「なるほど、今は価格がドンドン
上がり続けている上昇トレンドか。
ならば、買いで入った方が良さそうだな」
FXトレード初心者でもチャートは一生懸命
見ているし、ニュースだってチェックしてる。
エントリーポイントは、本で調べた
「トレードするための法則」を
きっちり守っている。
自分なりのタイミングを計って「ココだ!」と
エントリーポイントを決めている。
だけど・・・いつのまにか勘に頼った
トレードをしていることがよくあった。
たぶん、明確なトレードルールがないからだろう。
「でもさ、12連勝したことだってあるんだよ!」
トレードは二つに一つだ。
『売りか買いか』
運が良ければ連勝の経験も珍しくはない。
だが残念なことにビギナーズラックが
永遠に続くことはないだろう。
「おかしいな、先週は連勝してすごく儲かったのに
今週はなかなか勝てない。」
「あれ?先週は何を守っていたっけ?
同じようにしているつもりだけど
何かが違う・・・」
「だめだ、トレードすればするほど
負けてばかりで、どうしたらいいのか
さっぱりわからなくなった・・・」
こんな私に必要だったのは、
明確なトレードルール。
いつでも同じ目線でチャートを見る
何らかの明確な基準を持つ必要があった。
例えば、チャートにテクニカル指標を
表示させて、数値や形をみて分析
できるようにすることだ。
もし、あなたがトレードで迷うことがあれば
自分のトレードルールが明確かどうか?を
チェックしてみるといい。
次回のお話
トレードルールってどんなもの?
「トレーダー」と聞いてあなたはどんな
イメージを持っているだろうか。
『どんな相場でも、バンバントレードして
いつでも利益を上げられる』
そんなイメージを持っているだろうか。
私が初心者だった頃は、そんな想像をしていた。
四六時中チャートと向き合い、どんな相場でも
ガンガン利益を上げていく。
それがスゴイトレーダーだと思っていた。
最初の頃は「大きく動くのを見逃すのはもったいない」
と思っていたから、動くなら、どんな状況でも
常にエントリーしていた。
でも、なぜかマイナスが膨らむばかりで
途方に暮れた。
しばらくして、「利益を上げるトレーダーは
取れると分かっているところだけ手を出している」
と知った。
大きく動く相場でも、「取れるパターン
でないなら手を出さない」ということだ。
得意なパターンになるまで
待つのが大切ってことだ
これを理解できた時にトレードが変わった。
トレード前に数十分、チャートとにらめっこをする。
「うーん、うーん」とうなりながら考え事をする。
考えが整理できたら、『その時』を待つ。
10分、20分、1時間、2時間・・・
時には1日待ちぼうけになることもある。
ようやく来たトレードチャンスを逃さないように
エントリーする。
エントリーした後はまた待ち時間。
ポジション保有中は、特にやることがない。
目標に到達すれば、利食いを入れる。
損切位置に到達すれば損切する。
トレードが終了したら、今のトレードを振り返る。
時間があればまた同じように色々なことを
色々な角度から考えてみて、チャンスを待つ。
これの繰り返し。
なるべくムダなトレードをしないことが大切だ。
スキャルピングでバンバントレードしたほうが
利益を上げられそうな気がするかもしれないが、
スキャルピングはとても高度な技になるから
素人向けではないと思う。
「トレードって難しいんでしょ?」
そんなことを時々聞かれる。
トレーダーとは難しい職業だ
・・・当たり前だよね?
パソコン起動させて
チャート開いて
エントリーして
決済して
それで月に何百万か稼ぐとか。
「トレーダーとは難しい職業だ」
「そんなので稼げるとか、おかしい」
普通にそう思わないと逆におかしい。
単純に、体をつかう労働ではないから
簡単そうに感じるかもしれないが
体を使わない代わりに頭をフルに使っている。
ただボーッとチャートを眺めているのではない。
短期線、長期線、チャートの形、
ローソク足の一つ一つ
相場の流れ、雰囲気
指標、時間、自分の体調、気分
周りの環境
エントリーする前に全てのことを気にかけて
細心の注意を払ってお金を賭けているのだ。
「レートが上がったから、買う」
「レートが下がったから、売る」
そんな単純なものではない。
トレードは難しいんだ。
トレーダーとは難しい職業なんだ。
『片手間でエントリーポンッ』
『初心者でもラクラクトレード』
そんな表現を見ると、正直イラッとする。
ダマすなよ、と思う。
でも、世の中はそんなもの。
ダマされないように常に考えていれば避けられる。
まぁ、普通の人がダマされることはあまりないとは思うが。
いや、欲深い目で見るとダマされてしまうかも?
それはそれで世の中が成り立っているのだから
もしダマされたとしても、また立ち上がって進むしかない。
「今日もカンタンな相場でしたね。
このパターンでエントリーして、エグジット
一体なにが難しいんでしょうね?」
「私と同じトレードがしたいならば、コレ!
コレを買ってください!
そうすれば、同じようにトレードできますよ♪」
ホントに、反吐が出る。
正直、こんなブログを見ると
イラ、イラ、イラッとする。
真面目にトレードに向き合って勉強する人たちを
バカにしてるとしか思えない。
やる気をなくさせる。
でも、それはそれでしょうがない。
自分で自分を守るしかない。
つまり、そんなブログに出会ったら
すぐに閉じて、二度と見ないようにすればいい。
人は簡単、ラクなほうに行きたがる。
私も一時期、そんな夢を見ていたことがある。
でも、簡単、ラクに儲ける方法は、ない。
結果的に簡単、ラクと感じることはあるかもしれないが
最初から簡単、ラクに儲ける方法は、どこを探しても、ない。
断言できる!
トレードは難しい。
トレーダーは難しい職業だ。
だからみんなが必死になる。
必死になって難しいトレーダーになりたがる。
難しいトレーダーで成功できるのは
「トレードは難しい」と理解している人だけだ。
あなたは「トレードは難しい」と感じているだろうか?
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あなたは「トレーダーとして成功したい」と思っているだろう。
トレーダーとして成功したいならば
自分自身に厳格になる必要がある。
「こうなったらエントリーしよう」とトレード前に考え
実際にチャートが思い描いた形・ポイントに到達したならば
エントリーしなければならない。
思い描いた形・ポイントに到達していないのにエントリーしたり
思い描いた形・ポイントに到達しているのにエントリーしなかったり
そんなことをしていてはいけない。
あいまいになってはいけない。
「こうなったら利益確定・損切しよう」とトレード前に考え
実際にチャートが予定していた形になったり、ポイントに到達したならば
利益確定・損切しなければならない。
トレード前に考えたいたことと違う考え
「もう少し利益を粘ってみようかな」
「薄利だけど決済してしまおうかな」
「早いけれど損切してしまおうかな」
「損切をもう少し我慢してみようかな」
そんなことをしていてはいけない。
あいまいになってはいけない。
トレーダーとして成功したいならば、
まずは「自分自身に厳格になる」というクセを身に付ける必要がある。
自分自身に厳格になれない状態なのに
最初から『利益を出そう』などと思ってトレードしていると
永遠に「利益の出ないトレード」を繰り返すことになる。
こうなると「利益の出ないトレード」のクセがついてしまう。
ポジポジ病
飛びつき
早い利食い
遅い損切
これらのクセがついてしまうと
治すのに本当に苦労する。
私がそうだったからだ。
だから、もしあなたがまだ厳格さを身に付けていないのならば
「利益を出そう」というトレードではなく
「利益は考えずにルール通りにトレードしよう」
ということだけを頭に置いてトレードの練習をすると良い。
そうすれば、不思議と利益が出るようになる。
「利食いは難しいなぁ」
「利食いは難しい」
あなたもいつもそう感じているだろう。
実は
勝てるトレーダーにとっても
利食いは難しいものである。
だから、もしあなたが
利食いで悩んでいるのならば
それほど悲観しなくてよい。
利食いはトレーダーにとって
永遠のテーマでもある。
トレードで勝つために必要な2つ目の条件は
「満足できる利食い」はない。
ということだ。
「ここで利食っていればもう少し取れたのに」
「ここで利食わなければもっと伸びていたのに」
そんなことは日常茶飯事だ。
・伸ばせば伸ばすほど利益が大きくなる
こんな相場と
・伸ばそうとすればするほど利益が少なくなる
こんな相場が入り混じっている。
・利益を最大限に伸ばす利食い
もし、あなたがこの方法を選択しているのならば
常に利益を伸ばさなければならない。
『伸ばそうとすればするほど利益が少なくなる』
そんな相場であったとしても耐える必要がある。
・利益を確実に獲得していく利食い
もし、あなたがこちらの方法を選択しているのならば
常に確実に利食っていかなければならない。
『伸ばせば伸ばすほど利益が大きくなる』
そんな相場に出会うかもしれないが
獲得できなかった場合は黙って眺めているしかない。
・利益を最大限に伸ばす利食い
・利益を確実に獲得していく利食い
この両方を採用していたとしても
常にどちらかは機能しない状態だ。
『常に利益が最大限になるように努力しよう』
そんな意識を持っておく必要はあるが
ある程度で納得しなければならない部分もある。
トレードに完璧はない。
ということで、トレードで勝つために必要な
2つ目の条件は
利食いは難しいことを理解する
である。
1つ目の条件はコチラ
3つ目の条件はコチラ
どういう心理状態になれば勝てるトレーダーになれるのか?
私のブログの内容をみてどう感じているだろうか
あなたが知らなかったことがたくさんあるだろうか
それとも、もう知っている内容ばかりだろうか
ポジションを持たずにはいられない衝動
エントリー時に感じる不安と恐怖
損切り時に感じる悔しさ、怒り
ホールド中に感じる恐れ、焦燥感
トレードの最中に感じるこれらの感情を
あなた自身が客観的に見ることができ
冷静に分析することができ
あらゆる感情にぶれない行動ができるようになった時
その瞬間に 稼げるトレーダーが誕生する
私のブログを読み続け
「あ~ そうそう やっぱりそういうことだよね~」
と感じるようになる
「あやなはこう書いてるけど、ここはこういうことなんじゃないかな~」と
別の目線で見ることができるようになる
最終的に次のような心理状態、考えになった時
「うん、確かに書いてあることは正しいね 言っていることもよくわかる。
でももう俺にはこれ以上このブログは必要ないかもね
だってもう自分のやり方を確立させちゃったから」
あなたは稼げるトレーダーとして歩んでいくことができる。
私が目指しているのは、あなたがずっとこのブログを読み続けてくれることではない。
このブログを読み、必要なところを吸収し、
稼げるトレーダーとしてこのブログを卒業してもらうことである。
今日も負けてしまった・・・今週も負けだ・・・今月もマイナス収支・・・
もう、こんなに頑張っているのに
一体どうやったらトレードで勝てるようになるんだ!?
やってもやっても負け越すばかり!
もう何もかもがいやになる!
こんな状態を続けていないか?
当たり前だが、私ももちろん、
こんな経験をしてきている。
一体トレードで勝てるようになるために
何が必要なのか
自分がやってきていることが
正しいのか正しくないのかさっぱりわからない・・・・
こんな状態からは
早く抜け出さなければならない。
トレードで勝てるようになるには
トレーダーの考え方を学ぶ必要がある
トレーダーの考え方とは
どんな考え方なのか
想像がつくだろうか
今まで普通に暮らしてきているのならば
想像すらつかないのは当然だ。
トレーダーで勝てるようになるための考えとは
高くなったら更に高くなったときに 買う
安くなったら更に安くなったときに 売る
高くなったら少し安くなった時に 買う
安くなったら少し高くなった時に 売る
でも時々
高くなったら少し安くなった時に 売る
安くなったら少し高くなった時に 買う
この考えを自在に操ることができる、ということだ
あなたが「こんな高値じゃ、買えない」と思うときに
買うことができるようになったとする
「こんな安値じゃ、売れない」と思うときに
売ることができるようになったとする
しかし、この行動ができ始めた瞬間に
もうそれが通用しなくなってくる
そして
「もう、売っても買っても全然勝てない~~」
というパニック状態に陥ってしまう。
でもここで諦めてはいけない。
そんな状態になったとしても
「こんな値段で買うなんて(売るなんて)できない」
と思っていた場面で売買できるようになっているのだから
それが勝てるトレーダーの考え方へと近づいているのだ
恐怖はすぐにはなくならない
少しづつ 少しづつ 相場と自分の流れを
合わせていくことが大事だ。
そして、その流れを感じることができるようになれば
「今はトレードしてはいけない場面だな」
「今はトレードしなければならない場面だな」ということが
はっきりとわかってくる。
この判断がつくようになればまた道が開ける
本当のトレーダーは勝率が低いのだろうか
トレードの勉強をしていると
勝率なんて関係ない!
という情報が入ってくる。
この情報が入ってきた時に最初に感じることとしては
本当に勝率なんて関係ないの?
勝率が高いほうが勝てるんじゃないの?
本当はやるトレードやるトレード勝ちまくってるから
利益を上げることができているんじゃないの?
それとも勝率が高いと逆に勝てないということなの?
と、こういったことが多いと思う。
勝率が低くても勝てるというのは本当だが
ここで勘違いしてはいけないのが
勝率が低い=勝てる
勝率が高い=負ける
と単純に結びつけてはいけないということ。
結論から言えば
勝率が低くても 勝てるし
勝率が高くても 勝てる
しかし、勝率が低くても勝てるからと、
めちゃくちゃなトレードでいつでもトレードして
利益を上げられるわけではない。
勝率が低いパターンではあるが、
利益になるときは大きく取れるから
そのチャンスが来れば迷わずにエントリーする。
その結果トータルで利益が出せる、ということだ。
勝率が高くても勝てるというのは、
最初から利益幅を決めており、
勝率の高いパターンだけをしっかり狙って
チャンスでない時は絶対にトレードしない。
狙った利益幅だけで満足し、
その後に100pipsだろうが200pipsだろうが
ぶっ飛んでいったとしても
後追いをせずに
また自分の計画したトレードだけを実行できる、
規律正しいトレーダーならではの手法だということ
極端に言えばこのように分けられる。
どちらの手法を学んだほうが有利かは
あなたの環境や性格にもよるから自分で判断すると良い
トレードで一儲けしよう!と、一念発起しトレーダーを目指す人はたくさんいるが
その大半が一年以内に去っていくのが現状
はっきり言ってこんな厳しい世界にわざわざ足を突っ込まなくても
サラリーマンやOLで地道に稼いでいたほうが楽だよなぁと思う。
あるいは他のビジネスで成功するほうが
実は簡単なんじゃないかなぁと感じることもある。
それでも『トレードで稼ぎたい!』
『トレードで生計を立てたい!』というあなたのために、
私が経験し感じ取ってきたトレードに勝つための方法を
全て書いていこうと決心した。
では、ここで最初に正直に書いておこう。
はっきりいって、トレードってすご~く大変!
カチッとクリックして時間がたてばあら不思議~!
お金がみるみる増えて行く~~♪
なんて簡単なものではない。
勉強?必要。
努力?必要。
忍耐?必要。
資金?はっきり言ってこれも大いに必要。
それでもトレードの世界へ足を踏み入れますか?
『やっぱり、・・・やめておこうかな、自分にはもしかしたら向いてないかも・・・』
潔く撤退することもまた勇気。誰もあなたを責めたりしない。
『いや、私はぜったいにトレーダーになる!
なにが何でもトレードで稼いでいくんだ!』
決心のついたあなた、おめでとうございます
今からあなたは立派なトレーダーだ。
でも勘違いしてはいけない。
『トレーダー』ではあるけれど『稼げるトレーダー』ではない。
間違っても大きく資金を入れてはいけない。
まずはデモトレードから。
一ヶ月間デモトレードを体験する。
トレード枚数は自分が実際に資金を入れたときに
トレードする枚数でよい。
まずは一万通貨からが無難だろう。
一ヶ月デモトレでトレーニングし『月間プラス』になってから実際に資金を入れよう。
え?デモトレじゃ緊張感が出ないから意味がない?
まぁ、そういう人もいるだろう。
今は1000通貨単位からトレードできるようになっているから
最低単位でそちらで始めるのもいいかもしれない。
負けても微々たるものだ。
まぁ、それでも助言通りやる人は一割未満かな。そんなもんだろう。
ここでもまたはっきり言っとくが、最初は溶かす。
確実に口座が吹っ飛ぶ。
『え~ でもぉ~ 私だけは、俺だけは、僕だけは・・・・大丈夫。』
そう思っていることも十分承知している。
もしかするともう吹っ飛ばした後かもしれない。
まぁ、誰もが通る道。
あとはそれをどう生かして行くかが問題なのだ。