トレードで私が悟ったこと

トレーダーには柔軟な思考が必要だと

前回記事であなたにお伝えした。

光が指すイメージ

 

柔軟な思考とは

どのような思考だろうか。

 

それは多面的に

物事を見るということではないだろうか。

 

トレードであれば

損切がきちんと執行できるようになるために

工夫する。

損切を多面的に見る。

 

その方法として

 

・過去のトレードを見直す

 

・「損切さん、資産を守ってくれてありがとう」と言ってみる

 

・「損切」の概念を違う方向から見る

(手数料だと思う、とかギャンブルだと思うとか)

 

サイコロトレードをして損切を限定すれば

 どのような結果になるかを実際に目で確認してみる

 

などなど

 

ありとあらゆることを試す工夫をする。

 

 

利益を伸ばすことができないならば

 

・指値や逆指値を利用して、とにかく長い時間

 保有できる状態を強制的に作る。(外出するとか)

 

・過去のトレードを見直す

 

・コツコツドカーンで大きな損を被るならば

 その逆をしてみればどうなる?と考えてみる

 

などなど。

 

ポジポジ病になってしまう、

しばらくの間は利益が上げ続けられるのに

時々やらかしてしまうなどなど

 

そういった状態をどう工夫していけば改善できるか?

ということを常に考え続ける必要がある。

 

これには人それぞれ状態が違うから

「こうすれば、いいですよ」という

確固たるものはない。

 

ただし、大まかな指針のようなものはあると思う。

それは、このブログにも色々と書いているので

参考にして頂ければいい。

 

で、そういったモロモロのことを

日々精進して

繰り返し繰り返し続けることによって

あなたの身に付いてくる。

 

私はそうやってきた。

 

正直、人生で一番きつかった。

正確にはうんじゅううんねん生きてきた中でだが。

正確な表現ではないけれど。

 

で、トレードで私が一番大切だと悟ったことは

 

あきらめることだった。

 

損切は絶対に逃れられないから

エントリーした時点で「もう、負けたもの」とあきらめる。

 

相場が良い動きをしていなければ

トレードできないとあきらめる

 

もみ合った動きをして

どう見ても誘っているようにしか見えないが

この動きに思わず手を出しても

(利益が)自分のモノにはならないからと

あきらめる(トレードしない)

 

あきらめた時に光が見え始めた。

 

だから、あなたもあきらめることができるように

とにかく色んなことを

実際にやってみる必要がある。

 

早くあきらめられれば

それだけ早く利益があなたのものになる。

ホントウだ。

 

こんな文章を見つけた

 

 

『努力しない生き方』(桜井章一)

恨みを抱かないためには、諦め上手になることだ。

恨みの感情を抱くとたいてい自分を責めるか他人を責める。

諦めがうまい人は自分を責めることもなく他人を責めることもない。

諦めないことで恨みがましくなったり、ひねくれたり、卑しくなったりするなら、

きれいさっぱりと諦めたほうがいいのである。

 

あなたは何を知りたいの?トレードの具体的な話?チャート解説?動画?

「もっと具体的な話を知りたい」

 

きっとあなたは

私のブログを読んだ後にそう感じるだろう。

 

「チャートで解説して欲しい」チャートの解説画像

「動画があればいいな」

 

そんな意見も頂戴している。

 

確かに、チャートを表示させて解説したり

動画で実際にトレードしているところを見せるのは

ある意味重要かもしれない。

 

しかし、私にはどうしても

チャートの解説や動画を

このブログで公開しなければならないほど

重要だとは思えない。

 

重要ではあるが重要ではない。

この矛盾した気持ちがある。

 

それよりも重要なのは

「あなたがどうやって工夫して考えていくか」

ということだ。

 

トレードには柔軟な思考が必要だ。

 

柔軟な思考をするために

あなたの意識を常に高く持つ必要がある。

 

意識を高く持つということは、

 

実力以上にあなた自身を良く見せたり

実力はあるのに必要以上にへりくだったり

 

そういうことをしないという意味で言っている。

 

あるいは

これは、トレードで勝つために

必要な考え方というよりも

 

『あなた自身が独立して仕事をする時』に

同じように必要な考えであったり

 

『会社で上司や同僚とうまく付き合っていくために

あなたがどんな考えや行動をすればいいのか』

という考えであったり

 

『家族や友人、近所の人たちと

うまく付き合っていくために

あなたがどんな考えや行動をすればいいのか』

という考えであったり

 

『あなたの人生をどう生きていけば幸せになれるのか

よく考えて幸せになれるように工夫して生活していく』

 

そんな考えであったりする。

 

こういったことに共通する考えが

トレードにも反映される。

 

「そんなめんどくさい話はいいから

早く稼げる情報が欲しい」

 

もし、あなたの頭の中が

そんな考えでパンパンなのであれば

トレードで勝つのは難しい。

 

 

実際にお金を入れてトレードするために必要な最低限の条件

トレーダーが勝つために必要な条件は

次の三つだ。

 

 

『損切が100%確実に執行できる』
『利食いは難しいことを理解する』
『チャンスに出会った時に確実にエントリーできる』

 

もちろん、

これらの他にも大切なことはまだまだあるが

今回は、この三つとさせてもらった。

 

この三つのポイントを頭に入れ

「どんなトレードを目指せばいいのか」

という考えの目安になればと思う。

 

ちなみに、デモトレードで

これらの三つの条件すら

まともにできないようであれば

 

 

絶対に

 

絶対に

 

100%

 

利益を出すことはできないので

 

お金を入れてトレードしてはダメ。

 

近道のようで実は遠回りになってしまう。

 

 

デモトレードで最低でもこの三つの条件

 

・損切が100%確実に執行できる

・利食いは難しいことを理解する

・チャンスに出会った時に確実にエントリーできる

 

を、体に染み込ませてからようやく

実戦のトレードをすることができる。

 

これは、

「デモトレードだと緊張感がないから・・・うんぬん」

こんなイイワケをする以前の問題である。

 

試合に出るのに

練習しなくてどうやって勝つの?ということだ。

 

トレードで勝つために必要な3つの条件~その3~

「多分、ココが、チャンスだよねぇ」

「今、エントリーしなきゃいけないんだよねぇ」

 

 

テクニカル分析をして

エントリーポイントを探った。

そしてエントリーできるようなチャートの形となった。

 

なのに・・・

 

「う~ん どうしようかな」

「もしかしたら・・・損切になっちゃうかもしれないし」

「なんだかエントリーが怖いんだよね」

「またこの流れが継続するとは思えない」

 

そんなマイナス思考が顔を出し

エントリーを躊躇してしまう。

 

こんな状態では

トレードで利益を上げることはできないというのは

あなたはわかっているだろう。

 

当たり前の条件だが

チャンスに出会った時に

確実にエントリーしなければならないことを

認識しているかどうかの違いは大きい。

 

「う~ん、今回はまぁ、見送ろうかな」

「エントリー怖くて入れなかった・・・」

 

そんな風になってしまうのはしょうがないが、

 

チャンスに出会った時に

自分はエントリーできなかったなぁと

きちんと認識しておかなければならない。

 

認識していれば、

次に同じようなチャートと出会った時に

あなたがどんな行動をとればいいのかという

対策をとることができるからだ。

 

トレードで勝つために必要な条件の3つ目は

 

チャンスに出会った時に

確実にエントリーできるかどうか

 

ということになる。

 

 

トレードでは

「一貫してエントリー」する必要がある。

それは、いつ大きく動くかわからないからだ。

 

とは言っても

怖くてエントリーしなかった時に限って

だいたい大きく動くものだ。

 

これは、相場はもともとそういうものだから

納得するしかない。

 

動いた後に途中からエントリーする

という手もあるが

更に大きな心理抵抗が生まれたりするから

それはそれでやっぱり難しい。

 

ということで、トレードで勝つために必要な

3つ目の条件は

『チャンスに出会った時に

確実にエントリーできる』

である。

 

 

トレードで勝つために必要な条件

その1の条件はコチラ

その2の条件はコチラ

 

トレードで勝つために必要な3つの条件~その2~

「利食いは難しいなぁ」

 

「利食いは難しい」

あなたもいつもそう感じているだろう。

 

実はドルの迷路

勝てるトレーダーにとっても

利食いは難しいものである。

 

だから、もしあなたが

利食いで悩んでいるのならば

それほど悲観しなくてよい。

 

利食いはトレーダーにとって

永遠のテーマでもある。

 

トレードで勝つために必要な2つ目の条件は

「満足できる利食い」はない。

ということだ。

 

 

「ここで利食っていればもう少し取れたのに」

 

「ここで利食わなければもっと伸びていたのに」

 

そんなことは日常茶飯事だ。

 

 

・伸ばせば伸ばすほど利益が大きくなる

こんな相場と

・伸ばそうとすればするほど利益が少なくなる

こんな相場が入り混じっている。

 

・利益を最大限に伸ばす利食い

もし、あなたがこの方法を選択しているのならば

常に利益を伸ばさなければならない。

 

『伸ばそうとすればするほど利益が少なくなる』

そんな相場であったとしても耐える必要がある。

 

 

・利益を確実に獲得していく利食い

もし、あなたがこちらの方法を選択しているのならば

常に確実に利食っていかなければならない。

 

『伸ばせば伸ばすほど利益が大きくなる』

そんな相場に出会うかもしれないが

獲得できなかった場合は黙って眺めているしかない。

 

 

・利益を最大限に伸ばす利食い

・利益を確実に獲得していく利食い

 

この両方を採用していたとしても

常にどちらかは機能しない状態だ。

 

『常に利益が最大限になるように努力しよう』

そんな意識を持っておく必要はあるが

ある程度で納得しなければならない部分もある。

 

トレードに完璧はない。

 

ということで、トレードで勝つために必要な

2つ目の条件は

利食いは難しいことを理解する

である。

 

1つ目の条件はコチラ

3つ目の条件はコチラ

 

トレードで勝つために必要な3つの条件~その1~

「トレードで勝つためには

いったいどんな条件が必要なんだろう」

 

ふとそう思ったので

トレードで勝つために必要な条件を

簡単に3つにわけてみた。完璧なイメージの画像

 

「何をどう目指せばいいのか」が

はっきりすれば

日々のトレードトレーニングが

よりやりやすくなる。

 

トレードで勝つために必要な

一つ目の条件。

 

『損切が100%執行できること』

 

非常に当り前なことではあるが

あなたは損切を「100%執行できている」

自信をもって言えるだろうか。

 

「損切は100%確実に執行できているよ」

「損切なんて当たり前だよね」

そう感じたあなたは素晴らしい。

 

ぜひ、記録更新し続けていただきたい。

 

しかし

 

「損切はまだまだ私の課題です」

そうあなたが感じるのであれば

 

「損切だけは絶対に執行する!」

という強い目標を持つべきだ。

 

日々のトレードトレーニングで

損切がうまくできた時には

「凄いぞ私!損切がうまく執行できた!」

と意識して喜ぼう。

 

そうすれば少しづつ

損切がうまくなっていく。

 

 

「時々損切位置をずらしてしまう」

「いつもはできるけど

たま~~~にできない時がある」

 

そうあなたが感じるのであれば

もしかしたら、

「損切がうまくできるようになった」という油断から

無意識に損切を甘く見ているのかもしれない。

 

「損切は100%確実に執行しなければ意味がない」

この言葉を目標に掲げるとよい。

 

勝てるトレーダーにとって、損切は

「できて当たり前のこと」

という感覚になっている。

 

だから、もしあなたが

『損切』で悩んでいるのであれば

トレーダーとしては

まだまだ入口に立っているに過ぎない

ということを自覚しなければならない。

 

もし、あなたがその状態であれば、当然、

今の状態で利益を上げることはできないから

 

リアルマネーを使って

トレードすることは許可できない段階

ということになる。

 

リアルマネーを使って

トレードしてもよい段階の一つとして

せめて

 

「デモ口座では

完璧に100%損切ができます」

 

この状態になってから

リアルマネーを使ってトレードするべきである。

 

トレードで勝つために必要な一つ目の条件

『損切が100%執行できること』

 

勝てるトレーダーになるためには

非常に大事な条件であるから

しっかりと頭に刻んでおくとよい。

 

 

二つ目の条件はコチラ

三つ目の条件はコチラ

 

 

複数時間軸、MTF(マルチタイムフレーム)が理解しづらい

MTF(マルチタイムフレーム)

あなたはこの言葉を

聞いたことがあるだろうか。

 

MTF(マルチタイムフレーム)とは、

複数時間軸を使って

相場状況を把握することだ。いくつかの時計の画像

 

たとえば、

4時間足と1時間足と15分足などといった

複数の時間軸を同時に比較することによって

相場の流れを読み取るということ。

 

MTF(マルチタイムフレーム)分析をすれば

あなたのトレードが

 

・順張り

・逆張り

 

このどちらなのかがわかる。

 

そして

 

・レンジ

・ブレイク

・カウンターなど

 

どの手法をとっているのかを

確認することができる。

 

だから、

『ガッツリ利を伸ばすほうがいいのか』

『さくっと利を確定させたほうがいいのか』

これを判断する場合に大いに役立つ。

 

ところで、このMTF(マルチタイムフレーム)だが

※以下、複数時間軸と表現

『理解するのが難しいんです』

というお悩みをよく聞く。

 

確かに、私も最初は

複数時間軸の有効性を知りながらも

なかなか理解することができなかった。

 

『何がそんなに難しかったのだろう』

と、考えてみた。

 

すると

『結果が一貫していないから』

そんな考えが頭に浮かんだ。

 

どういうことかというと

 

たとえば、日足レベルで

『前回高値』という抵抗線があったとする。

 

そうすると、『日足レベルの前回高値』は

それ以下の時間軸では

大きな抵抗ポイントということになる。

 

つまり、『日足レベルの前回高値』ポイントに

レートがたどり着いた場合は

 

・反転するか

・もみ合うか

・そのまま突っ切るか

 

これらを判断するための

大きなポイントになる。

 

しかし、ここで混乱するわけだ。

 

単純に

・反転する

だけなら、それだけを意識して

『日足レベルの前回高値』を

見ていればいいのだが

 

・もみ合う

・そのまま突っ切る

 

この場合もあるということ。

 

そうなってしまうと

『日足レベルの前回高値』を

どう意識していいのかわからなくなってしまう。

 

 

もう少し理解しやすいように例を出してみよう。

 

とある女性とデートした時に

ラーメン屋さんに連れて行ったとする。

 

彼女は

「うわぁ ここのラーメン屋さん、

すっごく美味しい!」

と非常に喜んでくれた。

 

そこで、次のデートの時も

喜んでもらえるだろうと思って

同じラーメン屋さんに連れて行った。

 

しかし、

「えーっ またここなの?

違うものが食べたかったー」

と文句を言われてしまった。

 

「前回は喜んでくれたお店なのに

なぜ今回は喜んでくれないのか?」

あなたはそう悩んでしまう。

 

そんな感じだ。

 

・・・う~ん、あまりわかりやすい例では

なかったかもしれないが

 

とにかく、

『いつも同じ反応をしてくれない』

という部分が、

理解しづらい原因ということだ。

 

だから、

『こう動く可能性が高いだろうな』

そんなパターンをまずは想像してみること。

 

それが想像できたら

その動きになった時にトレードすればいい。

 

想像できなかったり

想像した動きにならなかった時は

トレードしてはいけない時なんだと

判断すればいい。

 

そうやって少しづつ体で覚える。

 

パターンを少しづつ頭に入れていく

これが一番の近道だ。

 

 

トレードで聖杯探しの迷路に入ってしまわないための考え方のコツ

「信じることができる勝ちパターンがあれば」

「損切できるルールがあれば」

 

 

この二つを駆使して

「淡々とトレードできれば」

勝てるようになれるのに・・・

 

しかし、自信を持てるトレード手法がない。

いくつか商材を買ってはみたものの

どんな商材のトレード手法も

信じることができない。

 

「トレード手法は

苦労して作り上げなければ

ダメなのだろうか?」

 

 

わたしはそうは思わない。

「苦労して手法を作り上げなければ

トレードで勝てない」とは思わない。

わざわざ苦労する必要はない。

 

さらに

「苦労して作ったトレード手法を使えば

勝てる」とも思わない。

 

苦労して作ったトレード手法か

苦労せずに手に入れたトレード手法かというのは

トレードで勝つためには関係ない。

 

ここで問題なのは、

「本当に勝てるパターンを知らないのだろうか」

「本当に損切できるルールを持っていないのだろうか」

ということだ。

 

 

たとえば、デモで一か月程度

手法の確認を実際にやってみるといい。

 

ルール通りにトレードした結果

「月トータルで利益を出すことができた」

 

きっとあなたはそれほど時間をかけず

「月トータルプラス」という結果を

手に入れることができるようになるだろう。

 

しかし、実際にお金を入れて

トレードするようになった途端

「逆噴射の嵐」で撃沈。

 

つまり、「月トータルマイナス」という結果。

しかも、考えられないほどのマイナスを

たたき出してしまう。

 

そして

「このトレード手法じゃだめだ」

「なにかもっと良いトレード手法を探さなければ」

「もっと簡単に損切できるルールを!」

「もっとはっきりとパターンがわかるトレード手法を!!」

 

「探さなければダメなんだ!!!」

 

と、聖杯探しの道へと進んでしまう。

 

 

聖杯探しへの道へ進まないようにするには?

 

まずは

「トレード手法が問題ではない」

ということに気づく必要がある。

 

問題なのはトレード手法ではなく

それを執行するあなたの

心の問題であるということに気づくこと。

 

たとえば

「ここでエントリーしなければならないんだろうけど

怖くてエントリーできない」

 

「ここで本当なら利益を確定させたらダメなんだろうけど

利益を確定させずにはいられない」

 

こんなふうに、

ルール自体はあるのに

ルールそのものを

捻じ曲げてしまってはいないだろうか。

 

あるいは、

 

そもそも「ルール通りにトレードしよう」

という考えそのものが

スッポ抜けてはいないだろうか。

 

「勝てるトレード手法」は確かに大切だ。

 

『切れるナイフ』と

『あまり切れないナイフ』では

切れるナイフのほうが重宝する。

 

しかし、『あまり切れないナイフ』であっても

ただ不便だというだけで、

ナイフという機能は最低限果たせる。

 

トレード手法も同じことだ。

 

最初からトータルプラスを

目指すようなトレードをするのではなく

 

トータルマイナスでもいいから

 

ルール通りにトレードすることを目標に

 

日々トレードの勉強をするべきである。

 

明日から絶対に損切りにならないタイミングでエントリーするぞ!!

「1回のトレードで100pipsはとらないといけないな」

「月間1000pipsは獲得したい」

 

 

私は以前、月間で1pipsすら取れていないのに

いきなりそんな無謀なことを

目標にしていたことがあった。ボクシング試合で勝った画像

 

努力なんかしたことがない

継続?続ける大事さなんて考えたこともない

これまで何かに成功したことすら、ない。

 

なのに、トレードとなった途端に

スーパートレーダーにでもなったつもりでいた。

 

「ボクシングなんてしたこともないけど

来週試合に出て、勝つ!!!

信念があるからなんとかなるさ!」

そう言っているようなものだった。

 

「トレードだから、

なんとなくスグに稼げそうな気がする。」

 

「お金を生み出すチャートが目の前にあるから

スグにでも大金を手に入れられそうな気になる。」

 

そう感じていた。

 

よく考えてみれば、

「カンタンに、トレードで

利益を上げられるわけではない」と

スグにわかりそうなものなんだが

当時の私にはわからなかった。

 

しかし、色々と勉強するうちに

仕事やスポーツなどで成功するのと同じように

トレードでもステップを踏んで

実力をつけていく必要があるということを知った。

 

そして

「トレードは常識とは逆の考えをしなければいけない」

「通常よりもやりにくいことがたくさんある」

ということがわかった。

 

常識とは逆のことでやりにくかったが

一つ一つ丁寧にクリアしていけば

それほど難しいものではなかった。

 

そのステップとして必要なのが

「実力以上の無謀な挑戦をしない」ということだった。

 

たとえば

「明日から絶対に損切りにならないタイミングで

エントリーしよう!」とか

「毎日100pipsはとってやろう!!」とか

ありえない目標を掲げてはいけなかった。

 

実際には、

「今できることより少し上のこと」

これを目標にすると非常に気持ちがラクになった。

 

「とりあえず、遅れてもいいから

損切りだけは必ずするようにしよう」

 

「利益が出ているポジションは

今までよりも少しだけ長く保有できるようにしよう」

 

「慌ててエントリーしてしまう気持ちを抑えて

とりあえず、一度はトレードをガマンしてみよう」

 

そうやって、

今の自分よりちょっとだけ成長した自分を意識した。

 

私はそうやって少しづつ成長してきた。

トレードの失敗を認める時に気をつけること

「損切りになったらどうしよう」

「うまくトレードしなくちゃ!」

私はずっとこんな風に思っていたから

トレードで利益を上げる続けることができなかった。

 

自分自身にプレッシャーをかけて

心と体を固くしていたのだ。

 

私は悩んだ。

「自信を持ってトレードするには

どうしたらいいのだろう?」

 

常にそんなことを考えていた。

書籍やブログで解決法を探す日々。

するとある日、こんな解決法を知ることができた。

 

「失敗することを許す。

そうすれば失敗の回数が減っていく」

というものだった。

 

「そうか、失敗を許せばいいのか。

これはイイコトを聞いた。早速実行しよう」

そう思った。

 

しかし、頭ではわかっているものの

心はガチガチに固まっている。

 

●失敗を許すと頑張っていないような気分になる

●自分はダメな人間だから、

自分自身を常に責めていないと落ち着かない

●こんなダメな自分を許すなんて、絶対にできない!!

 

こんな感じでなかなか前に進めなかった。

 

だから最初はこう思うようにした

失敗するのは当然なんだ」と。

 

失敗することを許すために、まずは

「失敗するのは当然だ」と思うようにした。

それから

「私は常に失敗している」ということを直視する必要があった。

 

常に失敗していることを直視するために

私はこうならないように注意した。

「実力以上に過大評価しない」

「実力があるのに過小評価しない」

 

私の現在の実力を

真正面から正確に把握することが

大事だと感じたからだ。

 

で、自分の評価を正確に把握してから

次にどう変わればいいのか?

ということを考えればいいと思った。

 

・自分を過大評価してはいけない

・自分を過小評価してはいけない

 

今の自分そのままを直視して受け入れ、

認めてやればいい

 

カンタンなようで、意外と難しかったが

この難関を乗り越えたその後は

これ以上に難しいと思うものはなかった。

 

今の自分そのままを直視して受け入れ

認めてやることで、自分のトレードの

 

・本当に悪いところは何なのか

・今の実力でどんな時はトレードしてはいけないのか

・本当に良いところは何なのか

 

こういったことがはっきりし

これからどうやってトレードの対策をし

どうやって実戦すればいいのかがわかった。

 

そこで初めて

成長できる方法が見つかった。

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