「『今のあなたの状態は
あなたが望んで手に入れたもの』ということですが、
意味がよくわからないんですよね。」
読者さまからこんなご質問をいただいた。
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前回記事「トレードで勝てないのはやってないだけだったんだ!」で
『今のあなたの状態は
あなたが望んで手に入れたもの』ということですが、
意味がよくわからないんですよね。
自分の今の状態は自分の責任だと
自覚はしているのですが、
「望んでいる」というのに納得できないのです。
僕も自己啓発の本は読んでいて
同じ話がでてくるのですが、
どうも腑(ふ)に落ちないのです。
いつか、「そういうことだったのか」
というのがくるのでしょうね。
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これに対する私のお返事だ。
私も最初、『望んでいる』の意味がわからなかった。
「ビンボーな生活、勝てないトレード
こんなものを私が望んでいるはずがない!」
そう思っていた。
しかし、私のトレードを振り返ってみると
・検証を面倒くさがり、たまにしかやらなかった
・利益を伸ばすことが恐いために
「私はルールどおりにトレードしている!」と自分で思い込ませ
利益が伸ばせないことから目をそらしていた
・手を出してはいけないところでトレードしていた
こういったことは全て
意識せずに自分が望んでやっていることだったのだ。
なぜなら、こういった行動は
「自分でやらない」という選択をしているからだ。
・「検証しないほうがラク。」
(検証したくないという願望)
・「利益を伸ばすのが恐いから伸ばさないほうがラク」
(恐いものから遠ざかりたい願望)
・「手を出してはいけない相場付きでトレードする」
(とにかくトレードしたい願望)
自分で意識はしていないけど、
結局私の行動は
『自分の願望どおりに行動していた』ということだったのだ。
『願望』というコトバから、
強く願うイメージを想像するかもしれないが
実際は、あなたが気づかないほどのほんの少しの願望でも、
あなたの行動に強く影響しているということなのだろう。
他の表現で言えば、『潜在意識』というコトバも
同じようなものだろうと思う。
これが分かるためには「行動」が大事になってくる。
今以上にとにかく「行動」すること。
そうすれば、きっとあなたにもわかる瞬間が訪れる。
「くっそー 何で私のトレードが損切りになるんだ!!」
「私が悪いんじゃない!相場が悪いんだ!!」
トレードで負け続けていた時期は
そんなことばっかり思っていた。
「自分は悪くない。」
「トレードで負けるのは相場が悪いから」
「家族が悪いから、他人が悪いからトレードで負けるんだ」
「私は絶対に悪くない!!!」
あ~もう、ここに書くのも恥ずかしいほど
自己中心的なおバカだった。
周りが見えていない
自分が見えていない
自分が見えていないのにトレードで勝てるわけがない。
なぜそんな私が変わったのだろうか。
『トレードで勝ちたい!』と思って多くの本を読んだ。
たとえば、自己啓発系の本は私を変えるのに役立った。
まぁ うさんくさいものもたくさんあったが・・・
その中でも
「今のあなたの状態はあなたが望んで手に入れたもの」
こんなフレーズは私に軽くショックを与えた
「そんなワケがない。
そんな状態に私がいるワケがない」
最初はそんな風に思った。
「わざわざ貧乏生活を望んでいるワケではない」
うさんくさい話だから聞く必要はないと思った。
しかし、
「今のあなたの状態はあなたが望んで手に入れたもの」
このコトバが頭に残る。
そして、トレード中に私にささやきかける
「さっきの大量の損切りはあなたが望んで手に入れたもの」
ん?・・・なんか当たっている・・・・?
「利益を伸ばせないのはあなたが望んで手に入れたもの」
たしかにそうかもしれない・・・?
そして気づいた。
「トレードで負けているのは
自分の行動が負ける行動をしているから」
この真実に直面した時は強烈にショックだった。
自分に全ての責任があったんだと気づいた時には
頭を 『ガーン!』 と硬いもので殴られたような感じだった。
ショックだったが、それを知ってしまったからには
後戻りするわけにはいかない。
自分の責任ならば自分で解決できるはず!
そう思って自分自身を見つめる決心をした。
そしてトレードが変わった。
「この利益は絶対にゴールまで持ち続ける!」
「この損切りは絶対に動かさない!」
すると、不思議なことに利益が増えてくるようになった。
右肩下がりの成績が
右肩上がりに変化してきたのだ!
「なぁ~んだ 自分がやってなかっただけだったんだ」
あんなに悩んでいたことなのに
カラクリがわかってしまえば何てことはない
「あ~ そういうことだったのか」
表現としてはあいまいかもしれないが
どうしてもこんな表現しかできない。
しかし、それが稼げるトレーダーと稼げないトレーダーの違いである。
『FX取引をする場合、日本時間ならレンジ相場戦略で簡単に勝てますよ』
こんなコトバに惑わされてはいけない。
一体何を基準にレンジと言っているのか。
日足を主体としたものなのか
4時間足を主体としたものなのか
5分足を主体としたものなのか
『日本時間はレンジ相場の動きになりやすい』
ホントウにそんなに単純だろうか?
そんなに単純ならばなぜあなたは勝てないのだろうか?
「レンジ相場だと思ったから抵抗線・支持線を抜けても粘ってしまった」
「レンジ相場だと思ったから戻ってくると思ってナンピンした」
レンジ相場だとおもった理由は?
『日本時間はレンジになると聞いたから』
そんなトレードをしてしまうのならば
『日本時間はレンジ相場で簡単に勝てますよ』
なんていう情報は耳に入れないほうがよい。
日本時間はレンジ相場だから簡単♪
などと言っている人の言うことは
今後一切聞かないほうが良い。
たしかに、レンジ状態になりやすい時間帯
ブレイク状態になりやすい時間帯はある。
しかし、それは 『傾向』 であり 『絶対』 ではない。
「レンジの状態になった時はこうトレードする」
「ブレイクの状態になった時はこうトレードする」
その理由ひとつひとつを
あなたが判断できなければならない
「日本時間はレンジが多いと聞いたな。
確かに今は、はっきりとレンジの形をしている
これは高確率でレンジ相場だな」
「日本時間はレンジが多いと聞いたけれど
今はブレイクしているからブレイクに乗る」
こんな判断ができるような情報を得るべき。
『日本時間はレンジが多いと聞いたけれど
その時の相場の状態に合わせてトレードするだけ』
それがトレーダーである。
「FX取引では、毎月1000ピプスはとらないとだめだ!」
本当にそうだろうか?
「え?でも毎月たくさんピプス獲得したほうが、儲けられるじゃん」
たしかに、たくさんピプスを取ろうとする考えは正しい。
問題は、『たくさんピプスを取らなければ、稼げないのか』ということ。
「う~ん でもどうしても毎月の獲得ピプスに目がいっちゃうよ~」
それならば、一週間のシミュレーションをしてみよう。
例えば、週に20ピプス、安定してとれるようになったとする。
「けっ 週にたった20ピプスとか、やってらんないよ」
ほんとうにそう思うかい?
ちょっとつづきを聞いてみてくれ。
1万通貨で取引した場合、1ピプス=100円としよう。
1万通貨取引では 20ピプス×100円=2,000円
「週に二千円ぽっちなんか じょうだんじゃない!」
まぁまぁ、そうあせらずに。
5万通貨取引では、1ピプス=500円となる。
5万通貨取引では 20ピプス×500円=10,000円
「週に一万円かぁ、まぁちょっとしたおこづかいだな」
あなたには、まだまだもの足りないだろうね。
10万通貨取引では、1ピプス=1,000円となる。
10万通貨取引では 20ピプス×1000円=20,000円
「週に二万円・・・ けっこう実感のある金額だね」
まぁ、ちょっとした「アルバイト」感覚かもしれないね。
50万通貨取引では、1ピプス=5,000円となる。
50万通貨取引では 20ピプス×5,000=100,000円
「週に10万円なら、やらなきゃソンだね!!」
ようやくトレーダーとして自立できるころかもしれないね。
枚数の増加スピードには個人差があるものの
単純に考えれば、獲得ピプスが少なくても
あなたが満足するだけの『稼ぎ』は十分に得られる。
ここでさらに良いことが待っている。
FX取引には 『慣れ』 も、ある程度必要になってくるが
慣れてくればふしぎなもので、自然と獲得ピプスがふえてくる。
最初は週に20ピプス程度かもしれないが
週に40ピプス、80ピプスと取れるピプスが増えてくる。
一度勢いをつけることができれば
雪ダルマ式にどんどん良い方向に進むのだ。
まずは最初に 『どれだけ安定してピプスを獲得できるか』 に注目にする。
少ない獲得ピプスでもあせらず、安定を目指した方が成長が早い。
「う~ん そうだね。
今まで 『もっともっとピプスを稼ぎたい!』 って思ってた。
でも、少ないピプスでも十分稼げるってことがわかったから
これからは安定さに注目してみようかな」
安定を求めれば、さらに成長がはやくなる。
あなたも 『安定』 を求めてみてはいかがだろうか。
「実際にトレードしている様子を見てみたい!」
そんなあなたに今日の動画はぴったりだ。
今日で最後の『基礎動画講座』。
移動平均線もテクニカルインジケーターも何も無い状態。
『ローソク足と、サポートライン・レジスタンスラインだけ』で
実際にトレードする様子が見れる。
「なぜここでエントリーするのか」
「なぜここでエグジットするのか」
トレードにはそういった『根拠』が必要だ。
「根拠」のあるトレード基礎動画講座は
下の再生ボタンクリックで今スグ確認できる
この動画講座で説明されている佐野裕さんは
「ビクトリーメソッドアドバンス」という教材を作成されている。
私もこのブログでお勧めしている。
紹介記事はこちら
『FXビクトリーメソッドアドバンス【VMA】 紹介記事』
今すぐチェックできる
【第四回】基礎講座はこちら
ローソク足から『トレードのヒント』をもらおう!
『基礎の基礎講座』4回目の動画講座。
「なぜチャートにローソク足を表示させているのか」
それは「ローソク足からトレードのヒントを得るため」
「ローソク足からどのようにヒントを得ればよいのか」
それは「ローソク足の一つ一つ、あるいは部分部分を分析すればよい」
それじゃぁその「ローソク足の具体的な見方は?」
この動画で具体的な見方を説明している。
13分15秒。あなたにとって長い時間だろうか、それとも短いだろうか。
再生ボタンクリックで今スグ確認できる。
【第三回】基礎講座はこちら
【第五回】基礎講座はこちら
「無駄なトレードを減らしたい」
「トレンド転換を察知することにより無駄なトレードを減らせます」
本日は、第3回目「トレンド転換時に現れるサインは?」
についての 『基礎の基礎』 動画講座である。
「トレンドの転換を察知する」
あるいは
「トレンドが転換している可能性が高い」
ということが判断できれば、無駄なトレードを排除できる。
つまり、負けを減らせるということ。
9分22秒間、しっかりと基本を押さえることができる。
下の再生ボタンクリックで今スグ確認できる。
【第二回】基礎講座はこちら
【第四回】基礎講座はこちら
トレンド発生を見極めることができればトレードが楽になる
本日は、第2回目「トレンドが発生するというのはどういう状況か」
ということについての基礎の基礎講座になる。
「トレンドが発生しやすい」
あるいは
「トレンドが発生している状態だ」
ということが判断できれば
あなたのトレードはもっと楽になる。
11分52秒に凝縮されている、『トレーダーが大切にする基礎の基礎』
あなたにも少しづつ、でも、しっかり頭に入れてほしい。
「もう基礎なんか分かってる」というあなたにとっても
聞いておいて絶対に損はしない。
今スグ下の動画をチェックして欲しい
第三回の動画は明日
一気に見るよりも、一つずつ丁寧に見たほうが記憶に残りやすい。
『慌てない、焦らない』 大事なことだ。
【第一回】基礎講座はこちら
【第三回】基礎講座はこちら
チャートを分析すれば、FX相場の全体像が見えてくる。
チャートをしっかり分析するには、「チャート分析力」を身につけることが重要。
チャート分析力を身につけるためには、基礎をきちんと学ばなければならない。
あなたにとって、「トレードの基礎の基礎」を身につけることは何より大切だ。
「私はまだ初心者です」というあなたにとっても
「そろそろ中級者だ」というあなたにとっても
基礎の基礎をしっかり学び直すことで
自分のチャート分析能力を上げることができる。
本日は、私がオススメしている「ビクトリーメソッド」の作成者、
佐野裕さんの「基礎の基礎解説」を紹介しよう。
「基礎の基礎」なので、見る人によってはあくびが出る10分間かもしれないが
見て損をすることはない。
佐野裕さんの『ゆったりとした10分間』を感じることも
あなたのトレードにおいて良い刺激になるだろう。
本日の動画は10分程度で終了だが
全体では1時間程度の『基礎講義』になる。
一度に全部見るよりも、一つずつしっかりと頭に入れたほうが良いので
本日より、5回に分けてお届けする。
第二回目基礎講座はこちら
あなたに勘違いさせているとすれば謝ります。
「メンタル、思考をマスターするだけでトレードで稼げるんだ」
もし、あなたがそう思っているのならば、それはまちがいである。
「メンタル、思考だけではトレードで稼ぐことはできません」
はっきりと、断言しよう。
トレードで勝ちつづけるためには、
・信頼できる正しいFX取引手法
・厳格な資金管理
・トレードに適した思考とメンタル
この三本柱が欠かせない。
私があなたに一番伝えたいことは
『恐怖、苦痛を減らし、なるべく楽にトレードできる方法』であるが、
あまりにもこの部分をクローズアップさせすぎていることで
「あやなさん、思考さえマスターすればトレードで稼げるんですね」
と、ある読者様を、極端な考えに走らせてしまった。
だから、私はあなたにどうしても伝えておきたいのだ。
『トレードで稼ぎ続けるには、思考、メンタルも重要だが
正しい資金管理と、正しいFX取引手法もまた重要である』
ということを。
私がいつも話している、正しいメンタル・思考をあなたのものにするには
その前提として、あなたが既に
・正しい資金管理方法
・正しいFX取引手法
この二つを獲得しているものと思って話している。
あるいは、この二つを確立させていなければ
正しいメンタル・思考を獲得することが難しくなってしまう。
「頑張っているあなたを応援したいのだ」
だから、必死になってトレードで勝ち続けられる方法を書いている。
しかし、その必死さが、逆にあなたを間違った方向へ進めているとすれば
私の責任である。本当に申し訳ない。
少しでも、疑問に思うことがあれば何でも相談に乗るので
一人で悩まずに、私に相談してほしい