「スキャルとデイトレとスイング
一体どれを選べばいいんだろう?」
FX初心者の頃に迷ったことがある。
※スキャルピングトレード(超短期売買)
デイトレード(短期売買)
スウィングトレード(中長期売買)
「トレードならスキャルピングが有利!」
「スキャルピングで10万が1億円に!」
私がFX初心者だったころは、こういった
ブログや雑誌があふれかえっていた。
「多分・・・スキャルピングがいいのかな?」
FX初心者だった私は、そんなカンタンな理由で
細かくとっていくトレードを始めた。
1ピップ、2ピプス利益が乗ったら決済。
そんなトレードをやっていた。
※ピプスとは為替取引レートの最小単位。
pip、pips(複数形)、ピップ、ピップス(複数形)
円なら1pip=1銭。 最近では0.1pipなど
さらに細かく数えられている。
1ピップ、2ピプス利益が乗ったら利益確定。
-5ピプスとか、-10ピプスで損切していた。
最初の頃は、コツコツ利益をためた後に
ドカーン!と大きな損失を生む、いわゆる
「コツコツドカン」というトレードを続けていた。
勝率は80%くらいあったのに、利益は出ない。
利益どころか、トータルでマイナスだった。
やればやるほどお金がなくなっていった。
正直、不思議でしょうがなかった。
感覚的にはプラスになっている感じだったんだ。
多分、勝率が高かったからそう感じたのだろう。
「もう少し、利益幅を大きくしないとダメかな?」
そう考えて、利益幅をもっととることに注目した。
「スキャルピングではなく、もっと長い時間
保有するデイトレをしよう」と思った。
「保有時間を長くすれば、利益幅が大きく取れる」
そう思ったからだ。
それから、私はスキャルピングをやめて
デイトレに専念した。
「スキャルピングはダメなのか?」と聞かれると
「ダメではない」と答える。
私にはスキャルピングは合わないから
スキャルピングをメインのトレード手法に
しようとは思わないだけだ。
スキャルピングをして良かったことは
「チャートやトレードに慣れることができた」
ということだ。
操作する回数も多いし、レートの動きをずっと追うから
短期間でたくさんの情報を早く入れることができる。
1分足や5分足を見ることも、また大切だ。
ただ、4時間足や日足といった、大きな時間足を意識
しだしてから、格段にトレードがラクになった。
細かい動きにあまり惑わされなくなった。
トレードの練習回数を大幅に増やせるスキャルピング。
画面を見続けるといった拘束時間が少なく
ある程度回数をこなせるデイトレ。
トレードが確立して、余裕が出てきたら
まったりトレードできるスイング。
私的にはそんなイメージだ。
あなたはトレードにどんなイメージを持っているだろう。