FXのトレードルールって何?

「トレードをするならまずは明確な

 トレードルールを持てというけど

 具体的にどんなルール?」

 

トレードルールというのはいわゆる

『トレード手法』のこと。

 

・ポジションを持つ基準は何?

 

・エントリータイミングを決める目安は何?

 

・「利益が出ている!」利益確定はいつする?

 

・「含み損になってる!」損切はどこでする?

 

いつでも同じような判断をするために

トレード手法があればいいってこと。

 

もし明確なトレード手法がなかったら

含み損が出ても「もう少しだけガマンして

持っておこうかな」とつい甘い判断を

してしまったりする。

 

「含み損をガマンして持っておく」

っていう甘い判断で利益が出続ければ

それに越したことはない。

 

が、そんなに甘い世界ではない

っていうのは残念ながら

スグにわかってくる。

 

ある日突然、急激な急上昇あるいは

急激な急降下を経験するだろう。

 

「あっ」と思った時はもう遅い。

一瞬にして全資産を失うほどの

損失が出てしまったりする。

 

まぁ、今はレバレッジ25倍で規制されて

いるから、以前よりかは損失をある程度

抑えることができるかもしれない。

 

だとしてもトレードルールを持たずに

むやみやたらに週をまたいでポジションを

持ったりするなら、やはり全資金を失う

危険は存在する。

 

利益がのった時も要注意だ。

 

「わーい、少し利益がのったから

 コツコツ決済していこうっと!」

 

明確なトレード手法を持っていないと

ついつい小さな利益で終了させてしまう。

 

小さな利益ばかりで決済していたら

たまに大きく動いてもその流れには乗れない。

 

「あーあ、ガマンして持っていれば

 いつもの10倍利益が出ていたのに」

 

せっかくのチャンスをみすみす

逃してしまうことにもなる。

 

大きな流れに乗る明確なルールさえ

持っていれば大きな利益も手にできたのに。

 

・ポジションを持つ基準は何?

 

・エントリータイミングを決める目安は何?

 

・「利益が出ている!」利益確定はいつする?

 

・「含み損になってる!」損切はどこでする?

 

これらの質問にはっきりと答えられないなら

トレードすればするほど損失になる

可能性が非常に高い。

 

あなたはこの質問に

スグ答えられただろうか?

 

トレード手法の紹介:

たった一本の線を使ったテクニカル分析

FXルールの作り方。初心者用

トレードで難しいのは「決定する」ということ。

 

利益はもっと伸ばしたい。確定したくない。

乗っている利益が少なくなるのはイヤ。

損切するのはイヤ。

 

全てやりたくないことだが

これら全てをやることで利益が残る。

 

初心者のうちはどうルール設定すれば

いいのか悩む。

 

具体的なルールの作り方。

 

損切位置を決定する。

 

テクニカル指標やトレンドラインを見て

混乱する場合はローソク足を基準に

するといい。

 

テクニカル指標やトレンドラインは、

全てローソク足から派生したもの。

 

結果的にはほぼ同じポイントに

損切位置を置くことになる。

 

例)

・エントリーを決める足の前回、あるいは

 現在のもみ合い下限を損切位置にする。

 

利益確定位置を決定する。

 

利益目標はもみ合って反転する

可能性が高いポイントを探せばいい。

 

例)エントリーを決める足よりも

  大きい足で抵抗線を見つけ

  そのポイントを利益目標に定める。

 

例)エントリーする足の前回安値・高値を

  利益目標にする。

 

例)エントリーした足よりも小さな足で

  もみ合ったポイントの下に置く。

  という作業をして損切位置を小さく

  していく。

 (トレイリングストップと呼ばれる)  

 

利益確保のための補助的な

ルールを決定する。

 

・エントリーした後の時間制限を決める。

例)○分保有後、利益であろうと

  損切であろうと決済する

 

損切位置と利益目標が決定したら

損<利の設定になっているかを

確認する。

 

損<利が見込めない時はトレードしない。

 

全て紙に書き出してルールとして

チェックできるようにパソコンの

横に貼っておく。

 

これでOK。

頑張ってやってみよう!

 

最初は少し窮屈に感じるが、ルール通りに

トレードすることを体にしみこませる。

 

記録がたくさんできたら、見直してみる。

 

明らかにおかしなルールを発見すれば

修正する。

 

明らかにおかしなルールでなければ

そのまま続行すればいい。

 

何がおかしなルールかというのは

記録をチェックすればわかる。

 

例)損切幅が大きすぎる・小さすぎる

  利益目標が大きすぎる・小さすぎる など

 

参考にした書籍はコチラ

 

パチンコで月に10万円稼いでいた。

「毎日3,000円分、負けたら終了

勝ったら連チャンが終わるまで

これで月10万稼いでいたよ。」

 

私の知り合いは以前、月に10万円ほど

パチンコで収入を得ていたようだ。

 

彼の話によると・・・

「しばらく様子を見た結果、出る時間帯は18:30~

全体的に出ていなかったらその日はやらないね。」

 

「出てる島、出てない島は大体わかるから

出てる島を狙うんだよ。」

 

※島とはパチンコ台が集合している列のこと

 

たったこれだけのルールだったらしい。

 

パチンコでお金を減らす人が多い中

彼が利益を上げられたのは、

ルール通りに行動したからだろう。

 

残念ながら、最近ではこのやり方は通用しないらしい。

パチンコブームも去ったということなのだろうか。

それとも、この手法が通用しなくなったのだろうか。

それは、わからない。

 

その彼が最近FXを教えてくれと訪ねてきた。

 

チャートの見方もなぁんにも知らないようだが

トレーダーとしての考え方は既に身につけて

いるかもしれないと思っている。

 

「損:利益=1:2の設定で、デモトレードか

最小単位でトレードしてみたらいいんじゃないか?

まずはやり方を覚えてみるといいよ」

と伝えている。

 

パチンコで鍛えた行動がトレードにも生かせるだろうか?

そうであれば、利益を挙げられるようになるまでは早いだろう。

 

また何か進展があれば、あなたにもお知らせしようと思う。

 

追記

彼が「パチンコで月10万円稼いでいた」というのは事実です。

 

この記事で注目して頂きたいのは

「決めたルールをきっちり守れたのか?そうでないのか?」

という部分です。

 

どんなにやりたくても、「もう少しで出るかもしれない!」

そう思ったとしても、決めた損失ルールで必ずやめる。

 

どんなにやりたくても「やり続ければもっと出るかもしれない!」

そう思ったとしても、決めた利益確定ルールで必ずやめる。

 

こんな行動ができる彼はトレーダーとして必要な

「規律を守ることができる」というスキルを身に付けられています。

 

このスキルを身に付けるのがどれほど大変なことか、

トレードを勉強されているあなたにはよくわかると思います。

 

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カテゴリ:雑記  [コメント:14]

ルールの大切さをゲームで学ぶ

FXにしろ、何にしろ、賭け事というのは

「感情で動くと負ける」

という共通点がある。

 

以前、暇な時にこんなゲームをしていた。

ガバナーオブポーカー 

(しばらく待っていたら出てくる緑色のプレイボタンで

 ウェブ上で無料で遊ぶことができる)

 

てきとーに遊ぶのと

ルールを作ってやるのとでは

結果が全然違うということを知るのに役立った。

 

そしてこんなことも学んだ。

感情で参加すると負ける。

 

一気に賭けると一気に勝つこともあるが

破産する方が多い。

 

勝つパターンとしては、一気に勝つよりも

じわじわ勝つ、負けないようにする方が大事。

 

有利な手ならばビビってはいけない

 

 

ちなみに、その時作ったマイルールはコレ

 

『手持ちの札が有利な時以外は絶対に賭けない』

『自分が有利だと思う場面以外は降りる』

『自分のカードが良い手ならばビビって降りてはいけない』

 

このくらいの簡単なルールでもかなり有効だった。

 

ルールの大切さは、こんなゲームでも

実感できるんだなぁとその時思った。

 

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トレードルールを変更するときは確率で考えると良い

「スグに損切に引っ掛かってしまうから

次からは損切位置をもう少し広めにとってみよう」

 

損切位置をちょっと調整してみようかな

 

こんなふうに

トレードを改良しようと思うことがあるだろう。

 

トレードを改良しようとすることはいいことだ。

しかし、トレードルールを変更するときは

慎重になる必要がある。

 

 

たとえば、こんなことを

ついやってしまってはいないだろうか。

 

「前回はヒゲで損切になった。

ヒゲで損切にならなければ利益になっていたトレードだった。

だから、次回からはヒゲで損切にならないように

損切位置を調整して広くしてみよう」

 

これは、一見トレードを改良しているように見えるが

実は、その場しのぎのルール変更でしかない。

 

なぜなら、前回のトレードしか見ていないからだ。

 

 

例えば勝率が90%のトレードルールがあるとする。

勝率が90%あったとしても必ず負けトレードは起こる。

 

もしかすると、勝率90%のトレードを始めた最初のトレード

負けトレードが発生するかもしれない。

 

最初のトレードで負けトレードだったからと

安易にトレードルールを変更してしまうと

それはもう検証された90%のトレードルールとは

全く別のものになってしまう。

 

全く別のトレードルールでトレードしようとするならば

また検証して、有効かどうかを見なくてはならない。

 

つまり、勝率90%のトレードルールを確立させていたのに

最初のトレードが負けトレードだったというだけで

せっかく確立させた勝率90%のトレードを

実行もせずに捨ててしまうということになるのだ。

 

だから

たった1回、あるいは2、3回のトレードだけで

トレードルールを変更してはいけない。

 

最低でも20回のトレードを振り返った上で

変更するかどうか決めなければいけない。

 

 

それから、勝率を追い求めるのは悪いことではないが

勝率にこだわりすぎてはいけない。

 

勝率にこだわるよりも

利益をさらに伸ばせないだろうかと考えたほうが

トレードはうまくいく。
 

 

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