「損切しないで勝てたらいいのにな。」
「損切しないで稼げたら楽なのになぁ。」
トレードがあまりにも難しすぎて
こんなことを考えたことがよくあった。
「損切しないほうがラクだし
損切しても、戻る時がいっぱいあるんだもんなぁ」
自分にいろんな言い訳をし、
ラクに、カンタンに、トレードで
利益が上げられたらいいのになと考えていた。
そして時々、損切せずに様子を見てみる・・・
実際にそんなトレードをやってみたりもした。
そうすると、確かに損切の回数がへった。
そして勝率が上がり、利益を確定できることが多くなった。
しかし、フシギなことに、利益を確定する回数は多いのに
利益が残るどころか最終的に損失の方が大きくなってしまうのだ。
いわゆる、『コツコツドカン!』だ。
※コツコツドカンというのは、コツコツ小さくためた利益を
ドカン!と大きな損失で失ってしまうこと。
そうなってからようやく
「ある程度小さな損切をして
利益をもう少し大きくしないとダメだな」
ということに気づいた。
ここがもしかすると一つの分岐点だったかもしれない。
分岐点というのは、
損失を今よりももっともっと我慢すればいいのではないか?
という考えにはならなかったからだ。
もし、更に損切幅を大きくさせたらいいのでは?
と考えていたら、どうなっていただろう。
多分、『コツコツ』の期間が少し長くなって
しばらくの間は利益が出るのを喜んでいただろう。
一ヶ月とか、数か月、あるいはそれ以上の長い間かもしれない。
そして、忘れた頃に・・・・
ドッカーーン!
コツコツと稼いだ利益以上の大きな損失を出していただろう。
最終的に
「トレードなんか・・・やるもんじゃない!!」
と後悔していただろう。
小さな損切をイヤがって避けるというのは
避けているのではなく、後回しにしていることなんだと
気づくことができて本当に良かったと思っている。
***** ↓応援して頂けるとうれしいです↓ *****
にほんブログ村へ |