「こんなに大きく相場が動いているのに・・・
私だけ利益が出せない!!!」
あなたはそんな状況に陥っていないだろうか。
「○○さんはドルをずっと持っていて、数百万儲かったらしい」
「どこどこの株を買っておいたら一千万になったらしい」
これだけ大きく株や相場が動くと
そんな話もちらほら聞くだろう。
あなた自身とその人を比較してしまうことも
あるかもしれない。
しかし、「自分だけ、相場で損をしている・・・」
そんな風に思わなくてよい。
たとえこれまでに負けていたとしても
ふつうは負けた話は他人に言わないだろうし
人間は、勝った時だけ周りにいいふらし
話を『盛る』ものだから。
この一方方向ともいえる相場で
偶然にも大きく利益を得たならば
あなただって周りに話したくなるだろうし
話を『盛る』だろう。
そんなものだ。
しかし、相場はそんなに簡単に
利益を上げられるものではない。
一瞬の『勝ち』はあっても。
もし、あなたがこの一方方向の相場で
うまく利益を出せなかったのならば
トレード手法に問題があるか
トレード手法を執行する技術に問題があるか
規律正しい行動がとれなかったか
そもそも、買っていいのか、売っていいのかの
判断基準を持っていないか
原因を追究する必要がある。
人をうらやむ前に、あなた自身の行動をじっくり振り返ること。
トレード検証を行うこと。
この先もずっとトレードで利益を出したいと思うならば
そうやって一歩ずつ進んでいけばよい。
一方方向の相場でうまく利益を出せたあなたへ
この相場で「なぜ利益が出せたのか?」
あなたは、この部分がはっきりとわかっているだろうか?
「よくわからないけれど、流れに乗っていたら 勝てた」
「損切せずに粘ったら 勝てた」
もし、そんな計画性のないトレードであったならば
今後、相場が落ち着いてきた時に
トータルマイナスになる可能性は高い。
相場が落ち着いてきた時にも
しっかりしたトレードができるように
「なぜ、勝てたのか?」
「優位性は何だったのか?」
ということをはっきりさせておくと良い。
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