真っ白なキャンバスでFXを攻略

あやなです、

 

企業をコンサルして千万単位の
報酬をとる人から直接指導を
受けたことがある・・・

 

その中で興味深いと感じた話があった。

 

「何かを学ぶとき、あなたは
 真っ白なキャンバスです」

 

先入観や偏見を持って何かを学んでは
ダメってことだったんだが

 

そんなの当たり前だろう。

 

サラっと聞き流しかけたとき
ふと昔の自分を思いだした。

 

先生のFXトレードビデオ動画を
見ていたときのことなんだが
その時先生はビビリ決済でたった
20pipsだけ獲得。

 

私も同じ時刻、同じ通貨をトレードしていたが
私は50pips以上獲得していた。

 

「先生は私よりトレードが下手だな。
 こんな相場でビビるなんて。」

 

『先生は小心者でトレードはあまり
 うまくないのかもしれない。』

 

それからしばらくはそういう目で
先生を見て学んでいた。

 

「私の方が獲得幅は大きく取れている。」

 

「もしかすると私はトレードの天才
 かもしれない。」

 

トレードを始めて2カ月も経たない頃
だったが、そんな風に思っていた。

 

それからもトレードビデオ動画で
学ぶ日が続いたが、見ていると
イライラすることがよくあった。

 

「先生はなぜそこまで慎重にトレード
 しているんだろう?」

 

「私ならそんなにビビらないし
 もっと大胆にトレードするのに」

 

もう、学ぶ必要がなくなったのかもと
思わずにはいられなかった。

 

それからしばらくして私に異変が起きた。

 

トレードして利益確定できる機会が
全くなくなってしまったのだ。

 

トレードすればするほど損失が
膨らみ続ける。

 

最終的にそれまで得ていた利益を
全て失い成績はマイナスへ転落。

 

「あれだけ稼いでいたのにあっという間に
 利益がなくなったのはなぜ?」

 

不思議でたまらなかった。

 

「こんな相場なら先生もきっと
 マイナス続きだろうな」

 

そう思って先生のトレードビデオ
動画をチェックする。

 

しかし、先生は相変わらず利益を
上げ続けていた・・・

 

しかも20pips程度ではなく
50pips、たまには100pips
以上の幅を獲得していた。

 

「なぜこんな相場でも負けずに
 さらに獲得幅も増やせるの?」

 

不思議でたまらなかった。

 

そうなってからようやく『もっと
真剣に先生の話を聞かなきゃダメだ』
っていう気持ちになった。

 

初心に戻って学んだ結果、
わかったことがあった。

 

『慎重にトレードしなきゃならない
 相場と大胆にトレードしていい
 相場の見分けがついていなかった』

 

私の場合はたまたま勝てていた
だけだったのに自分の実力と
勘違いしていた。

 

先生より多少いいトレードができた
だけで有頂天になり「先生より
優れたトレーダーかも」と天狗に
なってしまったんだ。

 

だからなぜ先生が慎重にトレード
しているのか深く考えもせず
逆に先生をバカにするかのような
態度で学んでしまったわけだ。

 

その結果トレードスキルが向上せず
相場の変化についていくことも
できなくなり、うまくいかなくなった。

 

なぜこんな恐ろしい態度を
してしまったのか?

 

私が大バカ野郎だからに

他ならないからなわけだが・・・

 

真っ白なキャンバスどころか
真っ黒なキャンバスで何かを
学ぼうとしていたってこと。

 

「何かを学ぶとき、あなたは
 真っ白なキャンバスです」

 

そんなことわざわざ言われなくても・・・
と一瞬感じた私がいたが実際に
実行するのは意外とムズカシイの
かもしれないなと思った。

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

メールアドレス

URL

コメント

ページの先頭へ