「こんなにチャートが大きく動いているのに
取り逃がすヘマはしたくない!」
「早く利益を手にしたい!相場の動きはいまいち
よくわからないけれど、ここでエントリーしてみようかな?」
私は、こんな無計画なトレードを一年以上続けてきた。
いわゆるポジポジ病というやつだ。
ポジポジ病というのは「ポジションを持っていないと
落ち着かない、思わずポジションをもってしまう」という、
トレーダーにとってやっかいなクセの一つだ。
私はこれを治すのに本当に苦労した。
振り返ってみると、100回以上も同じことを
繰り返していたようだ。
私がどうやってこのポジポジ病を治したのかというと
おかしなところでさんざんポジションを持って、
さんざん損切をして、ようやくそれが「バカな行為なんだ」
ということに心の底から気づくことができたからだ。
こんなゴリ押しなやり方でも治すことはできるが
実はもっと効果的なやり方でこのクセを治すことができる。
それは、「あなたがチャートを見た時にイラついたり
思わずトレードしてしまうのはなぜなのか」を知ればいい。
チャートをみてイラついたり、
思わずトレードしてしまうのは
値動きがあまりないチャートを見ると
「トレードできないことで利益を得るチャンスが
なくなってしまうんじゃないだろうか」
大きく動いた、動いているチャートを見ると
「取れていたかもしれないチャンスを
見逃してしまったんじゃないだろうか」
こんなふうに、あなたにとって不利益なものと
考えてしまうからだ。
だからこんなふうに考えずに、あなたにとって
良いように考えてみるといいわけだ。
たとえば、値動きがあまりないチャートであれば
「これまでのトレードを見直す時間にあてよう」
「トレードしなくていい自由な時間にしよう。」
と考える。
大きく動いている、動いたチャートであれば
「この動きを利益化させるにはどんな方法が
あるだろうか?本当にトレードしなければ
ならないチャートの動きだろうか?」
と考える。
実際、私がむやみやたらにトレードしなくなった結果
「ここは私が無理にトレードしなくてもいい動きだな」
と考えるようになり、見逃すことができるようになった。
チャートを見て思わずエントリーしたくなったり
なんだか悔しいような気分になった時は
・なぜ、そう思ってしまったのか
(チャンスを見逃した気になった、とか
おいて行かれる気分になった、とか
今週はどうしてもプラスにしたかった、とか)
というのを紙に書きだして
あなた自身の心の動きを確認しておくといい。
そうすれば、だんだんとポジポジ病が治ってくる。
さらに、「毎日トレードができる」と思い込んでしまうと
「トレードできない日」にぶち当たった時に大きな
ストレスを感じてしまう。
だから、「毎日はトレードできないんだな」
「もしかしたら、一週間トレードできない日が
出てくるかもしれないな」
というように、あなた自身を追い込まないように
前もってゆるい設定をしておくといい。
「なんだかポジポジ病が治せそうな気になった!」
と感じたならば、迷わず下をクリックしてください。
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タグ:ポジポジ病
カテゴリ:治らなくて悩むよね。ポジポジ病 [コメント:0]
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