複数時間軸、MTF(マルチタイムフレーム)が理解しづらい

MTF(マルチタイムフレーム)

あなたはこの言葉を

聞いたことがあるだろうか。

 

MTF(マルチタイムフレーム)とは、

複数時間軸を使って

相場状況を把握することだ。いくつかの時計の画像

 

たとえば、

4時間足と1時間足と15分足などといった

複数の時間軸を同時に比較することによって

相場の流れを読み取るということ。

 

MTF(マルチタイムフレーム)分析をすれば

あなたのトレードが

 

・順張り

・逆張り

 

このどちらなのかがわかる。

 

そして

 

・レンジ

・ブレイク

・カウンターなど

 

どの手法をとっているのかを

確認することができる。

 

だから、

『ガッツリ利を伸ばすほうがいいのか』

『さくっと利を確定させたほうがいいのか』

これを判断する場合に大いに役立つ。

 

ところで、このMTF(マルチタイムフレーム)だが

※以下、複数時間軸と表現

『理解するのが難しいんです』

というお悩みをよく聞く。

 

確かに、私も最初は

複数時間軸の有効性を知りながらも

なかなか理解することができなかった。

 

『何がそんなに難しかったのだろう』

と、考えてみた。

 

すると

『結果が一貫していないから』

そんな考えが頭に浮かんだ。

 

どういうことかというと

 

たとえば、日足レベルで

『前回高値』という抵抗線があったとする。

 

そうすると、『日足レベルの前回高値』は

それ以下の時間軸では

大きな抵抗ポイントということになる。

 

つまり、『日足レベルの前回高値』ポイントに

レートがたどり着いた場合は

 

・反転するか

・もみ合うか

・そのまま突っ切るか

 

これらを判断するための

大きなポイントになる。

 

しかし、ここで混乱するわけだ。

 

単純に

・反転する

だけなら、それだけを意識して

『日足レベルの前回高値』を

見ていればいいのだが

 

・もみ合う

・そのまま突っ切る

 

この場合もあるということ。

 

そうなってしまうと

『日足レベルの前回高値』を

どう意識していいのかわからなくなってしまう。

 

 

もう少し理解しやすいように例を出してみよう。

 

とある女性とデートした時に

ラーメン屋さんに連れて行ったとする。

 

彼女は

「うわぁ ここのラーメン屋さん、

すっごく美味しい!」

と非常に喜んでくれた。

 

そこで、次のデートの時も

喜んでもらえるだろうと思って

同じラーメン屋さんに連れて行った。

 

しかし、

「えーっ またここなの?

違うものが食べたかったー」

と文句を言われてしまった。

 

「前回は喜んでくれたお店なのに

なぜ今回は喜んでくれないのか?」

あなたはそう悩んでしまう。

 

そんな感じだ。

 

・・・う~ん、あまりわかりやすい例では

なかったかもしれないが

 

とにかく、

『いつも同じ反応をしてくれない』

という部分が、

理解しづらい原因ということだ。

 

だから、

『こう動く可能性が高いだろうな』

そんなパターンをまずは想像してみること。

 

それが想像できたら

その動きになった時にトレードすればいい。

 

想像できなかったり

想像した動きにならなかった時は

トレードしてはいけない時なんだと

判断すればいい。

 

そうやって少しづつ体で覚える。

 

パターンを少しづつ頭に入れていく

これが一番の近道だ。

 

 

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コメントは2件です

  1. wien より:

    抜けたら、その抜けたと判断できる根拠を確認し、
    それについて行くシナリオ、反発したらそれの
    根拠とそれについていくシナリオをあらかじめ
    想定し、合わせる。

    シナリオも波形等で具体的に決めておく。

    こんな風に考えていますが、いかがでしょうか?

    • 管理人 より:

      wienさん

      私もそんな感じでシナリオを作っています。

      否定される方向がなければどちらも狙う感じです。

       

      慣れないうちは、売りも買いも同時に狙うと

      迷ったり、思わずドテンをしてムダな損切りを

      してしまったり、トレードが崩れることが多かったです。

       

      なので、慣れるまでは、より可能性の高そうな

      売りか買いかどちらか一方だけを狙うようにしていました。

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