デイトレで週間プラスってそんなにスゴイこと?

デイトレを始めた最初の頃は

「よーし、一億円を目標にデイトレを頑張るぞ!」

と、意気込んだりすることもあった。

 

でも、「一億円」なんて目標は私にとって雲の上、

そのまた上くらいの目標だった。

 

色々と勉強した私はこんなことを知った。

 

「いきなり大きな目標にすると

 達成するのがムズカシイ」

 

「そうなんだ~」と、素直に思った素直で可愛い私

小さい目標にシフトした。(たまには自分を褒めてみた)

 

「とりあえず、週間プラスなら満足しよう」と考えた。

 

一週間で、1ピプスでも、10ピプスでも

デイトレがプラスで終われたなら、自分自身を褒めた。

 

「スゲー 私ってスゲー。しかも素直で可愛いし

 

実際、デイトレで週間マイナスの人は多い。

だから、デイトレで週間プラスにできたというのは

本当に素晴らしいことなんだ。

 

その次に「この週間プラスを継続させるぞ!」

という目標を立てた。

 

「週間プラスを継続させるには、週間プラスで

 終了できた週のトレードを参考にすればいいな」

 

そう考えた。

 

・どんな勝ちパターンで利益を上げたのか

・その時の値動きはどんな感じだったのか

・何を考えてトレードしていたか

・何回くらいトレードしたか

・何枚でトレードしたか

 

こういったものを、忠実に再現できるように心掛けた。

 

週間プラスにできた週と同じトレードを

何度も何度も同じように繰り返すことだけを意識した。

 

ザンネンながらマイナスになった週は

「週間プラスになった週と何が違ったんだろう?」

と考えた。

 

そういうことが大切だと勉強したからだ。

 

勉強したことを、そのまま素直に実行するのが

デイトレでは大切なんだなと素直で可愛い私はその時思った。

 

※今日は素直で可愛い私というイメージを

 あなたに刷り込むための記事を書いてみました。

 

感情をコントロールするアナログなやり方

「成績も安定してきたことだし、このへんで

 枚数でも上げてみようかなー」と考える。

 

こんな時に限って最初のトレードで

損切。

 

以前と同じようなトレードをしていて

悪いトレードでもないのに、損切。

 

こうなると、正直ブチ切れたくなる。

 

「頼む、枚数上げて最初のトレードなんだから

 利益確定で終わらせてくれ!」

と願う気持ちがある。

 

「えーい! 損切になるくらいなら

 建値で決済してしまおうか・・・」

こんな気持ちも出てきてしまう。

 

※建値決済とは、損益プラスマイナスゼロ

 で決済してしまうこと。

 

損切になってしまったあとに

「多少無理なトレードだけど、ここから

 追いかけトレードをしてみようか?」

という気持ちすら出てくる。

 

こんな気持ちをぐっとこらえられるのであれば

あなたは素晴らしいトレーダーだと言える。

 

こういった欲望、感情に揺さぶられてトレードが

崩れてしまうのは、人として当たり前のことだ。

 

ところで、これらの感情をどうやってコントロール

すればいいのだろうか。

 

まず、一度でもあなたがこういった場面で

感情をぐっとこらえることができたならば

その時に思いっきりあなた自身を褒めるといい。

 

「私は素晴らしいトレーダーだ!

 感情が揺さぶられても、おかしなトレードをしなかった!」

 

アナログなやり方だけれど、声に出して褒めるのが

一番効果的でカンタンな方法だ。

 

それから、その時のチャートを印刷して

普段目につくところに貼っておく。

 

ヨコに「枚数上げて最初のトレードで損切に

なったけれど感情的にならずにトレードを

終わらせることができた!素晴らしいトレードだった!」

そう大きく書いておくといい。

 

「ナンダ?その方法」

と思ったかもしれないが、これがあなたの感情を

コントロールするための、効果的な良い方法だ。

デイトレで覚えながら稼ぐ、なーんてことをやっていた

「デイトレを覚えながら、稼ごう!」

 

デイトレでなかなか利益を上げられなかった頃

私はこんなことを考えながらデイトレをしていた。

 

これがあまりにもバカげている考えだということは

きっとあなたにはスグわかるだろう。

 

「デイトレを覚えながら稼ぐ」

 

覚えながら稼ぐ?

デイトレの技術も身についていないのに?

自己規律もしっかりできていないのに?

 

それでも私はこう考えてきた

 

 

デイトレを覚えながら稼いで

うまくなればいいや!!!!!

 

 

あなたはきっと今、画面の前で笑っているだろう。

あやなはホントにバカだったんだなと。

 

確かに、笑われても仕方のないことをずっとやってきた。

「デイトレを覚えながら稼ごう」なんてことを思っていたなんて。

 

 

そもそも稼げるなら

デイトレを覚える必要はない。

 

 

「受験に受かったら勉強しよう」

「結婚できたら婚活をしよう」

そう言っているようなものだ。

 

 

「デイトレを勉強するのにたくさん良い本があるな。

よし、デイトレで稼いでから良い本をたくさん読もう」

 

実はこんなことも思っていた。

 

デイトレで稼いでから良い本を読む?

順番間違ってるよね?

 

デイトレで稼げないから、稼げるようになるために

良い本を読んだり、色々な勉強をする必要があるのに

 

稼いだ後に勉強しようだなんて

あまりにもバカげている。

 

 

でも、私はこんなバカなことを

真剣に考えていた。

 

 

なぜ、そう思ったのかと振り返ってみると

「お金がもったいない」そう思っていたからだろう。

 

トレードに関する本というのは専門書だから、

普通の本より高い。

 

商材だって一つに数万円するから

たくさんは買いたくない。

 

詐欺商材をつかまされるのもイヤだ。

 

私にとって有利であろう本だけを選んで読みたいし

私にとって役に立つであろう商材だけを手に入れたい。

 

できればそれらに出すお金は少なくで済ませたいし

無料で得られるならばそれに越したことはない。

 

そう思っていた。

 

結局、こんな考えが私を遠回りさせていた。

自分に投資するという意味を分かっていなかったのだ。

 

デイトレしてお金を失えば、自分に投資している

そんな考えになっていたのかもしれない。

 

 

げないから、デイトレについて

しっかりと勉強する必要があった。

 

勉強中ならまだ稼げないなんて当たり前のこと。

 

勉強中なのに「利益を上げよう!」と思うのは

間違っていた。

 

利益を上げることに目を向けてはいけない。

デイトレ技術を身に付けること

自己規律を身に付けること

 

ここに目を向ければ利益はあとから

自然とついてくる。

 

ここがわかっていれば着実に

前に進むことができる。

 

昨日も損切、今日も損切、きっと明日も負けるんだろう

「やっぱり・・・損切になってしまった」

と思うことがあった。

 

なかなか勝てない日が続いて、心のどこかで、

 

「私がトレードしたら、

きっと損切になるんだろうな」

と、知らず知らずに思っていたのだろう。

 

「私がトレードしたって、利益なんか出るわけない」

「どうせ今日も損切で終わるんだろうさ。

きっと明日も損切して負けるんだろう」

 

損切が続いたり、なかなか利益が出せないでいると

どうも、悪いほうへ考えすぎるという傾向があった。

 

 

もしかすると、あなたも私と同じように

考えてしまうことがあるかもしれない。

 

「利益なんか出せるわけない」

「どうせ損切がお似合いさ」

 

もし、あなたがこんな気持ちの時に、

トレードチャンスが来たらどう思うだろうか?

 

 

きっとあなたは、そのチャンスを

疑ってしまうだろう。

 

 

「利益を上げられる、良いチャンスだ!」

と思うのではなく

「きっとエントリーしてもまた損切になるパターンだろ」

とあなたは感じてしまうはずだ。

 

つまり、どれだけ良いトレードチャンスが来ようとも

あなたはそのトレードチャンスを疑い続ける。

そのために、そのトレードチャンスを確認し過ぎたり

怖くてエントリーできなくなるわけだ。

 

で、あなたはこうつぶやく

「あぁ、やっぱり私には、

良いエントリーチャンスは来ないんだな」

 

 

せっかく良いエントリーチャンスが来たとしても

ひとりよがりで、そのエントリーチャンスを

逃がしてしまうことはよくある話だ。

 

こんな時は、あなたの心の中に

「私はひどいトレーダーで、利益なんか上げられない」

という悪い考え方がある。

 

だからあなたは、

「利益を上げることは自分にふさわしくない」

という考えを手放すべきだ。

 

もし、損切になった時に「あれ?なんでだろう?」

と思うことができれば、あなたの心の中に

ひどい考えはないと言える。

 

「ちゃんと検証もして、ルール通りにトレードしてるんだけどな。

 まぁ、しょうがない。反省して次のトレードにそなえよう」

こう考えられるなら、

「私がトレードで利益をあげられるわけがない!」

なんてことを考えずにトレードに励めるだろう。

 

 

「私はトレードで利益を上げられるんだ。

 私ができなくて誰ができる!」

 

 

トレードで利益を上げられる人は

こう思ってやってきている。

 

だから、あなたも自信を持ってトレードすれば

おのずと良い結果につながる。

 

FXの考え方。勉強してるのに勝てない。一体どうやったら利益を上げられるようになるのか。

FXの考え方。

 

※今日の記事は、あなたにとって少し刺激が強いモノかもしれません。

もし、あなたの体調が悪かったり、何かしらの精神的ダメージを

受けている状態であれば、元気になってから読んでください。

 

FXでなかなか利益を上げることができなかった私が

なぜ利益を上げることができるようになったのか

その考え方をあなたは知りたいだろうか?

 

何のためらいもなく損切りすることができる理由

 

利益の出ているポジションを慌てて決済せずに

長い間保有しておくことができる理由

 

チャートに翻弄されず、ただじっと

チャンスが来るまで待つことができる理由

 

ギャンブルのような大きなポジションは持たず

徹底した資金管理ができる理由

 

これらは、トレードに対する知識があるとか

トレード技術が高いという理由で手に入れたものではない。

 

私のトレードに対する知識はそれほどすごくはない。

トレード技術も、それほど高くない。

 

しかし、トレードに対する情熱は誰よりも負けない自信があるし

トレードと向き合う自分を創っていくことは

今でも進化し続けていると感じる。

 

そして、こういった情熱自己啓発

私の人生そのものにも大きく影響していると感じる。

 

私がトレードで利益を上げられるようになった

最大の理由の一つは

トレードに対する情熱と自己啓発だ。

 

もし、トレードに対する情熱と自己啓発がなければ

 

いつまでたっても損切を嫌がっていただろうし

いつまでたってもスグに利益を確定させたくなって

いつまでたってもポジポジ病が治らず

 

いつまでたってもギャンブルのように

大きなポジションを立て続けていただろう。

 

損切を嫌がるということは

自分の欠点を認めないことと同じ。

 

スグに利益確定をさせたいと思うのは

欲深い証拠。

 

トレードしたくてたまらないポジポジ病は

自己中心的な考えばかりするから。

 

大きなポジションを建てたがるのは

上の悪いところ全部だ。

自分の欠点を認めず、欲深く、自己中心的だから。

 

ここに目を向けた瞬間から

私のトレードは飛躍的に良い方向へ向かうようになった。

 

もちろん、相場の環境認識やトレード技術を

ある程度は磨く必要はある。

 

資金管理だって十分に勉強しておく必要がある。

 

しかしながら、こういった相場の環境認識やトレード技術は

誰でもスグに身に付けることができる。

 

もし、あなたが相場の環境認識がわからない

トレード技術を身に付けることができないということであれば

単純に『トレードに対する勉強が足りない』の一言だ。

 

キツイ言い方かもしれないが

わたしにはそうとしか考えられない。

 

逆に言えば、トレードの勉強さえやれば

スグに環境認識力やトレード技術を

身に付けることができる、とも言える。

 

もし、あなたがトレードの勉強を十分にやってるのに

なかなか勝てない!ということであれば

一番の問題はあなた自身の考え方にある。

 

だから、その部分に目を向けてみれば、

あなたのトレードが変わる。

 

デイトレが楽しくて仕方ない。ハラハラ、ドキドキ興奮する!!

「デイトレが楽しい!」

負け続けているのに、デイトレが楽しくて

仕方ない頃があった。

 

「えーと 上に行くのかな?下かな?

 いや、やっぱり上でしょー!

 よっしゃここでエントリー!」

 

こんなふうに興奮しながらトレードしていた。

 

必死に見ていたのはレートの上下。

レートが上に行くのか?下に行くのか?

このトレードが勝つのか?負けるのか?

 

ハラハラ!ドキドキ!

デイトレって楽しくて仕方ない!

興奮するーー!!

 

まるでジェットコースターに乗っているか

のように興奮を楽しんでいた。

まるで利益を上げられないのに。

 

しばらくの間、デイトレを楽しむ状態が

続いたあと、ふと我に返った。

 

「あれ?全然稼げてないじゃん、 

 私、何やってんだろ・・・」

 

で、ようやく気づいた

「デイトレは楽しむものではない」

ということを。

 

デイトレが好きでなければ、長く続けることは

できないがデイトレを楽しんでしまうことは避ける

必要があった。

 

デイトレを楽しんでしまうと、利益化するのが

難しい場面でもムリにトレードしてしまいがちになる。

 

きっとあなたにもわかってもらえると思うが

ムリにトレードした時ほど損切りになる確率が高い。

 

「楽しみながらムリしてエントリーして勝てる」

なんていう甘い世界ではなかった。

 

デイトレを楽しんでしまうというのは

勝つか?負けるか?ということに

注目しているからだ。

 

勝つか?負けるか?というのは

あくまでも結果でしかない。

 

『勝っても負けてもトレードすれば

 トータルで利益になる』

 

コレを常に意識していれば「勝つか?負けるか?」

なんていうのはあまり気にする必要はないと気づく。

 

勝っても負けても、優位性のあるデイトレを続けていれば

「結果的に利益が出ている」からだ。

 

感覚的には

「あまり勝ってないけど、利益がでているなぁ」

という感じだ。

 

もし、あなたが

「デイトレを楽しんでるかもしれないなぁ」と思ったときは

トレーダーとしての道を外れそうになっているはずだから

注意しておくといい。

 

 

FXの疑問。利の伸ばし方。「トレードで利益を伸ばしたい!」

「FXをやっているけど、利の伸ばし方がわからない・・・」

「トレードで利益を伸ばしたいなぁ」

 

あなたはそんな悩みを抱えているだろうか。

 

相場が細かく動いている時は

小さく利益を確定させたほうが

有利になる場合がある。

 

しかし、最近のように大きく相場が動いている時は

あまり小さな利益で確定させてばかりいると

「グン!」と伸びた後に

 

「しまったー もっと持っておけば」

 

「こんなに大きく動いたのに

利益を伸ばすことができなかった」

 

などと後悔してしまったりすることがある。

 

『相場が大きく動いているから、絶対に

利益を伸ばして大きくとらなければならない』

というわけではない

 

やはり利益を伸ばせるときは

利益を伸ばしておいたほうが

そのあとのトレードで

精神的に楽になれることが多い。

 

というわけで

利の伸ばし方をどうするかということだが

方法はいくつかある。

 

これから紹介する方法は

トレーダーならば絶対に一度は読んでおきたい本

ゾーンにも紹介されている方法だ

(CD、書籍なしのオーディオ版ゾーンはコチラ(無料試聴アリ))

 

利の伸ばし方の具体的な実践方法

ズバリ!

 

分割で決済する

 

これだ。

 

分割決済を試したことがないならば

今スグ実行してみるべき。

 

効果絶大だ。

 

具体的なやり方については

以前の記事に詳しく書いてあるから

ぜひ参考にしてみて欲しい

 

以前の記事 

⇒ 「トレードで利益を伸ばすための
効果的な練習方法とその裏に隠された問題」

 

それから、『利益確定』カテゴリーにも

上で紹介した記事を含め

利益確定に関する記事をいくつか書いているので

参考になる

 

⇒ カテゴリー 『利益確定』

 

利の伸ばし方を学んだり

実践することは非常に良いことだ。

 

しかし、

絶対に利を伸ばさなければ勝てない

というわけではない。

 

私自身は利を伸ばす方が良いと考えているが

あなたの性格やトレード環境にもよるから

『絶対に利を伸ばせ!』とは言えない。

 

利を細かく切っていくほうが

あなたの性格にあっているのならば

あるいは、成績がいいのならば

それをつらぬき通したほうが良い場合もある。

 

利を細かく切ったほうがいいのかな

利をなるべく伸ばしたほうがいいのかな、と

 

じっくりと自分のトレードを検証するといい。

 

他人は儲けて私だけ勝てない。大きく相場が動いているのに

「こんなに大きく相場が動いているのに・・・

私だけ利益が出せない!!!」

 

あなたはそんな状況に陥っていないだろうか。

 

「○○さんはドルをずっと持っていて、数百万儲かったらしい」

「どこどこの株を買っておいたら一千万になったらしい」

 

これだけ大きく株や相場が動くと

そんな話もちらほら聞くだろう。

 

あなた自身とその人を比較してしまうことも

あるかもしれない。

 

しかし、「自分だけ、相場で損をしている・・・」

そんな風に思わなくてよい。

 

たとえこれまでに負けていたとしても

ふつうは負けた話は他人に言わないだろうし

人間は、勝った時だけ周りにいいふらし

話を『盛る』ものだから。

 

この一方方向ともいえる相場で

偶然にも大きく利益を得たならば

あなただって周りに話したくなるだろうし

話を『盛る』だろう。

 

そんなものだ。

 

しかし、相場はそんなに簡単に

利益を上げられるものではない。

一瞬の『勝ち』はあっても。

 

もし、あなたがこの一方方向の相場で

うまく利益を出せなかったのならば

 

トレード手法に問題があるか

トレード手法を執行する技術に問題があるか

規律正しい行動がとれなかったか

そもそも、買っていいのか、売っていいのかの

判断基準を持っていないか

 

原因を追究する必要がある。

 

人をうらやむ前に、あなた自身の行動をじっくり振り返ること。

トレード検証を行うこと。

 

この先もずっとトレードで利益を出したいと思うならば

そうやって一歩ずつ進んでいけばよい。

 

一方方向の相場でうまく利益を出せたあなたへ

 

この相場で「なぜ利益が出せたのか?」

あなたは、この部分がはっきりとわかっているだろうか?

 

「よくわからないけれど、流れに乗っていたら 勝てた」

「損切せずに粘ったら 勝てた」

 

もし、そんな計画性のないトレードであったならば

今後、相場が落ち着いてきた時に

トータルマイナスになる可能性は高い。

 

相場が落ち着いてきた時にも

しっかりしたトレードができるように

「なぜ、勝てたのか?」

「優位性は何だったのか?」

ということをはっきりさせておくと良い。

 

 

トレードにも『一万時間の法則』はあてはまるのだろうか。

「やってもやってもトレードがうまくならない」

「いつになったらトレードがうまくなるんだろう」

 

あなたは、そう悩むことがあるだろう。

 

「いったい、自分のレベルはどの程度なんだろう?」時間イメージ画像

という疑問がわいたら

一万時間の法則にあてはめてみるといい。

 

『一万時間の法則』とは、

「ある一つの物事に対して一万時間かければ

誰でもある程度のレベルにまで

達することができる」という意味の法則だ。

 

例えば、あなたは全くギターが弾けないとする。

しかし、3年間毎日8時間ギターの練習をすれば

人前でギターを弾いて「うまいねぇ。あなたはプロですか?」

といわれるくらいにうまくなるということだ。

 

 「量をこなせば、誰でもある程度のレベルにまではなれるよ

だから、3年程度は物事をあきらめずにやり続けてみなさいよ」

ということなのだろう。

 

あなたは毎日、トレードの練習に

どのくらいの時間を使っているだろうか。

 

一万時間の法則にあてはめてみると・・・

 

一日2時間では5000日後

つまり、13.7年後に一万時間達成。

 

一日4時間では2500日後

つまり、6.85年後に一万時間達成。

 

一日8時間では1250日後

つまり、3.42年後に一万時間達成。

 

一日12時間では833日後

つまり、2.28年後に一万時間達成。

 

こんな感じになるようだ。

 

もしあなたが一日12時間

トレードの練習に使える時間があるのならば

トレードが上達するのに非常に有利だと言える。

 

しかし、あなたが会社員だったり

何らかの仕事を抱えているのならば

一日12時間もトレード練習のためには使えない。

せいぜい2時間か、4時間かけられればいい方だろう。

 

毎日、トレード練習のために時間を割いたとすれば

2時間であれば13.7年、

4時間であれば6.85年で

一万時間を達成できるようだ。

 

ところで、私の場合はどうだったかと振り返ってみると

 

仕事をしていた時はだいたい毎日6時間ほど

仕事をやめてからは、寝る時間以外は

ほぼすべてをトレードにささげていたから、

だいたい15~6時間かそれ以上。

 

計算すると、2年半から3年弱で

1万時間を達成していることになる。

 

一万時間の法則には、

「まぁ当てはまっているのかなぁ」という感じだ。

 

しかし、トレードには

「通常とはちょっと違った感覚」

が、必要になる。

 

この部分がすっぽり抜けていると

いくらトレードに時間をかけても

一万時間の法則が通用しなくなってしまう可能性があるから

気をつけておく必要がある。

 

「やってもやってもトレードがうまくならない!」

とお悩みのあなた、

まずは一万時間の法則を目標に

トレードの練習を続けてみてはどうだろうか。

 

とは言っても一万時間となると

かなりの時間を割く計算になる。

 

一日二時間しか練習時間が取れない環境ならば

完全に不利だ。

 

だから、トレードを早く上達させたい!と思うならば

マンツーマンでトレードを学んだり

ノウハウを手に入れてトレードを学ぶ必要がある。

 

デモトレードに何の意味があるのか?

「デモトレードに何の意味がある?」

 

「デモトレードなんてつまんねえ!

緊張感もないし、デモトレードなんて意味がない!」グルグル回る

 

「デモトレードなんてせずに、少額からトレードすれば

お金も増えるかもしれないし、一石二鳥じゃん!」

 

以前はそんな考えがよぎることがあった。

 

そして少額トレードを続けた結果・・・

 

・利益が欲しい、減るのに我慢できなくて薄利で決済

 

・損切は嫌だから我慢して、

 時々とんでもない大きな損切

 

・とにかく利益を出したくて過剰トレード

 

・レートが大きく動けば飛びつく

 

こんな悪い癖ばかりが身に付いた。

 

「なんで結果が出ないんだ!!!

自分はできそこないのダメなやつだ・・・」

そうやって自分で自分を責め続けた。

 

まぁ、おかしいといえば、おかしな話だ。

 

『利益になるトレード』が身についていない段階で

いくらトレードしたって利益になるはずはないのに

一生懸命利益を出そうとしていたから。

 

しかし私はなかなそれに気づけなかった。

なぜなら、偶然にでも勝つことがあったから。

 

「やった!トレードして利益が出た!」

という事実は

「トレードし続ければ利益が出せる!」

という事実とは別のものなのに。

 

トレードして利益が出るということと

トレードしてトータルで利益が出る

ということとの区別は、つけにくい

 

だから、デモトレードなんて意味がないと思ってしまう。

 

時々勝てるんだから、

トレードしていればそのうち自然に

利益が出せるようになるだろうと思ってしまう。

 

デモトレードでトレードしてみて、

『このルール通りにトレードすれば

トータルで利益になる!!!絶対になる!!!』

という確実な自信を持たなければ

 

少額トレードだろうが、何だろうが

実戦トレードで利益を出し続けることはできない。

 

トレードとは

 

『ルール通りにトレードしてトータルで利益を出す』

という、今まで経験したことがない行動をしなければならないのに

「トレードさえすれば利益が出せる」

と、何の根拠もなしに、トータルで利益の出ないトレードをし続ける

 

こんなおかしな行動をさせるものだ。

 

そして、さらに私は

『稼ぎながら練習すればいいじゃん!』

そんなおかしな考えすら持っていた。

 

よく考えればわかることだが、

稼げるなら練習する必要なんてない。

稼げないから練習する必要があるし

トレードを勉強する必要がある。

 

デモトレードでトレードして

どうやって戦略を練って、実際にどこでエントリーして

具体的にどうやって損切、利確をして

どんなところでエントリーしてはいけないのか

 

これらがはっきりと他人に説明できるまで

瞬時に判断して行動できるまで

身に付ける練習をしなければ

いつまでたってもグルグルグルグル同じところを回り続けてしまう。

 

私にはそんな時期があった。

 

最近の投稿
カテゴリー
カレンダー
2024年4月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
最近のコメント
アーカイブ
メタ情報
免責事項

ページの先頭へ