マルチタイムフレーム(MTF)で相場を簡単に解く

「相場は難しい、トレードは難しい」

あなたはそう悩んでいないだろうか?

 

実は、相場はそれほど難しくはない。

トレードは難しくはないのだ。

 

あなたが「相場は難しい、トレードは難しい」と

悩んでしまうのは相場を難しく考えているから。

トレードは難しいものだと思っているからだ。

 

 

相場はもっと簡単に考えていい。

トレードはもっと簡単にやればいい。

 

 

例えば、マルチタイムフレーム(MTF)の考え方

を使うと、相場はもっと簡単になり

トレードをもっと簡単にできる。

 

マルチタイムフレーム(MTF)の考え方

を使うというのはこういうことだ。

 

例えば

あなたがいつもエントリーする時に

基準にしている時間足が15分足だとする。

 

そして、日足が下降トレンドだとする。

 

この場合、こんなルールを作るといい。

『日足が下降トレンドならば

その日のトレードは売りしかやらない!』

 

 

そうすると、15分足を見ている時には

常に売りだけを考えていればいいということになる。

 

 

常に売りだけを考えていればいいということは

・ある程度戻ってからの再下降

・安値をどんどん更新していく

この二つのパターンにだけ

注目していればいいということになる。

 

 

もし、あなたが日足を見ずに

15分足だけを見ているならば、

常に買いでも売りでも

どちらでもエントリーできそうに見えるだろう。

 

だから

・ある程度戻ってからの再下降で売りを狙う

・安値をどんどん更新していく時に売りを狙う

・ある程度下がってからの再上昇で買いを狙う

・高値をどんどん更新していく時に買いを狙う

こんなふうに選択肢が多くなってしまう。

 

 

選択肢が多くなるということは

それだけ判断が難しくなるということで

当たる確率も低くなってしまうということになる。

 

 

だから、一つの時間足しか見ないということは

相場をより難しく考えてしまい

トレードをより難しくやることになってしまう。

 

 

難しく考えないためにも

マルチタイムフレーム(MTF)の考え方は必要だ。

 

 

しかしながら、マルチタイムフレーム(MTF)の考え方は

最初は少し難しいと感じるかもしれない。

 

でも、慣れてくれば

相場を簡単に考えるために

必要不可欠だと感じるようになる。

 

もし、あなたが

「相場は難しい、トレードは難しい」

と悩んでいるならば

日足のトレンド方向にだけトレードする

というルールを作るといい。

これだけでトレードが随分と楽になるはずだ。

 

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複数時間軸、MTF(マルチタイムフレーム)が理解しづらい

MTF(マルチタイムフレーム)

あなたはこの言葉を

聞いたことがあるだろうか。

 

MTF(マルチタイムフレーム)とは、

複数時間軸を使って

相場状況を把握することだ。いくつかの時計の画像

 

たとえば、

4時間足と1時間足と15分足などといった

複数の時間軸を同時に比較することによって

相場の流れを読み取るということ。

 

MTF(マルチタイムフレーム)分析をすれば

あなたのトレードが

 

・順張り

・逆張り

 

このどちらなのかがわかる。

 

そして

 

・レンジ

・ブレイク

・カウンターなど

 

どの手法をとっているのかを

確認することができる。

 

だから、

『ガッツリ利を伸ばすほうがいいのか』

『さくっと利を確定させたほうがいいのか』

これを判断する場合に大いに役立つ。

 

ところで、このMTF(マルチタイムフレーム)だが

※以下、複数時間軸と表現

『理解するのが難しいんです』

というお悩みをよく聞く。

 

確かに、私も最初は

複数時間軸の有効性を知りながらも

なかなか理解することができなかった。

 

『何がそんなに難しかったのだろう』

と、考えてみた。

 

すると

『結果が一貫していないから』

そんな考えが頭に浮かんだ。

 

どういうことかというと

 

たとえば、日足レベルで

『前回高値』という抵抗線があったとする。

 

そうすると、『日足レベルの前回高値』は

それ以下の時間軸では

大きな抵抗ポイントということになる。

 

つまり、『日足レベルの前回高値』ポイントに

レートがたどり着いた場合は

 

・反転するか

・もみ合うか

・そのまま突っ切るか

 

これらを判断するための

大きなポイントになる。

 

しかし、ここで混乱するわけだ。

 

単純に

・反転する

だけなら、それだけを意識して

『日足レベルの前回高値』を

見ていればいいのだが

 

・もみ合う

・そのまま突っ切る

 

この場合もあるということ。

 

そうなってしまうと

『日足レベルの前回高値』を

どう意識していいのかわからなくなってしまう。

 

 

もう少し理解しやすいように例を出してみよう。

 

とある女性とデートした時に

ラーメン屋さんに連れて行ったとする。

 

彼女は

「うわぁ ここのラーメン屋さん、

すっごく美味しい!」

と非常に喜んでくれた。

 

そこで、次のデートの時も

喜んでもらえるだろうと思って

同じラーメン屋さんに連れて行った。

 

しかし、

「えーっ またここなの?

違うものが食べたかったー」

と文句を言われてしまった。

 

「前回は喜んでくれたお店なのに

なぜ今回は喜んでくれないのか?」

あなたはそう悩んでしまう。

 

そんな感じだ。

 

・・・う~ん、あまりわかりやすい例では

なかったかもしれないが

 

とにかく、

『いつも同じ反応をしてくれない』

という部分が、

理解しづらい原因ということだ。

 

だから、

『こう動く可能性が高いだろうな』

そんなパターンをまずは想像してみること。

 

それが想像できたら

その動きになった時にトレードすればいい。

 

想像できなかったり

想像した動きにならなかった時は

トレードしてはいけない時なんだと

判断すればいい。

 

そうやって少しづつ体で覚える。

 

パターンを少しづつ頭に入れていく

これが一番の近道だ。

 

 

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