FXでは、急激に相場が動くことがある。
そして、急激に相場が動くのには、それなりのワケがある。
・いくつかの時間足で
テクニカルポイントが重なっている時
(たとえば、1時間足と4時間足と日足で
押し目買いの良いポイントであった、など)
・ファンダメンタルズでなにかしら
大きく動く要因が起こった時
(影響力の強い指標や、テロといった
大きな事件など)
この二つが大きな要因だ。
そして、この二つの要因が重なった時には
相乗効果でさらなる急激な動きが予想される。
特に、テクニカル的な後押しがある場合は、
一時的なファンダメンタルズの影響をきっかけに
一方向に動き、急な反転などはしない場合が多いから
たとえかなり遅れてエントリーしたとしても
うまく利益化できることが多い。
しかし
ファンダメンタルズ要因だけでの急激な動きの場合、
一瞬で終わってしまうことが多い。
大きく動いたな、と思ってもスグに動きが止まってしまい
急反転してしまう。
だから、ファンダメンタルズ要因だけでの急激な動きの時は
遅れてエントリーしてしまうと、
「エントリーした途端に反転して損切」となってしまうことが、ままある。
※あくまでも傾向なので、過信は禁物。
このあたりは、あなた自身の目で一つ一つ確認するとよい。
ファンダメンタルズ要因で急激に動いた後に
「テクニカル分析の後押しがあるな」と見て取れた時は
損切覚悟で思い切ってエントリーしてみると
意外と苦労なく利益を出せることが多いから
チャレンジする価値はあるはずだ。
普段あーだこーだ考えたところで
損切になるときはなるのだから、
勢いのある時には考えすぎずに行動してみることも
トレードの幅を広げてくれるはずだ。
FXの急激な動きは、見ていると恐怖を感じることもあるが
利益をくれる強い味方だと思えば、あなたのトレードが変わる。
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「損切にかかりたくない」
「連敗だけは避けなければならない」
いざトレードをするとなると、こんな考えが頭に浮かぶ。
トレードするというのは利益を上げるために、
お金を増やすためにやっているものだから
「損切にひっかかるとか、トンデモナイ!
連敗なんて、もってのほか!!」
という気持ちが出てくるのは当然だ。
当然なんだ。
しかし、ここに落とし穴があることに私は気が付いた。
「損切はイヤだ」
「連敗してお金を減らしたくない」
そう思えば思うほど、安全、安心を求めて
エントリーしたいなぁと思うポイントを探してしまっていた。
損切・連敗を避けたいという気持ちが強いときに
私がエントリーしたいなぁと思うポイントというのは
動きがはっきり出てきたのにスグにエントリーできず
しばらく様子を見た後に
「エントリーしなきゃ、乗り遅れちゃう!」
と感じるポイントになることが多かった。
損切・連敗を避けたいという気持ちが強いときに
「エントリーしなきゃ、乗り遅れちゃう!」
と感じるポイントというのは
たいてい遅いポイントか、ダマされるポイントだった。
なぜいつも遅いポイントでしかエントリーできないのか
なぜいつもダマされるポイントでエントリーしてしまうのか悩んだ。
そして必死になって考えた。
そうすると、こんな考えにたどりついた。
トレードは心理戦だから、感情で行動すると
必ず遅いポイントか、ダマされるポイントで
エントリーするはめになる。
トレードとはそういうものだと理解しておく必要がある、と。
「損切にかかりたくない」
「連敗だけは避けなければいけない」
こんな気持ちが強くなって安全・安心を求めすぎてしまうときは
スグに損切にかかったり、連敗したりすることが多くなるから
注意する必要があった。
損切が怖くなったり、連敗を心配してしまうときは
「ここは損切にかかる気がするけれど、
テクニカル分析によればエントリーポイントなんだよな」
「連敗はしたくないけれど、チャンスは逃しちゃいけないんだよな」
というふうに、強気でトレードしたほうが良い結果になることが多かった。
気持ちですでに負けている、という部分もあったんだなと思う。
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もうすぐ母の日。カーネーションバナーに変えました。
クロネコは今回もこのままで^^
「損切しないで勝てたらいいのにな。」
「損切しないで稼げたら楽なのになぁ。」
トレードがあまりにも難しすぎて
こんなことを考えたことがよくあった。
「損切しないほうがラクだし
損切しても、戻る時がいっぱいあるんだもんなぁ」
自分にいろんな言い訳をし、
ラクに、カンタンに、トレードで
利益が上げられたらいいのになと考えていた。
そして時々、損切せずに様子を見てみる・・・
実際にそんなトレードをやってみたりもした。
そうすると、確かに損切の回数がへった。
そして勝率が上がり、利益を確定できることが多くなった。
しかし、フシギなことに、利益を確定する回数は多いのに
利益が残るどころか最終的に損失の方が大きくなってしまうのだ。
いわゆる、『コツコツドカン!』だ。
※コツコツドカンというのは、コツコツ小さくためた利益を
ドカン!と大きな損失で失ってしまうこと。
そうなってからようやく
「ある程度小さな損切をして
利益をもう少し大きくしないとダメだな」
ということに気づいた。
ここがもしかすると一つの分岐点だったかもしれない。
分岐点というのは、
損失を今よりももっともっと我慢すればいいのではないか?
という考えにはならなかったからだ。
もし、更に損切幅を大きくさせたらいいのでは?
と考えていたら、どうなっていただろう。
多分、『コツコツ』の期間が少し長くなって
しばらくの間は利益が出るのを喜んでいただろう。
一ヶ月とか、数か月、あるいはそれ以上の長い間かもしれない。
そして、忘れた頃に・・・・
ドッカーーン!
コツコツと稼いだ利益以上の大きな損失を出していただろう。
最終的に
「トレードなんか・・・やるもんじゃない!!」
と後悔していただろう。
小さな損切をイヤがって避けるというのは
避けているのではなく、後回しにしていることなんだと
気づくことができて本当に良かったと思っている。
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「FXでなかなか勝てるようにならないなぁ。
もしかすると、FXには才能が必要なのかもしれない。
私にはFXの才能があるのだろうか・・・?」
FXで利益をだせなかった初心者の頃
自分のFXの才能のなさに落ち込んだりしていた。
そもそも、FXで利益を上げられるようになるのに
FXの才能なんて必要ない。
こんなことで悩んでいたなんて
なんて私はバカだったんだろうと、今では思うが
当時は真剣に悩んでいたものだ。
FXで利益を上げられるようになるためには
才能が必要なのではなく
トレードに対する考え方を変えることが必要
例えば
・大きく賭けたいと思うよりも
小さく賭けたいと思うほうがいい
・損切はイヤなものではなく
資金を守ってくれるありがたいもの
・利益はスグに確定させずに
ある程度育てたほうがいい
・チャンスを探すのではなく
チャンスを待つようにする
・トレードすることだけが仕事だと思うのではなく
トレードしないことも仕事だと思う。
・予想するのではなく、流れについていく
こんなふうに。
これらの考え方に共通しているのは、
ふつうに考えていることとは全く逆
の考えになっているということ。
だから、ふつうの考え方でトレードをしていると
どんなに努力してもなかなか利益を上げられる
ようにはならないし、非常に時間がかかってしまう。
だから、これらの考え方を知ったうえで
あなたの考え方を変えれば
あなたが思った以上に早く利益を出せるようになる。
ただ、後ろ向きで全力疾走しなければいけないような
やりにくいことばかりだから
少々、いや、かなり手ごわい考え方でもある。
ただザンネンなことに、これらの考え方がわかっていても
・衝動的すぎる性格
・厳格すぎる性格
・冒険心の強い性格
こういった性格が強い人はトレーダーに向いていないので
より多くの努力が必要になってくる。
トレードで利益を上げるためには、才能は必要ないけれども
向いている性格・向いていない性格はあるということだ。
向いていない性格であっても
人より努力をすれば利益を上げられるようにはなる。
もちろん、正しい考え方で正しい努力をする必要がある。
あとは、あなたがどれだけトレーダーになりたいかという
強い願望を持っているかどうかにかかっている。
「いい形になってきたけれど
ちょっと様子を見てしまいエントリータイミングを逃した」
「レートがぐんぐん動いて
怖くなってエントリーすることができなかった」
トレードに慣れてきたり
トレードに対する知識が多くなってくると
「ここがチャンスだ!」
というポイントでなかなかエントリーできなくなったりする。
それは、過去に「エントリーチャンスだ」と感じたポイントで
損切になったことがあるからだ。
「エントリーチャンスだ」と感じたポイントで損切になってしまうと
同じようなチャンスが現れてもチャンスだと思えなくなってしまう。
「また損切になるんじゃないだろうか?」
「このエントリーチャンスは本物だろうか?」と
不安な気持ちになったり、疑心暗鬼になってしまうのだ。
だから、
本物のエントリーチャンスかどうか
確認に確認を重ねてしまうことで
エントリーチャンスを逃してしまう。
本物のエントリーチャンスかどうか疑心暗鬼になることで
エントリーを躊躇(ちゅうちょ)してしまい
伸びていくレートをただじっと見つめるだけになってしまう。
これを解消するにはどうしたらいいだろうか?
「チャンスだ」と思えないところで
エントリーしなければならないわけだから
エントリーする時に「チャンスだ」と思ってはいけない。
「エントリーチャンスだ」と思った瞬間に
・損切になったらどうしよう
・本物のエントリーチャンスだろうか
という確実性を求め始めてしまうからだ。
だから、「エントリーチャンスだ」と思うのではなく
『テクニカル分析によると
今のチャートはこういう状態でレートがここに来ているから
こちらの方向に動くとすればここでエントリーすべきなんだろう。』
『このエントリーが本物かどうかは動いてみなければわからない。
反対方向に動いてしまっても、損切で損を限定させているから大丈夫だ。
テクニカル分析を半分信じてエントリーしてみようではないか』
こんなふうに考えたほうがいい。
トレードでは、
「怖い」
「安心」
こういった感情をなるべく排除したほうがいい。
感情に目を向けるのではなく
・テクニカル分析通りにトレードしているか
・ルール通りにトレードしているか
ということに目を向けられるように工夫していくと
トレードしやすくなる。
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