FXで負ける理由:見ているチャートが全く違う

衝撃的な事実をお伝えしよう。

 

私はトレードするときにいつも『チャート』を見るが
あなたも同じようにチャートを見るだろうか?

 

実はこの『チャート』には2つの種類が存在する。

 

A:利益を産み出し続けるチャート

B:損失を産み出し続けるチャート

 

あなたはどちらのチャートを使っているだろうか?

 

「そうですね、あやなさん、私はトレードすれば
 するほど残高が減っているのでBのチャートを
 使っているようです。

 

 もしよかったらAのチャートを私に譲ってくれませんか?」

 

できるものならAのチャートを譲ってあげたいけど
物理的に渡せるものではないからそれはできない。

 

だからあなたがなぜBのチャートを手に入れて
しまっているのか?どうすればAのチャートを
手に入れられるのかについてお伝えしよう。

 

【Bのチャートに価値がある・・・?】

 

あなたがBのチャートを大切に使っているのは
「Bのチャートに価値がある」と感じているからなんだ。

 

そして「Aのチャートには価値がない」とも感じている。

 

「あやなさん、そんなこと信じられません!
 誰だってBではなくAのチャートに価値を
 感じるはずです!」

 

そうだね、不思議に感じるかもしれない。

 

では、この話を聞いてどう感じるだろうか?

 

・高級店で、普段なら高いと思うものでも安く感じる

・自分の給料が1万円上がっても、同僚が3万円上がっているなら喜べない

・同じ量だけど「大きな皿に少量」より「小さな皿に山盛り」を選ぶ

 

「そうですね、あるある~と思っちゃいました。」

 

この考え方は『相対的に考えている』状態だ。

 

何かと比べて価値を判断すれば早くカンタンに
答えを選択できるし、費用対効果もいい。

 

脳があまりエネルギーを使うことなく結論を出せる。

 

もし、相対的に考えなかったらどうなるか?

 

【そのもの本来の価値】を考えて脳にかなりの
負担を強いることになる。

 

脳にエネルギーをバンバン送る必要が出てきて
常にエネルギー補充をしなきゃならない。

 

もし少しでもエネルギー補充が足りなくなったら
生命力が脅かされてしまう。

 

そんな状況はなるべく避けたいから、
脳はできる限り負担を減らそうとがんばる。

 

その結果『そのもの本来の価値』を考えるより
『相対的に考える』ことを無意識レベルで選ぶようになる。

 

「ふーん、なんだかムズカシイ話ですね。」

「それで、トレードとどういう関係があるのですか?」

 

いつも相対的に考えてるってことはトレードの時も
相対的に考えるクセが必ず出る。

 

例えば・・・

「トレードで1万円の利益を上げた!やった!
 でも知り合いは3万円の利益を上げたんだって!
 くやしい!もっとトレードしなきゃ!」

 

チャートを見てトレードしているのではなく
自分の感情をチャートに反映させてトレードすることになる。

 

あなたの目に映っているのは客観的なチャートではなく
主観的なチャート。

 

あなたはチャートを都合よく解釈してチャンスでもないのに
チャンスだと感じてむやみやたらにエントリーして
最後にはお金を失うという現実が待っている。

 

また別の日に・・・

 

居酒屋で友人に「お前、トレードやってるんだって?
ちょっと俺の前でやって見せてよ!」

 

「(うーん、本当はもっと集中できる環境じゃなきゃ
 ダメなんだけど)そう言うならちょっと披露してあげるよ!」

 

 (あっ、エントリーしちゃいけないとこでエントリー
 しちゃった。これは損切かな、でも友人が見てるから
 かっこ悪くて損切なんかできない・・・)

 

 (しょうがない、なんとかごまかして家に帰って
 損切することにしよう)」

 

帰宅後・・・

 

「うわー、やばい、含み損がこんなに増えてる!
 あーあ、友人の前でトレードなんか披露するんじゃ
 なかった・・・」

 

この場合もチャートを見てトレードしてるのではなく
その場の空気を読んで、その空気をチャートに反映
させてトレードしていることになる。

 

============
相対的に考えるクセを
トレードに持ち込んでいる
============

 

あなたはどちらのチャートを使っているか?と
最初に質問した。

 

A:利益を産み出し続けるチャート

B:損失を産み出し続けるチャート

 

もし、Aのチャートを使いたいならふだんから
「Aにより価値があると感じる考え方」をして
いく必要がある。

 

これまでの考え方を捨てなきゃならない。

 

これまでの考え方っていうのは
「脳に負担がかからない考え方」

 

これを捨てて、これからは「脳に負担がかかる
考え方」をしていく必要があるってこと。

 

そうした時、あなたにそのエネルギーがあるか?
ってのが重要になってくる。

 

運動不足、日光不足、栄養不足なら「脳に負担が
かかる考え方」をするのは不可能だからだ。

 

エネルギーが十分あると感じれば、普段の生活から
「脳に負担がかかる考え方」をしていけばいい。

 

たとえば、物事を決める時はじっくり色々な
選択肢を考えた後に結論を出す、とか

 

『そのもの本来の価値』を常に意識する、
本質を意識する、とか

 

文章を読んで「全体で何を言いたいのか?」
「何を伝えようとしているのか?」と考えることも
脳にかなりの負担がかかる考え方だ。

 

こういうことをふだんからやれば
トレードに良い影響が出てくる。

 

「うーん、なるほどあやなさん、納得したというか
 そうなのかなぁ?といった感じですが・・・

 

 でも今日はお話を読んだだけで疲れちゃいました!
 脳を使うってけっこうエネルギーいるんですねぇ」 

 

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