前回までの記事でFX売買について
カンタンに説明してきたが
いよいよ具体的な方法について説明する。
いわゆる『売買ルール』と呼ばれるものだが
すでにあなたは知ってるだろう。
『売買手法』で検索すればやり方なんて
たくさん出てくるし、わざわざここで説明
する必要もないくらいだ。
あなたの目の前に勝てる売買ルールは
存在しているのに、あなたはそれを見てないってこと。
見てないというか、見たくないと思っちゃってるわけ。
「ダイエットをしよう!」って決断したとき
ダイエットをする方法はあなたを含めて
ほとんどの人が知ってるよね?
食べる量 < 運動する量
これを意識して実行するだけってわかってるよね?
なのにほとんどの人がダイエットに失敗する。
「食べる量を減らす・運動を増やすより
もっとラクでカンタンな方法がないかな~?」
って思ったり
「やるのがめんどくさいからやらないー」
ってなって失敗するわけだ。
方法は知ってるけど
実際にやるひとが少ないってこと。
FXトレードもコレと同じで
やり方は調べればすぐにわかるし
時間をとって練習してスキルを身につければ
利益を出す方法はこうすればいいってわかるはずなんだ。
でも、実際にはそれをやってないってこと。
「たしかにそうだなー」って思う?
単に『やればいいだけの話』なのに
それをやってる人があまりいないっていうのが
利益が出せない理由の一つ。
ここまでは納得してもらえたかな?
利益を出す売買ルールはすでに
あなたの目の前にあるんだけど
それに気づいてないから
気づいてないことに気づく必要があるってこと。
例えば、具体的な売買ルール、取引の仕方は
チャートを使ってする。
チャートにローソク足だけを表示させて
好きな時間足を選ぶ。
それを見ながら高値安値にラインを真横に引いていく。
山になっているように見えるところに
ラインを引いていく。
そうすると、「ラインを引いた同じところで
なんとなく反発しているなぁー」って見える。
「なんとなくそう見える」っていうのでOK。
で、そのラインと次のラインまでいくときに
価格が波を打ちながら動いているのも
見て取れるはずだ。
こういうのをずーっとやっていくと
「このラインを超えたら次は
このラインまでたどり着きそうだな」
「こういう波を打ちながらたどり着きそうだな」
ってのが見えてくる。
そうしたら、真横のラインに加えて
斜めのラインを引く感覚が身につくはずだ。
ラインを引くことで
次の価格がどういう風に動きやすいか?
ってことまで見て取れるから
そのラインで反発したときに売買すればいい
ってこともわかってくるはずだ。
これがトレード、売買の基本。
「ここで反発するだろうな」
と思ったところで反発せずに突き進む場合もある。
その時は損切をすればいい。
確率で考えて、それに対応した幅で損切して
それに対応した幅で利益を確定させればいい。
一日の中でここからここまで動くだろうな
ってのを見て、その動きの中で
わかりやすいところだけ取引する。
価格は上がったり下がったりしてるから
その流れの一部分だけ利益化すれば
常に取引しなきゃならないわけでもない。
毎日小さな幅を得るとか
月に数回大きな流れを得るとか
戦略は人によって違ってくるけど
基本的な考えは同じになるんだよね。
で、ここまでを聞くと
「そうなのか。このくらいカンタンに考えれば
いいのか」って感じたかもしれない。
と同時に
「それは確かにそうなんだけど、でも
実際にやるとうまくプラスにならないんだよね」
と思うかもしれない。
それには理由がある。
『感情』がポイントだ。
感情については次回の記事で詳しく説明していく。
お楽しみに!