相場の三つの状況を知っているか?~テクニカル分析の重要性~

あなたは相場の状態を的確に判断することができているだろうか?

 

 

相場には三つの状態がある。

・上昇のトレンド

・下降のトレンド

・トレンドがない

 

トレンドがない場合は

「こう着状態」

「レンジ・ボックス」

と呼ばれる状態に分けられる

 

では、収益を大きく上げられる状態は

どれなのかわかるだろうか?

 

そう、トレンドが出ている状態

つまり上昇トレンド・下降トレンドだ。

 

ではレンジ・ボックスでは

収益を上げることはできないのだろうか?

 

あなたも分かっているとおり、

もちろん レンジ・ボックスでも

十分収益化することはできる。

 

 

 

しかし、このトレンドが出ている状態と

レンジ・ボックスの状態

同じ手法で収益化することは可能だろうか?

 

一つの指標だけ、例えば

ストキャスティクスだけを使ってトレードする

MACDだけを使ってトレードする

 

あなたはそんな単純なトレードをしていないだろうか?

 

相場に合った手法を使わなければ

収益化することは難しい。

このことは常に頭に入れておかなければならない。

 

単純にトレードすることは大事であるが

相場はそんなに単純なものではない、

ということも意識しておく必要がある。

 

また、あなたはテクニカル分析を

きちんと習得しているだろうか。

テクニカル分析さえしっかりできていれば勝てる!

というものではないが

自分のテクニカル分析に自信がない、

というようであれば問題である。

 

テクニカル分析が重要だという理由については

・なぜそこでエントリーしても良いのか

・なぜそこでポジションをホールドしておいても良いのか

・なぜそこで損切りをする必要があるのか

・なぜそこで決済する必要があるのか など

 

こういった一つ一つの行動をする上での

重要な手がかりとなるからである。

 

トレードを行う時には、あなたの判断力が大きく影響する。

その判断の基礎となるのがテクニカル分析なのである。

 

間違った手法でトレードしていても

収益を上げ続けることは難しいということを

一つの知識として覚えておいた方が良い。

 

 

トレードの矛盾と立ち向かう~飛躍的に成長する方法~

この世の中は矛盾に満ち溢れている。

 

そしてあなたが挑戦しているFXは

そのあらゆる矛盾が詰め込まれた世界である。

 

A「FXでトレードして勝つためには利益を伸ばせ!」

B「利益を伸ばそうとするから勝てないのです。利益は確実に取るようにしましょう」

両者の言い分はどちらも正解である。

しかし、正解だからといって

両方のやり方を取り入れてトレードしても

まったく機能しない。

 

トレードにあいまいさを取り入れてはならない。

 

利益を伸ばす手法ならば何が何でも伸ばす!

何度損切りになったとしても伸ばすことをやめない!

 

目標に届いた瞬間に利益確定させる手法ならば、

絶対に様子を見てはいけない!

大きく取ろうなどと思ってはいけない!

 

トレードの矛盾から身を守る為には、

あなたがあなた自身をコントロールするしか方法はないのだ。

 

あなた自身をコントロールするには

どういったことが必要になると思う?

滝に打たれて精神修行?

瞑想して精神統一?

まぁ それも少しは役に立つかもしれない。

 

しかし、そんなことをするよりも

もっと簡単な方法がある。

 

このブログによく遊びに来てくれているあなたは、

もう気づいているだろう。

 

そう。『自分のトレードを見直す』 たったこれだけのことだ。

 

「ここで入れたのに、恐かったからエントリーが遅くなった」

「もっと長く持っていたら大きく取れたのに我慢できずに決済してしまった」

「決済すべきだったのに思わず様子を見てしまった」

「最初に決めた損切り位置で切っていれば大きな損にはならなかったのに」

「ここでブチ切れて大量のトレードをしなければ多くの損を生み出すことはなかった」

 

最初はこういったトレードがほとんどだろう。

しかし、これが大事なのだ。

あなたがいかにルール通りにトレードしていないかを

あなたの目で客観的に分析する必要があるのだ。

 

人というものは自分に甘い。

それは、わざわざ自分から困難に立ち向かうよりも

今の安全な状態でいた方が

長く生きられる確率が高くなるからだ。

本能的にそうなっているので仕方ない。

 

人よりも抜きん出たいと思うならば

あなたが「いやだなぁ やりたくない」と思うことに

立ち向かわねばならない。

 

はっきりいって、自分のトレードを見直すなんて

普通の人にはできない。

 

そこには「お前はダメだ ダメなトレーダーだ 何でこんなトレードをしたのだ?」と

常に攻撃されているように感じる恐怖が存在する。

 

トレードをするだけでも恐怖なのに

その恐怖を克服する為に

さらなる恐怖と立ち向かわねばならない。

 

それは、あなたが今までに体験したことのない恐怖だ。

普通の人は自分と向き合うことを諦める。

そしてただただトレードだけをやり続ける。

何の成長もしない。

気づかない。

 

しかし!

自分のトレードを確認する見直す客観的に分析する

たったこれだけのことをするだけであなたのトレードは飛躍的に成長する!

 

「あんなに恐かったのにここで入ることができるようになった!」

「損切りが恐くて仕方なかったのに、しょうがないかと思えるようになった!」

「ホールドするのが恐くて恐くてたまらなかったのに 値動きを面白いとさえ思えるようになった!」

「決済した後に動いたら悔しくて仕方なかったのに気にならなくなった!」

 

成長は少しづつ、少しづつ、しかし諦めずにやることが重要。

「今日はホールドが我慢できなかったけど、損切りはうまくできた!」

 

自分を褒めて進んでいくことが大事である。

FXで資金管理が大事なのはなぜ?~勝っていたのに・・・一発退場!~

FXで資金管理がなぜ大事なのか、あなたは考えてみたことがあるだろうか。

 

「あ~調子がいい。また今日も勝っちゃった~

あっ、あやなさん。僕、最近FXで勝っていて、調子がいいんだぁ

今日は2万円プラスだったんだぜ~」

 

あなたも、ようやく勝てるようになったのだね。凄いじゃないか。

 

「へへ~ そうだろ?軍資金10万円しかなかったのに

たった一週間で、倍の20万円になったんだ!

 

ふ~ん、あんなに小心者で、pipもそれほど取れなかったのに

やっと大きな値幅が取れるようになったということかな?

 

「いや、違うよ。取れるpipは前と変わらないんだ。

でもやっと気づいたんだ。pipがたくさん取れるように頑張るよりも、

 レバレッジ上げたほうが早く稼げるってことに。俺、凄いだろ!」

 

ということは、最大レバレッジで運用しているってことなのか?

 

「そうそう!でも国内だと25倍までだから

海外の口座を使って400倍でトレードしてるんだ!

20枚だよ!凄いだろ!」

 

ところで、「資金管理」って言う言葉は知ってるか?

 

「資金管理?・・・うん まぁ聞いたことはあるよ。

・・・あっ、いくら稼いだかは、ちゃんと記憶してるから大丈夫だよ!」

 

いやいや、そうことではないんだが。

今の枚数でトレードすると、

1pipあたりいくらになるのか考えたことがあるのか?

 

「そりゃぁ もちろん!1pip大体2000円だよ。

ここのとこ連勝に次ぐ連勝だから、お金が増えるのが凄く早いんだ!」

 

今は連勝してるみたいだけど、連敗することは考えたのか?

 

「う~ん でも連勝してるから大丈夫な気がする!なんとなく!」

 

あのねぇ、1pipで2000円動くっていうことは-50pipsで10万円損になるということ。

お金が増えるのはもちろん早いかもしれないが、連敗した時はもっと早く資金が減ることが分かってるのか?

 

「じゃぁ、連敗せずに早くお金を増やせばいいってことだね!

わかった!じゃぁ早速トレード頑張ってくるよ!」

 

いや、そうじゃなくてね 資金管理っていうのは・・・

あー行っちゃった。

まぁ いいか、そのうちまた戻ってくるだろう数日後

 

「あー どうしよ あー どうしよ」

 

おかえり。あれから調子はどうだ?

 

「それが、あのあとお金を増やそうと頑張ったのに

ちょっとだけ連敗しちゃってさ、

それを取り返そうとやけになったらさらに連敗で・・・

あっという間に3万円になっちゃったんだよ・・

 

・・・・(それは当たり前だろう!)

 

「え?何か言った?」

 

いやいや、それは残念だったなぁ

 

「あ、あのさ、こないだ言ってた資金管理っての?

あれちょっと教えてくんないかな?」

 

(ようやく聞く耳を持ってくれたか)

投資苑っていう良書を書いた人で

アレキサンダー・エルダー博士という偉い人がいるんだが

その人は、「一回のトレードで運用資金の2%以上のリスクをとるな」と言っているんだ。

 

つまり、10万円ならば2000円までの損失を許す、ということだ。

これを計算すれば一回のトレードで、何pipsまで耐えられるかが計算できる。

1pip100円ならば損切りは-20pipsだ。

もし20連続で損切りとなった場合は

2000円×20回=4万円

元の資金10万円から4万円を差し引くと6万円残る。

 

つまり、残り6万円でトレードするということになる。

この場合に、残りの6万円で勝負することが 精神的負担にならないかどうか

ということも重要だ。

 

負担になるようだったら更に半分のリスク、

一回のトレードで1%のリスクに変える必要がある。

 

枚数、あるいは損切り幅を先ほどの例の半分にするということだ。

そうすれば20回連続損切りでも

10万円-(1000円×20回)=8万円

残りの8万円でトレードすることになる。

 

「えー でもそれだったら増えるスピードも全然遅いじゃないか」

 

確かに、資金が少なければ

最初はそう感じるかもしれない。

しかし、増えた分を資金として運用する、

つまり、複利運用を考えてみればそんなに悪い条件とはいえないだろう?

 

「複利運用?またよくわからない言葉がでてきたなぁ」

 

複利運用については別の機会で教えてあげよう

それよりも、今日話した資金管理のことについてはよく理解できたか?

 

「うん!資金が10万円の時はマイナス2000円で損切れってことだよね!

ってことは損切りを-50pipsにした時は

1万通貨だと5000円の損切りになっちゃうから

4000通貨に変えなきゃいけないってことか・・・」

 

そうそう。理解が早くて助かるよ。

 

「あれ そしたら2つの違う種類の通貨を同時に持つ時はどうしたらいいんだろう」

 

そうだな、一度に負うリスクは5%程度に留めておけばいいんじゃないか?

 

「じゃぁ2つ目は同じ枚数でエントリーするとして、

3つ目の通貨には半分の2000通貨しか持てないってことか」

 

そういうことになるな。

 

「えーと更に分割エントリーするとしたらその半分の半分・・・

100通貨単位で取引できる口座が必要だな。

よしっ早速口座作りに行くとしよう!じゃぁね ばいばいー!」

 

資金管理さえちゃんとやっていれば、

資金がすぐになくなる可能性は少なくなる。

トレードでも生き残れる可能性が高まるよ。頑張ってな・・・

ってもう行っちゃったか。

 

なんだかあの調子だと、

うまく資金が増えた時にまた大きく「賭け」そうな感じだな。

資金管理は、稼ぐようになってからも

守り続けることが大事だということを

次に会ったときにしつこく伝えることにするか。

 

 

*********** 読者様からメールを頂きました。

 

---------引用ここから--------

最近こちらのブログを発見し、とても硬派な内容だったので

全部読ませていただきました。

僕はトレードを始めてまだ4ヶ月のペーパートレーダーですが、

ペーパーなりに資金管理は最重要項目だと確信しています。

 

手法やメンタルの記事を書くブログは多いのですが、

資金管理については少し少ない様に思います。

~~略~~

一度ブログで取り上げて頂きたいと思いメールを差し上げた次第です。

--------引用ここまで---------

 

メールありがとうございます。

この方は、ペーパートレードで頑張っておられ、

更に、資金管理の重要性についても気づいておられます。

確かに資金管理そっちのけでトレードし、「一発退場!」となってしまえば、

手法もメンタルもあったものではないですよね。

このテーマについては今後も触れてみたいと思います。

 

ユーロドルのテクニカル分析~未来はこう予想せよ!~

あなたは正しいテクニカル分析をすることができただろうか?

 

 

それでは昨日の続きだ。

 

あなたがまだ前の記事を読んでいないならば

こちらを先に読んで欲しい⇒ユーロドルのテクニカル分析

 

ユーロドルのチャートだ(30分足)※画像は全てクリックで拡大できる

eurusd30min.jpg

ユーロドル4時間足のチャート

eurusd4h.jpg

 

30分足で見ていてもわからなかったことが、

大きな時間足を見ることでわかってくる。

 

4時間足では、少し見えづらいがピンクのラインが25MA、

オレンジのラインが4時間足で引いてある上昇トレンドライン、

黒いラインが30分足で引いた上昇トレンドラインだ。

 

ここで押さえておきたいことは、

4時間足では25MAよりレートが上にある、ということ。

つまり4時間足レベルの上昇トレンドに入っているということだ。

 

30分足の緑の円では、上昇トレンドが崩れ、下降トレンドに変わるか?

というように見えるかもしれないが

更に大きな時間足を見てみると、

まだまだ上昇トレンドの中にいるということが分かる。

 

つまり、この4時間足のチャートでみると

、レートが25MAに近づいてくれば、

そこで押し目買いが入る可能性が高いということがわかる。

 

だから30分足レベルでの大きな戻り、

つまり再上昇するための試し買い、

あるいは30足レベル以下で

それまで売っていた大衆の損切りを食ってやろう

というような動きになるのである。

 

こういったポイントで安易に売りに手を出してしまうと、

動きが激しいために

ポジションをホールドすることが少し難しくなる傾向がある。

 

逆に言えば、水色の円の部分では

30分足も4時間足も共通して上昇の動きへと変わっているので

ある程度安心してポジションを長くホールドすることができるポイントだと言える。

ちなみにユーロドル日足のチャート

eurusdday.jpg

 

売り!というよりは

まだまだ買いの力が影響するチャートに見えないか?

 

もちろん、30分足チャートの緑円の部分で

売りの判断は間違っていない。

 

大きな時間足を前もって見ていれば、

ある程度の買いが入りそうだと予想し

ポジションをホールドすることに対する心構えができるというもの。

 

30分足だけしか見ていなければ

「うわー 急に大きな買いが入った!これは買いだ!急げーー!」と焦り、

紫の円でヒゲを掴まされることは間違いない。

 

30分足では下降トレンドに変わった!と判断した人たちが売り始め

4時間足ではMAにタッチした!それ押し目買いだ!と判断した人たちが買い始める。

 

その攻防にあなたの身をまかせるかどうかは、

あなたの判断次第である。

 

今回は30分足、4時間足、日足を例に出したが、

15分足や5分足、1時間足でも同じように分析することができる。

 

ちなみに、この後ユーロドルが上昇するか、下降するか、もみ合うかは私には分からないのであしからず。

ユーロドルのテクニカル分析~未来を予想することは可能~

ユーロドルのテクニカル分析。

 

 

このチャートを見て欲しい。これはユーロドルの30分足だ(※クリックで拡大)

eurusd30min.jpg

青い円で囲んであるところは、上昇の支持線となる

上昇トレンドライン上の押し目買いでエントリーした場合に大きく取れる場所。

 

上昇中に大きな押しが入っていないので、

ある程度安心して保有できるパターンだ。

 

これに対して上昇トレンドラインが崩れた緑の円の部分、

上昇トレンドラインを割り込んだ時、

あるいはここで入れなくとも

一度割り込んで再度上昇し、再下降してきた時に戻り売りでエントリーできる場面だ。

 

しかし、ここでエントリーした場合には

大きな戻りが起きている。

紫の円で損切りとなってしまうパターンだ。

 

この時間に特に大きな指標があったわけではない。

それまでの売りを食うかのように大きく上昇している。

 

実はこのパターンはある程度予想することができる。

 

なぜ青い円で囲んであるところでは

そんなに大きな押しが入らないのか、

なぜ緑のラインを割った後の下降の場面で

大きな戻りが入るのか

 

なぜこんな動きをするのか、

なぜある程度予想することができるのか、

あなたは説明できるか?

 

次回記事につづく

損切りをせずに勝つ方法

『損切りをしないで勝つ方法があればいいのにな』

 

 

そんなことを思ったことがあるだろうか。

 

損切りをしないで勝つ方法がないかなぁと考え出している今のあなたの状態は

聖杯を探している状態

だということに気づかねばならない。

 

では、本当に損切りをしないで勝つ方法などないのだろうか?

 

このチャートを見て欲しいこれはドル円の週足だ

(※クリックで拡大)

ドル円週足

 

2005年から2007年の半ばにかけて、ドル円はずっと上昇トレンドになっている。

2006年の前半に大きく下げてはいるものの、すぐに反転し再上昇している状態だ。

 

2005年にあなたがトレードを始めたとしよう。

とりあえずドル円を買う。

損切りはしたくないのでそのまま持ち続ける。

どんなにマイナスになっても、資金が持つ限りは

最大限に我慢し保持し続ける。

 

そうすると、あ~ら不思議。

なんの戦略も持たないのに2007年には

手持ちの資金が大きく増えているではないか!

なんと10円以上の利益幅!もう、これはお祭り状態。

ウハウハだ。

 

「なぁ~んだ トレードなんて 簡単簡単! 俺天才。

負けてるやつとか馬鹿じゃねぇの?

損切りとかするやつはアホ」

 

などと調子に乗ることだろう。

ここで運のいい人は、うまい具合に増えた資金を撤収し、

その後トレードをしない人生を歩む人もいるかもしれない。

 

しかし、普通はそんな行動はとらないだろう。

人間は欲深いもの。

 

「よし、こんなにトレードが簡単なら、もっと増やせるはずだもっと保持しよう。

さらに利益を増やそう、あるいはもっと資金を入れようかな?」などと思う。

 

その後の週足チャートを見てみよう(※クリックで拡大)

usdjpy2

2005年に100円ちょっとで買っていたドル円は

いまや80円付近でうろうろ。

当然利益はなし。

それどころかマイナス。

 

ちなみにこちらは月足。

ドル円月足

 

「そんなこというけど、ある程度利益が減ってきたところで

決済してる場合もあるでしょ?」

果たしてそれはどうか?

 

最初に利益を大きく得たときは、何の戦略もなく、

ただ損切りをしないというおかげであった。

 

そんな経験をしていれば

「損切りなんかせずにもっともっと勝てるはず」と思うのは確実だ。

 

実際、自分の資金が減っていくのを目の当たりにしたとしても

「ここで決済したらもったいない。

今まであんなに利益が出ていたんだからまた戻ってくるさ」

こう思うことが実に簡単だということは、

あなたも今までの経験から納得できるはずだ。

 

100円付近で一度反発し、「よっしゃ これから再上昇で濡れ手に粟状態になるぜ!」と

鼻息荒く興奮するにもかかわらず、再び上昇することはなく、

さらなる下落。

資金は息も絶え絶え。

あるいは既に強制ロスカットになっているかもしれない。

結果は惨敗。

 

ロスカットを防ぐ為に資金を借りまくり、残ったのは多額の借金という場合もあり得る。

 

『損切りさえしていれば・・・』

残ったのは後悔の念だけ。

 

「なぁんか話が極端だなぁ だいたいこのチャートは週足だし、

ここはデイトレのブログだろ?」

たしかに、この話は長期保有の場合を例に出した。

しかし、デイトレでも同じようなパターンに陥ることは当然ある。

 

しかもデイトレではトレードする時間が短いだけに、

このサイクルを繰り返してしまい、

みるみるうちに資金が減るということが起きてくる。

 

たまたま上昇トレンドだったから損切りしなくても勝てていた

この時に勝っている人はそのトレードを続けようとするだろう。

そしてトレンドが終わり、資金を失ったときに気づくのだ。

 

『損切りって大事なんだなぁ』

 

しかし、損切りの大事さを痛感した時には、

もうトレードする気力も、資金も残っていない。

 

まぁ世の中は広いから、探せば損切りせずに資金を増やす方法も、

もしかしたらあるかもしれないけどね?私が知らないだけで。

 

そんな方法があれば、検証した後にこっそり私に教えてくれればいいから

 

『損切りをせずに勝つ方法があればいいのにな』

そう思った瞬間から破滅への道に進んでいるということに気づくべき

 

 

 

損切り貧乏を克服したいか?続き

損切り貧乏を克服したいか?対策を詳しく解説の続き

 

●少しでも利益が出ると利益が減少するのが嫌で

 さっさと決済している

 

損切ではなくて利益を確定するときの話だけど

損切貧乏になることとつながってくる部分でもある。

 

ポジションを持って、少しでも利益が出ると

 

「この利益を今スグ自分のものにしたい」

 

「せっかく乗った利益が少なくなって

 もし損切りにでもなったら嫌だから

 早めに決済しておきたい」

 

って、つい思ってしまうことってない?

それは本能で感じちゃっているんだよね。

 

「利益が大きくなるのをじっと待つよりも

 損失を回避する方が重要だ!」って

本能で感じちゃってるの。

 

だからトレード中にこんな感情の理由で

早めの決済をしても自分を責める必要はない。

 

「自分の判断は人間として正常な判断をしている」

って気づけばOK。

 

「早く決済したいと感じてるなぁ」っていう自分の感情を

確認したうえで、利益が乗った場合にどういう行動をとればよいか?

自分なりに考えてみればいい。

 

『いつもはこの辺りでおじけづいて決済してしまうから、

 もう少し先のこの辺りまでは我慢してみよう』

 

『いつもは利益が乗った後に少しでも反転すれば、

 損切りに引っかからないか恐くなって決済してしまうけど

 今回は少し押しが入っても最終的に損切りにかかるまでは我慢してみよう』

 

とか、考えてみる。

普段よりもちょっと上の目標を意識してみる。

 

そうすれば

・自分が思っていた場所まで順行してレートがたどり着く

・予想外の動きになっても損切りに引っかからず

 更に反転し利益の方向へレートが動く

 こんな状況をポジションを持った状態で体験することができる。

 

この状況を少しづつ、そして何度も経験することが重要だ。

そうすれば「なんで今までの自分はあんなにおじけづいて

早い損切りや早い利食いをしていたのだろう」と

不思議に思えるようになってくる。

 

別のやり方もある。

 

ポジションを取ったら逆指値をして放っておく 。

これを常に続けてみると早いスピードで成長できる。

 

やりたいほうをやってみると良い。

 

あとは、練習のときと実践のときとで

自分の行動にどんな違いがあるかな?ってのを

きちんとチェックしてみるのもいい。

 

●損切り幅が極端に小さすぎる

 

損切幅が極端に小さすぎるっていうのは

そもそもの練習量が足りていない可能性がある。

 

だから値動きにおじけづいて反射的に

雰囲気で思わず損切をしてしまったりするんだよね。

 

だからまずは練習量は十分か?ってのをチェックしてみる。

 

あとは、チャートを大きな目で見てるかな?

ってのを意識してみる。

 

価格は一方向にまっすぐ進まずに上下動しながら進んでいくから

小さな値動きに集中しすぎると大きな流れを見落としがちになる。

 

大きな流れを見落としてないかな?

って注意しながらチャートを見るようにするといい。

 

大きな流れを見てみると

「ここにきたらもう損切する必要があるよな」

というポイントが見えたりするから

 

そのポイントを抜けない限りは

保有してる方が有利だなっていうのもわかってくるはずだ。

 

 

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相場の流れを読み取る方法がここにある。

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損切り貧乏を克服したいか?対策を詳しく解説

「損切貧乏」。

目を背けたくなるような名称だ。

 

「まだ切らなくてもいい」と思ってはいるものの

なんとなく損失が大きくなりそうな気がして

切らなくていいところで切って小さな損失を出してしまう。

 

「とりあえず小さく損を抑えてれば利益になるんでしょ?」

と自分勝手に解釈してしまいいつの間にか

損切貧乏という不可解な現象が起きてしまう。

 

損切り貧乏とは

小さな損切りを何度も繰り返し

せっかく得ていた利益を食いつぶし

最終的にトータルで損失になること。

 

以前の私と同じように

あなたも損切り貧乏に悩んでいるだろうか?

 

損切貧乏の克服と対策についてお話しよう。

 

まずは「なぜ損切り貧乏になってしまうのか?」

その理由にズームイン!してみる

 

損切り貧乏になってしまう理由

●エントリー後すぐ反転し損切りになってしまう

 ●少しの含み損でおじけづいて、決済してはいけない場所で決済している

 ●少しでも利益が出ると利益が減少するのが嫌でさっさと決済している

 ●損切り幅が極端に小さすぎて単なるブレなのに損切になっている

 

(もし、これ以外の理由に心当たりがあるときは

 コメント欄から教えて欲しい。)

 

一つ一つ見ていこう。

 

●エントリー後すぐ反転し損切りになってしまう

 

エントリー後すぐ反転し、損切りになることはよくある。

タイミングをとるには、それなりに技術が必要だからだ。

エントリータイミングの技術を見につける練習が必要だろう。

 

過去のトレードを振り返って

「もう少し早くエントリーしたらどうなるかな?」

「遅くエントリーしたらどうなるかな?」

丁寧にチェックしてみる。

 

自分のクセを見抜ければ、いいエントリータイミングの

ポイントが以前よりもハッキリ見えるようになるはずだ。

 

●少しの含み損でおじけづいて、

 決済してはいけない場所で決済している

 

私は、前もって決めていた損切りがあるのに

ちょっとマイナスに触れるとおじけづいて

決済してしまったりしていた。

 

「小さな損で撤退」を手法で採用してるならいいけど

「怖気づいて」損切りしてしまうのは問題だよね。

 

おじけづいたら、その後にまたエントリーチャンスがきても

エントリーをためらうことにもつながりやすいしね。

 

「損切りの位置を決めたら絶対に動かさない」のは

トレードの必須条件だよね

 

この条件を徹底的に守らなきゃ

次のステップへは進めないんだよね。

 

ん?そんなことはわかっている?

それをどうすれば守れるかってことを聞きたい?

 

それはだな、まず

「損切りに引っかかるまでなにがなんでも保持する」

これしかない。

 

だ・か・ら!それができないから困っているんだ!って?

う~ん しかし、まずはなにがなんでも保持してみなければ

見えてこないものがあるからなにがなんでも保持するのがいいのだが。

 

なにがなんでも保持することでこういうことが見えてくる。

 

・あと1pipsで損切り!というところで急反転して利益になった

 

・「もう、この勢いの値動きは絶対損切りだ!!」

 というチャートの動きでも損切りとはならず利益になった

 

この値動きを実際にポジションを持っている時に体験することで

 

「あれ?値動きって予想なんかできないじゃん 

 絶対上がるとか下がるとか 判断できないじゃん」

ということが本当の意味でわかってくる。

 

これがわかると、少しの値動きにビビッてもしょうがない、

という感情になってくる。

 

と同時に変な損切りがなくなっていく。

 

変な損切りがなくなればトレードしやすいし、チェックもしやすい。

 

自分のトレードのクセがはっきりとわかってくる。

さらには、値動きなんてわからないんだから、

利益確定の時だって自分の感情で決めていたら

もったいないことが起こる、という気持ちになってくる。

 

そうすれば、あなたのトレードはもっと楽になってくる。

 

しかし、最初の「何が何でも保持する」という部分はすごく大変だ。

難しすぎて難しすぎて発狂するくらい難しい。

私は何度も発狂した。だから、こう言おう。

 

値動きなんてわからないんだと言うことが

本当の意味で分かる為に

何が何でも損切りにかかるまで保持せよ!

 

値動きなんてわからないんだということを

念頭に置いてトレードしてみれば何かが変わる。

 

あ、あと大切なのは過去のチャートでよく練習することね。

 

残りの二つは次の記事で。

 

●少しでも利益が出ると利益が減少するのが嫌でさっさと決済している

●損切り幅が極端に小さすぎる

 

続きの記事はコチラ↓

損切貧乏を克服したいか?続き

 

損切貧乏にならないために

相場の環境認識力をつけよう!

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FXは努力では勝てない

FXは努力しても勝てない

 

残念ながらこれは本当だ。

さらに、努力すればする程勝てなくなる。

 

なぜこんなことが起こると思う?

 

トレードというものは人間の欲望で成り立っている。

買えば上がって欲しいし売れば下がって欲しい。

上がりそうと思うならば買うし下がりそうと思うならば売る。

 

あなたが実際にポジションを持っているとする

ポジションを手放すタイミングはいつ?

 

自分が買いたい、売りたいと思った時に売買し続けて

現在稼ぐことができているか?

 

残念ながら稼ぐことはできていないだろう

どんなにテクニカル分析を勉強しても

ファンダメンタル分析を勉強しても

手法を勉強しても

値幅を研究しても

通貨ごとのクセを研究しても

 

最終的に自分自身がトレードの邪魔をしていないか?

 

ルールではエントリーすべきなのに

エントリーせずに自分が入りたいところでエントリーする

利益確定も同じ。

 

だから、FXは努力しても勝てないのだ。

 

努力する必要は、ない。

 

ただ恐怖と不安、期待から

自分を守る方法を見つければいいだけ。

 

こんなことを書いても理解できる人はどれだけいるだろうか?

理解できたとしても実行するにはかなりの時間を要する。

 

「すぐに稼ぎたい」からFXをやるのに

「すぐには稼げない」という事実を突きつけられたとき

真正面から挑もうとする人はどれだけいるだろうか

 

「いや、そんなことはない。自分は大丈夫だ」

「自分だけはすぐに稼げるようになる」

「とにかくトレードしなければ」

ただ、焦りだけが襲ってくる。

 

トレードをする恐怖、期待、不安から逃れることはできない。

 

しかし、感覚を鈍くさせることはできる。

「ここで入るのは怖いけれど、チャンスだからここで入ろう」

「もう、損切りに引っかかりそうだ。トレードをやめたい。

 でもここでやめることはできない。保持しよう」

「ここで出るのはもったいない気がするけれど、

 ルールでは出るべきなのだ。トレードを終了しよう」

 

自分の過去のトレードと向き合うということは

自分と向き合うということ

そこを越えなければトレードで稼ぐことはできない。

 

ブログだけを見ていても勝てません。

トレードで勝つためにあなたは何をしている?

 

今までに経験したことがないくらい

必死にトレードについて勉強しているか?

 

 

このブログでも再三言っているが

「ただ、なんとなく」

「ただ、やっていれば」で勝てるほど、

トレードの世界は甘くない。

 

 

ところで最近、私はトレードとは違う分野について勉強している。

そちらに没頭しているためにこのブログの更新が少なくなっているわけだが

トレードを勉強し始めた頃のことをふと思い出した。

 

トレードの勉強を始めた頃は、始値や終値、ヒゲの意味などよくわかっていなかったし

5分足を「ごふんそく」と読んでみたり。(正しくは「ごふんあし」)

 

別に他人に指摘されるわけではないので

「そく」だろうと「あし」だろうとどちらでも良かったのだが、

それに気づいたときはすごく恥ずかしかったのを覚えている。

 

 

そんな知識も何もない状態から

必死に本を読んだりして勉強してきた。

あまりにもトレードにどっぷりはまっていたおかげで、

ドライブに行った帰りに車から見える山の景色を見て

「あそこに チャートが見える」と思ったほどだ。

(山の形がチャートの上げ下げに見えたということ)

 

 

人より稼ごうと思うならば、

人よりも勉強し、知識を蓄えることは重要である。

それはトレードにおいても同じことだ。

 

 

トレードの勉強をする際に気をつけて欲しいことがあるんだが、

本をたくさん読むことは重要であるということ。

 

今はトレードについてのブログもたくさんあって、

有益な情報も入ってくるが

やはり書籍から得る知識とはかなりの差があると思う。

 

ただ他人のブログだけを見て勉強した気になっても

勝てるようにはならない。

 

ブログは参考程度の知識とするにはいいと思うが、

メインの知識にしてはならない。

 

 

じゃぁどんな本を読めばいいのか?

それは探せばすぐに見つかるだろう。

 

このブログでも3冊程紹介しているが、

本を選ぶ際の参考にはなるだろう。

本屋に行って同じ棚にあるものを

かたっぱしから読んでみるのもいいだろう。

 

ただし、雑誌系の本だけはやめておいたほうがいい。

私の経験上、全く参考にならないので金の無駄。

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カテゴリ:雑記  [コメント:0]

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