例えば、毎日あなたのお嫁さんが
あなたのためにお弁当を作ってくれているとする。
お弁当を作ってくれたときは、いつも
お弁当箱を玄関まで持って見送ってくれたり
忙しい時は玄関口に置いてくれているとする。
だから、あなたがお弁当を持っていくのを
忘れることはほとんどない。
ところが、その日はお嫁さんはとても忙しくて、
玄関まで見送ったり、玄関口にお弁当を置いておく
という行動をしてくれなかった。
お弁当は作ってあったけれど、台所に置きっぱなしだった。
あなたもその日は遅刻しそうだったから急いで家を出た。
お弁当のことなんてすっかり忘れていた。
会社について仕事をし、お昼休みになって
「さぁ!弁当弁当!腹減ったー」
と思いながら弁当を探す。
そしてその時にようやく
「あっ 弁当持ってくるの忘れた!」
と気が付く。
この瞬間、あなたは一体どう考えるだろうか。
1 「あいつが俺に弁当を渡し忘れたからだ!
外に食べに行くのは面倒なのに、あいつめ!」
と、お嫁さんを責めるだろうか。
2 「俺がもっと注意していれば忘れなかったのにな
あいつがせっかく作ってくれたのに、悪かったな。
仕方ない、今日は外で食べよう」
と、自分自身を責めるだろうか。
さぁ、あなたはどっち?
2の答えを選べるようになれれば
トレードもグンと上達する。
全ての責任は全てあなた自身にある。
損切になるのも、全てあなたの責任。
「相場付が悪かったから」
「指標があったから」
「トレードのやり方を知らなかったから」
あなたの外側に原因を探してしまうと
永遠に出口にたどり着くことはできない。
あなたの内側だけを見ていれば
「トレードはこんなにもシンプルなものだったのか!」
と気づく。
当然のことだけど、勘違いされては困るので言っておこう。
テクニカル分析などの知識、トレード技術は、
こういった考え方とは別に身に付ける必要がある。
自己責任とは責めを負うことではないように思いますので 答えは③
匿名さん
たしかに「自分自身を責める」というのは別の
違った表現の方がわかりやすかったかもしれませんね。
「起きたことは全部自分自身の責任」と考えると
トレードを学ぶ時もより早く成長できると思います。
追伸
ちょっと言葉を調べましたら、「責める」というのは
言葉で追い詰める、苦しめる、悩ますというのが主なようですね。
「自己責任」という意味で「自分を責める」という言葉をつかうと
違うことを言っていることになりますね。
勉強になりました^^
教えて頂いてありがとうございます。