あるSNSを見てたら
「バイナリーオプションで凄く儲かってます!
あなたにもこの方法を教えちゃいます!」
って言うのが流れてて
すげー可愛い女性が写ってたんだよね。
うわー、すごく可愛いな、アイドルみたい
と思いながら眺めてたんだけど
あるブログに誘導されて
そのブログを読んでたら
すごくいいことが書いてあるんだよね。
「私は皆さんにも幸せになって欲しいから
お金を稼げる方法を教えてあげたいんです。
支払いは完全後払いです。
詐欺とか悪徳業者にダマされてほしくないので。」
うーん、世の中にこんな可愛くて
素晴らしい人が存在するのか!
と思いながら続きをみていた。
「今日は〇〇万円利益を出しました
証拠画像はコレです。」
「お金も銀行から下ろしてきました
今、〇千万円手元にあります。
これを元手にさらに殖やしていきます!」
「今日は儲かったお金でブランド品の
〇〇を買っちゃいました
証拠画像はこれです!」
とかって、色々載ってるんだよね。
うーん、なんだかすごいなぁと思いながら
眺めていたんだけど・・・
何か違和感を感じるんだよね。
言葉では説明できない違和感を感じるんだ。
この人がウソを言っているとか
詐欺を働いているはずだとは言ってないよ?
ただ、ヒシヒシと感じるこの違和感は何だろう?
と思っちゃうんだよね。
たとえるなら、
チャートを見てて、テクニカル分析的には
ブレイクしていくパターンにバッチリ
あてはまっているんだけど
パターンどおり過ぎて逆に違和感を感じる。
何かおかしいよねと思って見過ごしていたら
やっぱりダマシだった、ってことがあるんだけど
その時に感じる違和感と同じような感覚になったって話。
あやなです、
企業をコンサルして千万単位の
報酬をとる人から直接指導を
受けたことがある・・・
その中で興味深いと感じた話があった。
「何かを学ぶとき、あなたは
真っ白なキャンバスです」
先入観や偏見を持って何かを学んでは
ダメってことだったんだが
そんなの当たり前だろう。
サラっと聞き流しかけたとき
ふと昔の自分を思いだした。
先生のFXトレードビデオ動画を
見ていたときのことなんだが
その時先生はビビリ決済でたった
20pipsだけ獲得。
私も同じ時刻、同じ通貨をトレードしていたが
私は50pips以上獲得していた。
「先生は私よりトレードが下手だな。
こんな相場でビビるなんて。」
『先生は小心者でトレードはあまり
うまくないのかもしれない。』
それからしばらくはそういう目で
先生を見て学んでいた。
「私の方が獲得幅は大きく取れている。」
「もしかすると私はトレードの天才
かもしれない。」
トレードを始めて2カ月も経たない頃
だったが、そんな風に思っていた。
それからもトレードビデオ動画で
学ぶ日が続いたが、見ていると
イライラすることがよくあった。
「先生はなぜそこまで慎重にトレード
しているんだろう?」
「私ならそんなにビビらないし
もっと大胆にトレードするのに」
もう、学ぶ必要がなくなったのかもと
思わずにはいられなかった。
それからしばらくして私に異変が起きた。
トレードして利益確定できる機会が
全くなくなってしまったのだ。
トレードすればするほど損失が
膨らみ続ける。
最終的にそれまで得ていた利益を
全て失い成績はマイナスへ転落。
「あれだけ稼いでいたのにあっという間に
利益がなくなったのはなぜ?」
不思議でたまらなかった。
「こんな相場なら先生もきっと
マイナス続きだろうな」
そう思って先生のトレードビデオ
動画をチェックする。
しかし、先生は相変わらず利益を
上げ続けていた・・・
しかも20pips程度ではなく
50pips、たまには100pips
以上の幅を獲得していた。
「なぜこんな相場でも負けずに
さらに獲得幅も増やせるの?」
不思議でたまらなかった。
そうなってからようやく『もっと
真剣に先生の話を聞かなきゃダメだ』
っていう気持ちになった。
初心に戻って学んだ結果、
わかったことがあった。
『慎重にトレードしなきゃならない
相場と大胆にトレードしていい
相場の見分けがついていなかった』
私の場合はたまたま勝てていた
だけだったのに自分の実力と
勘違いしていた。
先生より多少いいトレードができた
だけで有頂天になり「先生より
優れたトレーダーかも」と天狗に
なってしまったんだ。
だからなぜ先生が慎重にトレード
しているのか深く考えもせず
逆に先生をバカにするかのような
態度で学んでしまったわけだ。
その結果トレードスキルが向上せず
相場の変化についていくことも
できなくなり、うまくいかなくなった。
なぜこんな恐ろしい態度を
してしまったのか?
私が大バカ野郎だからに
他ならないからなわけだが・・・
真っ白なキャンバスどころか
真っ黒なキャンバスで何かを
学ぼうとしていたってこと。
「何かを学ぶとき、あなたは
真っ白なキャンバスです」
そんなことわざわざ言われなくても・・・
と一瞬感じた私がいたが実際に
実行するのは意外とムズカシイの
かもしれないなと思った。
ふだんの私がどういうトレードを
しているか。
あなたはどんなイメージを
持っているだろう。
ある方にはこう言われた
「楽しくなるよう音楽をかけながら
トレードしてますか?」
「それとも真剣だからピリピリ眉間に
シワ寄せているのでしょうか?」
答えは両方。
流れがはっきりしている時は
ラクにトレードできる。
「これはもう買いしかないでしょ。
ここに来たら買えばいい」
待っている間は好きな音楽を
聞いたりネットゲームで遊んで
いることもある。
一方、そんな余裕がない日もある。
音楽を聴いたり片手間トレードを
しようもんならこてんぱんに
やられそうなチャートの時だ。
どういうチャートかというと
『流れが微妙な時』
流れが微妙な時は「眉間にシワ」どころか
あなたが私の顔を見たら卒倒しそうな
形相になっているかもしれない。
脳を最大限にフル回転させ
いろんな戦略をシミュレーションする。
「それともこれはトレード
しないでおこうか?」
ありとあらゆる可能性を探る。
音楽?
そんなものはかけない
ネットゲーム?
無視無視。
電話?
かかってこようものなら
殺したくなる勢いだ。
「静かに集中させてくれ!」
そんな緊迫した時間を過ごすが
エントリーしたら一気に解消する。
「あとはこうなったら
手仕舞いすればいいだけだ」
ふう、と一息つき好きな音楽や
ネットゲームを楽しむ。
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今年一年の進行状況はいかがだっただろうか。
「今年は頑張ってかなりのトレードスキルを
身に着けられた!」
「一生懸命やったのになかなか思うように
いかなかった」
「スキルは身についているように感じるけど
いまいち効果が感じられない」
いろいろと感じるところもあると思う。
しかし、これだけは確かだ。
「やればやっただけ確実に
あなたの力になっている」
私自身、力がついてきたなと実感できたのは
かなりの労力を費やしてからだった。
それまではまるで下りのエスカレーターを
一生懸命上っているような感じで
いつまでたっても進まない気がしたり
逆に「私って退行していってるんじゃないの?」
とさえ感じたこともあったほどだ。
もし、あなたがそう感じていたとしても心配ない。
「やればやっただけ」あなたの実力になっている。
20世紀前半に活躍したギャンという有名な
トレーダーがいる。
彼は『ギャン理論』という素晴らしい
テクニカル分析を生み出した。
だが彼が『ギャン理論』を使って
利益を上げられるようになったのは
それから3年も経ってからだった。
アメリカのトレーダー、ゲイリー・スミスは
年に20万~30万ドルを稼ぎだすのに
15年以上もかかった。
有名なトレーダーだって苦労して
成功を手にしているわけだ。
「え~3年とか15年以上の時間を
かけなきゃならないの?」
そういうことではなく、そのくらいの
年月がかかったとしても何らおかしくない
ということ。
「なかなか進歩していないような気がする」
という気がしても焦る必要はない。
「着実にスキルは身についているはず」
「だから前だけを向いてやれることを
やっていこう」
そんなふうにトレードと向き合ってほしい。
基本通りにトレードして「何が悪いのか
何がうまくいっているか」を一つ一つ
ていねいに見つけていってほしい。
そうすればそれほど時間をかけなくても
コンスタントに利益を上げ続けることが
できるようになるはずだ。
問題を見つけ、解決していく。
そうすれば必ず成功できる。
今年一年、ありがとうございました!
よいお年を!
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サラリーマンで勤務日はほとんど時間が取れない、
休日も疲れてFXの勉強なんかする気にならない。。
あなたも同じような環境にいるかもしれない。
確かに仕事をしながら、あるいは主婦でも忙しいなら
FXのために時間を割くのは難しいかもしれない。
どう解決するか?
テレビを見る時間を削ったり
趣味や遊びの時間を削ったりと
いう手もあるかもしれない。
しかし、根本的な解決になっていない
可能性もある。
あなたは栄養不足
「飽食の日本で栄養不足なんて
おかしなはなしをしますね!」
そう思ったかもしれないが
栄養不足の人はわりと多い。
旬でなくても手に入る野菜。
加工された食品。
添加物たっぷりの食品。
残念ながら、これらを常用していれば
栄養不足になる可能性が高い。
旬の野菜とそうでない野菜は
半分~1/7程度の栄養の違いがある。
旬ではない野菜を食べても
入っている栄養が少ない。
さらに添加物たっぷりの加工品を
食べていればより栄養不足になる。
ビタミン・ミネラルが不足すれば
疲れも取れない。
旬の野菜、果物をたっぷり食べて
良質の魚、肉を適量食べているだろうか。
平日にバリバリ働いたとしても
休日にFXの学習をする気力が
衰えないようにするために大切なことだ。
そう言う私はお菓子大好き人間だったけど。
(今はなるべく控えて適度に食べるようにしています。)
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「ルール通りにトレードすればいいだけ。
それ以外は考えるな!」
意を決して覚悟したわけだが
ここでギモンが沸いた。
「でも、今までルール通りにトレード
してたつもりだったんだよね・・・。」
それがいつの間にか我を忘れ
感情的な行動に変化してしまう。
「はっ! これがなぜなのか分からなければ
また同じことの繰り返しになるんじゃ!?」
原因はわかったのにその解決法が
さっぱりわからない。
私は頭を抱え、その場にうずくまった。
「ううう、これ以上動きようがない・・・」
私は一瞬にしてやる気を失い
あーあ、とため息をつきながら
ゴロンと床の上に大の字になった。
ふと横の棚に目をやると、トレード本が
びっしりとならんでいる。
「・・・ヒマだ。本でも読むか」
しばらく放置させていた一冊の本を
本棚の奥底からむりやり取り出す。
第7章~『報酬と罰』~
「報酬と罰ねぇ・・・この章を読んでみるか」
・・・・・
ルール通りにトレードするには
次のことを意識しておけばいい。
利益が出やすい行動に報酬を与え
損失が出やすい行動には罰を与える。
「ふむふむ。まぁ、今までこれを
意識してきたんだけど、うまく
いかなかったんだよな」
気づいたら無理なトレードをしているし
ポジポジ病といわれる過剰なトレードも
なぜかやらかしてしまう。
さらには「大きく賭けて一度に大きく負ける」
これで撃沈。
さらに本を読み進めると
衝撃的な内容を発見した。
『罰を与えたつもりでもそれが
前向きな強化剤になることがある』
ん?どゆこと?
『罰の与え方を間違えるのは報酬を
与えているのと同じ。
一生勝てない訓練をしているのと同じ』
えええええ!?
一生勝てない訓練だって!?
もしや、私はこれにピッタンコカンカン
当てはまってるんじゃないの!?
一生勝てない訓練の恐ろしい内容は
こんなことだった。
トレードで損失を出すと、いつも口うるさい
妻が動揺するから自分は気分がいい。
⇒損失が報酬にすり替わっている。
「今週はイヤというほど大負けしたんだよね」
同僚や友人にそう伝えると「飲みでも行こうよ」
と、得られる限りの気遣いでなぐさめてくれる。
⇒損失が報酬にすり変わっている。
「今週はけっこう儲かったんだ」
同僚や友人にそう伝えると「それはよかったね」
ただそれだけ。
⇒利益が罰にすり替わっている。
報酬(損失)を得るために罰(利益)を避ける
という行動を無意識のうちに行おうとする
行動が定着してしまう。
で、「勝てない、勝てない」と嘆き続ける。
・・・・・
こ、これだ・・・
まさしく私はこの状態におちいっている!
そうか、私は「ルール通りにトレードする」
という本当の意味を知らなかったし、理解
できていなかったんだ。
しかし、この事実を知った今、
やるべきことは明確になった。
あとはこのシステムから足を踏み外さないよう
自分を監視して進んでいけばいいだけだ!
偶然手に取った一冊の本を
まじまじと見つめながらつぶやいた。
棚の奥底に眠らせといてゴメンネ。
参考書籍:投資の行動心理学
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