トレード歴が長いのになかなか勝てないのならば

トレード歴が長いのになかなか勝てないのならば

その理由を探し出す必要がある。

 

 

トレード歴が長くなると、特に

 

・おかしなクセがつく

・緊張感なくトレードしてしまう

 

といった悪い部分が出てきがちだから

トレード初心者よりも

トレードにいっそう注意深くなる必要がある。

 

 

さらに、これまでのトレード経験から

 

・ここは反転するだろう

・これは大きく動くだろう

 

などと、変に予想をしてしまいがちだから

なるべくチャートを中立的に見れるように

意識しておく必要がある。

 

 

常に自分のトレードを見直して

おかしなクセがないか

変に予想してしまっていないか、ということを

見ておく必要がある。

 

 

もし、あなたがトレード歴が長いのに

なかなか勝てないというのであれば

今一度、トレード検証に力を入れてみるといい。

 

・トレードの悪い部分を排除するルールの作成

・(勝率重視であれば)勝率を上げるための更なる工夫

・(勝率よりも利大を目指すのであれば)

 大きく動いた時にどれだけ利大を目指せるかの工夫

・資金管理を工夫する

などなど。

 

『あと一歩!』

というところで成長をあきらめてしまう人も意外と多い。

 

しかし、ここでグッと踏ん張ることができれば

トレーダーとして大きく成功することができる。

 

それには、検証が欠かせない。

 

検証と工夫

これがトレーダーとして成功するために必要な

一つの鍵である

 

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ルールの大切さをゲームで学ぶ

FXにしろ、何にしろ、賭け事というのは

「感情で動くと負ける」

という共通点がある。

 

以前、暇な時にこんなゲームをしていた。

ガバナーオブポーカー 

(しばらく待っていたら出てくる緑色のプレイボタンで

 ウェブ上で無料で遊ぶことができる)

 

てきとーに遊ぶのと

ルールを作ってやるのとでは

結果が全然違うということを知るのに役立った。

 

そしてこんなことも学んだ。

感情で参加すると負ける。

 

一気に賭けると一気に勝つこともあるが

破産する方が多い。

 

勝つパターンとしては、一気に勝つよりも

じわじわ勝つ、負けないようにする方が大事。

 

有利な手ならばビビってはいけない

 

 

ちなみに、その時作ったマイルールはコレ

 

『手持ちの札が有利な時以外は絶対に賭けない』

『自分が有利だと思う場面以外は降りる』

『自分のカードが良い手ならばビビって降りてはいけない』

 

このくらいの簡単なルールでもかなり有効だった。

 

ルールの大切さは、こんなゲームでも

実感できるんだなぁとその時思った。

 

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エントリー回数を少なくするには無駄なトレードは無駄だとわかる必要がある

エントリー回数が多くて

悩むことがあるかもしれない。

 

エントリー回数が多くて悩むというのは

いわゆるポジポジ病という意味での悩みのことだが

これを治すには

ムダなエントリー自体をムダなんだと分かる

必要がある。

 

ん?ちょっとわかりづらいかな・・・

 

エントリー回数が多くなってしまうというのは

無意識のうちに

エントリー回数が多いほうが有利だと思っているから。

 

例えば、エントリーは一日一回!と決めていたのに

損切に引っ掛かったくらいでカッとなり

思わず、ルール違反ですぐに次のエントリーをしたとする。

 

そして、そのルール違反のエントリーが

偶然に利益になるとする。

すると、あなたの頭の中に強い記憶として残る。

「ルール違反だったけど利益になった」という強い記憶だ。

 

別の日に同じように

損切に引っ掛かってカッとなったとする。

 

すると以前の記憶がよみがえってくる。

「損切になってカッとなった後に

 ルール違反で エントリーしたら利益になった」

という記憶だ。

 

だから、その記憶を頼ってまた同じように

ルール違反でエントリーしてしまう。

 

利益になった時の記憶の方がうれしい記憶として

より強く残るから、損切になっても

ルール違反が悪いとはあまり感じない。

 

そして「ルール違反しても利益を得られる」という記憶が

より強くなっていく。

 

こうなってくると、もうルールなんてないも同然。

 

「一日一回!」とエントリー回数を決めていたとしても

「ルール違反でもトレードすれば利益が得られた!」

という記憶の方を優先してしまうからだ。

 

 

だから、エントリー回数を少なくしたいのに

そのルールがなかなか守れないのならば

「エントリー回数を少なくした方が利益が残る」

という記憶を頭の中に作ればいい。

 

つまり、今までのトレードを見直してみて

トレード回数が少ないほうが有利だという

証拠を集めるということだ。

 

そうすれば

ムダなトレードは本当にムダだったんだな

と思えるから

自然とトレード回数が少なくなる。

 

 

無駄なトレードは無駄だとハッキリ分かるために

相場の環境認識力をつけよう!

⇒無駄なトレードをなくすための効果的なトレーニング方法

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損切はどのタイミングでしたらいいの?

「損切はどのタイミングでしたらいいの?」

ということを考えることがあると思う。

 

基本的に、というか

トレードをする場合、損切ポイントは

トレードを行う前に既に決めておく必要がある。

 

これは、トレードするためには必須条件だ。

 

「エントリーしてから様子を見て

 損切位置を決める」

 

「大体の損切位置は決めているけど

 実際に損切するタイミングは

 レートの動きを見た後に再設定する」

 

もしあなたが、こんな判断をしているならば

即刻やめる必要がある。

 

 

エントリーと同時に損切の逆指値を

注文し、動かさない、という行動を取るべき。

 

 

エントリーしてから様子を見て

損切位置を決める、というのは

ポジションを保有している状態で

損切位置を決めることになる。

 

ポジションを保有している状態では

お金が掛かっているものだから

冷静な判断ができにくい。

 

だから

「損に引っ掛かりたくない」という気持ちが

どうしても強くなってしまい

損切幅を広めに設定してしまいがちだ。

 

 

エントリーしてから様子を見て

損切位置を設定するのではなく

エントリーするに既に損切位置を

決めておかなければならない。

 

 

「大体の損切位置は決めているけど

 実際に損切するタイミングは

 レートの動きを見た後に再設定する」

 

というのもあまりいいとは言えないが

トレードスキルがある程度身についているならば

有効なこともある。

 

「ポジションを保有している状態でも

欲望や恐怖に左右されずに

チャートを冷静に見れる」

という自信があるのならばいいけれども

 

「あ~怖い怖い怖い

どうしよう、利益が少なくなってきちゃった

損切に引っ掛かりそうで、嫌だ!」

 

もし、あなたがまだこんな状態でトレードしているならば

やはりトレードする前にはっきりとした損切位置を決めておき

ポジション保有中に損切を考えないトレードをするべきだ。

 

 

トレードをする前に損切位置をはっきり決めておいて

はっきりとしたルールにのっとったトレードを何度も続ける。

 

そんなトレードが、いくらかたまってから

トレードをしていない冷静な状態で

改めて損切の位置について考えてみる。

 

つまり、冷静な頭で損切の位置を調整するということ。

 

 

例えば、100万で買っていたドル円が50万円まで下がったとする。

さすがに50万円の損はきついから60万円になるまで我慢して持っていて

40万円の損失になった時に売ればいい。

10万円もダメージが少なくて済むから。

 

そんなバカなことを考えてはいけない。

 

こういうのは塩漬けといって

計画性も何もない

悪いトレードの典型的なパターンだ。

 

しかし、意外とこんな方法をオススメする人もいるから

気を付ける必要がある。

 

 

トレードとは、エントリーする前に

損切位置と利益確定位置を他人に説明できるくらい

はっきりさせておいてからやるものだ。

 

そして、損切である逆指値は

エントリーと同時に注文しておくのが

トレーダーとしての常識だ。

 

あなたは

「エントリーしたらすぐに逆指値!」

が違和感なく行えているだろうか。

 

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どうしても利益を伸ばすことができない。

FXで『どうしても利益を伸ばすことができない』

悩むことがあるかもしれない。

 

特に最近のように大きく動く相場で

利益を伸ばすことができずに薄利で降りてしまい

その後に自分に有利だった方向へ大きく動いたとすると

 

例えいくらかの利益を得ていたとしても

負けた気分になったり

「なんて自分はバカなんだろう!」と

責めてしまうこともあるだろう。

 

「よし!次からは絶対に利益を伸ばすぞ!」

と決意して

次のトレードで我慢して保有し続けた結果

利益を大きく取れることができたならば

それをきっかけに良い方向へ進めるかもしれないが

 

ほとんどの場合

「よし!次からは絶対に利益を伸ばすぞ!」

と決意して

次のトレードで我慢して保有し続けた結果

 

いくらかの含み益があったのに損切りになってしまい

「やっぱり無理せずにちょっとの利益で決済したほうがいいな」

と、早々に利益を伸ばすことを諦める

こんな状態になることが多いだろう。

 

あるいは、一度は利益を伸ばすことに成功したのに

その後に何回か含み益を損切りにさせるような

トレードをしてしまうと

「やっぱり利益を伸ばすよりも

確実に確定させるほうが大切だな」と

利益を伸ばすことを諦めてしまうかもしれない。

 

 

利益を伸ばすことに挑戦する場合

一つのトレードだけにこだわると

利益を伸ばすことに失敗する可能性が高くなる。

 

 

「このトレードは利益を伸ばすぞ!

だから今回は利益が伸びて欲しいんだ!

たのむから、今回は大きく動いてくれ!」

 

一つのトレードにこんな願い事をしていると

失敗する可能性が高い。

 

 

だから、これからやるトレードの

10回のうち1回でも利益を伸ばすトレードが

成功してくれればいいな

そのくらいの気持ちで挑んでみるほうがいい。

 

 

利益を伸ばすための決済ルールとしては

 

エントリーを決定する基本となる時間足で見た時に

エントリーした後、レートが利益方向にある程度動いてから

 

(買いの場合は)

押し目を作ったらその押し目のちょっと下

 

(売りの場合は)

戻りを作ったらその戻りのちょっと上に

逆指値を置くようにする。

 

さらにレートが動いて

次の押し目・戻りを作ったら

その度に移動させる

 

というものが基本的なものになるだろう。

 

この基本的な決済ルールから離れて

逆指値をきつくするか、ゆるくするか

あなた自身のトレードを見直してから微調整するといい。

 

 

『利益を大きく伸ばさなければ

トレードで稼ぐことは絶対にできない!』

というわけでもないが

 

利益を大きく伸ばすことができれば

トレードはもっとずっと楽になる。

 

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FXで勝ちたい、稼ぎたいがために確認に確認を重ねてしまう。これは負ける行動。

「FXで勝つためにはどうしたらいいのか」

「勝つにはどんなチャートパターンを勉強すればいいのか」

 

私は日々そんなことを考えながら

トレードに励んでいた。

 

まぁ、これがある意味

『間違った考え方でもあったな』

今では思うときがある。

 

「FXで勝ちたい」

「勝てるチャートパターンを探す」

このこと自体は間違っているわけではないのだが

 

 

「勝ちたい」

「稼ぎたい」

 

こんな考えが頭の中を支配している時は

どんなに勝ちたい、稼ぎたくても

なかなかうまくいかないものだ。

 

 

あまりにも勝つことや稼ぐことに執着していると

確実性や安全性を求めてしまうことになるからだ。

 

 

トレードに確実性や安全性を求めると

どうしても確認に確認を重ねてしまう

 

 

確認に確認を重ねると

エントリーが遅くなる。

 

つまり、動いてしまってから

エントリーすることになる。

 

動いてしまってからエントリーするということは

取れる値幅が少ないということだ。

 

 

相場がどんどん大きく動くような時ならば

確認に確認を重ねても

利益を得られることはできる。

 

しかし、ちょっと揉み合ったり

動きが少なくなってきた相場でも、なお

確認に確認を重ねていると

ダマシに合うことが多くなったり

少し利益が乗ったらスグに反転して

損切になってしまうようになる。

 

 

こんな状態から脱出するためには

確実性や安全性を求めない

ようにする必要があるのだが

これがまた思うようにいかないわけだ。

 

今まで見過ごしていたようなチャートポイントで

エントリーするわけだから

最初は当然不安や恐怖を感じる。

 

「えー こんなところではエントリーできないだろう」

そんな気持ちが大きいわけだ。

 

うまくエントリーできたとしても

本来、不安や恐怖を感じるポイントで

エントリーしているわけだから

何回か損切になったりしようものなら

「もう二度とこんなところではエントリーしない!」

と判断するようになってしまう。

 

しかも、本来エントリーすべきポイントなのに

「ここでエントリーするのは悪い判断だ」

と思ってしまい、更に悪循環になる。

 

 

こうなってしまうと、もう永遠と

利益の出にくいポイントで

エントリーし続けるはめになってしまう。

 

 

こうならないためには

自分自身で気づく必要があるのだが

まぁ、これがなかなか難しいんだよなぁ。

 

自分の悪いところを認めて

真正面から戦っていく必要があるから

非常に苦しい。

 

 

だから、どちらかというと

プライドがあまり高くない人の方が

トレードはうまくいくのかもしれない。

 

「自分は大したことない人間だから

悪いトレードばっかりなんだよなぁ」と

心の底から認めることができれば

トレードが上達するのは早いのではないかと思う。

 

私はどちらかというと

プライドが高くて「自分には悪いところなんかない!」と

ずっと思っていたタチだから

自分の悪いところを認めるのは非常に苦しんだ

 

今でも若干そんな傾向が残っている気はするが

以前よりは随分とマシにはなったんじゃないかなぁ。

 

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損切貧乏を避けるためにはどうしたらいいのだろうか。

相場のトレンドがはっきりしている時は

支持線や抵抗線がはっきりしていることが多いから

押し目買い・戻り売りの戦略を使って

小さな損切幅でトレードで利益を上げられる。

 

しかし、相場の方向性がなくなってくると

それまで機能していた支持線や抵抗線があまり使えなくなったり

機能していたとしても、レートがちゃぶつくことによって

損切が多くなってしまいがちになる。

 

※ちゃぶつくとは、トレンドがはっきりしない場合に

 レートが上下に揺れること。

 ちょっと上に動いたかと思ったら反転して下に動く。

 下に動くのかと思ったらまた反転して上に動くというような動きのこと。

 

こんな状態になった時に

いわゆる『損切貧乏』になりがちだ。

 

 

ところで

損切貧乏にならないための方法として

損切幅を広くする設定するやり方がある。

 

損切幅を広く設定する場合

相場が大きく動くような状態であれば

損切幅を広めにとっていたとしても

利益幅もそれなりに大きくとることができるから

トレードはうまくいく。

 

しかし、相場が落ち着いてきたような場合

つまり、あまり大きな値幅が取れないような状態の時に

損切幅を広めにとってしまうと

利益幅がとれなくなるから、

トータルで利益を出すことはできなくなってしまう。

 

だからと損切幅を狭くすると

今度はレートのちゃぶつきに引っ掛かって

損切が連発してしまい、損切貧乏になってしまう。

 

 

こういう場合は非常にやっかいだ。

 

 

これらを解消するために

エントリーの技術力をつける必要がある。

 

エントリーの技術力をつけるというのは

難しい相場でうまくエントリーできるようになることも当然だが

難しい場面は見過ごすという技術力も含まれる。

 

チャートをじっくりと見て

「ちょっとこれは難しそうだな」と思ったならば

思い切ってトレードしないことも非常に大切だ。

 

あるいは、

「このパターンは自分のパターンではないな」

と感じた場合にトレードせずに見過ごすことも立派な技術力である。

 

 

大体、あなたがチャートを見て良く分からない時は

あなた以外の誰でも「良く分からないなぁ」と感じているはずだ。

 

「良く分からない」時にムリにトレードすると

ちょっとした動きでも不安が大きくなってしまう。

そのために細かいトレードになりがちだ。

 

細かいトレードになりがちだということは

あなた以外の誰でも細かいトレードになりがちだということになる。

 

 

そうなるとレートがちゃぶつきだす。

 

 

レートがちゃぶつきだせば、損切が多くなる可能性が高くなる。

つまり、損切貧乏になる可能性も高くなる。

 

だから損切貧乏を避けたいと思うならば

「よくわからない時はトレードしない」

というルールが非常に重要になってくる。

 

まぁ、「よくわからない時はトレードしない」

ということがわかるまではトレードし続ける必要があるが

「どういう状態が良く分からない状態なのか」ということを意識しながら

日々トレードに精進する必要がある。

 

損切貧乏を解消するには

あーだーこーだ考えながら一つ一つ記憶して

地道にやっていくことが一番の近道だ。

 

 

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FXの自動売買、サインが出る系のソフトがなぜだめなのか

自動売買とか、サインが出る系のシステムを使って

「簡単にトレードしたいなぁ」

なんて思ったことがあるだろうか。

 

サインが出たとおりに売買して利益が出るならば

こんなにおいしい話はない。

 

以前に自動売買がなぜだめなのか

について記事を書いた。

 

つまり、自動売買は有効なのに

あなた自身がその有効性を

なくしてしまうからだめなんだということ。

 

自動売買がなぜだめなのかという理由は

この記事の他にも

サインを取捨選択する必要があるから

ということも言える。

 

 

基本的に

自動売買やサインが出る系のソフトには

一長一短がある。

 

それは、トレンド系とレンジ系のサインを

同じシステムで出すことはできないということだ。

 

 

トレンド時に有効なソフトはレンジ時に使うと損が多い。

レンジ時に有効なソフトはトレンド時に使うと損が多い。

 

 

だから、相場の環境認識が大切になってくる。

 

 

つまり、トレンド時だと思えば

トレンドに有効なソフトを使う必要があり、

レンジ時だと思えばレンジ時に

有効なソフトを使う必要があるということだ。

 

さらに細かく見ていくと

トレンド時にトレンドに有効なソフトを使っていたとしても

全てのサイン通りにトレードすると損が多くなる。

 

だから

実際にはサインを取捨選択する必要がある。

 

レンジの時にレンジに有効なソフトを使っていたとしても

すべてのサイン通りにトレードしていると損が多くなる。

 

だから

やはりサインを取捨選択する必要がある。

 

 

最終的に、あなたが相場についてわかっていなければ

自動売買とか、サインが出る系のシステムを使っても

利益を出すことはできないということになる。

 

 

しかし、一時的に利益が出ることはある。

それは、たまたまトレンドに有効なソフトを手にして

たまたまトレンド相場にそのソフトを使った時だ。

 

逆もしかり。

 

そんな風に利益を出した時は

まさしく聖杯を見つけたかのように興奮するだろう。

 

そして、「トレードってこんなに簡単だったんだ」

そう感じるだろう。

 

しかし、残念ながらそんな時期は長くは続かない。

 

そのうち、トレンド相場がだんだんと

レンジ相場になってきた時

成績が少しづつ悪くなるだろう。

 

そして、ある時から損失のオンパレードとなる。

 

そして、トレードが怖くなってようやく

相場というものを真剣に勉強するようになる。

 

なぜそんなことがわかるのかって?

 

そんな経験を私がしてきたからだ。

 

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トレードルールを変更するときは確率で考えると良い

「スグに損切に引っ掛かってしまうから

次からは損切位置をもう少し広めにとってみよう」

 

損切位置をちょっと調整してみようかな

 

こんなふうに

トレードを改良しようと思うことがあるだろう。

 

トレードを改良しようとすることはいいことだ。

しかし、トレードルールを変更するときは

慎重になる必要がある。

 

 

たとえば、こんなことを

ついやってしまってはいないだろうか。

 

「前回はヒゲで損切になった。

ヒゲで損切にならなければ利益になっていたトレードだった。

だから、次回からはヒゲで損切にならないように

損切位置を調整して広くしてみよう」

 

これは、一見トレードを改良しているように見えるが

実は、その場しのぎのルール変更でしかない。

 

なぜなら、前回のトレードしか見ていないからだ。

 

 

例えば勝率が90%のトレードルールがあるとする。

勝率が90%あったとしても必ず負けトレードは起こる。

 

もしかすると、勝率90%のトレードを始めた最初のトレード

負けトレードが発生するかもしれない。

 

最初のトレードで負けトレードだったからと

安易にトレードルールを変更してしまうと

それはもう検証された90%のトレードルールとは

全く別のものになってしまう。

 

全く別のトレードルールでトレードしようとするならば

また検証して、有効かどうかを見なくてはならない。

 

つまり、勝率90%のトレードルールを確立させていたのに

最初のトレードが負けトレードだったというだけで

せっかく確立させた勝率90%のトレードを

実行もせずに捨ててしまうということになるのだ。

 

だから

たった1回、あるいは2、3回のトレードだけで

トレードルールを変更してはいけない。

 

最低でも20回のトレードを振り返った上で

変更するかどうか決めなければいけない。

 

 

それから、勝率を追い求めるのは悪いことではないが

勝率にこだわりすぎてはいけない。

 

勝率にこだわるよりも

利益をさらに伸ばせないだろうかと考えたほうが

トレードはうまくいく。
 

 

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トレードで利益を出している人がどんなトレードをしているのか気になる

トレードで利益を出し続けるという状態は

一体どんな状態なのかを考えたことがあるだろうか。

 

トレードで利益を上げ続けるトレーダーとは

どんなトレードをしているのだろう。

 

 

あなたはこんなことに疑問を感じないだろうか。

 

順張りだけでトレードしているのだろうか。

逆張りでもトレードするのだろうか。

 

一日にトレードに割く時間は多いのだろうか、

一日中トレードしているのだろうか。

 

枚数はどのくらい張っているのだろうか。

 

トレードする通貨は絞っているのだろうか。

色々な通貨を見て回るのだろうか。

 

どんなテクニカルを使っているのだろうか。

 

などなど。

 

 

きっとあなたは、こういったことに疑問を持っているだろうから

この機会にその疑問を解消しておこう。

 

 

では、早速それぞれへの答えを挙げていこう。

 

順張りだけでトレードしているのだろうか。

逆張りでもトレードするのだろうか。

答え

順張りでも逆張りでも性格に合ったものを選んでいる。

つまり、順張りでも逆張りでもどちらでもいい。

 

 

一日にトレードに割く時間は多いのだろうか、

一日中トレードしているのだろうか。

答え

一日にトレードに割く時間はその人の環境による。

一日中トレードして利益を上げる人もいるし

一日に5分、10分でトレードを終わらせる人もいる。

つまり、トレード時間は長くても短くてもいい。

 

 

枚数はどのくらい張っているのだろうか。

答え

枚数をどのくらい張るのかはその人の資産による。

ポジションサイジングをしっかりしていれば

トレード業者の上限値まで枚数を貼ることができる。

 

 

トレードする通貨は絞っているのだろうか。

色々な通貨を見て回るのだろうか。

答え

一つの通貨だけトレードする人もいるし

色々な通貨を見て回って良い通貨を選んだり

あるいは複数の通貨を同時にトレードする人もいる。

つまり、通貨を一つに絞ってもいいし

色々な通貨をトレードしてもいい。

 

 

どんなテクニカルを使っているのだろうか。

答え

テクニカルの選択は、相性が良ければ何でもいい。

どれが優っているとか劣っているとかいうことはない。

 

 

あなたの疑問はいくらか解消できただろうか。

 

 

ところで、こういったことから分かることは

トレードで利益を上げるためには

数多い選択肢の中から何を選んでもいい

ということになる。

 

逆に言えば

選択肢が多いから何かを選ばなければならない

ということにもなる。

 

 

つまり、利益を上げ続けるトレーダーというのは

たくさんの選択肢の中から一つ、あるいはいくつかを選んで

ただそれだけに集中しているということになる。

 

ところで

一つのことを選択してしまうと

その選択したものではカバーできなくなることがある。

 

例えば、トレード時間を『何時から何時まで』と決めてしまえば

その時間以外に大きく動いてもトレードできない、というように。

 

しかし、決めた時間以外でトレードをしないのであれば

決めた時間以外での損失も回避できる。

 

『トレード時間を決める』ということは

『トレード機会が減る』ということにもつながるが

 

 

・オーバートレードを避ける

 

・精神的に準備ができていない状態で

 トレードすることがなくなる

 

・トレードが崩れにくくなる など

 

 

といった良い効果もある。

 

 

つまり、決めた時間以外で大きく動くことがあっても

見逃した方が結果的には良いこともあるというわけだ。

 

この例では、いつでもトレードできるという状態から

トレードする時間を決める

という選択をしたことになる。

 

 

トレードで利益を出し続けるというのは

たくさんある選択肢の中から一つを選んで

ただそれだけを黙々と行動すればいいということだ。

 

選択するものは、より詳細で

より具体的であればあるほどいい。

 

 

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