なぜ検証が大切なのか教えよう

FXは24時間開いているから

トレードする機会に満ち溢れていると思いがちだが

実はトレードできる機会はあなたが思っているほど多くはない。

 

チャートを開いてすぐにトレードしてはいけない

 

今の価格が上がるのか、下がるのか、という判断ではなく

今の価格が自分の決めた基準となるポイントに近づくまで、

あるいは形になるまで待ってから

エントリーするかしないかを自分で判断してようやくトレードできる

 

もちろん、

自分の描いた判断と違うならばトレードできない

さらに、ポジションを持った後は

あなたが思っているほど自由にポジションをいじれるわけではない。

 

エントリーした後は

最初に決めていた損切り位置に引っかかるまで

あるいは

自分が決めた決済すべきポイントに到達した時か

決済すべき形になるまでは

そのポジションに手を加えることはできない。

 

ところでチャートを開いてすぐにトレードする、というのは

そうした方がトータルでプラスになる確率が高いからと

自分で分かってやっているのか?

 

それともそうではなく、

ただ単に感情的にやりたいからやってしまうのか?

 

チャートを開いてすぐに始めたトレードをピックアップし

勝てたトレードと負けたトレードを見比べてみる、

といったことをしたことがあるのか?

 

トータルで利益が出ていたのか?

エントリーした後に損切り位置を変えてしまい

後で後悔する、というのは

損切り位置をいちいち変更したほうが

トータルでプラスになる確率が高いからと

自分で分かってやっているのか?

 

それともただ単に

損切られたくないから、

損になるのが怖いから変えてしまうのか?

 

変更してしまった損切り位置を変更しなければ

そのトレードの結果がどうなっていたかということを

後から見直してみたことがあるのか?

 

前もって決めていた利益確定ができないというのは

その時その時で判断を変えた方が、

前もって決めていた利確位置よりも多く利益を出せるからと

自分で分かってやっているのか?

 

それともただ単に

利益確定ポイントにくる前に利を伸ばすのが怖くて、

あるいは欲を出して粘り、反転して利益が少なくなって

ようやく怖気づいて決済してしまうのか?

 

前もって決めていた利益確定ポイントで決済していたらどうなっていたか、

ということを自分の目で確認したことがあるのか?

 

それともそんなめんどくさいことをいちいちやってられない、

そんなことをしなくても

もっと簡単でやりやすい方法があるだろうと思っているのか?

 

1回トレードして徹底的にそのトレードを調べ上げるのと

10回トレードして全くそのトレードを調べ上げないのとでは

どちらの方が早く上達するだろうかということを

あなたは考えたことがあるのか?

ポジポジ病を克服せよ!

なぜすぐにポジションを持ちたがるのか?

 

とにかくエントリーしていないと稼げない

ポジションを持たないことには始まらない

ポジションを持っていなければ損している

と思っているから

 

チャンスを逃していると思い込んでいるから

 

ポジポジ病が始まっても

それが即悪いとは言い切れないと思っているから

 

トレードさえやっていればいつか勝てるようになるのでは?

という淡い期待を

知らず知らずのうちに持っているから

 

 

 

いったいいつからポジポジ病になったのだろうか?

 

 

トレードを学ぶ正しい方法を知らずに

なんとなくFXをすれば勝てるかもと思って始めているから

 

あるいはFXについて勉強しているのに

正しく行えていないから

 

 

ルールに沿った以外のトレードはパチンコ中毒と同じである。

 

 

ランダムなトレードをやったとしても時々勝つことがある。

ランダムトレードの怖さを知らずに。

 

すぐにポジションを持つ、という行為をしなくなったら

何か悪いことが起こると思っているのか?

 

 

悪いことは何も起きない!

 

 

お金が減り続ける機会がなくなる!

マイナスになったであろう失ったお金を取り戻していることになる!

生活まで楽しくなる!

「ポジションを持っていない」という不安から解放される!

「また、ポジポジ病をやってしまった・・・」という苦痛から解放される!

ポジションを持っていなくても大丈夫なんだ!という

自分に対する自信がつき、

自分を信じられるという素晴らしさを経験することができる!

 

 

すぐにポジションを持つ、という行為に

良いところなど一つもなーーい!

 

 

ルールどおりにトレードできているか判断する具体的例

思い込みというものは怖いもので、

自分で自分を客観的に見ているつもりでも

やっぱり自分は可愛いものだから

そこに甘えが出てくるのが当然

 

昨日の記事

いつになったら勝てるの?自分が成長しているのかわからない時

自己分析する際に

判断材料になる具体的例を挙げてみよう。

 

エントリーすべき場所が明確に判断できているか

昨日は負けちゃったから今日はトレードして取り返さないと。

あまりいいチャートじゃないけどトレードできる場所はあるはず。

などと無理やりトレードする機会を探しているのならば

明確な判断はできていない

 

トレードできるのは

「ここはトレードをしなければいけないチャンスだ!ここを逃してはいけない」と

思えるところだけ

 

自分で「ここは!!!」と思った場所でエントリーした時のほうが

勝率も利益も出ているほうが多くないか?

 

ポジポジ病など論外

 

 

 

エントリーすべき場所で躊躇せずエントリーできているか

うん、ここは入るべき場所だ、でもちょっと不安だからもう少し確認してから・・・

おおっとぐんぐんと勢いが増しているぞ、早くこれに乗らなければ~!とエントリーしているならば

それは躊躇せずエントリーできていることにはならない

 

チャンスはみんなが気づいていない初期の段階で乗らなければ意味がない

安心して入れたポイントはチャンスではなく、

カスを掴まされただけ

 

 

 

損切りを迷わずにルールどおりに躊躇せず行えているかどうか

最初に決めた損切り位置に来たその最初の段階で即切っていればok

それ以外、

エントリー後にやっぱりこっちの方が本当の損切り位置だなどと

理由を作って外側にずらしたり、

少しでも利益になれば損切りになるのが嫌だからと

勝手に狭めることはだめ

 

トレールがルールの場合は別

 

 

 

自分が決めた目標まで、あるいは

エグジットのサインが出るまでポジションをホールドしておくことができているか

せっかく乗った利を、少しの押しや戻りで怖くなって利確したり、

基準の時間軸よりも小さな時間軸などを見て、

もう弱まっているから、反転しそうだからと

なにかしらの理由をつけて自分を納得させ決済しているようではだめ

 

 

 

目標に届いたら、あるいはサインが出たら躊躇せずエグジットできているか

既にサインが出ているのに欲を出してもっと粘ってみようなどと

ルール外の行動をして利益が少なくなってから

やっぱりだめだったとようやく決済し、

「利益は少なくなってしまったけれど決済するべき場所であった」などと自分に言い聞かせ、

本当に決済すべき場所で確定していればもっと利益になっていたことを直視しない

 

 

資金配分を計画通り管理できているか

まぁ、これは後から見てみればすぐにわかることだと思う

 

 

 

もし、これらのことをすぐ理解できなくても大丈夫だ

トレードをやって検証をやって

それでも勝つことができなければ

自然と自分自身に疑問を持つようになる。

 

 

あれ?もしかして俺ってルールどおりにやってないんじゃ?と思い始める。

そうなった時に

「そういえばどこかのブログでそんなことが書いてあったなぁ」と思い出してもらえるならば

そこからまた道が開けてくる。

 

 

いつになったら勝てるの?自分が成長しているのかわからない時

ルールを守ることが大事だということがわかり、それを実行している

 

だが思った以上にそれがなかなか上手くいかないことを実感する

 

自分では少しづつルールを守れるようになっているつもりなのに

成績がついてこない

 

一体自分は進歩しているのだろうか?

それとも全く進歩していないのだろうかと悩む

 

トレードでは資金管理、エントリー、エグジット、損切りなどの

それぞれの項目において

全てが一定以上のレベルに達しなければ結果は出ない

 

一つでもレベルが低ければそれが全ての利益を吹っ飛ばす

 

自分のレベルが成長しているのか、していないのかの判断については

利益が出ているのか、出ていないのかという視点で考えてはいけない

 

・エントリーすべき場所が明確に判断できているか

(エントリーして良い場面と悪い場面の判断ができているか)

・エントリーすべき場所で躊躇せずエントリーできているか

・損切りを迷わずにルールどおりに行えているか、躊躇せず行えているか

・自分が決めた目標まで、あるいはエグジットのサインが出るまで

ポジションをホールドしておくことができているか

・目標に届いたら、あるいはサインが出たら躊躇せずエグジットできているか

・資金配分を計画通り管理できているか

 

などといったことから判断するべき

(躊躇せずに実行できる回数が減っているのか、増えているのかなどで判断できる)

 

全てルールどおりに実行できているにもかかわらず

結果が出ないという人は

損と利益の比率が間違っているはずだから

ルールを見直したほうがいい

 

但し、ルールどおりに実行できていると自分で思い込んでいるだけかもしれないので

そこはしっかり自分に厳しく確認するように

 

次の記事で具体的な例を挙げている。

次記事 : ルールどおりにトレードできているか判断する具体例

ルールを選択した者の悩み

順張りが良いと言う人もいれば

逆張りのほうがいいだろ?と言う人もいる

 

伸びる限りトレンドについていくべき!と言う人もいれば

細かく利を取っていく方が勝ちやすいでしょ?と言う人もいる

 

勝率を重視するな!と言う人もいれば

勝率が高くないと勝てませんと言う人もいる

 

 

それぞれ言ってることが違うのに皆勝ち続けられているという不思議

 

 

彼らに共通することは、ルールを変えないということ

 

 

小さな利益をコツコツと積み上げるルールを自分で選択しているのに

『このブログでは今日は100pipsも獲得している!!自分のやり方は間違ってるのかなぁ』と悩み

 

勝率は低いがたまに取れる大きなトレードで利益を取るトレードを自分で選択しているのに

『この人は今日は20pips取れたんだ、俺はマイナスだったのに』と人の利益を羨む

 

自分を持たない奴が相場で生き残れるとでも思っているのか?

 

 

満足できるルールなんてない!!あきらめろ!!

 

 

 


 

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