損切後の「チックショー!」を治す効果的な考え方

「くっそ~ また損切になっちまった!」

 

損切に引っかかると、いつも感情的になってしまう。

 

「チャートが大きく動いた時に

何でエントリーしてなかったんだろう?」

 

「何で、私がチャートを見てない時に限って

100pips以上も大きく動くのー?」

 

損切に引っかかった後によくこんなことを思う。

 

「あそこで入っていれば・・・」

「ここで下りずに持っておけば・・・」

「次こそは・・・」

次のチャンスに恵まれたとしても
また同じ行動をしてしまう。
あなたは、その繰り返しをしていないだろうか?

 

基本的に、相場というものは
ひっかけ問題だと思った方がいい。

 

上昇トレンドの時にトレンドラインを引いて
ここが下値支持線だから、押しが入ったら
エントリーしようと考える。

 

※上昇トレンドとは、価格が上昇に向かっていること。

 

※トレンドラインとは一番安い価格同士、あるいは
一番高い価格同士を線で引いたラインのこと

 

※押しとはちょっとした下落のこと

 

教科書通りにエントリーしたのに、支持線を割りこんで

 

「もう、下降トレンドに転換しますよー
急がないと下降トレンドに乗り遅れちゃいますよー」

みたいな動きになったあとに

 

「実はまだまだ上昇トレンドでしたー」

と言っているかのようにまた上昇していったあと

 

「てへっ やっぱり下降に転換かもしんないー」

っていうことをくりかえした後に

 

「やっぱり最初の上昇トレンドに戻りますねー」

といって爆上げしたりする。

 

この過程でほんろうされて、売ったり買ったりを
くりかえしていると、最後の爆上げの時には精神が
コテンパンにやられている。

 

だから、最後の爆上げにエントリーすることができずに
ただただ指をくわえてながめているだけとなってしまう。

 

あるいは、運よくエントリーできたとしても
10pipsとか、20pipsくらいの押しでビビッて、
5pipsとか10pips程度の利益しかとれない、
ということになってしまう。

 

これをどうやって解消していけばいいのか?

 

・売りなら売りだけしか、やらない
・買いなら買いだけしか、やらない
・どんなにトレンドが変わったと感じても
最初に決めた方向にしかエントリーしない

 

というルールを作るといい。

 

そうすると、相場の流れを感じることができるようになる。

 

(「相場の流れを感じることができる」というのは
上昇するのか、下降するのかがわかる、ということではなく
エントリーすべきところなのか、エントリーしては
いけないところなのかがわかるという意味。)

 

当然のことだが、最初からカンタンにはできない。

 

もともとの問題、相場自体が超難問なんだから
損切になってあたりまえ。

 

そこで「クヤシイー!」「チクショー!」
と思うからおかしくなっていく。

 

例えば、将棋の強い羽生さんと将棋の対戦をした。
あなたは羽生さんに負けるとクヤシイだろうか?

 

「将棋の強い羽生さんだから、私が負けるのは当然だな!」

 

そう思わないだろうか?

 

それなのに、世界中の猛者が集まっている
相場の世界で負けると、なぜあなたは
くやしくてくやしくてたまらないのだろうか。

 

 

 

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