「トレード回数を減らせ!」
そんな助言をよく聞く。
トレード回数を減らすことはいいことだ。
私も以前は極端にトレード回数が多かった。
一日に20回、30回トレードしていたこともあった。
たくさんトレードしているのに
全然利益にならない・・・
そんな状態だった。
ところで
トレード回数を減らすということは
実は、手数料を減らすということにもなる。
最近ではスプレッドも狭くなっているから
そんなに手数料を払っている気はしないかもしれないが
やはり手数料は存在している。
※スプレッドとは買値と売値の差のことをいう。
例えば、ドル円の買値が93.55で売値が93.50とする。
差引0.05の手数料をトレードするたびに
FX会社に支払っているということ。
取引回数が多いということは
それだけ手数料も多く支払っているということになり
その手数料分も含めて利益を取る必要がある。
だから、トレード回数を減らすということは
まずは手数料が減るということにもなる。
1回のトレードで1pipのスプレッド(手数料)がかかる時は
20回トレードすれば20pips分になる。
20pipsは大きい。
1回のトレードで2pipsのスプレッド(手数料)がかかるならば
20回のトレードで40pips分にもなる。
手数料だと言ってバカにはできない。
この話を聞くだけでも
トレード回数を減らしたくなる・・・はず。
ところで、トレード回数を減らす方法には
ほかにどんなことが考えられるだろう。
まぁ、いわゆるポジポジ病を治す方法
ということにもなるのだが。
トレード回数を減らす一つ目の方法として
売買記録を見直すという方法がある。
「え、俺ってこんなに取引してたのか!?」
と、改めて自分の取引結果を見ることで
あまりの取引数の多さにびっくりして
トレード回数を減らせるという方法。
『自分の取引結果を見直していない』
という時点で、どうなんだろう?という気はするが・・・
それはさておき、まずは
自分の取引結果を見直すことから全ては始まる
と思えばいい。
それから、トレード回数を減らす方法の二つ目として
『テクニカル分析をきちんと学ぶ』
ということが挙げられる。
「なぜここでエントリーするのか」ということを
チャートから読み取っていけば
「トレードするポイントはそれほど多くないんだな」
ということがわかる。
ここは抵抗線が強そうだから入れない
ここはもみ合いそうだから入れない
ここは抜けたら動きそうだから入れる
そんなふうに、一つ一つ丁寧にチャートを見ていけば
エントリーできないポイントと
エントリーできるポイントの区別が必ずわかるようになる。
なんとなく~
日足は上昇しているし~
多分このへんでエントリー・・・?
そんなあやふやな状態でトレードしていると
極端にトレード回数が多くなるということだ。
もし、あなたがトレード回数が多いのに
毎月利益にならないのであれば
オーバートレード状態だということになる。
私の感覚では一日中トレードするとしても
1日に5~10が限度だろう。
それよりも多い回数でトレードしていて
毎月利益にならないのであれば
トレード回数を半分に減らしてみるといい。
日に何十回もトレードして、毎月利益になる!
というのであれば、それを続ければいいと思う。
しかし、その場合でも
トレードし過ぎて疲れる・・・とか
利益にはなるけどほんのちょっぴりだけ・・・
という場合はトレードのやり方を考え直す必要があるだろう。
あなたは、トレード回数を減らす必要が
ありそうだろうか?なさそうだろうか?
あなた自身のトレード結果を振り返ってみて
ぜひ一度考えてみるといい。
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カテゴリ:治らなくて悩むよね。ポジポジ病 [コメント:0]