損切後の感情をある方法で冷静に変換した話

『損切後の再エントリーをおだやかな

 感情で待てるようになりたい』

 

損切になっても

 

「そうかそうか損切か。いいさ。

 次のチャンスはスグにくるさ。」

 

コーヒー片手ににっこりほほえむ。

 

そんなトレーダーに憧れていたが・・・

 

損切になるとマウスを床に叩きつけ

ぶち壊したくなる感情が常にわいていた。

 

というか、マウスは壊れると困るから

マウスから手を放し机をぶっ叩く。

 

「いってぇ、手がいってぇよぉ」

 

机を叩く自分がバカすぎることに気づく

 

「あーあ もう 損切にはなるわ

 手は痛いわふんだりけったりや」

 

机をぶっ叩くというバカな行動をした

おかげか一瞬冷静になる。

 

「おおっ?机叩いてストレス発散したら

 スグ再エントリーしたくなる気持ちが

 弱まった気がする!」

 

しめしめ、と思った。

 

『損切になっても机をぶっ叩けば感情的な

 ムダエントリーを排除できるぞ!』

 

それからバンバン机を叩く日々が続いた。

 

「よーしよしよし、損切か。そりゃぁっ

 机を叩くゾー!」

 

なんとなく目的が変わってきた日もあった。

 

そんなバカなことをしていたある日、ふと気づいた

 

「いちいち手が痛い・・・」

 

「机叩くのも飽きてきたなぁ。損切が

 消えてなくなるわけでもないし」

 

自分でも何をやってるのかよくわからなく

なってきたころ、机を叩くのをやめてみた。

 

そしたらなんと!!!

 

損切になった後に机を叩かなくても

感情的なムダなエントリーをしなく

なってるではないか!!

 

「うーむ、損切で起きた感情と次に

 しなければならない行動の間に

 ワンクッションあるとうまくいくな」

 

このやり方って他のことにも使えるんじゃね?

いい方法発見したなぐふふ、と思った。

 

損切後にカッとなってついムダなエントリー

頻発してしまうそこのあなた!!

 

このやり方やってみ!?

ムダエントリー撲滅できるから!

 

FXは待つことが大切だけど損切になったら死ねる

価格がビューンと動いたらエントリー

ピュピュッ!とはねたらエントリー

 

こんなトレードを繰り返していたら

損失ばかりが増えた。

 

『エントリーポイントまで待つことが大事』

ありがたいことにそう教えてくれる人がいた。

 

なるほどな、と思いエントリーを

じっくり待つようになった。

 

待って待って待って・・・

引きつけて引きつけて引きつけて・・・

 

よっしゃー ここで買いエントリーじゃー!

 

『ポチッっとな』

 

スグに含み益になった。

 

「よしよし。このまま目標地点まで

 飛んで行けー!」

 

チャート画面の前で動きを見守る。

 

しばらくして動きが止まり下降し始めた。

 

「あれあれ?そんなに下に動くと

 損切に引っかかっちゃうよー」

 

あえなく撃沈。損切にヒット。

 

ぐぬぬぬぬ

 

2時間近く執念深く待ったエントリーで

スグに含み益になってタイミングも良い

それなのになんで損切になるの!?

 

マウスを持つ手がプルプルと震える。

 

「いや、落ち着け、落ち着いてもう一度

 買いのチャンスを待つんだ」

 

必死に自分を律し、次のチャンスを待つ。

 

ぐっぞーぐやじいぞー

 

そう思いながらチャートを凝視する

 

しばらくするとまた買うチャンスが

巡ってきた。

 

「おーし ここぞチャンス!えいやっ」

 

今度こそこの買いで利益になれっと

願うも、再度損切となってしまう。

 

あーもうやってらんねー

待っても待たなくても

損切ばっかりじゃん

 

待っても一緒なんじゃないのー?と

思いながら待つトレードをやったり

待たずにむちゃくちゃなトレードを

どんどんやったりした。

 

そういうトレードがたまったある日

ふと自分のトレードを見返してみた

 

「むちゃくちゃなトレードした時期は

 損失額がすっごく大きいなぁ

 

 待つことが多かったトレードをした

 時期は負け越してはいるんだけど

 そこまで大きな損にはなってないなぁ」

 

ってことがわかった。

 

ん?これって・・・待った方がいいってこと?

 

頭の中に???がたくさん出てきて

!!!に変わった気がした。

 

それからもまだはちゃめちゃなトレードを

繰り返すことはあったが以前より待って

トレードできることが確実に多くなった。

 

驚くほどカンタンにFXチャートの天底が取れていた

天底を取るトレードがどんなものか

あなたは知っているだろうか?

 

トレード知識と経験がたまると

予想が強烈に当たり始める。

 

「長~いヒゲがでてきたな。

 よし。ここが底だ!」

 

反転の重要サインを覚え、

サインが出現したら入る。

 

たったこれだけで面白いほど

天底が取れるようになった

 

「ほらほらほら~底取れた!

 私ってなんてスゴイんだろう!」

 

背筋がゾワゾワするほどうれしく

一人パソコンの前でほくそ笑む。

 

「よしっ!ここが天井付近だ。

 もうこれ以上上がらない。

 ここで利益確定だぁぁぁっ!」

 

私が利益確定すると即座に

価格は反転しはじめる。

 

「頭からお尻まで食べるハイレベルな

 ことができるのは私くらいだろうな!」

 

悦に入る。

 

「天底は取れないなんて誰が言った?

 しっかりとれるじゃん」

 

資金は増えつづけ、トレードが

楽しくてしかたない。

 

気持ち良すぎて昇天しそう!!!

 

ある日、いつものように真剣に分析し

底をとる準備をしていた。

 

「勢いが落ちてきて反転サインが

 出現した。底を打ったな。買おう」

 

えいやっと買いエントリーを入れる。

 

が、わずかに上昇してもじもじするだけ。

残念ながら損切。

 

「仕方ない、もう一度挑戦だ!」

 

勢いが落ちて反転のサイン出現!

とりゃーっと買いエントリーする。

 

が、今度も上昇せずにもじもじして

さらに下降。

 

「なんでなんで?おかしいな。

 これ以上下がらないはずなのに」

 

少しムキになる。

 

『反転のサインが出たら買って損切』

を繰り返した。

 

「おかしいなぁー なんで!?

 なんでドンドン下がっていくの!?」

 

細かい損切を大量発生させ

今まで得た利益を失いつつあった。

 

下がり続けるチャートをはんにゃのような

形相で見つめながら歯ぎしりする。

 

底をつかむことしか考えていないからか

売りたくても売れない。

 

「そろそろ底がきそうだしなぁ

 こんな安値じゃ売れないよ」

 

完敗だ・・・

 

あきらめてパソコンの電源をプツッと切る。

 

次の日、朝起きてパソコンの電源を

ポチッと押しチャートを開く。

 

「どっひゃー 何じゃこりゃ!

 すっごい下がってるんですけど!!!」

 

私がチャートを閉じてから今の今まで

ずっと価格は下がり続けていたのだ!

 

ぐぬぬぬぬどこでもいいから

売ってれば負けを取り返して

さらに儲かったのに!

 

「お前、ほんっっっと頭悪いな」

 

そう人から言われるくらいこの経験を

くりかえした後ようやくトレンドという

ものを認識することができ始めた

 

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リスクリワード?そんなもん関係ない!!

トレードを始めてしばらくすると

リスクとリワードというコトバを知った。

 

「ふーん」と思ったがあまり気にしなかった。

 

「リスクリワードて何!?よくわからん。

 勝率100%を目指すからそんなもん

 私には関係ない!!!」

 

くらいに思っていた(ああ恐ろしい)

 

目の前のチャートにしがみつく毎日。

 

「ああっ!レートが上がる。

 上がったら含み損が増えるから

 下がってくれぇぇぇ」

 

「よーし20pips獲得した!しめしめ」

 

利益になるトレードができたら

とにかくうれしく、損切は本当に

イヤだからなるべく避けたかった。

 

その頃のトレードは勝率50~60%で

1の利益に対して2程度の損失を出していた。

 

カンタンに言うと1万円で利益を確定させて

2万円で損切するということ。

 

こんなトレードをすれば損が雪だるま式に

ドンドン増えていく計算になる。

 

しかし、リスクとリワードから目をそらして

いた私はそんなことお構いなしにトレード

続けた。

 

「うえーん トレードするほど成績は

 マイナスだよー(´Д⊂ヽ」

 

「時々勝つのになんでお金が増えないの?」

 

おまえはあほかと、バカかと。

 

わりと長い期間こんなトレードを

続けていたわけだが・・・

 

勝率上げるか利益幅広げるか

損失幅狭めるかどれかしないと

トータル利益になんないだろ?

 

ハリセン持ってあの頃の私の頭を

後ろから思いっきり叩きたい。

 

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トレード日記をつけるだけでは100年経っても勝てない

トレード上達する上で一番重要なものは

何かをあなたは知っているだろうか?

 

もし一番重要な『あること』を知らなければ

あなたのお金はトレードすればするほど

減り続けてしまう・・・

 

……

 

『FXで勝ちたければトレード日記をつけろ!』

 

そんな情報を得た私はその日からさっそく

毎日トレード記録をつけはじめた。

 

日付、時間、トレードしたチャート画像

賭けた金額、エントリーポイント

決済ポイント、などなど。

 

『トレード記録が20個たまったら

 中身をチェックして修正すること』

 

それを聞いてさっそく過去のトレード

記録をチェックすることにした。

 

しかし・・・

 

「ここはエントリーが早すぎて損切か。

 こっちは遅すぎて損切。」

 

「ん?このトレードはエントリーが

 早いけど利益になってるな」

 

過去の記録を見ても何をどう修正

していいのかわからない。

 

私は途方に暮れた・・・

 

初めにルールありき

 

『最初に利益が出るシステムがあって

 システムに自分を合わせていく』

 

これが正しい上達法だ。

 

利益が出るトレード=やりにくいもの

 

あなたのやりやすいようにトレード

すればお金はドンドン吸い取られる

 

利益は伸ばせず、損はついガマンして

大きくなる。

 

それが人間のふつうの行動だからだ。

 

相場から現金を生み出したいなら

やりにくいことをやらなければならない。

 

「トレードしながら中身を修正して

 利益を出せるシステムを作る」

 

こんなやり方をしていては100年

経っても上達するのはムズカシイ。

 

やりにくいものがどういうやり方か

ハッキリわかっているから成功に

向かって突き進むことができる。

 

『やりにくいもの』=

『勝てると分かっているシステムやルール』

 

勝てると分かっているやり方があって

初めてトレード記録が生きてくる。

 

利益が出ると分かっているやり方を

手にしてスグ、私のトレード記録は

威力を発揮し始めた。

 

利益の出るシステムと自分のトレード

記録を見比べてみると修正ポイントが

以前よりはっきりわかるようになった。

 

「エントリーが早すぎるかなと思ってたけど

 ○○だからこのポイントでよさそうだな」

 

「このトレードはさらに大きく動いたから

 利益を見逃したように見えるけど、 

 ○○だからこのやり方で正解だな。」

 

「これは利益がでているけど、〇〇だから

 やってはいけないトレードだったな。

 次回から注意しよう」

 

利益が出るシステムに忠実に行動

できるよう、日々根気よくトレード記録を

つけてあなたのトレードを修正していけば

必ず継続して利益を出せる日が来る。

 

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