「トレードするタイミングが
もっとわかるようになりたい」
って悩んだりすることがある。
トレードのタイミングを
どうすれば身につけられるのか?ってことだが・・・
毎月何百万円も利益を出すトレーダーが
まだ全く利益を出せない頃
あることを一生懸命やっていた、ってことがある。
それは何かって言うと
エントリーするタイミングを
必死で練習していたんだよね。
「今の私のタイミングでエントリーしたら
ことごとく押し戻りで損切にかかるから
もっと早いタイミングとか遅いタイミングに
変えてみたらどうなるのかな?」
ってのをいちいちチェックしながら
過去のトレードを見たりしていたんだよね。
この時に、色々な物語を頭の中で
作り出して見ていると修正が難しくなったりする。
「ここは、エントリーするのには
適していないところだから」
「こんなところでエントリーしちゃダメ、
なぜならテクニカル分析では・・・」
「もっと、こう、エントリーするのに
気持ちいい形にならないかなぁ」
とか、色々な物語を作り上げて
自分で自分の自由な発想を
止めちゃったりするわけだ。
だから、チャート上にはハッキリと
素晴らしいエントリーチャンスが現れているのに
それを見逃したり、見つけられなかったりする。
仮に「ここで入ればいいじゃない」と
アドバイスしたとしても
「いやぁ、こんなところで入るんですか?
それは怖いし、私にはできません。
それにここで入るのはテクニカル的に~~」
という反応になってしまって
聞き入れてくれないんだよね。
つまり、利益が出せるエントリータイミングを
身につけるには、まずは当たり前だけど
チャートを見て練習する。
その時に、思い込みが激しい状態で
チャートを見てしまってないか?
ってことに気をつけながら
やっていくのが大切。
この思い込みさえクリアしてしまえば
「なーんで今までこんなカンタンな
ことにきづかなかったのかな?」
ってびっくりするほどカンタンに
トレードするのに良いタイミングが
丸見えになってくる。
前回のお話からの続き。
あなたは「トレードをしよう」と
思っているんだろうけど
それは本当にトレードになってる?
「トレードしています!」と言いながら
実際にはギャンブルになっちゃってない?
「あぁー今日も損失〇万円!」
「このトレードは利益になるかな?!ドキドキ」
「今のポジションはどこで利益確定しようかな?」
こういうことを考えていたら
これはトレードじゃなくてギャンブルなんだよね。
伸るか反るかのスリルを楽しんでいるだけってこと。
それで楽しいからいいや、と感じるなら
それはそれでいいと思うけど
本気で稼ぎたいと思ってるんなら
やり方を見つめなおしたほうがいいよね。
トレードは確かに稼げる。
お医者さんとか社長さんとかが稼いでいる
以上に稼げる可能性を秘めている職業だ。
だからといって「やれば誰もが稼げる」とは
あなたは思ってないと思うんだけど
めちゃくちゃ準備不足なのに
いきなり大金を狙ってトレードしてしまう
場合って結構あるんだよね。
例えばこういう人がいたらどう思う?
「お医者さんになっていっぱい手術して
大金を稼ぎます!
手術の練習はめんどうだからやりません。
盲腸くらいならやってみれば
成功するかもしれないから
まずは盲腸の患者に手術を行って
お金を稼ぎます!」
ヤバイ、この人絶対ヤバイ!と思うよね?
そんなお医者さんの手術は絶対受けたくないよね?
でもトレードはこういうことをやっちゃうわけだ。
トレードの練習はしてないけど、とか
二ヶ月分は過去検証してみたから、とか
そういうレベルで稼ごうとしちゃうんだよね。
それって、ヤバイんだよね。
さっきのお医者さんと同じレベルなんだよね。
「サインが出るトレード手法を手に入れたから
この通りにトレードすれば
私にだって大金を稼げる!ウハウハ!」
って、現実を無視して妄想で生きちゃうんだよね。
だから、そうじゃないよねっていうことを
しっかり認識しておいて欲しいってこと。
プロならプロらしく行動していく
必要があるってこと。
「私はプロというよりもお小遣い稼ぎなので~」
とか思っちゃうこともあるかもしれないけど
相場からお金を得ようと思っている時点で
「自分はプロのトレーダーになりたいと
思っているんだ」ってしっかり認識しておいて欲しい。
そこをクリアできたら次の準備に入る。
次の準備は「自分ができる範囲で自分に必要な
できることをやっていく」ってこと。
私たちは意外とやらなくていいこととか
やる必要がないことを一日の中で
たくさんやっちゃたりしているよね。
その結果、短時間に詰め込み過ぎたり
ムダなことをして大切な時間を過ごしたり
しちゃってるんだ。
これをやっちゃうとトレードの練習時間なんか
到底取れなくなって、ギャンブル的なトレードに
つながったりしちゃう。
「自分の人生で本当にやらなきゃならない
必要なことって何だろう?」
って、まず考えてみることが大切なんだ。
そうすれば、欲しいことにだけ集中して
突き進めるから、今のあなたの力でも
十分達成できる可能性が高くなる。
そこまで考える過程が
トレードにもすごく大切だったりもする。
「なるほど。ムダを省いて
必要なことだけに絞って集中してやる
ってことですね。
それができたらようやくトレードで
稼げるようになるってことですね!」
いや、その前にまだやって欲しいことが
残ってるんだよね。
この状態ではまだトレードは
始められないんだ・・・
「えーっ まだできないんですか!?
じゃぁ、次のステップを早く教えてください!」
では、次回の記事で詳しくお伝えしよう。
お楽しみに!
トレードでどうすれば勝ち続けられるか?
勝ち続けるまでの流れをカンタンに説明すると
ステップ1
「勝ちトレード」と「負けトレード」をピックアップして
勝ちパターン、負けパターンを確認する。
ステップ2
「勝ちパターン」に被っていない「負けパターン」を排除していく。
ステップ3
「勝ちパターン」と「負けパターン」が被っている
パターンのときだけトレードしていく。
ステップ4
1回のトレードで、あるいはトータルで
利益と損失が「勝ち」>「負け」
になるように調整する。
ステップ5
勝率を考えて賭ける金額を調整する。
相場の流れを分析したり局所の相場の流れを
分析したりしていくのも上のステップをやりながら
同時に学んでいく。
「え、たったこれだけですか?
とてもカンタンなことのように感じますけど・・・」
たしかにとてもシンプルでカンタンなことに見える。
実際、やることはとてもカンタンなことだ。
なのに、このカンタンなこと(「検証」と呼ぶ)をやるのが
とてもむずかしいと感じる時がある。
トレードで勝ち続けるためには検証をやればいいだけなのに
なぜかやらずに遠回りしてしまうわけだ。
あなたはやらない理由をたくさん考えて
「検証をやらなくていいように」自分を説得しているからだ。
・わかっているけど記録をとらない、取る気にならない
・記録はとるけど見直さない
・記録をとらなくても勝てるだろうと思っている
・トレードさえしていればいつかは勝てるようになると考えている
・やり方がわからないからなんとなくトレードだけ続けている・・・etc.
実は、これらの「イイワケ」は氷山の一角に過ぎないのだ。
いくら頭でやるべきことが分かっていても
それらを指摘されても
水面下に隠れている大きな氷を何とかしなければ
これらの「イイワケ」をなくすことはできない。
どうすれば水面下の大きな氷をなくして
全てのイイワケを言わないで済むようになるのか?
次回に続く・・・
「機械的にトレードして
トータルプラスにならないかなぁ」
って考えたことない?
私はある。
『ムズカシイことは何もせず
ラクにお金を稼ぎたい。
きっとそんな方法があるハズ!』
『ウンウン頭をひねってチャートを
見るのがめんどくさくなってきた』
そう考えたりしたからだ(笑)
実は機械的にトレードする
方法は存在する。
『システムトレード』だ。
システムからサインが出れば
素直に従い続けるだけ。
機械的にトレードできる。
だけど、一つ問題がある。
・サインに素直に従えるか?
例えば、3連敗した後に
同じようなパターンで
エントリーサインが出現したら?
素直にシステムのサインに
従うことができるだろうか?
「同じパターンだからまた
損切じゃないの?見過ごした
ほうがいいんじゃないの?」
私だったらそう考えてしまうだろう。
あるいは素直に従ったとしよう。
その結果4連敗目の損切になったら?
「素直に従ったのがまちがいだった。
次も同じようなパターンなら
エントリーしたくないな。」
って考えてしまわない?
10連敗したら?
「もう、このシステムは
信用できない!」
私だったらシステムを
放り投げてしまうだろう。
機械的にトレードするっていうのは
そういうことなんだ。
「何連敗しようともシステムの
サイン通りにトレードしなきゃ
ならない」
で、結局そのシステムを使うか
どうかの判断はあなたに託される。
「何連敗したらシステムを止めるの?」
「どのシステムを使うかの判断は
どうやってするの?」
「システムのサイン全てに
従う理由は?」
結局、私自身が相場に詳しくなって
トレード心理も熟知しなきゃ、正しい
判断ができるようになれない。
「あーあ、カンタンにトレードできる
方法があると思ったのになぁ」
私に必要だったのは
「近道する方法を探す」
っていう考えを脳内から
放り投げることだったってわけ。
含み損が大きくなっても決済せず
塩漬けして資金の大半をふっとばし
部屋のすみでヒザをかかえて涙を流した。
損切のお話第1話はコチラ
損切のお話第2話はコチラ
損切のお話第3話はコチラ
この恐怖の経験から「早めの損切が大切だね!」
と学習したものの「早すぎる損切」で
またもや資金がドンドン失われていった。
ぬおおおお、損切を粘ってもダメ!
損切しまくってもダメ!
いったいどうすりゃいいんだ!???
両手を天に伸ばし叫んだ
「神様、お願い!どうにかして勝たせて!!」
強い願いが神様に届けば、幸せが
降ってくるんじゃないか!?真剣に考えた。
しかし、いくらたっても神様は助けてくれない。
それどころかトレードすればするほど
損失はドンドン膨れ上がっていった。
そしていつもの思考が頭の中をかけめぐる。
もう、これ以上やりようがないんだよ!!!
私はトレードから離れて、しばらく
頭を冷やすことにした。
「なんでうまくいかないのかなぁ。
損切の正解がまったくわからないよ」
このころの私はこう思っていた
明確な損切ポイントが存在するハズ。
たとえばエントリー後に価格が
逆行したから損切をする。
私が損切するとスグに価格が反転し
利益になったであろう方向にドンドン
動いていく。
こんな損切は失敗でムダな
損切だと考えていた。
「私が損切りしてもスグ反転せずに
大きな損失だけをピンポイントで
避けられるような損切」を目指して
いたんだよね
『私に都合がいい損切』だけを
やりたがっていたんだ。
「チャートの動きがどうのこうの」ではなく
「私が気持ちいいかどうか」を基準に
考えていたんだよね・・・
めちゃめちゃ自己中!
だから利益を出せなかったんだ!
トレードを離れ、冷静な頭で気づいた、
トレードをやる上でとっても大切なことだった。
「今まであんまり気にしたことなかったけど
私ってけっこう自分勝手な人間だったの
かな・・・」
「それがトレードにも反映されているの
だとしたら・・・?」
今までの人生を振りかえってみた。
身勝手な行動をいっぱいしてきたかも
しれないと思ってちょっぴり哀しくなった。
第5話につづく・・・
「トレード記録をとって見直そう!」
ってよく言われるけど(私も言うけど)
とってもめんどうだよね?
「たぶん、大事なんだろうけど」
と思うものの、実際にはやらない。
あなたはそんな状態になってないだろうか?
なぜこんなことを言うかと思うと
私がそうだったからだ。
「やらなきゃなんないんだろうけど
ちょっとめんどくさいし・・・
できればそんなことをやらないで
勝てるようになりたい(なれる!)」
と思っていた。
実はこう思ってしまわざるを得ない
一つの理由がある。
小学校、中学校、高校、大学・・・
小さいころから一生懸命勉強を
がんばってきたはずだ。
(私はがんばってないよという場合でも
がんばったことにしておく)
「色々な知識を身に付けてきた。
大抵の問題はこれまでの経験から
解決することができる」
そう感じているはずだ。
「いや、解決できていない問題は
たくさんあるんですよ。あやなさん」
という場合もあるかもしれないが
差し迫った危機感を持っている
可能性は低いはずだ。
『今までがんばってきた。
問題がでても今までの経験で
解決できる可能性が高い』
これが今のあなたの状態。
つまり、大人なら誰でも
この状態になっているわけだ。
そこにトレードの問題が突如出現した。
あなたはどうするかというと
今までの経験をフル稼働させて
トレードに挑もうとするだろう。
しかし、これこそが最大の問題点だ。
『今までの経験は全く何の役にも立たない』
あなたが生きてきた世界とは
全く異なっているトレードの世界。
問題を解決しようと今までの経験を
フル稼働させて考えても効果ゼロの
方法ばかり考えついてしまう。
それどころか、あなたの頭の中から
絞り出す限り正解とはドンドン
かけ離れていくことのほうが多い。
「トレード記録をとって見直すのは
大変だし、ちょっと面倒なんだよね。
それよりさぁ、もっとトレードして
経験を積んだ方がスキルを手に入れる
ことができそうだと思うんだよね。
トレードしているほうが楽しいし
刺激も得られる。
だから今日もトレードに励もう!」
「資金管理?うーんよくわからないことは
後回し!そのうち分かるようになるだろう」
「手に入れた教材はひととおり読んだよ。
あやなさんは何度も読めっていうけど
めんどくさいから結局ほったらかしに
なってるんだよね。。
それに、読んでもよくわからないし!」
こんなふうに成功とはかけ離れていく
方向にドンドン進んでしまうわけだ。
「それでは困ります!
正解に近づくにはいったい
どうしたらいいんですか?」
正解に近づくために誰にでもできる
あるカンタンな方法がある。
私のブログやメルマガでこの方法を
見たことがあるかもしれないが
本当にカンタンで効果の高い方法だから
いつも意識しておいてほしい。
『正しいやり方をマネする』
たったこれだけだ。
「そんなこというけど、マネするのも
とってもムズカシイじゃないですか!」
うん。
そう思う気持ちはとてもよくわかる。
他人の考えをそっくりそのまま
あなたの頭にインプットするには
あなたの経験や知識を抑え込まなきゃ
ならないからちょっとやりにくいよね。
正しいやり方をマネするのは
あなた自身を殺すことと
同じことかもしれない。
たとえ『自分を殺してがんばる!』と
思ってもあなたの脳がジャマをする。
「今までの経験上、そうじゃなくて
こうやったほうがいいんじゃないの?」
あなたの脳があなたに信号を送る
「今までの経験と違うことしてるから
それはキケンだよ。避けたほうがいいよ」
「そのやり方は大変そうだからもっと
カンタンなやり方を探そうよ」
という信号だ。
あなたは脳から発する信号を無視して
突き進まなければならない。
「まちがってると感じるのに
続けなきゃならない」
やれないことではないけど
ちょっとだけやりづらい。
「やってみて、結局まちがいだった」
っていう結果はもちろんゼロでは
ないけど、やらないでいるよりも
数十倍の効果を得ることができる。
正しいやり方をやってみる、マネする
っていうのはそれほど効果的な方法だ。
自分を殺し、寸分たがわず先生の
いうとおりやってみる、マネする。
これさえできればだれでも
人生の成功者になれる。
「トレード記録をつけて、集計して
ちょっとだけ見直してみようかなぁ」
っていう気になった?
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トレードに挑む多くの初心者が圧倒的に
気づいていない問題がある。
「必死になってトレードしたのに、
やってきた全てがムダだった」
後になってそんな状態にならないよう
最初に知っておいてほしいことがある。
トレードでお金を稼ぐためには、
『あなた自身の気持ち』が一番大切。
あなたがトレードを始めたばかりなら
トレードがどういうものなのか全く理解
できないでいるだろう。
しかし、安心してほしい。
これからお話しすることを、あなたの頭に
インプットすれば、遠回りすることなしに
相場を攻略することができる。
あなたはこれから色々な雑誌やブログを
見て回り、「テクニカル分析」というものが
必要なんだなと気づき始めるだろう。
「他人のやり方、勝ってる人のやり方って
どんなものなんだろう?」
トレード手法ばかりが気になることだろう。
もちろん、トレード手法は大切だ。
「トレード手法なしでお金を稼ごうと思ったら
一生叶わない」と言っても過言ではない。
しかし、それよりも大切なのがあなたの気持ち。
いくらトレード手法を学ぼうとも、あなたの
気持ちを無視していたら、いつまでたっても
相場から搾取され続けてしまう。
あなたの気持ちを無視していたら、
解決できそうもない悩みと遭遇してしまう
・ピンポイントでエントリーできない。
・損切すべきところで損切できない。
・利益確定すべきところで利益確定できない。
・見逃すべきところを見逃せない
全てあなたの気持ちを無視することが
原因で起こる。
「あなたがどういう気持ちでトレードして
いるか?」に、注目するといい。
「入るのが怖いと感じたから入れなかった」
その後の相場はどうなったか。
「利益を確定させようと思ったけど
もっと伸びるかな?と思い保有し続けた」
その後の相場はどうなったか。
あなたの感情を、綿密に見ていくことで
余計なまわり道をせずに相場から現金を
引き出す方法を見つけることができる。
相場の本質的な部分をよく考えておくことが
とても大切だ。
本質的な部分というのは「感情でトレード
するとお金がドンドン減り続ける」ということだ。
「FXでデイトレするなら、ドル円かな。」
FX初心者の頃、そう考えて通貨選択した。
今ならスグに「デイトレの通貨選択なら
ユーロドルから始めるといいよ。取引量が
多くて安定しているし。」
「クロス円は少し難しいから、ドルストレート
つまり、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル米ドル。
こういった通貨を選択すればトレードしやすい
と思うよ」
※クロス円とは「米ドル以外の通貨と日本円の
ペアの通貨」のこと
「ドル円は細かい動きになりやすいから、意外と
トレードしづらいかもしれないね。流れがはっきり
していればトレードできるけど」
こんなことをスッと言えるが、当時は正真正銘の
ド素人で、FX超初心者だったから、はっきり言って
ドル円しか知らなかった。
「ユーロ?ポンド?なんじゃそりゃ?」という
感じだった。
だから「なじみのあるドル円でいいかなー?」
というカンタンな理由で取引通貨を選択していた。
レート(価格)が上昇すれば「それー!買いだ!」
下降すれば「わおー 売り売り売り!急げ!」
こんな感じでトレードしていた。
デイトレに必要な『テクニカル分析』とか、
相場の流れを知るための『環境認識』とか
あまり深く考えずにトレードしていた。
で、だんだんとデイトレに慣れてきて勉強するうちに
「ドル円よりも他の通貨をデイトレの対象に
した方が有利かもしれない」
ということを知った。
「ドル円は動きが悪いから、デイトレならユーロドルを
トレードしたほうが勝ちやすい」ということも知った。
「ドル円は動きが悪い?どういう動きだろう・・・」
と思うこともあったが
「ドル円がトレードしづらいのなら、ドル円じゃなくて
他の通貨をトレードしたほうがいいのかな?」
そう考えて、ユーロドルにチャレンジするようになった。
ユーロドルだけではなく、「豪ドル米ドル」や
「ポンドドル」も、チェックするようになった。
そうすると、「ドル円は動きが悪い」と言っていた
意味がだんだんと分かるようになった。
例えば、一日に動く値幅は、ドル円よりも
「ユーロドル」や「ポンドドル」「豪ドル米ドル」の
方が大きいということが分かった。
『動く値幅が大きい通貨をトレードしたほうがいい』
という意味もわかってきた。
どういうことかというと、例えば
「ドル円の一日の平均値幅が50pips」で
「ユーロドルの一日の平均値幅が100pips」で
あればデイトレではユーロドルを選んだほうが
利益を出しやすいということだ。
値幅が大きければ取れる幅も大きくなるし、
チャンスも増える。
「確かに、値幅がある通貨をトレードしたほうが
有利だな」と思った。
アベノミクス効果や、世界の経済・政治情勢とかで
通貨の動きが大幅に変わってくることもあるが
「基本は値幅がある通貨をトレードしたほうがいいな」
と考えるようになった。
ここから、少しづつユーロドルをトレードしたり
豪ドル米ドルをトレードしたり、ポンドドルを
トレードしたりたまにクロス円なんかも見たり
ということをやり始めた。
クロス円は「米ドル以外の通貨と、日本円の
ペアの通貨」のことだが、米ドルが絡んでくる
通貨だからトレードするのはちょっとしたコツが
必要だな、と思い最初はあまり手を出さなかったが。
私はこんな感じでトレードする通貨を選んでいるが
あなたはどんな理由で選んでいるだろうか。
「どんなことがあっても負けられない!」
私がトレードを真剣に勉強し始めてから548日で
コンスタントに利益を上げられるようになったのは
「絶対にトレードで成功しなければいけない」
という気持ちが強くあったからだ。
泥水をすすってでも
絶対に成功を勝ち取って見せる!
そんな気持ちを強く持っていた。
この強い気持ちは、私の行動に
このように影響した。
「これは8000円もする本なのだから
一度読んでほったらかしになんてできない!
暗記するほど読んでやるぞ!!」
つまり、何かを買ったら
元をとるまで徹底的に活用する!
という行動をさせたのだ。
このやり方は私のトレード技術を上げるのに
スゴク役に立った。
今までの私は、本を買ったとしても
「一度買って読んだらそれっきり」
ということが多かった。
一度読めばわかった気分になっていたんだろう。
しかし、トレードに関しては違った。
本を買って役に立ちそうな本であれば
暇を見つけては何度も繰り返し読んだ。
何度も繰り返し読むと
以前に気が付かなかったことに気づくようになった。
「あ、私のこの解釈は間違っていたな」
と感じることもあった。
だから、書籍より高い商材を購入した時はもう大変だった。
数万円の出費を絶対にムダにはできない!
トコトン活用して、ボロボロになるまで使ってやる!
絶対に元をとってやるぞ!!
そんな気持ちだった。
実際に商材を手にした時、最初は戸惑った。
正直、意味がわからないことが多かったからだ。
しかし、意味が分からない、なんていうのは当然だと思った。
あっさり意味が分かるなら、すでにトレードで
利益を上げることができているだろうから。
だから、「この意味がわかるようになった時は
私がトレードで利益を上げられるようになった時だろう」
と考えていた。
そして、それだけを目標に必死で頑張った。
私の考えは、少しおかしいのかもしれないが
商材と私の関係は、いわば師匠と弟子の関係だと思っていた。
だから、師匠がこれはこう!と言っていれば素直に聞いた。
「ホントにそうなのかな?他の人はこんなこと言ってるけど」
そんな雑念は一切持たなかった。
「ダマされたと思って、この商材に没頭しよう。
ホントにダメな商材であるなら、しょうがない。
いつか気づいた時に考えればいい」
そう思ってやってきた。
本にしろ、商材にしろ
何度も何度もあきらめずに
繰り返し学んでいくこと
というのは、本当に大切だなと今でも思う。
そして、あきらめずに繰り返し学んだことが
私が548日で結果を出せるようになった最大の理由だ。
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「スグに損切に引っ掛かってしまうから
次からは損切位置をもう少し広めにとってみよう」
損切位置をちょっと調整してみようかな
こんなふうに
トレードを改良しようと思うことがあるだろう。
トレードを改良しようとすることはいいことだ。
しかし、トレードルールを変更するときは
慎重になる必要がある。
たとえば、こんなことを
ついやってしまってはいないだろうか。
「前回はヒゲで損切になった。
ヒゲで損切にならなければ利益になっていたトレードだった。
だから、次回からはヒゲで損切にならないように
損切位置を調整して広くしてみよう」
これは、一見トレードを改良しているように見えるが
実は、その場しのぎのルール変更でしかない。
なぜなら、前回のトレードしか見ていないからだ。
例えば勝率が90%のトレードルールがあるとする。
勝率が90%あったとしても必ず負けトレードは起こる。
もしかすると、勝率90%のトレードを始めた最初のトレードで
負けトレードが発生するかもしれない。
最初のトレードで負けトレードだったからと
安易にトレードルールを変更してしまうと
それはもう検証された90%のトレードルールとは
全く別のものになってしまう。
全く別のトレードルールでトレードしようとするならば
また検証して、有効かどうかを見なくてはならない。
つまり、勝率90%のトレードルールを確立させていたのに
最初のトレードが負けトレードだったというだけで
せっかく確立させた勝率90%のトレードを
実行もせずに捨ててしまうということになるのだ。
だから
たった1回、あるいは2、3回のトレードだけで
トレードルールを変更してはいけない。
最低でも20回のトレードを振り返った上で
変更するかどうか決めなければいけない。
それから、勝率を追い求めるのは悪いことではないが
勝率にこだわりすぎてはいけない。
勝率にこだわるよりも
利益をさらに伸ばせないだろうかと考えたほうが
トレードはうまくいく。
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