FX入門書を読んだ!デモ口座も開設した!
さぁ、トレードを始めよう!
とは思ったものの・・・
「あれ?何からしたらいいの?
さっぱりわからない」
「時間足って日足とか1時間足とか
5分足とかたくさんあるけどどれを
見たらいいんだろう?」
「エントリーする時はどの足を見たらいいの?」
「日足は上昇してるけど1時間足は下がってる。
買ったらいいの?売ったらいいの?」
「ラインを引けっていうけどどれに対して
引いたらいいの?前回高値てたくさんある・・・」
頭の中は真っ白。
FX入門書は読んだし、言ってる意味もわかる。
でも具体的にどうしたらいいのか
全然わからない。
一応エントリーして、決済もしてみた。
でも・・・
「このやり方で合ってるんだろうか?
というか、間違っててもわからないよね」
最初の一歩
FX初心者が最初に必要なのは
トレードルール、トレード取引手法だ。
一番手っ取り早いのは勝ち続けている人の
やり方をお金と引き換えに手に入れること。
「うーん、それもいいけど自分で
手法を確立させたいな」
では手法を確立させる方法を公開しよう。
『足』を決める
分足、時間足の中から一つだけ選ぶ。
1分足でも15分足でも1時間足でも
気に入った足を選べばいい。
1分が早すぎると思えば10分、15分。
30分や1時間足を選んでもいい。
後で変えても構わない。
デイトレードかスイングトレードか決める
デイトレードとは一日で完結
スイングトレードとは数日で完結。
テクニカルを2つ選ぶ
テクニカルはいろいろある
移動平均線
MACD
ボリンジャーバンド
RCI
ストキャスティクス などなど。
相性の良さそうなテクニカルを2つ選ぶ。
テクニカルの使い方や概念は
専門書で調べて頭の中に叩き込む。
チャートを準備する
過去のチャートを準備し、テクニカルを
表示させる。
テクニカルには「設定値」というものが
あるが、最初の設定でも構わない。
数値を設定したら過去のチャートを
テクニカルを絡めながらチェックする。
例)移動平均線を2本使った場合
トレードルール:
2つの移動平均線がクロスして
足が確定した後、次の足が
始まったらエントリーする。
次のクロスが発生したら決済し
同時に反対売買する。
これを続けた結果どうなるか1か月分の
チャートでチェックする。
1か月分をチェックした後、利益が
出ていなければやり方を変えて
また一か月分チェックする。
例)
・買いだけのルールを取り入れてみる
・設定値を変えてみる
・テクニカルの組み合わせを変えてみる
うまく利益が出せるものを作れたら
過去2~3年分をチェックしてみる。
10年分チェックできればより安心だ。
トータルで利益がでそうなものが
出来上がったら実際にトレードしてみる。
※手数料(スプレッド分)を忘れずに組み込む
トレード手法の組み立て方は基本的に
こんな感じになる。
私がFXを始めた最初の頃、2~3か月毎日
チャートと格闘したが最終的に利益の出せそうな
トレード手法は作り出せなかった。
トレードの知識が浅すぎたのだろう。
が、このやり方で成功する人もいるようだ。
ローソク足の読み方、トレンドラインや
高値安値ラインの引き方を知ったら
超小額で実際にトレードしてみる。
超小額でやるのは破産を回避するため。
勝てるようになって「資金が足りない!」
と絶望しないため。
「トレードってこんな感じでやるのかなぁ」
ってのがわかってきたらいよいよ
本格的なトレードに入る。
次のステップは『トレード手法』だ。
トレード手法なしで利益を上げる
のは難しい。
今回、トレード手法について
書こうと思ったが・・・その前に
『勝てるようになったのに枚数を
増やした途端勝てなくなった』
という具体的な悩みへのお返事を書いていく。
FX初心者にはまだ理解できない
内容かもしれないが知っておくと
後々解決しやすくなる。
ある程度トレード経験を積むと
少しづつ勝てるようになる。
100通貨で月〇pips勝てるようになった!
1000通貨で月〇pips勝てるようになった!
『何度トレードしても必ず利益になる!
よし!これから枚数を増やしていくゾ!』
ところが・・・
枚数を上げたとたんに負け続ける。
最終的に残るのは損失のみ。
おかしいな、と思いまた枚数を減らして
トレードにチャレンジしてみる。
枚数を減らせば再び利益を手にする
ことができる。
『やっぱり勝てるようになってるよね!』
しかし、枚数を上げるとやっぱり
利益を手に入れられない。
この繰り返し。
いったいどーすりゃいいの!?
考えられる原因は2つ。
トレード手法かメンタル。
原因1 トレード手法が合っていない
チャートを見ると特徴的な動きがわかる。
よく動く⇒動かない⇒よく動く⇒動かない
例外はあるが大体はこの繰り返し。
良く動く時に有効なトレード手法を
使っていたとすればどうなるか。
勝てる時期⇒勝てない時期⇒勝てる時期⇒勝てない時期
成績は・・・
利益⇒損失⇒利益⇒損失
こうなるはずだ。
勝てる時期に小額トレードで利益を出し
「勝てるようになった!」と勝てない時期に
枚数を増やしたら当然負ける時期と被る。
タイミングが悪かったら・・・
勝てる時期に小額トレード
勝てない時期に枚数を増やす
そんなトレードになることもある。
使っているトレード手法がどんな相場に
強いトレードかが明確に分かっていないと
タイミング悪いトレードになる可能性は高い。
原因2 メンタルで負けている
月収20万の人の1万円の価値と
月収100万の人の1万円の価値は違う。
月20万「1万円の損失は痛いなぁ・・・」
月100万「ま、1万くらいならいっか」
賭ける枚数を上げれば得られる利益は
大きくなるが損失も大きくなる。
損失が大きいと感じるとトレードが崩れる。
「なるべく損したくない」という気持ちが
でてくる。
損失だけでなく、得られる利益も大きく
なるから自分をコントロールすることが
難しくなってくる。
『恐怖・欲望』との戦いだ。
この戦いに敗れると・・・
・今まで損切できていたパターンで
損切できなくなる
・今まで利益確定できていたパターンで
利益確定できなくなる。
・今まで入れていたポイントで入れない
・今まで入っていなかったポイントで入る
どうやって解決するか?
自分のトレード手法を本当に理解しているか
強みが分かっているか、弱点がわかっているか
徹底的に体に叩き込んでいるか再確認。
収入に不安があることからくる精神的
プレッシャーはないかをチェック
収入に不安があって、そのことから
大きなプレッシャーを感じるときは
そちらを先に解決したほうがうまくいきやすい。
それでも分からない場合は繰り返し
枚数を上げたり下げたりして自分で
原因を見つけるしかない。
ここまで来れる人は少ないと思うから
頑張って乗り越えろ!
「げっ!一日で10万円マイナスだよ」
「やばい・・・50万円の含み損・・・」
トレードを始めて間もないころ、
私はこんな失敗をやらかしていた。
最大の原因は損切を甘く見ていたから。
トレードを始めてまず一番大切なのが
『資金を取っておくこと』だ。
トレードスキルが身に付いてから
資金の大切さに気づいても遅すぎる。
最初はとにかくお金を守る。
お金を守る行動さえしていれば
トレードスキルは自然とついてくる。
・賭ける金額を少なくする
(100通貨~多くても1万通貨までの取引)
・大きな損を出さないようにする
(一度のトレードでだす損失は最大でも
資金の5%以内に抑える)
とは言ってもこれがなかなかムズカシイ。
「早く稼ぎたい欲求」に勝てない。
メチャクチャなトレードをしても
お金を稼げてしまうから。
トレードスキルゼロなのに
常に損失にはならない。
トレードスキルゼロでも
大儲けすることさえある。
だから勘違いする。
「トレード回数を増やせば
もっと稼げるんじゃないの?」
「賭ける金額を一気に上げたほうが、
稼げるんじゃないの?」
破産への時限爆弾を自ら
仕掛けているようなものだ。
破産への道を歩まないためにも
知っておくべき最初のポイント。
・資金を徹底的に守る
・トレードスキルゼロでも
利益を手にすることが
あると知っておく
まずはこの2つのポイントさえ
押さえておけば正しいトレーダー
への道に進んで行ける。
FX取引手法の作り方の基本はこちら
初めてFXで取引する時、どのくらいの
金額で売買すればいいのか不安になるだろう。
初心者は、下手な取引をしても損を抑えられる
100~1000通貨で取引するといい。
経験者であっても利益が出せる確信が
得られないなら100~1000通貨の
取引を続ける必要がある。
ムダに散財しなければ、トレード経験を
養うことができる。
資金がなくなればトレード技術が
身に付いても儲けるチャンスがなくなる。
小額取引っていうのはとっても大切だね!
100通貨=1円動いたら約100円の損益
1000通貨=1円動いたら約1000円の損益
1万通貨=1円動いたら約1万円の損益
100~1000通貨の売買なら、たとえ
損が出たとしても小さくて済む。
少ない金額で売買して、「こうすれば
利益が出せるようになるな」とわかってから
1万通貨以上の取引にチャレンジするといい。
前回の記事で『最初は初心者用の
テクニカル本を買って読むといい』と
言っておいて具体的な参考本を
紹介していなかったので紹介する。
私が最初の頃に読んでよかったなと
感じたのはこの本だ
『デイトレード入門』(初級~中級者向け)
トレードの流れ、トレンド分析、売買の
タイミング、損切り、リスクに対する
心構えまで、やさしく解説してある。
トレード歴が長いのに(5年以上)
まだ利益が出せない!という場合も
この本を読んでみるといい。
相場をシンプルに説明しているから
あなたの頭も整理されるだろう。
知り合いが「トレードを始めたい」と相談
された時はいつもこの本を勧めている。
『デイトレード入門』(初級~中級者向け)
この本よりももっとやさしい、超初心者
のあなたにはこの本がいいだろう。
『一番やさしいFXの教科書』
図解付きで、かなりわかりやすい。
超初心者向けの本はたくさん出ているが
これが一番わかりやすく、内容が◎。
「初心者向け」と書いてあっても、
中身を見たら私でも「ムズカシイ・・・」
と感じる本はたくさんある。
超初心者のあなたが押さえておきたい
ポイントを簡潔に分かりやすく説明してある。
これ一冊読んでおけば次の
ステップにスグ進める。
『一番やさしいFXの教科書』
初心者の最初のステップ
初心者用の本を一冊読んで
100~1000通貨で実際に
売買してみる。
(デモトレードでもOK)
FXを始めるのはなんてカンタンなんだろう!!!
次回は「トレードを学ぶ順番」についてお話ししよう。
この順番をまちがえたら・・・一瞬で破産してしまう!?
お楽しみに!
2週間前にFXを知ったのですが、
チャート分析をどう学べばいいのか
さっぱりわかりません。
というご質問をいただいた。
スゲーな・・・と思った。
私がFXを知った最初の頃は
チャート分析なんか吹っ飛ばして
「スグお金入れて売買すれば
うまいことお金が増えるはず!
パチンコと同じや!」
みたいなことを考えていたと思う・・・
偉いなぁ。
チャート分析をしたいなら、まずは
相場に存在しているルールを
知るといい。
実は、トレード歴が長くても相場の
ルールを知らずにトレードしている
人は多い。
最初からきちんとしたルールを知って
おいたほうが、利益を上げやすい。
変なクセをつけてしまわないためにも
最初にルールを知っておこう!
車の免許を取る時は、最初に
ルールを覚える。
「一方通行の標識はコレ」
「追い越し禁止の標識はコレ」
これと同じようなものだ。
相場のルールはいろいろあるが
ここでいう最初に知っておきたい
ルールはこういったもの。
・前回高値を越えたらさらに上昇しやすい
・上昇するトレンドラインまで価格が
落ちてきたらそこから再上昇しやすい
・前回高値を越えたらそこが次の
安値の目安になりやすい
『ダウ理論』とか、『テクニカル分析』で
調べるといろいろ出てくる。
いちばん手っとり早いのは、
初心者用のテクニカル分析本を
一冊買って読むことだ。
<参考記事>
「初心者」と「長年勝てない人」が
勝てるようになる本
テクニカル分析をしっかり学ぶなら
ネットの情報ではなく、有料出版されて
いるもののほうをオススメする。
(ネットが絶対ダメではないが、歪んだ
情報に遭遇する確率が書籍より高い)
初心者用のテクニカル分析本を
理解できるようになったら今から
紹介する本を読むといい。
「先物市場の」と書いてあるが、
FXにも株式にも十分役に立つ。
テクニカル分析は先物市場から
発展してきた。
今から紹介する本を読めば、テクニカル
分析の大本が学べ、理解度も深まり、
スキルを磨くことができる。
初心者には少し難しいかもしれないが
100%役に立つので、早い時期に
手に入れておくといい。
クリック↓
何年経っても色あせない良書
「先物市場のテクニカル分析」
同時進行で口座の開設をする。
デモ口座(仮想口座)でもいい。
実際にチャートを触りながら
テクニカル分析の本で知った知識を
チャートに当てはめてみる。
「トレンドラインてなんだろな~
こうやって引くのかな~」
「高値ってどこが高値になるの?
ローソク足ってどうやって読むの?」
っていう小さなギモンを初心者用の
本を読んだりしながら知っていく。
どうやって売買するのかも実際に
試してみる。
テキトーに売買しても利益が
でることもある。
デモ口座(仮想口座)は無料。
100通貨、1000通貨の小額で
実際に売買してもいい。
「トレンドラインってこうやって
引くんだね」
「ローソク足ってこう見るのか」
っていうのが分かってきたら
次のステップに移る。
FX初心者が利益を出すステップ
ステップ1
初心者用のテクニカル分析本で
相場の基礎ルールを知る。
(書籍化されているものを手に入れる)
<参考記事>
「初心者」と「長年勝てない人」が
勝てるようになる本
ステップ2
口座を開設する(デモ口座でもOK)
ステップ3
実際に売買しながら、トレンドラインを
引いてみたり、ローソク足の読み方に
慣れてみる
(テクニカル分析本に書いてあることを
実際のチャートにあてはめてみる)
「こうやったら利益になるんじゃ
ないかなー」と考えながら売買して
実際に利益を出してももちろんいい。
トレンドラインがどういうものかを
軽く知って、ローソク足の読み方に
慣れてきたら次のステップに移る。
次のステップは次回お伝えしよう。
お楽しみに!