FXで利益を上げるには
テクニカル分析をして
トレードすることが基本である
しかし、急にレートが大きく動いたりすると
テクニカル分析だけでは
対応できない場合がある。
ファンダメンタルズの要因などで
大きな出来事が発生して
レートに急な動きが出たりする場合だ。
こういった時は逆指値を置いて対応すればよい。
つまり、ある一定の損が発生した場合は
それ以上大きな損にならないように
前もって損切位置に逆指値を置いておくということだ。
テクニカル分析で対応できない急な動きというのは
いつ起こるかわからないものだから
エントリーした後はスグに損切(逆指値)を置く
という行動をクセにしておくといい。
以前、私は
「逆指値を置かなくても
手動でちゃんと損切できるから大丈夫」
と思っていた。
しかし、私が考えている以上に
レートが想定外の動きをすることがあった。
そして、そんな時に遭遇してしまった瞬間
ヘビに睨まれたカエル状態
になってしまった。
「手動でちゃんと損切できるから大丈夫」
そんな自信があったのに、だ。
一気に100ピプス以上の損失となっていく
自分のポジションを目の当たりにした時、
自分の指先一つ動かすことが難しいこととは
まるで想像もしていなかった。
それからは、エントリー後には必ず
逆指値を設定するようにしている。
私のような経験をしないためにも
エントリーした後は常に
損切(逆指値)を設定しておくといい。
え?教えてくれるのが遅いって?
せめて昨日教えてくれていれば
今日の朝のドル円の急な動きに対応できたのにって?
そんな考えだから甘いんだよ!
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「トレードは単純に考えろ」
「トレードは単純なものだ」
そんな言葉を聞くことが多い。
確かに、私も『トレードは単純だ』と感じることがある。
そして、「単純に考えなければ途端に難しくなってしまう」とも思う。
しかし、現実にはお金が掛かっているから
『単純に考えてトレードする』ということは非常に難しい。
普通に考えれば
なるべく複雑に考えたほうが
なんとなく気分的にも信頼できそうだし
チャートにあれやこれやテクニカル分析を載せているほうが
「うわ~ なんだかスゴイことやってるなぁ」
という気分にもなれると思う。
例えば、証券会社で、ある商品を勧められたとする。
「今、ドル円は上昇しているので買った方がいいですよ」
という単純な言葉よりも
「テクニカル分析でいうと、日足が高値切り上げ安値切り上げで
今まさに上昇トレンド中です。
週足、月足も上昇を示しています。
現在は下落リスクを警戒している印象ですが
ボリンジャーバンドによるボラティリティを考えますと
うんたらかんたらで、アベノミクスでなんたらかんたら
政府の経済成長目標がなんたらかんたらで
アメリカの企業決算がどうたらこうたらですから
テクニカル分析とファンダメンタル分析を考えますと
今、まさにドル円は買いのチャンスだと思いますよ」
こう言われた方が
「じゃぁ、買ってみようかなぁ」という気分になれるはずだ。
現実には、
上昇するか、下降するかという
単純な選択でしかないのに。
人間の心理を考えると
一つの簡単な物事を決断するのでも
ある程度の判断材料が必要になるということだ。
しかし、単純に考えてトレードするということは大切だ。
トレードを最初から単純に考えて
利益を継続的に上げられる人はいるだろう。
だが、そういう人はごくごく一部の少数派でしかない。
大多数の人、つまりこのブログを見ているあなたは
最初から単純に考えてトレードして
利益をあげることはできないだろうから
(利益を上げられているのなら、このブログを見ていないだろうから)
まずはトコトンまで複雑に考えたほうがいい。
つまり、テクニカル分析で
相場をトコトン分析するということだ。
日足の状況をトコトンまで複雑に考える。
色々な線を引いたり、テクニカル分析を表示させて
ありとあらゆる可能性を探る。
日足より小さな時間足を表示させて
日足との関係性をトコトンまで考える。
こういったことをトコトンやりつくす必要がある。
一つのトレードのために
ありとあらゆる可能性を探り、エントリーポイントを探す。
そして、そこまでやったトレードが最終的に利益になったのか
あるいは損切になったのかということを確認する。
そんなことを地道にやり続けると
急に視界が開ける時が来る。
「あれ?あぁ、そういうことか
複雑に考えすぎてたんだ。単純に考えればいいのか」
そんな感覚が訪れる。
そして
「トレードは単純に考えたほうがいいな」
と思うようになる。
しかし、ここで言う『単純』と
あなたがトレードを始めて
最初に感じていた『単純』の意味は全く違う。
単純だけれど複雑
複雑だけれど単純。
ここまで来るのはなかなか難しいのではないかと思う。
生粋のギャンブラーか
死ぬほどチャートに向き合った普通の人がたどり着く場所だろう。
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FXの考え方には色々あるだろう。
一人一人の個性がそれぞれあるように
FXの考え方として
トレードスタイルもそれぞれあるはずだ。
スキャルピング、デイトレード、スイング。
私個人のFXの考え方としては
スキャルピングはオススメしない。
手数料が多くかかったり
ポジポジ病の原因となってしまうからだ。
参考記事 ⇒トレード回数を減らす方法
しかし、私が利益を上げられるようになった
最初のトレードスタイルは
スキャルピングとデイトレードを混ぜたようなものだった。
どんなトレードスタイルかというと
損切は-15ピプス程度
利益は20~30ピプス程度 という感じだ。
FXの考え方として、損切位置は
・前回高値(安値)の少し上(下)
・トレンドラインの少し上(下)
といったように、注目されるべき価格帯の
少し上か下というのがメジャーだろう。
その次に採用されやすいのが
10ピプスとか、20ピプスとかいった固定制だろう。
そのほかにも資金の1%とか2%で切るとか
あるいは時間制限で、といったこともあるかもしれない。
私が「損切位置をやや狭い幅での固定制」にしたのは
エントリーポイントとの関係を考えたからだ。
つまり、エントリー後に
「すぐに利益方向に動く可能性の高いポイント」を
高確率で見つけることができたからだ。
逆に言えば、
「エントリー後に15ピプス逆行すれば
方向性を見誤っていることのほうが多い」
ということにもなる。
そのほかの理由として
私は小心者で、お金にも余裕がなかったから
『お金に対する余裕のある心』というものを持つのが
非常に難しかった。
だから、損切幅はなるべく狭いほうが
心理的に落ち着いてトレードすることができた。
損切幅を30ピプスとか、50ピプスとかにしてしまうと
「こんなに負けてしまった・・・」と
がっかりし過ぎてしまう傾向があったからだ。
そして、利益確定の幅も同じような理由で決めている。
エントリーしてスグに利益方向に伸びるけど
20ピプスとか30ピプス動いてから
反転して-15ピプスの損切になることが多かった。
その頃は、まだ利益を大きく伸ばすことができなかったから
『一度は利益方向に動いてからの-15ピプスの損切』
というところまでポジションを保有すると、負け越すことが多くなり
「一度は利益になったのに・・・」という感情から
余計に、その損失に耐えられなかった。
そしてトレードが崩れてしまうことが多かった。
だから、まずは20ピプス、30ピプスを
確実に利益にして
「トレードで利益を出せる」
という自信を持つ必要があったのだ。
これらの前提があった上で
損切幅が-15ピプス程度
利益幅が20ピプスから30ピプス程度
というスタイルになった。
20ピプス、30ピプスを取るトレードというと
一見堅実そうだが、
エントリーポイントをかなり集中して探さなければならない。
チャートを見ている時に
電話などかかってこようものなら
そのたびに集中が切れて
イライラしなければならなかった。
しかし、それが私のトレードスタイルでもあった。
そんなトレードで少しづつ利益を積み重ねていくに従って
気持ちにも余裕が出てくるようになった。
「あ、この動きは伸びる可能性が高いな」
ということもわかるようになってきた。
相場の動きがわかるようになってくると
「利益を伸ばさないともったいないな」
という考えが出てくるようになった。
そして、20ピプス、30ピプスの利益が乗っているポジションを
『泳がせる』ことができるようになった。
利益が乗っているポジションを泳がすことが
できるようになってから、トレードが楽になった。
わかりやすくいえば
『コツコツドカン!で、強制ロスカット』の
逆をやっている感じだ。
自分のトレードスタイルをどう決めるか
というFXの考え方としては
「まずは何らかのルール通りにトレードをやってみる」
ということが大切だ。
損切頻発でいい。利益など出なくていい。
一定のルールの下にトレードした結果どうなったか
ということが重要なのだ。
それから少しづつ
あなたの性格や環境に合わせて
トレードルールを修正しながら
トレードスタイルを確立させていけばいい。
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前回記事
FXで勝つために必要なことをまとめてみた1の続き
第4のポイント 資金管理
『資金管理がしっかりしているだけで勝てる』
と言う人がいるほど、資金管理は大切だ。
「1トレードでの最大リスクは資金に対して2%まで」
ということが一般的に言われている。
これはどういうことかというと
100万円の資金があるならば
1回のトレードで2万円まで負けていい、ということだ。
人によっては1%以下に設定する人もいる。
当然、複数のトレードを一度に行うこともあるだろうが
その場合でも資金に対する損失は
5%以下に設定する方がいいだろう。
それにしてもなぜ資金管理がこれほど重要なのだろうか。
それはやはり「感情」に影響する部分が大きいからだろう。
もし、一回のトレードで資金の三分の一を失うとすれば
取り返すチャンスは二回しか残っていない。
あるいは、証拠金不足となってしまって
一回のチャンスしか与えられないかもしれない。
少ないチャンスで利益を上げようとすれば
かなりのプレッシャーがかかる。
プレッシャーを抱えたままトレードすれば
焦ってトレードしたり
判断ミスを誘発することにつながりやすい。
だから資金管理は重要なのだ。
『20回連続で損切りになったとしても
まだまだトレードできる資金が残っている』
そんな安定した心理状態を作るためにも
資金管理を徹底しておく必要がある。
もちろん、感情面からのアプローチだけでなく
単純に、
「トレードできる回数が多く残っていれば残っているほど
利益を出せるトレードの確率もそれに比例して高くなるから」
という考え方もできる。
【資金管理】 枚数を調整する
さらに繊細な資金管理を行うことにより
あなたのトレードを有利にさせることができる。
例えば、
・エントリーの場面において分割してエントリーする。
一度のエントリーで成功する確率は低いのだから
分割してエントリーすればいいじゃないか、という考え方。
それから
・最小単位でエントリーを探る。
エントリーで緊張してしまうようであれば
最小単位でとりあえずエントリーしてみる。
そうすれば、ポジポジの欲求を満たすことができ
トレードに対して冷静になれる。
損失となっても気にするほどの損失ではないので
安心してトレードすることができる。
何度かエントリーしてみれば、
相場の流れを感じることができるかもしれない。
ただ、あまり慣れていないうちにこれをやると
混乱してしまうこともあるようだ。
利益確定の時に枚数の調整をすることもまた、
心理的に有利になる。
『三分割の利食い』が有効であるということは有名だ。
・少しでも利益になったら1/3を利食う
『利食いたい!』という欲求を満たす。
・最初の目標にたどり着いたらまた1/3を利食う
『ある程度の利益をもう獲得したい』という欲求を満たす
・残った1/3は利益を最大限に伸ばす
『もっと利益が大きくなるかもしれないから
まだ保有しておきたい』という欲求を満たす
ということで、FXで勝つために必要なことは
・相場の環境認識
・トレード手法の確立
・(確実な損切)←トレード手法の確立に含まれる
・資金管理
この三つのポイント(+確実な損切)ということになる。
「FX取引では、毎月1000ピプスはとらないとだめだ!」
本当にそうだろうか?
「え?でも毎月たくさんピプス獲得したほうが、儲けられるじゃん」
たしかに、たくさんピプスを取ろうとする考えは正しい。
問題は、『たくさんピプスを取らなければ、稼げないのか』ということ。
「う~ん でもどうしても毎月の獲得ピプスに目がいっちゃうよ~」
それならば、一週間のシミュレーションをしてみよう。
例えば、週に20ピプス、安定してとれるようになったとする。
「けっ 週にたった20ピプスとか、やってらんないよ」
ほんとうにそう思うかい?
ちょっとつづきを聞いてみてくれ。
1万通貨で取引した場合、1ピプス=100円としよう。
1万通貨取引では 20ピプス×100円=2,000円
「週に二千円ぽっちなんか じょうだんじゃない!」
まぁまぁ、そうあせらずに。
5万通貨取引では、1ピプス=500円となる。
5万通貨取引では 20ピプス×500円=10,000円
「週に一万円かぁ、まぁちょっとしたおこづかいだな」
あなたには、まだまだもの足りないだろうね。
10万通貨取引では、1ピプス=1,000円となる。
10万通貨取引では 20ピプス×1000円=20,000円
「週に二万円・・・ けっこう実感のある金額だね」
まぁ、ちょっとした「アルバイト」感覚かもしれないね。
50万通貨取引では、1ピプス=5,000円となる。
50万通貨取引では 20ピプス×5,000=100,000円
「週に10万円なら、やらなきゃソンだね!!」
ようやくトレーダーとして自立できるころかもしれないね。
枚数の増加スピードには個人差があるものの
単純に考えれば、獲得ピプスが少なくても
あなたが満足するだけの『稼ぎ』は十分に得られる。
ここでさらに良いことが待っている。
FX取引には 『慣れ』 も、ある程度必要になってくるが
慣れてくればふしぎなもので、自然と獲得ピプスがふえてくる。
最初は週に20ピプス程度かもしれないが
週に40ピプス、80ピプスと取れるピプスが増えてくる。
一度勢いをつけることができれば
雪ダルマ式にどんどん良い方向に進むのだ。
まずは最初に 『どれだけ安定してピプスを獲得できるか』 に注目にする。
少ない獲得ピプスでもあせらず、安定を目指した方が成長が早い。
「う~ん そうだね。
今まで 『もっともっとピプスを稼ぎたい!』 って思ってた。
でも、少ないピプスでも十分稼げるってことがわかったから
これからは安定さに注目してみようかな」
安定を求めれば、さらに成長がはやくなる。
あなたも 『安定』 を求めてみてはいかがだろうか。
FXは努力しても勝てない
残念ながらこれは本当だ。
さらに、努力すればする程勝てなくなる。
なぜこんなことが起こると思う?
トレードというものは人間の欲望で成り立っている。
買えば上がって欲しいし売れば下がって欲しい。
上がりそうと思うならば買うし下がりそうと思うならば売る。
あなたが実際にポジションを持っているとする
ポジションを手放すタイミングはいつ?
自分が買いたい、売りたいと思った時に売買し続けて
現在稼ぐことができているか?
残念ながら稼ぐことはできていないだろう
どんなにテクニカル分析を勉強しても
ファンダメンタル分析を勉強しても
手法を勉強しても
値幅を研究しても
通貨ごとのクセを研究しても
最終的に自分自身がトレードの邪魔をしていないか?
ルールではエントリーすべきなのに
エントリーせずに自分が入りたいところでエントリーする
利益確定も同じ。
だから、FXは努力しても勝てないのだ。
努力する必要は、ない。
ただ恐怖と不安、期待から
自分を守る方法を見つければいいだけ。
こんなことを書いても理解できる人はどれだけいるだろうか?
理解できたとしても実行するにはかなりの時間を要する。
「すぐに稼ぎたい」からFXをやるのに
「すぐには稼げない」という事実を突きつけられたとき
真正面から挑もうとする人はどれだけいるだろうか
「いや、そんなことはない。自分は大丈夫だ」
「自分だけはすぐに稼げるようになる」
「とにかくトレードしなければ」
ただ、焦りだけが襲ってくる。
トレードをする恐怖、期待、不安から逃れることはできない。
しかし、感覚を鈍くさせることはできる。
「ここで入るのは怖いけれど、チャンスだからここで入ろう」
「もう、損切りに引っかかりそうだ。トレードをやめたい。
でもここでやめることはできない。保持しよう」
「ここで出るのはもったいない気がするけれど、
ルールでは出るべきなのだ。トレードを終了しよう」
自分の過去のトレードと向き合うということは
自分と向き合うということ
そこを越えなければトレードで稼ぐことはできない。
トレードの勉強をしていると
色々としなければならないことがたくさん出てくる
このルールを守るためのルールを作って、
それを守るためにまたルールを作るとか・・・
もう、いったい何やってるんだかわからなくなる、
頭がごちゃごちゃしてもうどうでもよくなる
そして何かがプツっと切れて
人生最悪だ!と思えるような行動をしてしまったり
でも まぁ 最初はみんなそんなもの
あまり考えすぎないほうがいい
み~んな そんな経験をしているんです
勝ってる人も含めて
だから それを責めてはいけない
それが普通なんです
人間であれば、儲けようと思えば思うほど
ずるずると罠にはまってしまう
それが相場なんです
あぁ 今日いいたいことはこういうことではないんです
非常に大事なこと
あなたのルールに必ず入っていることですが
これが非常に大事
これさえできていれば必ずプラスに持っていけるのに
まぁ なかなかできないですよね
それでもここで重要と言っておけば
素直にそれを聞くだけで勝てるようになるんだから
いいですか、しっかり頭に叩き込んでください
とにかく 待つ
何が何でも待つ
得意なパターンが出るまで
デイトレでは、24時間張り付いていたとしても
チャンスが1、2回しかこない時だってあるんです
だから当然毎日はエントリーできない
でも『稼ぎたい』と思ってしまうと
飛びついてしまう
稼ぎたいからトレードするのに
稼ぎたいと思った瞬間にそれはギャンブルになってしまう・・・
とにかく飛びつく
なんという矛盾に満ちた世界だろうか
でもそれが相場というもの
やってもやっても結果が出ない
「トレードをずっと続けているけれど
いったいいつになったら勝てるようになるんだろうか。」
そう思う人は多い。
普通の感覚であれば、真面目にきちんと
検証などやっていれば、少しづつ資金が
増えていく、と考えることだろう。
しかし相場の場合はその常識がとおらない。
少し成長してもやっぱり成績はマイナス。
以前よりはマイナスは少なくなったものの
やっぱりマイナス、という状態が続く。
ここで気づかなければならないことは
『マイナスが少なくなってきている』ということ。
マイナスが少なくなってきているということは成長している証だ。
ここで『やってもやっても稼げない~~ もう嫌だ!』と思うのは
間違っているが意外と誰もが引っ掛かってしまうワナだ。
そのうち収支がゼロになったり、マイナスになったりというのが出てくると
次にようやくプラスが始まる。
しかしプラスが始まってもすくにどか~~ん!とはならず
また少しづつプラスの幅が広がっていく ということになる。
プラスになったとたんに気が緩んでまたマイナスにということももちろんあるが、
一度プラスを経験すれば感覚は掴めているので
プラスに持っていくのは以前よりは簡単になる。
独学であれば順調にいって一年
普通は数年この経験をすることになる。
トレーダーなどに直接教えてもらえれば、当然
利益を上げられるようになるまでの期間は早まる。
「自動売買でFX取引して本当に儲かるの?」
そんな疑問を持ったことがあるだろうか
「自分でトレードしても勝てないから」
「トレードする時間がないから」
「お金を入れるだけで増えると誘われたから」などなど
自動売買で取引するという誘惑はたくさんある。
機械のように淡々とトレードをすれば勝てるとよく言われているし、
自動売買ならそれが叶うのではないか?と一度は考えてしまうかもしれない。
自分でトレードして勝てない人は自動売買でも間違いなく勝てません
夢は儚く消えてしまいましたか?
それでしたら謝ります。ごめんなさい。
でもあなたの資金を守ることができたなら
私は少々嫌われても構いません。
自動売買なのになぜ勝てないのか。
それは自動売買であってもトレードしているのはやっぱりあなた自身だから。
そもそもロジックを公開していないものなんて信用性があるのか疑問であるし、
負けだした途端に怖くなって自分で自動売買を停止させてしまうもの。
今までのトレードはこんな風にしていましたよ~と
丁寧にそれまでのトレードを見せてくれるものもあるが、
そんなロジックは連勝が続いていればいるほど
その自動売買を採用したとたんにドローダウンが続くものなのだ。
で結局そのドローダウンに自分が耐え切れなくなって停止させてしまう。
つまりは勝てない原因は全て自分自身にある。
稼ぎたいから、お金を増やしたいから自動売買に手を出しているのに
その大事な大事な資金が少しでも目減りすれば
不安で不安で仕方なくなると思わないか。
ドローダウンについても頭では理解していたとしても
実際に自分の資金が減っていくのを目の当たりにして
冷静に静観していろと言うほうがおかしな話だ。
自動売買で一攫千金なんて夢は持たずに
地道に修行にいそしむ。
トレードで稼ごうと思うならば、これが一番近道だ。