「やってもやってもトレードがうまくならない」
「いつになったらトレードがうまくなるんだろう」
あなたは、そう悩むことがあるだろう。
「いったい、自分のレベルはどの程度なんだろう?」
という疑問がわいたら
一万時間の法則にあてはめてみるといい。
『一万時間の法則』とは、
「ある一つの物事に対して一万時間かければ
誰でもある程度のレベルにまで
達することができる」という意味の法則だ。
例えば、あなたは全くギターが弾けないとする。
しかし、3年間毎日8時間ギターの練習をすれば
人前でギターを弾いて「うまいねぇ。あなたはプロですか?」
といわれるくらいにうまくなるということだ。
「量をこなせば、誰でもある程度のレベルにまではなれるよ
だから、3年程度は物事をあきらめずにやり続けてみなさいよ」
ということなのだろう。
あなたは毎日、トレードの練習に
どのくらいの時間を使っているだろうか。
一万時間の法則にあてはめてみると・・・
一日2時間では5000日後
つまり、13.7年後に一万時間達成。
一日4時間では2500日後
つまり、6.85年後に一万時間達成。
一日8時間では1250日後
つまり、3.42年後に一万時間達成。
一日12時間では833日後
つまり、2.28年後に一万時間達成。
こんな感じになるようだ。
もしあなたが一日12時間
トレードの練習に使える時間があるのならば
トレードが上達するのに非常に有利だと言える。
しかし、あなたが会社員だったり
何らかの仕事を抱えているのならば
一日12時間もトレード練習のためには使えない。
せいぜい2時間か、4時間かけられればいい方だろう。
毎日、トレード練習のために時間を割いたとすれば
2時間であれば13.7年、
4時間であれば6.85年で
一万時間を達成できるようだ。
ところで、私の場合はどうだったかと振り返ってみると
仕事をしていた時はだいたい毎日6時間ほど
仕事をやめてからは、寝る時間以外は
ほぼすべてをトレードにささげていたから、
だいたい15~6時間かそれ以上。
計算すると、2年半から3年弱で
1万時間を達成していることになる。
一万時間の法則には、
「まぁ当てはまっているのかなぁ」という感じだ。
しかし、トレードには
「通常とはちょっと違った感覚」
が、必要になる。
この部分がすっぽり抜けていると
いくらトレードに時間をかけても
一万時間の法則が通用しなくなってしまう可能性があるから
気をつけておく必要がある。
「やってもやってもトレードがうまくならない!」
とお悩みのあなた、
まずは一万時間の法則を目標に
トレードの練習を続けてみてはどうだろうか。
とは言っても一万時間となると
かなりの時間を割く計算になる。
一日二時間しか練習時間が取れない環境ならば
完全に不利だ。
だから、トレードを早く上達させたい!と思うならば
マンツーマンでトレードを学んだり
ノウハウを手に入れてトレードを学ぶ必要がある。