『FX取引をする場合、日本時間ならレンジ相場戦略で簡単に勝てますよ』
こんなコトバに惑わされてはいけない。
一体何を基準にレンジと言っているのか。
日足を主体としたものなのか
4時間足を主体としたものなのか
5分足を主体としたものなのか
『日本時間はレンジ相場の動きになりやすい』
ホントウにそんなに単純だろうか?
そんなに単純ならばなぜあなたは勝てないのだろうか?
「レンジ相場だと思ったから抵抗線・支持線を抜けても粘ってしまった」
「レンジ相場だと思ったから戻ってくると思ってナンピンした」
レンジ相場だとおもった理由は?
『日本時間はレンジになると聞いたから』
そんなトレードをしてしまうのならば
『日本時間はレンジ相場で簡単に勝てますよ』
なんていう情報は耳に入れないほうがよい。
日本時間はレンジ相場だから簡単♪
などと言っている人の言うことは
今後一切聞かないほうが良い。
たしかに、レンジ状態になりやすい時間帯
ブレイク状態になりやすい時間帯はある。
しかし、それは 『傾向』 であり 『絶対』 ではない。
「レンジの状態になった時はこうトレードする」
「ブレイクの状態になった時はこうトレードする」
その理由ひとつひとつを
あなたが判断できなければならない
「日本時間はレンジが多いと聞いたな。
確かに今は、はっきりとレンジの形をしている
これは高確率でレンジ相場だな」
「日本時間はレンジが多いと聞いたけれど
今はブレイクしているからブレイクに乗る」
こんな判断ができるような情報を得るべき。
『日本時間はレンジが多いと聞いたけれど
その時の相場の状態に合わせてトレードするだけ』
それがトレーダーである。