あるおもしろい実験の話。
成績レベルが同じ大学生を二つのグループに分けて
A:強烈に面白い人気映画
B:たいくつな風景映画
をそれぞれ見せた。
映画を見終わって全員にテストを受けさせると
Aを見た学生達だけ成績がわるくなったという。
つまり、ある状況下に置かれると人間の知能は
低下するってことが分かったわけだ。
あなたはこんなことで悩んでいないだろうか?
・デモ取引では勝てるのになぜ本番で勝てないのか?
・なぜこんなところでエントリーしたのか?
・小さな利益でスグ確定させるのはなぜ?
・スグに損切できず塩漬けさせてしまう・・・ etc.
こうなってしまうのには理由があった!
知能が低下した状況で判断してしまっている
トレード中に焦ったり、過大な期待をしたり
怒ったり、恐怖を感じたり、悲しくなったり
そういう感情が大きくなればなるほど
あなたの知能は低下しまくっている。
知能が低下した状態では理論的に考えられない、
正しい判断ができるワケがないのだ。
■感情を抑える効果の高い3つの対策
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・賭ける金額を少なくする
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「これで損切になったら後がない!」
そんな状態では感情が揺さぶられまくって
正しい判断はできないだろう。
「損切になっても痛くもかゆくもない」
くらいの金額で勝負すればあなたの頭は
常に冷静だ。
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・明確なトレードルールを採用する
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「20pipsで利益確定!20pipsで損切!」
言い切れるくらいの明確なルールを採用する。
感情がゆさぶられても自分がどういう行動を
すればいいのか明確ならまちがった行動を
止められるはずだ。
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・チャートからいったん離れリフレッシュ
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「思わぬ方向に相場が動きだして慌て始めた」
「損切で失った利益を取り返そうと焦り始めた」
こういうサインに気づいたらチャートの前から
スグに離れる。
気持ちをリフレッシュさせれば焦った状態から
抜け出し、正しい判断でトレードを続けられる。
『人間は感情が揺さぶられると知能が低下する』
このことを知っておきさえすれば、もしあなたが
感情をゆさぶられる不利な状況に遭遇しても
「今私は危険な状況にいるな」と客観的に
自分自身を見ることができるだろう。
「私が一番やるべきことはこの状況から離れることだ」
そうすればあなたは常に正しい状態を保て、
正しい判断を下せる状況を作り出すことができる。
正しくトレードできるから順調に
利益を増やすことができるだろう。