FXで利益を上げるには
テクニカル分析をして
トレードすることが基本である
しかし、急にレートが大きく動いたりすると
テクニカル分析だけでは
対応できない場合がある。
ファンダメンタルズの要因などで
大きな出来事が発生して
レートに急な動きが出たりする場合だ。
こういった時は逆指値を置いて対応すればよい。
つまり、ある一定の損が発生した場合は
それ以上大きな損にならないように
前もって損切位置に逆指値を置いておくということだ。
テクニカル分析で対応できない急な動きというのは
いつ起こるかわからないものだから
エントリーした後はスグに損切(逆指値)を置く
という行動をクセにしておくといい。
以前、私は
「逆指値を置かなくても
手動でちゃんと損切できるから大丈夫」
と思っていた。
しかし、私が考えている以上に
レートが想定外の動きをすることがあった。
そして、そんな時に遭遇してしまった瞬間
ヘビに睨まれたカエル状態
になってしまった。
「手動でちゃんと損切できるから大丈夫」
そんな自信があったのに、だ。
一気に100ピプス以上の損失となっていく
自分のポジションを目の当たりにした時、
自分の指先一つ動かすことが難しいこととは
まるで想像もしていなかった。
それからは、エントリー後には必ず
逆指値を設定するようにしている。
私のような経験をしないためにも
エントリーした後は常に
損切(逆指値)を設定しておくといい。
え?教えてくれるのが遅いって?
せめて昨日教えてくれていれば
今日の朝のドル円の急な動きに対応できたのにって?
そんな考えだから甘いんだよ!
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あなたは相場の状態を的確に判断することができているだろうか?
相場には三つの状態がある。
・上昇のトレンド
・下降のトレンド
・トレンドがない
トレンドがない場合は
「こう着状態」
「レンジ・ボックス」
と呼ばれる状態に分けられる
では、収益を大きく上げられる状態は
どれなのかわかるだろうか?
そう、トレンドが出ている状態
つまり上昇トレンド・下降トレンドだ。
ではレンジ・ボックスでは
収益を上げることはできないのだろうか?
あなたも分かっているとおり、
もちろん レンジ・ボックスでも
十分収益化することはできる。
しかし、このトレンドが出ている状態と
レンジ・ボックスの状態
同じ手法で収益化することは可能だろうか?
一つの指標だけ、例えば
ストキャスティクスだけを使ってトレードする
MACDだけを使ってトレードする
あなたはそんな単純なトレードをしていないだろうか?
相場に合った手法を使わなければ
収益化することは難しい。
このことは常に頭に入れておかなければならない。
単純にトレードすることは大事であるが
相場はそんなに単純なものではない、
ということも意識しておく必要がある。
また、あなたはテクニカル分析を
きちんと習得しているだろうか。
テクニカル分析さえしっかりできていれば勝てる!
というものではないが
自分のテクニカル分析に自信がない、
というようであれば問題である。
テクニカル分析が重要だという理由については
・なぜそこでエントリーしても良いのか
・なぜそこでポジションをホールドしておいても良いのか
・なぜそこで損切りをする必要があるのか
・なぜそこで決済する必要があるのか など
こういった一つ一つの行動をする上での
重要な手がかりとなるからである。
トレードを行う時には、あなたの判断力が大きく影響する。
その判断の基礎となるのがテクニカル分析なのである。
間違った手法でトレードしていても
収益を上げ続けることは難しいということを
一つの知識として覚えておいた方が良い。
あなたは正しいテクニカル分析をすることができただろうか?
それでは昨日の続きだ。
あなたがまだ前の記事を読んでいないならば
こちらを先に読んで欲しい⇒ユーロドルのテクニカル分析
ユーロドルのチャートだ(30分足)※画像は全てクリックで拡大できる
ユーロドル4時間足のチャート
30分足で見ていてもわからなかったことが、
大きな時間足を見ることでわかってくる。
4時間足では、少し見えづらいがピンクのラインが25MA、
オレンジのラインが4時間足で引いてある上昇トレンドライン、
黒いラインが30分足で引いた上昇トレンドラインだ。
ここで押さえておきたいことは、
4時間足では25MAよりレートが上にある、ということ。
つまり4時間足レベルの上昇トレンドに入っているということだ。
30分足の緑の円では、上昇トレンドが崩れ、下降トレンドに変わるか?
というように見えるかもしれないが
更に大きな時間足を見てみると、
まだまだ上昇トレンドの中にいるということが分かる。
つまり、この4時間足のチャートでみると
、レートが25MAに近づいてくれば、
そこで押し目買いが入る可能性が高いということがわかる。
だから30分足レベルでの大きな戻り、
つまり再上昇するための試し買い、
あるいは30足レベル以下で
それまで売っていた大衆の損切りを食ってやろう
というような動きになるのである。
こういったポイントで安易に売りに手を出してしまうと、
動きが激しいために
ポジションをホールドすることが少し難しくなる傾向がある。
逆に言えば、水色の円の部分では
30分足も4時間足も共通して上昇の動きへと変わっているので
ある程度安心してポジションを長くホールドすることができるポイントだと言える。
ちなみにユーロドル日足のチャート
売り!というよりは
まだまだ買いの力が影響するチャートに見えないか?
もちろん、30分足チャートの緑円の部分で
売りの判断は間違っていない。
大きな時間足を前もって見ていれば、
ある程度の買いが入りそうだと予想し
ポジションをホールドすることに対する心構えができるというもの。
30分足だけしか見ていなければ
「うわー 急に大きな買いが入った!これは買いだ!急げーー!」と焦り、
紫の円でヒゲを掴まされることは間違いない。
30分足では下降トレンドに変わった!と判断した人たちが売り始め
4時間足ではMAにタッチした!それ押し目買いだ!と判断した人たちが買い始める。
その攻防にあなたの身をまかせるかどうかは、
あなたの判断次第である。
今回は30分足、4時間足、日足を例に出したが、
15分足や5分足、1時間足でも同じように分析することができる。
ちなみに、この後ユーロドルが上昇するか、下降するか、もみ合うかは私には分からないのであしからず。
ユーロドルのテクニカル分析。
このチャートを見て欲しい。これはユーロドルの30分足だ(※クリックで拡大)
青い円で囲んであるところは、上昇の支持線となる
上昇トレンドライン上の押し目買いでエントリーした場合に大きく取れる場所。
上昇中に大きな押しが入っていないので、
ある程度安心して保有できるパターンだ。
これに対して上昇トレンドラインが崩れた緑の円の部分、
上昇トレンドラインを割り込んだ時、
あるいはここで入れなくとも
一度割り込んで再度上昇し、再下降してきた時に戻り売りでエントリーできる場面だ。
しかし、ここでエントリーした場合には
大きな戻りが起きている。
紫の円で損切りとなってしまうパターンだ。
この時間に特に大きな指標があったわけではない。
それまでの売りを食うかのように大きく上昇している。
実はこのパターンはある程度予想することができる。
なぜ青い円で囲んであるところでは
そんなに大きな押しが入らないのか、
なぜ緑のラインを割った後の下降の場面で
大きな戻りが入るのか
なぜこんな動きをするのか、
なぜある程度予想することができるのか、
あなたは説明できるか?
次回記事につづく
ユーロドルや豪ドルは大きく下降が続いていたが、
この一方方向の相場でも誰もが必ず勝てるというわけではない
例えばもうそろそろ力が弱くなってきている(ように見える)
もうそろそろ反転する(ように見える)
と感じてしまうことによって
明らかに
明らかに
下降トレンドなのにロングエントリーしてしまい
最初の損切りを躊躇してしまったために
なかなか決済することができず
我慢できなくなるまで損を膨らました後にようやく損切り・・・
あるいはそのままポジションを抱えたままになってしまう・・・
自分の手法がきちんと確立できていないのに
感情でトレードしてしまっていると
こういったことに陥りやすくなる
テクニカル分析をきちんと学んでいるのか?
基本的な考えがまだあやふやならば基礎を学ぶべき
まずはダウ理論やグランビルの法則を
人にきちんと説明できるくらいにならなければ話にならない
(いかに下降トレンドであっても手法によってはロングエントリーで
利益を上げることも可能である。それを否定するものではないのであしからず)