『損切りさえできれば勝てるのに』
あの時に損切りをしていれば負けなかったのに、
プラスになっていたのに。
なぜあそこで損切りができなかったのだろう。
そう感じることは多いだろうか
損切りを確実に執行するために
やるべきことは何か
まずはなぜ損切りができない状態になってしまったのかを
把握しておく必要がある
損切りができない原因としての
パターンがあるはずだ
(A)そもそも損切り自体、ほとんどといっていいほど
全くすることができない状態にある
(B)損切りはできるけれども位置をずらしてしまったり、
びびって早めに切ったりしてしまう状態にある
(C)ほとんどの損切りは確実に執行できるのに、たまにできないことがあり
その一つのトレードだけで大きな損失を出してしまう状態にある
(あるいは短期間で小さな損切りの大量生産)
損切りが執行できるようになる成長段階での
基本的なパターンとして
(A)の状態⇒(B)の状態⇒(C)の状態
というのが
損切りを学習していく上での
成長パターンになっているはずだ。
損切りさえできれば勝てるのに
と思ってしまう背景には
なぜ損切りができない状態になってしまったのか
というよりも
『まだ損切りを確実に執行するための成長段階にいる』
という認識が足りないのかもしれない。
『損切りを躊躇せずに執行することができるようになった!ヤッター!』
そう思った時点で
成長がピタッと止まってしまうのである。
『損切りのほぼ全てを
躊躇せず執行することができるようになった!
(でもたま~~~~に損切りできない時があるけどね)』
この油断が全ての利益を
吹っ飛ばしてしまうのである。
成長段階のパターンとして追加されるべきもの
(D)全ての損切りを確実に躊躇せず執行でき、
更にそれを維持することができる状態
(A)の状態⇒(B)の状態⇒(C)の状態⇒(D)の状態
※(D)の状態は継続させなければならない
自分はまだ成長段階である。
トータルプラスが実現できるようになったけれども
更なる成長を貪欲に追及しなければならない。
と再確認する。
損切りは一度たりとも怠ることがあってはならない。
損切りを躊躇せず執行できたという連続記録を
常に更新し続けていかなければならない
トレードを続けていく限り、その成長を止めてはならないのだ