FXのストレスで胸がぎゅーっとしめつけられた。

トレード初心者のころは

 

「へぇー トレンドラインって
こうやって引くのか!」

 

「移動平均線というのを表示させたら
なんとなくチャートが見やすくなったな」

 

新しい知識を脳にインプット
することがとても楽しかった。

 

トレードだって面白くてしょうがなかった。

 

「よーし、高値越で買いをしよう!」

 

「押し目ってどの辺りまで待ったら
いいのかな?この辺りかな?」

 

うまくいくときもあるし、うまくいかない
時もあったが、全てのトレードがドキドキ
ハラハラして刺激的だった。

 

そのうちトレードに慣れてくると
こう考え始めた

 

「ここは絶対にチャンスだ!
ほら!考えた通りになった!」

 

「ここもチャンス!
あれ?なんで損切になるんだろう?」

 

「うーん、なかなかうまくいかないなぁ」

 

さらに慣れてくるとだんだん
トレードが苦痛になってきた。

 

「ここはエントリーしなきゃいけないかも
しれないけど・・・怖くて入れない」

 

「私は見逃したときだけ大きく
動いている・・・」

 

「チャンスだと思って入った時だけ
損切になる・・・」

 

トレードするたびに胸がギューッと
締め付けられる気がした。

 

ストレスで死んでしまうんじゃないかと
恐ろしく感じるほどのプレッシャーだった。

 

「もう、チャートなんか見たくない!」

 

なぜ、そんなことになってしまったのか?

 

『自分が何をやっているのか
知らなかったから』

 

『自分がどこに向かえばいいのか
分かっていなかったから』

 

ただただ、やみくもにトレードだけを
していたから苦しかったわけだ。

 

・私は何を知っていて、何を知らないのか

・私は何ができていて、何ができていないのか

 

これらをはっきりさせれば
得体のしれない恐怖を
取り去ることは可能だ。

 

一番いい確認の方法は、紙に全てを
書き出してみることだ。

 

●トレードの何を知っているか?

 

・使っているテクニカルは一体
どういう使い方をするのか
全て紙に書き出す。

 

・利益と損失はどういう関係にあるのか
知っていることを全て紙に書き出す。

 

・ロット(賭ける金額)の変更は
どんな影響があるのか
知っていることを全て書き出す。

 

・チャート分析の優位性とは何か
知っていることを全て書き出す。

 

全てを書き出してみると、書けない
部分がどこなのかがわかる。

 

普段トレードでやっていることと
書き出したことが一致しているか
チェックしてみれば出来ていない
部分が見える。

 

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