FXでエントリーの上か下かを決めるには

FXでエントリーの上か下かを

決めるにはまず最初に日足を見る。

 

デイトレであっても日足を見る。
ここは大切なポイントだ。

 

日足で強い流れが確認できれば
その方向にトレードするだけで
利益になりやすいからだ。

 

日足での強い流れを知らずに
逆らってトレードしてしまうと
損切りの連続になりやすい。

 

損切りの連続を避けるためにも
日足は常にチェックするのがいい。

 

「日足は上昇トレンド中か」

 

「スグに買いを入れるより
 価格が下がって押し目が
 できてから買おうかな」

 

上昇トレンド中の押し目を買う

 

トレードの王道だ。

 

カンタンそうに感じる手法だが
実際に判断するとなるとムズカシイ。

 

「価格が下がって買いを入れたら
 そのままドンドン下がって
 損してしまわないだろうか?」

 

「少しも押さずにドンドン上昇
 していって、買うタイミングを
 逃してしまわないかな?」

 

マウスを手に持ったまま固まって
結局何もできなかった

 

なーんてこともありうる。

 

だから、買うのか売るのかの根拠を
なるべく細かい部分まで把握して
自信を持ってトレードできるように
しておく。

 

日足が上昇トレンド中の時に

 

・押し目を待ったほうがいいのか

 

・売りを考えたほうがいいのか

 

・売りも買いもやらないほうが
 安全なのか

 

これらを見極めるためには
テクニカル分析でチャートを
しっかり分析すればいい。

 

・日足以外の足の状態はどうなっているか。

 

・これから動きやすそうな形になって
 いるだろうか。

 

・チャートを見ているほかの大勢が
 意識しそうな節目の価格帯が近づいて
 いないだろうか。

 

・価格の伸び具合、勢いなどは以前と
 比べて強くなっているだろうか。
などなど。

 

チャート分析はテクニカル指標を
使うのが一般的だ。

 

テクニカル指標とはこういったもの

 

ボリンジャーバンド、MACD、
ストキャスティクス、移動平均線
一目均衡表、ピボット、RSI、RCIなど

 

これ以外にもたくさんある。

 

これらのテクニカル指標の中から
1個~数個を選んで使う。

 

テクニカル指標は基準だから、
1度選んだら、それを使い続ける
ことが大切だ。

 

いつも同じ基準で判断すれば、
分析力が安定する。

 

ボリンジャーバンドで分析
する場合はこんな感じ

 

「価格が+2σを越えたら上昇
 し過ぎだから売りを考えよう」

 

「価格が+2σでバンドの幅が
 広がってボラティリティが急上昇

 しているからそのまま買おう」

 

ボリンジャーバンドを見て
逆張りをするのか、順張りを
するかの売買戦略を立てる。

 

買うか売るかはそれぞれの時間足を
見ることと、テクニカル指標を見る
ことで判断する。

 

それぞれの時間足というのは


・日足と4時間足と1時間足、

・4時間足と1時間足と5分足

 

といった組み合わせだ。

 

それぞれの時間足ごとに
テクニカル指標で分析し
最終的な売買の判断をする。

 

パターンによっては早い段階で
売買判断が出来る場合がある。

 

どの足も上昇トレンド中で
どのテクニカルも強い上昇を
示しているときだ。

 

アベノミクス相場だった頃の
ドル円があてはまる。

 

少し難しいパターンになると
早い段階ではなく、少し確認
してから判断したほうがいい。

 

そのほうがダマシを避けられるからだ。

 

少し難しいパターンというのは
日足は上昇トレンド中だけど
押し目を狙うよりも売りを
狙うべきパターンだったり

 

日足にトレンドが出ていなくて
方向性がよくわからないという
パターンの時だ。

 

この場合はタイミングがうまく
つかめないと、スグに損切りに
なってしまうことが多い。

 

分析に自信がない場合は
思い切ってトレードしない
ことも大切。

 

日足ではっきりとトレンドが
できている時だけトレード

すれば成績は安定する。

 

「日足でトレンドが出ていない時も
 しっかりトレードしたい」

 

ということであれば、真剣にガッツリ
テクニカル分析を学ぶことが必要だ。

 

もちろん、日足でトレンドが出ている
時であってもタイミングを間違えれば
損切りになる可能性は高くなる。

 

損切りを100%避ける方法はないが
相場の分析方法を確実に頭にインプットし
パターンを覚えることで最小限に抑える
ことはできる。

 

損失を最小限に抑え、トレンドに
乗る方法を脳にインプットするには
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一番大切なのは、ひとつのやり方を決めて
徹底的にそれだけをやっていくこと。

 

そうすればある程度のレベルに達した時
目の前の霧が晴れていくかのように
最も難しいと思われていたことが
とてもシンプルなことに思えてくる。

 

「そこに到達したい!」という
強い気持ちを持てば、あなたは
その境地にたどり着くことができる。

 

ボリンジャーバンドを使って
真剣に相場分析を学びたいあなたに
オススメの分析方法はコチラ

 

FXは「儲かりそうではない」ポイントで儲ける。

「とても儲かりそうではない」と感じる

ポイントってどこ?

 

というご質問を頂いた。

 

前回記事

FXで「やってはいけない」をやるからお金を失う

 

「とても儲かりそうではない!」と

感じやすいポイント一覧

 

・上昇トレンド中の押し目で買うこと

・下降トレンド中の戻りで売ること

・レンジ上限で売ること

・レンジ下限で買うこと

・高値更新で買うこと

・安値更新で売ること

その他、トータルで利益が出るポイント全て

 

「とても儲かりそうではない」と感じる

ポイントは、「儲かる」ポイントと同じだ。

 

トレードを始めたばかりの頃は「儲かる

ポイント」を正しく感じられる。

 

しかし、ある経験をするにつれて

儲かるポイントを「とても儲かりそう

ではない」と感じるようになってしまう。

 

初心者トレーダーにブレイクトレード

手法を教えたとする。

 

※ブレイクトレード手法とは、高値を

 越えたら買い、安値を下げたら売る

 手法。大きな利幅を狙えるが、勝率が低い。

 

初心者トレーダーは知識ゼロで、

怖いもの知らずだから、高値を越えたら

スグに買い、安値を下げたらスグに売り

を入れることができる。

 

「やったー!高値更新で買いを

 入れたら利益になった!」

 

「やったー!安値更新で売りを

 入れたら利益になった!」

 

最初に良い経験ができたら、

それ以降も高値更新で買い、

安値更新で売りができる。

 

しかし、ブレイクトレードは勝率の低い

手法だから、初心者トレーダーはスグ

損切に遭遇することとなる。

 

1、2度の損切なら「まぁ、そんなことも

あるかもね」と、気にしないかもしれない。

 

しかし、3回、4回、あるいは10回連続

損切になってしまったらどうだろうか。

 

「そんなこともあるか」とは考えられなくなる。

 

「このトレード手法は使えない手法

 なのではないだろうか?」

 

「もう少しよく確認してから、エントリー

 したほうがいいかもしれないな」

 

確認に確認を重ねて、値がぶっ飛んで

いった後にようやく「よし、確認したから

エントリーしよう!」となる。

 

優位性のあったブレイクトレード手法が、

負けるトレード手法へ転落した瞬間だ。

 

「とても儲かりそうではない」ポイントで

エントリーできていたのに、それが

できなくなったということ。

 

「100%利益になる、儲かるポイントが

必ずあるはず!」と考えてしまう。

 

「儲かるポイント」というのは

「儲からないポイントと同じ」

というのが理解できない状態だ。

 

でも、経験を積むうちに「儲かるポイント」

を正しく認識できるようになる。

 

正しく認識できるようになるためには

最初は「儲からないだろうな」と感じる

ポイントで入るのが一番手っ取り早い。

 

「儲かる時もあるし、儲からない時も

 ある。でもトータルでは利益になるな」

 

トレード記録と、その時に感じていた

感情を照らし合わせれば、「とても儲かり

そうではないと感じてしまうけど、エントリー

すべきポイント」は、スグわかる。

 

感情だけを見てしまうと混乱するから

必ずトレード記録と一緒に確認することが

大切だ。

 

正しいトレード経験を積んでいけば、

「儲からないだろうな」というポイントが

「ここはエントリーすべき儲かるポイントだ」

と感じられるようになってくる。

 

FXで「やってはいけない」をやるからお金を失う

FXで利益が上げられない一番の

原因は、感情でトレードしていること。

 

「利益確定のサインが出ているけど

 もっと保有していたい。もっと利益が

 伸びるかもしれない」

 

「損切する必要があるけど、もしかすると

 反転して利益の方向に動くかもしれない

 から、損切をガマンしておこうかな」

 

「方向性はよくわからないけど、トレード

 しなければならないような気がする。

 ここから反転しそうな感じだから、

 とりあえずエントリーしておこう」

 

こんなふうに感情でトレードした

としても、利益になることがある。

 

「ほら、保有していたからとても大きな

 利益になった。サインに従っていたら

 小さな利益で終わっていた。」

 

「サイン通りに損切しなくて良かった。

 損が利益になってくれた!」

 

「とりあえずエントリーしといて良かった!

 利益になった!」

 

『利益になったなら、いいじゃん!』

 

この考えが、トレードで利益を上げられない

一番の大きな原因。

 

『利益になったなら、いいじゃん!』

という考えは間違っている。

 

トレード初心者には理解しづらい考え方だ。

 

トレード経験が長くても、理解できない

人もたくさんいる。

 

なぜ感情でトレードしてはいけないのか

というと、トレードは人と人との取引だから。

 

損をあなたに押し付けるために

相手が動いているから。

 

「儲かりそうだ」と錯覚させて、あなたに

損を押し付ける必要がある。

 

感情でトレードすると、そのワナに

引っかかりやすくなる。

 

「とても儲かりそうではない」という

ポイントで出たり入ったりするには、

感情ではなく、冷静な思考で判断

するしかない。

 

「とても儲かりそうではない」と

感じるポイントでエントリーする

 

「もっと儲かりそうだ」と感じる

ポイントでエグジット(決済)する。

 

通常の思考では不可能だ。

 

だから、修行をする。

 

「とても儲かりそうではなさそうだ」

そう感じてもサイン通りにエントリー

できているか?

 

「もっと儲かりそうだ」と感じても

サイン通りにエグジット(決済)

できているか?

 

これだけに意識を向ける。

 

・利益になったか?

・損になったか?

 

単にこれだけに目を向けてしまうと

修行にならない。

 

そうなると「どれだけトレードしても

ちっとも進歩してない」と感じてしまう。

 

・ルール通りにトレードできたか?

・規律を守ったか?

 

これだけに目を向ければ、利益は

自然と手に入る。

 

しかし、感情を逆なでするやり方だから

とってもやりにくい。

 

この記事の補足記事はコチラ↓

FXは「儲かりそうではないポイント」で儲ける

 

FX初心者に必要な検証項目、トレード記録項目

「あやなさん、ずっとトレードしてるのに

 全然勝てないんです・・・ うぇーん(泣)

 僕のトレードの一体何が悪いんでしょうか?」

 

と相談されたから、こう答えた

 

「じゃぁ、トレード記録を見せてください。

 検証のやり方をお伝えしますから」

 

するとこんな返事が来た。

 

「トレード記録、取ってないので

 提出できません・・・」

 

私は

 

「はぁ!?トレード記録取らずにどうやって

 検証するんか!?今までのトレード全部

 どこで売買したか今スグチェックしろ!」

 

と、書いて送ろうと思ったが踏みとどまり、

思い直して女性らしくやさしい口調で

書き直してこんなメールを送った。

 

『○さんがどんなトレードをしているのか

 細かい部分までしっかり見れば、必ず

 問題点がわかります。

 

 例えば、損切幅に対して利益幅が

 圧倒的に少ないトレードが多いとか

 

 エントリー回数が異常に多すぎるとか

 

 エントリーすべきポイントを見過ごして

 遅くなってエントリーしている可能性が

 高そうだとか

 

 方向性が定まっていないうちから

 ムダなエントリーをしているとか

 

 そういったことです。

 

 ○さんがどんなトレードをしているか

 しっかり見て、問題点をひとつづつ

 解決していけば、必ず利益が出せる

 トレーダーになることができます。

 

 でも、記録をつけていなければ、

 いつまでたっても問題点がわからず、

 ○さんに悪いクセがつき、同じ間違いを

 し続けることになってしまいます。

 

 そうなってしまうと、ただただ資産が

 減り続けるトレードを永遠繰り返す

 人生が待っているだけです。

 

 今からでも遅くはありませんので、

 これまでのトレードを可能な限り

 過去までさかのぼってチェックした

 ものを送ってください。

 

 どこでエントリーして、エグジット

 (決済)したか、だけでいいです。

 

 まずは一歩を踏み出しましょう!

 

 ○さんの記録を待っていますね。』

 

「トレード記録取らずにトレードで利益を

 上げようと思う奴の気が知れん!!」

 

と思う私であったが、トレード初心者だった

頃の私もまた、トレード記録なんか取った

ことのないトレーダーだった。

 

「とにかくトレードさえしてりゃ、

 そのうちうまくなるだろう」

 

そんな風に思っていた。

 

しかし、トレードしまくっても利益を

上げられるようにならない。

 

目の前でお金がドンドン減っていくのを

目の当たりにしてようやく、トレード記録を

とり、検証することを真剣に考え始めたのだ。

 

検証するために必要な記録項目は

こういったものだ

 

・トレードした日時

・取引した通貨

・取引した枚数

・エントリーポイントと理由

・エグジット(決済)ポイントと理由

・トレードした時の気持ち

・トレード結果

 

エクセルやワードに項目を作って

チャート画像とともに保存する。

 

あるいはチャート画像を印刷して

その中に直接書き込んでもいい。

 

データはパソコン内に保存することも

できるが、印刷していつでもスグ

見れるようにしておく方がいい。

 

手元にあったほうが、集計したり、

見直すときに便利だからだ。

 

最初は、記録をとる習慣をつけるために

必要最小限の項目だけにしておくといい。

 

上に挙げた項目以外にも必要だなと

考えるものがあれば足していくといい。

 

あなただけのトレード記録が出来上がる。

 

FXの『エントリー怖い怖い』病

トレードで利益を上げるとても

カンタンな方法がある。

 

ランダムにエントリーして稼ぐ方法だ。

 

重要条件は3つ。

 

・時々発生する強いトレンドに乗る

・損失をある程度に抑える

・正しいポジションサイジング

 

これらをクリアするだけ。

 

注意事項1

・最初のストップ幅は十分大きく設定する

 

ストップ幅が小さいと、相場のノイズや

横ばい相場でスグに損切にかかってしまい

損切貧乏になってしまう。

 

例)ある一定期間のボラティリティの

 3倍程度を損切幅に設定する

 

注意事項2

・ストップはトレイリングストップを使う

 

トレンドに逆らっていればスグに決済され、

横ばい相場なら長くとどまれる。

トレンドに乗ったら利益を追求できる。

 

例)値幅平均の3倍に設定する

 

※トレイリングストップとは逆指値注文に

 値幅指定機能を付けた注文方法で

 利益を確保しつつ、収益を伸ばせる。

 

たったこれらの設定だけでもトータルで

利益を出すことが可能。

 

ただし、大金は稼げない。

ドローダウンも頑張って乗り切る必要がある。

 

※ドローダウンとは資金が減少する期間

 

注意事項3

10年間という長い期間をかける必要がある。

 

「本当かなぁ?」と思ったら、シミュレーションして

実際にあなたの目で確認してみるといい。

 

面白い結果を目にすることができるだろう。

 

参考書籍

『セットアップはあなたが

 考えるほど重要ではない』

 

「ランダムエントリーでも最終的に

 利益が出るトレードになる」

 

もしかすると、あなたはこのコトバを

心の底から納得できないかもしれない。

 

「ランダムでエントリーして利益が出る

 はずがない!方向性とかボラティリティ

 とか、考えなきゃいけないでしょ!?」

 

確かに、方向性やボラティリティは大切だ。

 

しかし

『ランダムでエントリーしても利益が出せる』

 

この意味が理解できれば、エントリーに

こだわり過ぎている頭が柔らかくなる。

 

エントリーは確かに重要だが、あまり

こだわり過ぎるとエントリーできなくなる。

 

もしそんな『エントリー怖い病』にかかって

いるなら、この本を読めば意識改革できる。

 

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