徹底的な損切で
資産は少しづつ減少
損切せずにガマンしたら、
一回の損切で致命傷
どちらも資産に致命的なダメージを与えられた。
正しい損切がわからない!!
「FXで勝てる方法って本当にあるの?」
相場のいいカモにされているだけかと
疑心暗鬼になった。
しかし、あきらめずにトレードを続けた。
『トレードってこういうものか』と
理解できる瞬間に遭遇した。
負けたくない感情の損切は、小さな
損切の大量生産につながらる。
もっと負けたくない感情の損切は
一度で特大損失をするハメになる。
『負けたくない、絶対に損はイヤ!』
自分の気持ちではなく「損切しないと
もっと悪い状況に遭遇する」ポイントを
探し出す。
それが正しい損切ポイント。
損切の色々な種類を発見した。
・逆行幅を決める
(〇pips逆行したら損切)
・金額を決める
(資産の〇%含み損なら損切)
・インジケーターを目安にする
(移動平均線を上抜けたら損切)
・前回高値・前回安値を目安にする
(前回高値を上抜けたら損切)
・ラインを目安にする
(上昇のトレンドラインを下抜けたら損切)
・タイムリミット
(〇分たって含み損だったら損切)
「損切のやり方はたくさんあるんだね」
自分はどんな損切をやってたかな?
「最初の損切は、大損をしたくないから
小さな損でスグ切ってたな」
「損切の幅が小さすぎて、ムダな損切を
量産してしまったのかな・・・?」
そこでひらめいた。
「前回高値・前回安値を目安にした
損切ポイントでチャレンジしてみよう!」
前回高値・安値は意識されてる。
前回高値を上抜けたら、もっと上昇する
可能性がとても大きくなる。
前回安値を下抜けたら、もっと下降する
可能性がとても大きくなる。
「前回高値・前回安値を抜けるまでは
含み損をガマンして保有してていいのかな?」
早速実行してみた。
すると、不思議な現象に遭遇した。
買いのエントリーをしてしばらく様子を
見ていたら、価格が下降してきた。
「あーあ このトレードも失敗かな」
以前であれば、スグ損切をしていたが
安値を下抜けるまでガマンして保有
することにした。
しばらく値動きを追っていると、価格は
徐々に下がってくるのだが、なぜか
『もうすぐ安値を下抜けそう』というところで
ちょん、ちょん、と反発している。
『この安値を下抜けようかなー
どうしようかなー』
相場がそう考えているかのように
前回安値付近で面白い動きをする。
そのまま見続けていると、ちょん、ちょん
という動きが徐々に弱まって、今度は
価格が上がっていく勢いが強くなってきた。
「さっきまで安値を下抜けそうな勢いで
動いていたのに、急に動きが変わったなぁ」
そのまま見ていると、価格は少しづつ
上昇していった。
「以前だったら損切していたであろう
トレードで、利益を出すことができた!」
不思議な気持ちだった。
「相場の動きは変わってないけど
私の行動が変わったから利益に
なったのかな?」
「今までは、冷静に相場を見れて
いなかったのかなぁ」
トレードがどういうものなのかが
感覚的になんとなくわかりかけた
ような気がした。
負けたくないという感情で小さな
含み損をガマンできず、小さな
損失を大量生産して失敗。
もっと負けたくないという感情で含み損を
ガマンし過ぎて一度で大きな損失。
これらの失敗から、「感情で決める
損切ポイントは間違い」とわかった。
正しい損切ポイントとは、「ここで
損切しなかったらもっと悪い状況に
おちいるポイント」だとわかった。
『間違った損切ポイント』=『感情で決めた
損切ポイント』で損切すると、最終的に
損失しか生み出さない。
感情以外で、例えば前回高値・安値みたいに
明確な損切の理由を探せばよかったのか!
「よし!損切は完全に攻略した!」
色々な経験をして私は成長したが
損切になった時は相変わらず
「あー 何で損切に引っかかっちゃうのー
グッゾー ぐやじいぃぃぃ」
という感情が沸いていましたとさ。