「トレードには感覚が大事だな」
そう思うことがある。
「ラインがここに引けるからここでエントリーしよう」
「テクニカルがこう示唆しているから、ここは買いだ」
確かに、それは合ってるんだけど、目に見える数値
だけで判断するとダマシに合いやすく、損切が多く
なってトータルで負けやすくなる。
「チャートパターンでは買いなんだけど、雰囲気が
おかしいから今回はエントリーやめとうこうかな」
「テクニカルでは買いなんだけど、ここは売りに
変わりそうだな」
どうしてもそんな感覚に頼ることがある。
で、実際のところ記録を見なおしてみると
やっぱりその感覚の通りにトレードするほうが
成績がいい。
テクニカルそのままとか、チャートパターン
そのままでエントリーしてしまっていたら
損切が多くなっていてトータルマイナスに
なっていた、っていうのが多い。
「それって感情でトレードしてるんじゃないの?」
もしかするとあなたはそう思うかもしれないけれど
感情トレードではない。
感情では「うわー、ここで買いは入れないよな」
と感じているけど、別の意識が「ここで入らずに
どこで入るの?」と尋ねてくる感じだ。
「どれだけ真剣にチャートを見てきたか」というのと
「トレードの経験年数」に比例して磨かれていくんじゃ
ないかと思う。
経験があまりにも少ない時にこういう感覚に
頼ると、負けが多くなるから注意が必要。
「こういう感覚がないと利益を上げられない」
っていうわけじゃなくって
「こういう感覚が出てきたら強くなったんだよね」
っていうお話。
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