すると、不思議なことにトレードが

今までよりシンプルに考えられる

ようになった。

 

今まで見えなかったトレードの

ポイントに気づくようになった。

 

『とにかく多くの情報を取り入れる』

 

この間違った行動をとり続けていたら、

今でもなお薄暗いアパートで、ひっそり

暮らし続けるハメになっていただろう。

 

あなたは今、5つ以上の情報を得て

頭が混乱していないだろうか?

 

毎日会社に出社、毎日家族の世話に

追われているなら自由になる時間は

一日たったの数時間程度だろう。

 

『多くの情報を取り入れること』で

あなたの貴重な数時間を費やして

しまってはいないだろうか。

 

そうであれば、あなたの大切な時間は

日々奪われ続け、いつまでたっても

成功という二文字をつかむことが、

困難になるばかりだ。

 

今スグ、ムダな情報を遮断し、必要な

情報だけを手に入れるべきだ。

 

必要な情報かは『あなたの行動が

良い方向に一つでも変わったか?』

を目安にするといい。

 

『いいことが書いてあったな』

という情報は星の数ほどある。

 

有益だと思う情報を見ても、あなたの

行動が一つも変わらなければ、ムダな

情報だと判断すればいい。

 

『行動が一つでも良い方向に変わった』

という情報が本当にあなたに必要な情報だ。

 

ほんの一握りの有益な情報だけが、

あなたを成功に導いてくれるたった

一つの道となる。

 

奥さんに内緒の『FXでマイナス80万』。初心者が犯しやすい間違い

初心者時代に犯しやすい、大きな

間違ったトレードのやり方がある。

 

あるいは、数年のトレード歴があった

としても、この間違いに気づかず、

犯し続けている場合もある。

 

この大きな間違いを犯し続けると・・・

 

・知らぬ間にドンドン資産が減少

 

・あなたの脳内に、「負けへ突撃する

 トレードの悪い癖」がこびりつく

 

「うわー どうしよう、今週は3万円も

 損しちゃった・・・ 先週分と合わせると

 もう10万近い損を出しちゃってるよ」

 

「これまでの損を合わせたら、80万

 近くいってるよな。奥さんにバレたら

 怖いことになりそうだ・・・」

 

もし、あなたがこんな状態なら、

『間違ったトレードをしている』と

気づかなければならない。

 

そもそも、トレードは『儲かること』を

目的にやっていくことが大切。

 

儲かっていないのであれば、

やり方を変える必要がある。

 

儲かるやり方がわかっている状態

お金を入れていくことが大切だ。

 

ところが、初心者時代は欲に目が

くらんでいるから『お金を賭けないと

儲からない』と考えがち。

 

100万、200万という大金を

ドンドンつぎ込んでしまう。

 

ある程度のトレード経験があっても

安心できない。

 

『慣れているから』という理由で、

勝てる方法がわからないまま賭ける

金額が50万、100万と増えていく。

 

どちらの場合も、勝ち組とは真逆の

道を進んでいるとは、気付かない。

 

初心者時代に大金を入れてしまい

にっちもさっちもいかなくなる。

 

運よく初心者を脱出できても、

『慣れている』という理由だけで

毎月の給料の大半をトレードに

費やして人生を過ごしてしまう。

 

私は、初心者時代にいきなり

100万以上の損を経験し、

この間違いにどっぷりはまっていた。

 

『実際にお金を入れてトレードする

 のは、勝ち方がわかってから

 

とても大切なことだ。

 

どうトレードすれば資金が増えて

いくのかが分かってから、少しづつ

賭ける金額を増やしていく

 

途中で「おかしいな?うまくお金が

増えないな?」ということがあれば

賭ける金額を少なくしてリスクを減らす。

 

増やし方を学びながら少しづつ成長

すれば、ムダにお金を減らさずに済む。

 

トレード初心者にオススメの検証方法

『じゃんけんロボットとじゃんけんして

 勝てば1000円もらえる、負ければ

 500円支払う、あいこは0円』

 

『勝負は一人最大100回まで』

 

というイベントがあった。

 

Aさんは、じゃんけん大会に参加

しようと思っていた。

 

じゃんけんロボットが他の参加者と

勝負を始めたので、Aさんは考えた。

 

「じゃんけんロボットが出す手を

 カウントしてみよう」

 

「なんらかの傾向が見つかれば、

 有利な勝負ができるかも!」

 

Aさんがロボットの手をカウントすると

こんな結果になった。

 

じゃんけん100回勝負中

・グー 20回

・チョキ 30回

・パー 50回

 

この結果を見てAさんは思った。

 

「全ての勝負でチョキだけを出すぞ!」

 

「50勝20負30引分けに近い勝負に

 なって、儲けられるはずだ!」

 

トレードもこれと似たようなものと

考えるといい。

 

じゃんけんロボットの傾向を知る=

・今の相場がどういう傾向なのかを知る。

 

パーが多く出るなら、パーに勝てる手を出す

・傾向が分かったら、それに適した

 トレード手法を選び、実行する。

 

・その結果、トータルで利益が出たか

 出なかったかを確認する。

 

・利益が出なかった場合、どの部分が

 間違っていたのかを確認し、対策を

 考える。

 

相場の傾向判断が間違っていたのか、

トレード手法が適していなかったのか

ルール違反をしていたのか、など。

 

混乱するようなら、最初はあまり難しく

考え過ぎず、大きな目線で分類する。

 

『マイナストレード、プラストレード』

で分けてみてもいい。

 

慣れてきたら、マイナストレード、

プラストレードをそれぞれ、さらに

細かく分けてみる。

 

『トレンドが出ていたもの、出ていなかったもの』

 

でもいいし

 

『長く保有したもの、保有が短かったもの』

 

でもいい。

 

マイナストレードとプラストレードを

分けずに分類してみてもいい。

 

そういうことをやっていると

勝ちやすい状況、負けやすい

状況っていうのが見えるようになる。

 

じゃんけん大会のその後・・・

 

大会関係者:

「このじゃんけんロボットですけど

 次の勝負から設定を変えましょうね」

 

大会関係者:

「次からは、グーを多く出す

 設定で勝負させましょう」

 

大会関係者:

「ピピピッと。 よし、これで

 設定が変わった。」

 

大会関係者:

「はい、次の方どうぞー」

 

そこには、満面の笑顔でステージに

立つAさんの姿が・・・

 

FX、雇用統計の戦略

「雇用統計の時はFXではどんな

 トレードをすればいいのですか?」

 

と、時々ご質問頂くことがある。

 

雇用統計というのはアメリカの

重要な経済指標の一つ。

 

世界中の注目を集める指標だから

売り買いの攻防も激しくなり、ふつうの

相場では考えられない動きをすることもある。

 

10pipsや20pipsの動きはもちろん

過去には、100pips(1円)以上の

値動きが一瞬にして起きたこともある。

 

なんとも恐ろしい(?)指標だ。

 

こんな時に鼻歌交じりで気軽に

トレードしようものなら・・・

 

一瞬のうちに多額のマイナスを抱え、

現実を直視できず画面を見つめたまま

クリックすらできない硬直状態に

おちいってしまうことさえある。

 

もちろん、運が良ければ今までには

見たこともないような大きな利益を

手に入れることができる。

 

しかし、雇用統計でのトレードは

ギャンブル要素が強い傾向がある。

 

『雇用統計の日(時間帯)は

 トレードはお休み』

 

そんなルールを持っているトレーダーは

たくさんいる。

 

普段よりもスベリが発生しやすくなるし

スプレッドも広がるから、不利な状況に

なりやすい。

 

スベリとは、望んだ価格で約定できないこと。

スプレッドとは、売値と買値の価格差のこと。

 

「どーしても雇用統計でトレードしたい!」

 

ということなら、少額でトレードして

雇用統計トレードを何度も経験

してみるのがいい。

 

FXでエントリーの上か下かを決めるには

FXでエントリーの上か下かを

決めるにはまず最初に日足を見る。

 

デイトレであっても日足を見る。
ここは大切なポイントだ。

 

日足で強い流れが確認できれば
その方向にトレードするだけで
利益になりやすいからだ。

 

日足での強い流れを知らずに
逆らってトレードしてしまうと
損切りの連続になりやすい。

 

損切りの連続を避けるためにも
日足は常にチェックするのがいい。

 

「日足は上昇トレンド中か」

 

「スグに買いを入れるより
 価格が下がって押し目が
 できてから買おうかな」

 

上昇トレンド中の押し目を買う

 

トレードの王道だ。

 

カンタンそうに感じる手法だが
実際に判断するとなるとムズカシイ。

 

「価格が下がって買いを入れたら
 そのままドンドン下がって
 損してしまわないだろうか?」

 

「少しも押さずにドンドン上昇
 していって、買うタイミングを
 逃してしまわないかな?」

 

マウスを手に持ったまま固まって
結局何もできなかった

 

なーんてこともありうる。

 

だから、買うのか売るのかの根拠を
なるべく細かい部分まで把握して
自信を持ってトレードできるように
しておく。

 

日足が上昇トレンド中の時に

 

・押し目を待ったほうがいいのか

 

・売りを考えたほうがいいのか

 

・売りも買いもやらないほうが
 安全なのか

 

これらを見極めるためには
テクニカル分析でチャートを
しっかり分析すればいい。

 

・日足以外の足の状態はどうなっているか。

 

・これから動きやすそうな形になって
 いるだろうか。

 

・チャートを見ているほかの大勢が
 意識しそうな節目の価格帯が近づいて
 いないだろうか。

 

・価格の伸び具合、勢いなどは以前と
 比べて強くなっているだろうか。
などなど。

 

チャート分析はテクニカル指標を
使うのが一般的だ。

 

テクニカル指標とはこういったもの

 

ボリンジャーバンド、MACD、
ストキャスティクス、移動平均線
一目均衡表、ピボット、RSI、RCIなど

 

これ以外にもたくさんある。

 

これらのテクニカル指標の中から
1個~数個を選んで使う。

 

テクニカル指標は基準だから、
1度選んだら、それを使い続ける
ことが大切だ。

 

いつも同じ基準で判断すれば、
分析力が安定する。

 

ボリンジャーバンドで分析
する場合はこんな感じ

 

「価格が+2σを越えたら上昇
 し過ぎだから売りを考えよう」

 

「価格が+2σでバンドの幅が
 広がってボラティリティが急上昇

 しているからそのまま買おう」

 

ボリンジャーバンドを見て
逆張りをするのか、順張りを
するかの売買戦略を立てる。

 

買うか売るかはそれぞれの時間足を
見ることと、テクニカル指標を見る
ことで判断する。

 

それぞれの時間足というのは


・日足と4時間足と1時間足、

・4時間足と1時間足と5分足

 

といった組み合わせだ。

 

それぞれの時間足ごとに
テクニカル指標で分析し
最終的な売買の判断をする。

 

パターンによっては早い段階で
売買判断が出来る場合がある。

 

どの足も上昇トレンド中で
どのテクニカルも強い上昇を
示しているときだ。

 

アベノミクス相場だった頃の
ドル円があてはまる。

 

少し難しいパターンになると
早い段階ではなく、少し確認
してから判断したほうがいい。

 

そのほうがダマシを避けられるからだ。

 

少し難しいパターンというのは
日足は上昇トレンド中だけど
押し目を狙うよりも売りを
狙うべきパターンだったり

 

日足にトレンドが出ていなくて
方向性がよくわからないという
パターンの時だ。

 

この場合はタイミングがうまく
つかめないと、スグに損切りに
なってしまうことが多い。

 

分析に自信がない場合は
思い切ってトレードしない
ことも大切。

 

日足ではっきりとトレンドが
できている時だけトレード

すれば成績は安定する。

 

「日足でトレンドが出ていない時も
 しっかりトレードしたい」

 

ということであれば、真剣にガッツリ
テクニカル分析を学ぶことが必要だ。

 

もちろん、日足でトレンドが出ている
時であってもタイミングを間違えれば
損切りになる可能性は高くなる。

 

損切りを100%避ける方法はないが
相場の分析方法を確実に頭にインプットし
パターンを覚えることで最小限に抑える
ことはできる。

 

損失を最小限に抑え、トレンドに
乗る方法を脳にインプットするには
こちらをクリック

 

一番大切なのは、ひとつのやり方を決めて
徹底的にそれだけをやっていくこと。

 

そうすればある程度のレベルに達した時
目の前の霧が晴れていくかのように
最も難しいと思われていたことが
とてもシンプルなことに思えてくる。

 

「そこに到達したい!」という
強い気持ちを持てば、あなたは
その境地にたどり着くことができる。

 

ボリンジャーバンドを使って
真剣に相場分析を学びたいあなたに
オススメの分析方法はコチラ

 

FXは「儲かりそうではない」ポイントで儲ける。

「とても儲かりそうではない」と感じる

ポイントってどこ?

 

というご質問を頂いた。

 

前回記事

FXで「やってはいけない」をやるからお金を失う

 

「とても儲かりそうではない!」と

感じやすいポイント一覧

 

・上昇トレンド中の押し目で買うこと

・下降トレンド中の戻りで売ること

・レンジ上限で売ること

・レンジ下限で買うこと

・高値更新で買うこと

・安値更新で売ること

その他、トータルで利益が出るポイント全て

 

「とても儲かりそうではない」と感じる

ポイントは、「儲かる」ポイントと同じだ。

 

トレードを始めたばかりの頃は「儲かる

ポイント」を正しく感じられる。

 

しかし、ある経験をするにつれて

儲かるポイントを「とても儲かりそう

ではない」と感じるようになってしまう。

 

初心者トレーダーにブレイクトレード

手法を教えたとする。

 

※ブレイクトレード手法とは、高値を

 越えたら買い、安値を下げたら売る

 手法。大きな利幅を狙えるが、勝率が低い。

 

初心者トレーダーは知識ゼロで、

怖いもの知らずだから、高値を越えたら

スグに買い、安値を下げたらスグに売り

を入れることができる。

 

「やったー!高値更新で買いを

 入れたら利益になった!」

 

「やったー!安値更新で売りを

 入れたら利益になった!」

 

最初に良い経験ができたら、

それ以降も高値更新で買い、

安値更新で売りができる。

 

しかし、ブレイクトレードは勝率の低い

手法だから、初心者トレーダーはスグ

損切に遭遇することとなる。

 

1、2度の損切なら「まぁ、そんなことも

あるかもね」と、気にしないかもしれない。

 

しかし、3回、4回、あるいは10回連続

損切になってしまったらどうだろうか。

 

「そんなこともあるか」とは考えられなくなる。

 

「このトレード手法は使えない手法

 なのではないだろうか?」

 

「もう少しよく確認してから、エントリー

 したほうがいいかもしれないな」

 

確認に確認を重ねて、値がぶっ飛んで

いった後にようやく「よし、確認したから

エントリーしよう!」となる。

 

優位性のあったブレイクトレード手法が、

負けるトレード手法へ転落した瞬間だ。

 

「とても儲かりそうではない」ポイントで

エントリーできていたのに、それが

できなくなったということ。

 

「100%利益になる、儲かるポイントが

必ずあるはず!」と考えてしまう。

 

「儲かるポイント」というのは

「儲からないポイントと同じ」

というのが理解できない状態だ。

 

でも、経験を積むうちに「儲かるポイント」

を正しく認識できるようになる。

 

正しく認識できるようになるためには

最初は「儲からないだろうな」と感じる

ポイントで入るのが一番手っ取り早い。

 

「儲かる時もあるし、儲からない時も

 ある。でもトータルでは利益になるな」

 

トレード記録と、その時に感じていた

感情を照らし合わせれば、「とても儲かり

そうではないと感じてしまうけど、エントリー

すべきポイント」は、スグわかる。

 

感情だけを見てしまうと混乱するから

必ずトレード記録と一緒に確認することが

大切だ。

 

正しいトレード経験を積んでいけば、

「儲からないだろうな」というポイントが

「ここはエントリーすべき儲かるポイントだ」

と感じられるようになってくる。

 

FXで「やってはいけない」をやるからお金を失う

FXで利益が上げられない一番の

原因は、感情でトレードしていること。

 

「利益確定のサインが出ているけど

 もっと保有していたい。もっと利益が

 伸びるかもしれない」

 

「損切する必要があるけど、もしかすると

 反転して利益の方向に動くかもしれない

 から、損切をガマンしておこうかな」

 

「方向性はよくわからないけど、トレード

 しなければならないような気がする。

 ここから反転しそうな感じだから、

 とりあえずエントリーしておこう」

 

こんなふうに感情でトレードした

としても、利益になることがある。

 

「ほら、保有していたからとても大きな

 利益になった。サインに従っていたら

 小さな利益で終わっていた。」

 

「サイン通りに損切しなくて良かった。

 損が利益になってくれた!」

 

「とりあえずエントリーしといて良かった!

 利益になった!」

 

『利益になったなら、いいじゃん!』

 

この考えが、トレードで利益を上げられない

一番の大きな原因。

 

『利益になったなら、いいじゃん!』

という考えは間違っている。

 

トレード初心者には理解しづらい考え方だ。

 

トレード経験が長くても、理解できない

人もたくさんいる。

 

なぜ感情でトレードしてはいけないのか

というと、トレードは人と人との取引だから。

 

損をあなたに押し付けるために

相手が動いているから。

 

「儲かりそうだ」と錯覚させて、あなたに

損を押し付ける必要がある。

 

感情でトレードすると、そのワナに

引っかかりやすくなる。

 

「とても儲かりそうではない」という

ポイントで出たり入ったりするには、

感情ではなく、冷静な思考で判断

するしかない。

 

「とても儲かりそうではない」と

感じるポイントでエントリーする

 

「もっと儲かりそうだ」と感じる

ポイントでエグジット(決済)する。

 

通常の思考では不可能だ。

 

だから、修行をする。

 

「とても儲かりそうではなさそうだ」

そう感じてもサイン通りにエントリー

できているか?

 

「もっと儲かりそうだ」と感じても

サイン通りにエグジット(決済)

できているか?

 

これだけに意識を向ける。

 

・利益になったか?

・損になったか?

 

単にこれだけに目を向けてしまうと

修行にならない。

 

そうなると「どれだけトレードしても

ちっとも進歩してない」と感じてしまう。

 

・ルール通りにトレードできたか?

・規律を守ったか?

 

これだけに目を向ければ、利益は

自然と手に入る。

 

しかし、感情を逆なでするやり方だから

とってもやりにくい。

 

この記事の補足記事はコチラ↓

FXは「儲かりそうではないポイント」で儲ける

 

FX初心者に必要な検証項目、トレード記録項目

「あやなさん、ずっとトレードしてるのに

 全然勝てないんです・・・ うぇーん(泣)

 僕のトレードの一体何が悪いんでしょうか?」

 

と相談されたから、こう答えた

 

「じゃぁ、トレード記録を見せてください。

 検証のやり方をお伝えしますから」

 

するとこんな返事が来た。

 

「トレード記録、取ってないので

 提出できません・・・」

 

私は

 

「はぁ!?トレード記録取らずにどうやって

 検証するんか!?今までのトレード全部

 どこで売買したか今スグチェックしろ!」

 

と、書いて送ろうと思ったが踏みとどまり、

思い直して女性らしくやさしい口調で

書き直してこんなメールを送った。

 

『○さんがどんなトレードをしているのか

 細かい部分までしっかり見れば、必ず

 問題点がわかります。

 

 例えば、損切幅に対して利益幅が

 圧倒的に少ないトレードが多いとか

 

 エントリー回数が異常に多すぎるとか

 

 エントリーすべきポイントを見過ごして

 遅くなってエントリーしている可能性が

 高そうだとか

 

 方向性が定まっていないうちから

 ムダなエントリーをしているとか

 

 そういったことです。

 

 ○さんがどんなトレードをしているか

 しっかり見て、問題点をひとつづつ

 解決していけば、必ず利益が出せる

 トレーダーになることができます。

 

 でも、記録をつけていなければ、

 いつまでたっても問題点がわからず、

 ○さんに悪いクセがつき、同じ間違いを

 し続けることになってしまいます。

 

 そうなってしまうと、ただただ資産が

 減り続けるトレードを永遠繰り返す

 人生が待っているだけです。

 

 今からでも遅くはありませんので、

 これまでのトレードを可能な限り

 過去までさかのぼってチェックした

 ものを送ってください。

 

 どこでエントリーして、エグジット

 (決済)したか、だけでいいです。

 

 まずは一歩を踏み出しましょう!

 

 ○さんの記録を待っていますね。』

 

「トレード記録取らずにトレードで利益を

 上げようと思う奴の気が知れん!!」

 

と思う私であったが、トレード初心者だった

頃の私もまた、トレード記録なんか取った

ことのないトレーダーだった。

 

「とにかくトレードさえしてりゃ、

 そのうちうまくなるだろう」

 

そんな風に思っていた。

 

しかし、トレードしまくっても利益を

上げられるようにならない。

 

目の前でお金がドンドン減っていくのを

目の当たりにしてようやく、トレード記録を

とり、検証することを真剣に考え始めたのだ。

 

検証するために必要な記録項目は

こういったものだ

 

・トレードした日時

・取引した通貨

・取引した枚数

・エントリーポイントと理由

・エグジット(決済)ポイントと理由

・トレードした時の気持ち

・トレード結果

 

エクセルやワードに項目を作って

チャート画像とともに保存する。

 

あるいはチャート画像を印刷して

その中に直接書き込んでもいい。

 

データはパソコン内に保存することも

できるが、印刷していつでもスグ

見れるようにしておく方がいい。

 

手元にあったほうが、集計したり、

見直すときに便利だからだ。

 

最初は、記録をとる習慣をつけるために

必要最小限の項目だけにしておくといい。

 

上に挙げた項目以外にも必要だなと

考えるものがあれば足していくといい。

 

あなただけのトレード記録が出来上がる。

 

自動売買・シグナルでカンタンに利益を出す!

「トップトレーダーのトレードを

 そっくりそのままマネすれば

 私でもカンタンにお金を稼げる!」

 

素晴らしいアイデアだった。

 

自動売買でトレードしさえすれば

自分の頭でムズカシイことを考えず

自動的にお金が増えるなんて、

こんなラクなものはない。

 

私は毎日現金を引き出し、旅行や

欲しかった服、贅沢な食事をすればいい。

 

「あんただけラクにお金を稼いで

 ぜいたくに暮らしているなんて!」

 

欲望の眼差しを一身に受けられるだろう。

 

そうなったらきっと気持ちがいいだろう!

 

私にぬかりはなかった。

事前調査は怠らない。

 

「自動売買とはいえ、しっかり稼いでいる

 トレーダーを探なければな。」

 

どんなトレードをしているか、きちんと

公開されていなければ話にならない。

 

しばらく調査したあと、50万円を

ひと月で500万円に増やした

トレーダーを探すことに成功した。

 

半年間負けなしのトレーダーだ。

 

プロトレーダーのサインを受け、さっそく

自動売買トレードを始めることにした。

 

にやけながら口座に資金をぶっ込む。

 

「資金は100万円入れよう。

 1日10万円稼げるかな?」

 

稼げるプロトレーダーのトレードを

そっくりそのままマネするトレードが

始まった。

 

私は自動的に売買しているシステムを

1日に1度、画面をチェックするだけ。

 

寝てる間に現金収入があるなんて!

 

「1ヶ月後には100万円が200万円

 に膨らんでいるだろう」

 

「スゴ腕トレーダーだから、500万、

 1000万にもなるかもしれない。」

 

「そこまで欲張るのはいけないな。

 2~300万円でガマンしておくか。」

 

そんなことを考えていた。

(ような気がする)

 

1ヶ月で資金を数倍にも増加させた

トレーダーだったが、なぜか私が

資金を入れたとたんに成績が停滞

 

「まぁ、プロでも成績がわるい時期は

 あるだろう。ここは様子見だ」

 

口座残高は90万円

 

お金が増えることだけを考えていた。

 

「まだ待っていれば大丈夫だ」

 

「そのうちドーンと20万プラス、30万

 プラスが出てくるだろう」

 

怒涛(どとう)の反撃は突如始まった!

1日に5万、10万の動きが出始めたのだ。

 

だが、利益ではなく損失の額だったが・・・

 

「これは、どうしたらいいのだろう。

 自動売買を止めるべきか?」

 

しかし、ひと月で50万円を500万円に

させた実績のあるトレーダーを信じたかった。

 

「彼ならきっとここから反撃してくるはず。

 今止めたらこれまでの損がムダになる。

 まだ大丈夫だ。」

 

「それに、自動売買を止めた途端に

 稼ぎ出すかもしれない。そうなったら

 くやしいから、ここはまだまだ続行だ!」

 

・・・1ヶ月後、

私の資金が底を着き、やむなく

自動売買を停止させた。

 

それからしばらくして、自動売買の

会社はなくなっていた。

 

私は不幸な出来事に遭遇して

しまったのだろうか?

 

自動売買の会社にダマされて

いたのだろうか?

 

今となってはどうでもいいことだ。

 

「相場って、プロトレーダーでも

 継続して利益を上げることが

 難しい世界なんだな」

 

「カンタンにお金が湧き出てくる、

 夢物語を追いかけるのはやめよう」

 

真剣に相場と向き合うきっかけに

なった経験だった。

 

もし、この自動売買で月に数百万

稼ぐことができていたら、私は今

どうなっていただろうか。

 

多分「もっと大きく稼ごう」と資金の

大半をつぎ込み、そのほとんどを失う

ということを繰り返していただろう。

 

そして、稼げないまま徐々に資金を

減らしていくか、勝ったり負けたりを

繰り返して、以前と変わらぬ苦しい

生活を続けていただろう。

 

トレードの知識も技術もない素人が

自動売買でカンタンに稼げるなら、私や

あなたの周りはみんな金持ちのはずだから。

 

プロトレーダー並の知識と技術が

身についていれば、自動売買も

有効な手段となる。

 

トレード成長スピードを早くする方法

成長スピードがのろのろになってしまう

行動パターンがある。

 

・情報収集ばかりしている

・他人の行動が気になって仕方がない

 

この行動から抜けられなくなっている場合だ。

 

「〇さんはピボットを使っているらしいから

 ピボットの方が利益を上げやすいのかな?」

 

「〇さんはローソク足とラインだけで

 トレードするらしい。ライントレード

 が一番いいのかな?」

 

「CCIという指標が使えるらしい。」

 

そんなことばかり考えていて

全く手を動かすことができなくなる。

 

ゴルフで言うなら「どのドライバーが

一番まっすぐ遠くまで飛ぶのかな?」と

一生懸命お店めぐりをしているようなものだ。

 

「自分はどんなフォームでスイング

 してるかな?」

 

「自分のヘッドスピードは速いかな?」

 

そう考えたほうがはるかに

成長スピードは早くなる。

 

「自分はどんなトレードをしているかな?」

 

「ルール通りにトレードできているかな?」

 

「損切になる時に共通するポイントは

 何だろう?」

 

そういうことに意識を向けると

トレードの成長スピードがグンと早くなる。

 

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カテゴリ:FX初心者向け  [コメント:2]

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