もしあなたが「成功への正しい思考」を
手に入れることができたら・・・
一日のうち何時間働くかを
自分で自由に決められる
一日、一カ月、あるいは一年間で
どのくらい稼ぐか自分で決められる
働く場所でさえ自由に選べるようになる。
たとえば旅先にパソコン一つ持って行って
働きたいと思えばそれも実現可能になる・・・
私たちは支配されている
あなたが何かを買う時「あなた自身が
必要だと考えて」手に入れていると
ふつうなら考える。
それは本当だろうか?
最近あなたが購入したものを
思い出してみてほしい。
洋服・食べ物・車・家・生活するのに
必要なもの・娯楽、などなど
それらは本当に「あなたの意思決定で
必要だと考えて」手に入れたものだろうか?
よく考えると『買う必要のなかったもの』
の方が大半を占めていないだろうか?
すこし時間を取って考えてみて欲しい。
考えてみてくれただろうか?
たとえば、私の場合だと
・ウォーキングシューズ
・帽子
・自分用の高級バレンタインチョコ
・新しいカーテン
最近これらを手に入れたが全て特に
必要のないものだった。
ウォーキングシューズ・帽子は
他にいくつも持っているから
絶対に買わなければならないもの
ではなかった。
高級チョコを食べなくても
全く問題なかった。
むしろ砂糖の取りすぎになって
体には良くなかった。
カーテンも今つけているもので
十分機能するはずだから絶対に
買わなきゃならないものではなかった。
なのに買ってしまった。
なぜか?
『無意識レベルで反応
させられているから』
私たちは「自分の頭で合理的に
意思決定している」と考えがちだが
それはまちがい。
私たちは皆、本能に支配されていて
自分の頭で意思決定することは
ほとんどないのだ。
私がウォーキングシューズ・帽子を
買ってしまったのは必要だったから
ではない。
「最新型でカッコイイ」
「新しいデザインで可愛い」
と反応させられてしまったから。
必要ない高級チョコを買ったのも
「バレンタインだからイベントに
参加しなきゃ」と反応させられて
しまったから。
必要ないカーテンを新調したのも
「カーテン特集」のサイトを見て
可愛いカーテンを見つけてしまったから。
必要だから手に入れたのではない。
必要ないのに手に入れてしまったのだ。
ここまで読んで「そうだな、私も必要ない
ものを思わず買ってしまったことがある」
と思い出せただろうか?
「確かに、心当たりがあります!」
おめでとう!
あなたは成功する第一歩を
今まさに踏み出した。
『私たちは自分の頭で意思決定せず
無意識レベルで反応させられて
行動している』
私たちは本能に支配されていることを
まずは知っておいてほしい。
つづく・・・
次回のお話し
「トップ1%だけが成功者」
成功者たちはなぜ成功できたのか?
ある一つの考えをマスターすれば
あなたも成功者の仲間入りを果たせる。
人生に迷ったとしても正しい選択を
瞬時に判断できるようになる。
その考えとは何か?
お楽しみに!
良いトレード手法を手に入れても
勝てるようになる人と
全く勝てない人が存在する
なぜか?
一つ目の理由が『スキルの浅さ』
たとえば
チャートを見てもトレードできそうな
ポイントを見つけられない。
どう判断したらいいのかわからない。
トレンドが何かよくわかっていない
レンジが何かよくわかっていない
テクニカルは使っているものの
その意味や正しい使い方を
実は知らない。
資金管理の正しい方法を
頭に入れていない。
こういう場合は正しいトレードのやり方が
身についていないから
いくらトレードしてもお金は稼げない。
でも、正しい知識で数か月の
訓練さえすれば誰だって
正しくトレードできるようになる。
『スキルの浅さ』はトレードで稼げない
理由の一つだが、それほど大きな
問題ではない。
問題はもう一つの理由。
『心理的な障害』
損切ができずズルズルと
塩漬けしてしまう
ついつい大きなポジションを
もってしまい一度で大負けする。
エントリーできない
『トレード恐怖症』
トレードしなきゃ気が済まない
『ポジポジ病』
「トレード手法」とは関係ない部分が
あなたの足を引っぱっているわけだ。
じゃぁ、どうすればこれらを克服して
勝ちつづけられるトレーダーになれるか?
それには「トレードとは全く関係
ないんじゃない?」と感じてしまう
ようなあなたの行動が大切になってくる。
次の記事に続く
デイトレードで勝つためには
『損切』が絶対必要。
損切っていうのは買った後に下がる、
売った後に上がってしまうって時に
損が大きくならないうちに決済する
ことなんだけど
このことをFX初心者時代に
うるさいほど目にしてきた。
だから「損切はちゃんとやらなきゃ
ならないんだね」って思ってた。
で、実際に損切しながらトレード
していたわけだけど・・・
私の場合「やってるつもり損切」
を永遠と繰り返してたんだよね。
「本当はココが損切ポイントだけど
実際に損切にかかったらイヤだから
もう少し幅を広げちゃおうかな」
「ああっ、損切に引っかかっちゃう。
ちょっとだけガマンしてみようかな。
反転して損切回避できるかも」
ってな感じ。
最終的に損切は実行するんだけど
そのポイントはテキトー。
だから無理にガマンして持って
損を無限大に膨らませたり
いつも「ちょっと大きな損」に
なって、なかなか利益を出せな
かったり。
「計画的な勝てる損切ポイント」では
絶対に損切しなかったわけだ。
で、不思議で不思議でたまらなく
感じていた。
「きちんと損切できているのに
なんで勝てないのぉぉぉ!?」
今なら『感情』で損切位置を
決めていたからダメだったんだ
ってスグ理解できるけど
当時は本当に理解できなかった。
まぁ、それから理解できるようになっても
実行するのはさらに難しかったんだけど。
だって、ちょっとガマンすれば
反転して利益になることが多いん
だから「損切するのは逆に損だ」って
考えちゃうんだよね。
そう考える時ってない?
FX初心者がトレードを始めた時に
まずぶち当たる問題がある
「損切」だ。
私の知り合いが今まさに損切の
問題にぶち当たっている。
彼はかなり頭の良い人で
取引経験は数年ある。
でも今だに
「この位置で買って下がって
損が出そうだったからナンピンして
もうそろそろ上げるだろうと思ったら
また下がって
じゃぁまたナンピンだってやったら
さらに下がってさぁ。これじゃぁ
誰も勝てんだろ?」
ってやってる。
※ナンピンとは買った後、値が下がったら
買い増しして、平均購入価格を下げること
彼は損切についての知識は持っている。
だけど実際には損切しない。
『自分には損切なんて関係ない』
って思ってるのかもしれない。
損切っていうのは「負けを認める」こと
だったり、「自らお金を失うことを
確定させる」ことだから人によって
なかなかできなかったりするのだろう。
たしかに私もFX初心者だった頃は
損切を毛嫌いしていた。
「できるなら損切せずに利益だけ欲しい」
っていう強欲ババァだったなぁ。
もしあなたがFX初心者ならまずは
「損切する」っていう行動がしっかり
できるようにいつも意識しておくといいよ。
「私の意志とは関係なく相場は動いてる」
ってことをなかなか理解できなかった。
たとえば、トレードする前に相場を分析する。
「上昇トレンドラインがキッチリ引けるから
このラインで反発して上昇していくだろう」
でもこの分析っていうのは
ただ私がそう考えているだけで
相場には全く関係ない。
いくらキレイなラインが引けても
そこで反発するかどうかは相場次第
なんだけど・・・
私にはそれが理解できなかった。
「えーっ、なんでトレンドラインを
下抜けるの?おかしくない?ここは
かなり強いラインだから反発するはず
なんだけどな?」
「それとも私の分析方法が
まちがっていたのかな?」
「もしかするとこの手法は
使えないのかもしれない。
ほかに良い手法があるかも!?」
必死で正しい答えを探しだそうとした。
高値を超えてドンドン上昇する
確実なパターンを探そうと
あらゆるローソク足の組み合わせを
チェックしてその動向を探ったり
トレンド相場で大きな利益を
得るためにはどう察知するか?
大きなトレンドに乗るために
どのテクニカル指標を使えば
確実に探し出すことができるか?
いろんなことを考えた。
「MACDがどの位置にあれば
トレンドが出やすいか?」
なんて血眼になってテクニカルと
格闘したりもした。
でも結局確実な答えを
得ることはできなかった。
「なんで!?なんで答えがないの!?」
「確実な答えがなかったら
どうトレードすればいいか
全くわからない!」
出口のない迷路を手探り状態で
さまよい続けなきゃならない日が
何カ月も続いた。
「だめだ・・・むずかし過ぎる。
こんなのやってのける人って
本当にこの世に存在するの?」
「私にはむずかし過ぎてもうムリだ・・・」
自分の限界を超えるまで
悩み続けがんばったが
もう疲れ果ててしまった。
苦しく、辛い日々を振り返ると
ここであきらめることが残念で
ならなかった。
あともうひと踏ん張りすれば
答えが見える気がしていたからだ。
だが自分の限界はとっくに超えて
いたし気力も残っていなかった私が
それ以上がんばり続けるのは不可能だった。
だから私は答えを探すことを
泣く泣くあきらめた。
するとあきらめた途端なぜか
チャートを見る目が変わった。
あれほど「難解で答えなどない!」と
感じていたチャートがシンプルに
見え始めたのだ。
「なぜ今まで目の前にあった
こんなカンタンなことが
理解できなかったのだろう?」
今でも不思議でたまらない。
・・・
今、私の手元に一冊の本がある。
その一部を引用しよう。
~負けることに耐えられなくなる時~
「彼女の願望は人生の糧をマーケットから
稼ぎだすプロトレーダーになることだった。
「でも」と彼女は突然真っ黒な雲が
頭上に広がっていることに気づいたかの
ような口調で言った。
「私は負けてばかり。怖くなってしまった」
「なぜ?」と私は問いかけた。
「負けるたびに私のゴールが遠ざかっていく。
負けないようにしなければ。
そうしなければ夢をあきらめ
なければならなくなってしまう。
私の船は沈みかけている。
助けてください。」
私はそこに座ってしばし沈黙し
適切な言葉を探した。
彼女が経験していることが
最高のことだといかにしたら
伝えることができるのだろうか。
勝つためには「才能のある敗者」
としての経験を経なければならない
ことをたわ言に聞こえないように、
うまく説明することができるのだろうか。
敗北は常に勝利の母なのである。
成功した実業家が何度も何度も
敗北を味わった後に成功する
といった話は数え切れない。
幼児は何度も何度も転んだ挙句に
歩けるようになるのである。
ひねくれて非常識に聞こえるかも
しれないが負けることが成功への
切符なのだ。
負けることがトレーディングを
極めるための架け橋となる。
勝利するという望ましい状況はとてつもなく
大きな代償を払わない限り手にすることが
できないことを、多くの人は理解していない。
そして突き詰めれば多くの人は
その代償を払う勇気がない
ということも事実である。
トレーディングは誰でも成功できる
という種類のゲームではない。
それがたいていの人々が失敗する
理由であり、そして誰かが常に
失敗する理由でもある。
生き残ることができた者
負け続けている苦しい時期を
耐え抜いたものにこそ成功の
可能性が残されているのである。
トレーダーとして成功している者の多くが
トレーディング以外では敗者であったことを
不思議に思ったことはないだろうか。
彼らは負けることへの対処の仕方を
学んだおかげでトレーディングでは
成功しているのである。
彼らは負けることを受け入れ
利用することを学んだのである。
私は彼女に対して深遠な言葉を
返すことはできなかった。
私がいうことができたのは
「それでいい」という一言だけだった。
引用元
デイトレード
マーケットで勝ち続けるための発想術
オリバー・ベレス グレック・カプラ 著