いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。
古賀あやなです。
前回、私たちは「損切りを克服できた仲間」の事例を通して、
心の持ち方(メンタル)こそがFXで勝つための
最大の武器であるとお話ししました。
では、その安定した心を実際に「利益」に変えるために、
具体的に何をすれば良いのでしょうか?
今日は、あなたがすぐに実践できる、
「9割のトレーダーが見落としている相場の見方」、
すなわち環境認識のシンプルなコツを3ステップで解説します。
この知識を身につければ、
「ここでエントリーするのは危険だ」
という冷静な判断が瞬時にできるようになり、
あなたのメンタルは劇的に安定します。
⚠️ なぜ、環境認識をしないとメンタルが崩れるのか?
多くのトレーダーは、チャートを開いた瞬間に
「どこでエントリーしよう?」と考えます。
これは、地図を見ずに家から飛び出すのと同じです。
自分が今、「急な崖っぷちにいるのか(強いトレンドの終盤)」、
それとも「安全な広い平野にいるのか(レンジ相場)」が
分からなければ、怖くて当然です。
勝てるトレーダーは、まず「今、相場全体がどんな状態にあるか」
という地図(環境認識)を確認し、その上で初めてトレード戦略を立てます。
このシンプルな一歩が、勝率を上げ、メンタルを安定させる秘訣なのです。
🚀 勝率が劇的に上がる!環境認識のシンプルな3ステップ
特別なツールは必要ありません。
あなたのトレード画面で、以下の3ステップを順番に確認していきましょう。
ステップ1:【大局観】「波」の行先を週足・日足で確認する
まず、最も大きな時間軸(週足や日足)を開いてください。
確認すべきはただ一つ、「相場が今、どちらに向かって動いているか」です。
トレンド相場ですか?(高値と安値が切り上がっている、または切り下がっている)
→ 答え: 大きな流れに乗るチャンスです。
レンジ相場ですか?(価格が一定の範囲で上下している)
→ 答え: レンジの上下限を狙うチャンスです。
この大局観(大きな流れ)を無視したトレードは、
逆風の中を無理に進むのと同じで、メンタルが疲弊する原因になります。
ステップ2:【境界線】チャートの「壁」と「道」を見つける
次に、日足や4時間足といった中間の時間軸に落とします。
ここで、相場が何度も反発している水平線(サポート/レジスタンス)や、
主要な移動平均線(MA)を探します。
水平線: 相場が上下に跳ね返る「壁」となる価格帯です。
移動平均線: 価格がその上を推移しているか、下を推移しているかを示す「道」です。
勝てるトレードの多くは、この「壁」や「道」に
価格が触れた瞬間に発生します。
この境界線付近以外でのエントリーは、
ノイズに巻き込まれる可能性が高くなります。
ステップ3:【待機】境界線での「反応」をじっくり待つ
最後のステップは、最も重要で、
最も多くの初心者が失敗するポイントです。
ステップ2で見つけた「壁」や「道」に
価格が到達するまで、ひたすら待つことです。
到達したらすぐに飛び乗るのではなく、
「反発の兆候(ローソク足の形など)」が現れるのを待ちます。
勝てるトレーダーは、焦ってエントリーしません。
「待つ」ことこそが、最も確実な利益を生む行動であり、
あなたのメンタルを守る最強の防御策となるのです。
✅ まとめ
FXで勝ち続けるトレーダーは、優れた手法を持っているのではなく、
「いつトレードしてはいけないか」を知っています。
今日からこのシンプルな3ステップを実践し、
あなたも感情に流されないメンタルトレーダーへの一歩を踏み出してください。
あなたの成功を心から応援しています。
古賀あやな





