トレンドがはっきりしているときは
トレードしやすい。
トレンドがはっきりしていれば押しや戻りを
比較的ラクに見つけることができる。
もしあなたがトレード初心者であれば、トレンドが
はっきりと出ている通貨を選んでトレードの
練習をすれば、押し戻りトレードで利益を出しやすくなる。
トレードはトレンドが出ている時の押し戻りで
順張りのトレードするのが基本になっているから、
最初は基本のトレードに慣れてみるのがいい。
少しトレードに慣れてくると、色々な場面に
手を出したくなってくる。
上昇中の押しそのものをトレードする逆張りをしたり
トレンドの転換ポイントを予想して根元から
狙ってみたり。
そんなトレードをやってうまく利益が出ていればいいが
なかなか利益が出せないのであれば、思い切って
そういったトレードを捨てたほうがいい。
なるべくカンタンに、カンタンなルールに当てはまる
ようなポイントだけをトレードするのがいい。
私がトレード初心者だった頃は色々なことに
手を出していたから、相場がとても複雑に見えた。
でも、シンプルに見ようとすれば、相場をシンプルに
見ることができるようになった。
「相場は、複雑だな」と感じていたのは
自分自身で複雑に見ていただけだったんだなと思う。
はじめまして。
メルマガ登録させていただいている〇〇です。
FX歴1年半程度。元手が少ないので大負け
することもないのですが、安定した収益も
まだ得ることが出来ていない状況です。
一人勉強でコツコツと頑張っているのですが、
今の自分の状況は、1~2日周期で納得のいく
トレードとメンタル崩壊トレードを繰り返して
いる感じです。
何が悪いのかというと損失に対する恐怖からの
タイミングの遅いエントリーや早い利食い、
大相場での飛び乗り、もろもろメンタル系の
代表的なダメージすべてを繰り返してしまうのです。
毎回、何が悪いのか分析できて、理解し、
次へのトレードに備えるのですが、なかなか
どうしてこれが難しいのです。
頭では分かっているのに、体にまで浸みこんで
ないような感じです。
正直、このメールを書きながら、自分自身が
変わらなければ問題が解決できないという
ことも充分分かっているので、何をどんなふうに
相談すればいいのかが、わからないのです。
ただ、勝ち組になった人たちのブログなどを
読むと、一人で悶々とするより、出来る人に
教えてもうらう方が早いし、いろんな気づきが
あると書かれていることが多いのです。
だから、今回思い切ってメルマガ登録させて
頂いたayanaさんにメールしてみることにしたのです。
こんな現状の私に助言があれば、お願いいたします。
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あやなからのお返事
トレードは大変難しいものですから、恐怖や欲を
克服するためには大変な努力が必要と思います。
私自身も、泣きながら画面に向かっていた時があります(笑)
(笑い事ではなかったですが・・・)
ただ、「私だけができないのではないか?
私だけがこんな状態になってしまうのでは?」
という不安からきていたものもあると思いますが、
そうではなかったようです。
トレードをするほぼ全ての人が恐怖を感じ、
欲望に逆らえずに飛び乗ったりするものだ
ということがわかりました。
これらを克服するためには、ポイントを絞って
練習することがとても効果的です。
一度にすべてのことを克服していこうと思わずに、
例えば、「エントリーに恐怖を感じる場合」であれば、
「どんなチャートでどんなときに恐怖を感じるのか?」
といったように、かなり細かい部分まで調べるといいです。
そしてエントリーに恐怖を感じる状況になった時に、
「こういう状況の時に恐怖を感じるのは当然だ。
ここでエントリーするのは誰でも怖いと感じるポイントだから。
しかし、ここでエントリーができれば利益を上げられる
トレーダーに近づくことができる」
こんなふうに考えながら、ようやくえいやっとエントリー。
次も同じように考えてエントリーする。
何度かこういうことをやっていると、成功することがあるので
その成功を忘れないようにする。
そうすると少しづつ感覚をつかめるようになります。
ポイントは、
・全てを一度にうまくしようと思わない。
・克服したいものを細かい部分まではっきりさせる。
・最初からうまくいくと思わずに、成功する回数を増やす感覚。
・一度でも成功すれば、その感覚を忘れないようにする。
・努力と忍耐が必要であることを再認識する
・トレードをするほぼ全ての人が同じ悩みを持っていることを知る。
「ここまで綿密にやっているにもかかわらずできない」
ということであれば、実践に入っていることが
まずいのかもしれません。
デモトレードできちんとエントリーできるか、
ルール通りに決済できているかを確認して、
しっかり自信をつけたあとに再度少額から
チャレンジされてみるとうまくいくことも
あると思います。
ご連絡ありがとうございました^^
追伸
思い切って怖いポイントでエントリーしてみるのは
「思い切ってメールしました」と書いてあるのと
同じような感覚だと思います。
誰でもできるようなことですが、できない人は
できないです。ほんのちょっとしたことですが
とても大きな壁のようです。
「大相場で飛び乗らない感覚」というのは
そのほんのちょっとした壁を飛び越えては
いけないという感覚です。
頑張ってください。
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いつもありがとうございます^^
「FXでデイトレするなら、ドル円かな。」
FX初心者の頃、そう考えて通貨選択した。
今ならスグに「デイトレの通貨選択なら
ユーロドルから始めるといいよ。取引量が
多くて安定しているし。」
「クロス円は少し難しいから、ドルストレート
つまり、ユーロドル、ポンドドル、豪ドル米ドル。
こういった通貨を選択すればトレードしやすい
と思うよ」
※クロス円とは「米ドル以外の通貨と日本円の
ペアの通貨」のこと
「ドル円は細かい動きになりやすいから、意外と
トレードしづらいかもしれないね。流れがはっきり
していればトレードできるけど」
こんなことをスッと言えるが、当時は正真正銘の
ド素人で、FX超初心者だったから、はっきり言って
ドル円しか知らなかった。
「ユーロ?ポンド?なんじゃそりゃ?」という
感じだった。
だから「なじみのあるドル円でいいかなー?」
というカンタンな理由で取引通貨を選択していた。
レート(価格)が上昇すれば「それー!買いだ!」
下降すれば「わおー 売り売り売り!急げ!」
こんな感じでトレードしていた。
デイトレに必要な『テクニカル分析』とか、
相場の流れを知るための『環境認識』とか
あまり深く考えずにトレードしていた。
で、だんだんとデイトレに慣れてきて勉強するうちに
「ドル円よりも他の通貨をデイトレの対象に
した方が有利かもしれない」
ということを知った。
「ドル円は動きが悪いから、デイトレならユーロドルを
トレードしたほうが勝ちやすい」ということも知った。
「ドル円は動きが悪い?どういう動きだろう・・・」
と思うこともあったが
「ドル円がトレードしづらいのなら、ドル円じゃなくて
他の通貨をトレードしたほうがいいのかな?」
そう考えて、ユーロドルにチャレンジするようになった。
ユーロドルだけではなく、「豪ドル米ドル」や
「ポンドドル」も、チェックするようになった。
そうすると、「ドル円は動きが悪い」と言っていた
意味がだんだんと分かるようになった。
例えば、一日に動く値幅は、ドル円よりも
「ユーロドル」や「ポンドドル」「豪ドル米ドル」の
方が大きいということが分かった。
『動く値幅が大きい通貨をトレードしたほうがいい』
という意味もわかってきた。
どういうことかというと、例えば
「ドル円の一日の平均値幅が50pips」で
「ユーロドルの一日の平均値幅が100pips」で
あればデイトレではユーロドルを選んだほうが
利益を出しやすいということだ。
値幅が大きければ取れる幅も大きくなるし、
チャンスも増える。
「確かに、値幅がある通貨をトレードしたほうが
有利だな」と思った。
アベノミクス効果や、世界の経済・政治情勢とかで
通貨の動きが大幅に変わってくることもあるが
「基本は値幅がある通貨をトレードしたほうがいいな」
と考えるようになった。
ここから、少しづつユーロドルをトレードしたり
豪ドル米ドルをトレードしたり、ポンドドルを
トレードしたりたまにクロス円なんかも見たり
ということをやり始めた。
クロス円は「米ドル以外の通貨と、日本円の
ペアの通貨」のことだが、米ドルが絡んでくる
通貨だからトレードするのはちょっとしたコツが
必要だな、と思い最初はあまり手を出さなかったが。
私はこんな感じでトレードする通貨を選んでいるが
あなたはどんな理由で選んでいるだろうか。
「スキャルとデイトレとスイング
一体どれを選べばいいんだろう?」
FX初心者の頃に迷ったことがある。
※スキャルピングトレード(超短期売買)
デイトレード(短期売買)
スウィングトレード(中長期売買)
「トレードならスキャルピングが有利!」
「スキャルピングで10万が1億円に!」
私がFX初心者だったころは、こういった
ブログや雑誌があふれかえっていた。
「多分・・・スキャルピングがいいのかな?」
FX初心者だった私は、そんなカンタンな理由で
細かくとっていくトレードを始めた。
1ピップ、2ピプス利益が乗ったら決済。
そんなトレードをやっていた。
※ピプスとは為替取引レートの最小単位。
pip、pips(複数形)、ピップ、ピップス(複数形)
円なら1pip=1銭。 最近では0.1pipなど
さらに細かく数えられている。
1ピップ、2ピプス利益が乗ったら利益確定。
-5ピプスとか、-10ピプスで損切していた。
最初の頃は、コツコツ利益をためた後に
ドカーン!と大きな損失を生む、いわゆる
「コツコツドカン」というトレードを続けていた。
勝率は80%くらいあったのに、利益は出ない。
利益どころか、トータルでマイナスだった。
やればやるほどお金がなくなっていった。
正直、不思議でしょうがなかった。
感覚的にはプラスになっている感じだったんだ。
多分、勝率が高かったからそう感じたのだろう。
「もう少し、利益幅を大きくしないとダメかな?」
そう考えて、利益幅をもっととることに注目した。
「スキャルピングではなく、もっと長い時間
保有するデイトレをしよう」と思った。
「保有時間を長くすれば、利益幅が大きく取れる」
そう思ったからだ。
それから、私はスキャルピングをやめて
デイトレに専念した。
「スキャルピングはダメなのか?」と聞かれると
「ダメではない」と答える。
私にはスキャルピングは合わないから
スキャルピングをメインのトレード手法に
しようとは思わないだけだ。
スキャルピングをして良かったことは
「チャートやトレードに慣れることができた」
ということだ。
操作する回数も多いし、レートの動きをずっと追うから
短期間でたくさんの情報を早く入れることができる。
1分足や5分足を見ることも、また大切だ。
ただ、4時間足や日足といった、大きな時間足を意識
しだしてから、格段にトレードがラクになった。
細かい動きにあまり惑わされなくなった。
トレードの練習回数を大幅に増やせるスキャルピング。
画面を見続けるといった拘束時間が少なく
ある程度回数をこなせるデイトレ。
トレードが確立して、余裕が出てきたら
まったりトレードできるスイング。
私的にはそんなイメージだ。
あなたはトレードにどんなイメージを持っているだろう。