FX、雇用統計の戦略

「雇用統計の時はFXではどんな

 トレードをすればいいのですか?」

 

と、時々ご質問頂くことがある。

 

雇用統計というのはアメリカの

重要な経済指標の一つ。

 

世界中の注目を集める指標だから

売り買いの攻防も激しくなり、ふつうの

相場では考えられない動きをすることもある。

 

10pipsや20pipsの動きはもちろん

過去には、100pips(1円)以上の

値動きが一瞬にして起きたこともある。

 

なんとも恐ろしい(?)指標だ。

 

こんな時に鼻歌交じりで気軽に

トレードしようものなら・・・

 

一瞬のうちに多額のマイナスを抱え、

現実を直視できず画面を見つめたまま

クリックすらできない硬直状態に

おちいってしまうことさえある。

 

もちろん、運が良ければ今までには

見たこともないような大きな利益を

手に入れることができる。

 

しかし、雇用統計でのトレードは

ギャンブル要素が強い傾向がある。

 

『雇用統計の日(時間帯)は

 トレードはお休み』

 

そんなルールを持っているトレーダーは

たくさんいる。

 

普段よりもスベリが発生しやすくなるし

スプレッドも広がるから、不利な状況に

なりやすい。

 

スベリとは、望んだ価格で約定できないこと。

スプレッドとは、売値と買値の価格差のこと。

 

「どーしても雇用統計でトレードしたい!」

 

ということなら、少額でトレードして

雇用統計トレードを何度も経験

してみるのがいい。

 

デモだと勝てるのにリアルで勝てない理由の一つ

「デモトレードとリアルトレードを比べると

 なんかちょっと成績が違う・・・」

 

「同じところでエントリーしてるのに、なぜか

 デモトレードは余計負けてる気がする・・・」

 

って悩んだことがあった。

 

デモトレードとリアルトレードを両方同じ

タイミングでエントリー・決済するのに

同じ成績にならない。

 

これは、システムが全く違うものだから。

 

デモトレードはあくまで仮想のお金のやりとり。

リアルトレードは実際にお金のやりとりをしている。

 

デモトレードは「ここで買いたい!」と思えば

いつでも100%買いたい値段で買うことができる。

 

リアルトレードでは「ここで買いたい!」と思っても

買いたい値段で買えない場合がある。

 

例えばアメリカの雇用統計のような影響力の高い

 

ニュースの時にトレードすると、入った瞬間50pips

滑って高い値段で買わされる、ということが起きる。

 

(スプレッドとは別のもので、スベリと呼ばれる。

 一定の幅以上のスベリは約定しないように設定

 できる業者もある。)

 

約定を拒否されて「あなたの注文は通りませんでした」

なんていう表示が出ることもある。

 

売りたい数と買いたい数が合わない時などに

こういう現象が起きてしまう。

 

スベリ・約定拒否の理由はいろいろあるが、

正確なことはよくわからない

 

(売りと買いの数が合わないからとか、業者が

 儲けるためにワザと滑らせる、と言う人もいるが

 真実は業者だけが知っている)

 

最近ではインターバンク直結のシステムを使える業者も

出てきている。

インターバンク直結のシステムはこちらから確認できる↓

http://www.saza-investment.com/sfx/#pro

 

リアルトレードだと不利な条件になることがあるから、

対策としては色々な業者を実際に試して目で確認

することが必要だ。

 

「少し不利な条件を受け入れないと買わせて

 もらえない時がある」

 

これを知った上でトレードすることが大切なのを

覚えておくとよかった。

 

雇用統計、トレードする派?しない派?

雇用統計の日は大体成績が悪いので

トレードしないことにしている

 

といってもチャート自体は見ることが多い

 

ユーロドル、売りでいけそうなんだがなぁと思いつつも

まぁ ここは傍観だということでチャートを閉じる。

 

しばらくしてあぁ クロス円売っとけば良かったかもぉぉぉ!と

はなっから監視すらしていなかった通貨をみて

ちょっと損した気分になる

 

なんだかんだ厳しいこと書いてるけれど、普段はこんな感じ。

 

 

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