トレード記録を取る時は一緒にチャートを
残しておくと超便利。
例えば『上昇している移動平均線からの
押し目買いトレード』を見る場合
『移動平均線に価格がタッチしたら
即買いエントリーをする』
こんなルールを採用していたとする。
過去の移動平均線からの押し目買いトレード
10回分をチェックしてみる。
・移動平均線にタッチした時「本当に上がるかな?」
不安になって次の足まで確認してエントリーが
遅くなった
・移動平均線にタッチしたら即エントリーできた
・移動平均線にタッチしていないのにもうエントリー
できるだろうと早めにエントリーした
過去のトレードをこの3つに分類してみる。
で、それぞれ損切になったトレード、利益に
なったトレードにさらに分けてみる。
その結果、例えば「早めにエントリーしたトレードは
損切が多い」という結果が出れば次回のトレードは
しっかり確認した後にエントリーしたほうがいいと
わかる。
「不安になって次の足まで確認してエントリーした」
このトレードが一番利益になっている場合は
採用したルールそのものが本当に利益が出る
やり方か?を再確認する必要がある。
色々な目線で過去のトレードを見ていくと
どんなトレードをすれば利益になりやすいか?
というのが少しづつわかってくる。
「そもそも本当に移動平均線からの
押し目買いは利益が出る手法なのかな?」
ギモンに感じたら過去のチャートを実際に
一つ一つ見て確認していけばスグにわかる。
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『買いのブレイクアウト』で損切の時は
買ったポイントが最高値になることが多い。
前回高値越えでエントリーしたがために
損切になったら思考回路はどうなるか?
『前回高値を越えたら買う』という
優位性のあるポイントで痛い目
(損切)に合った。
だから
『前回高値を越えたら買う=危ないポイント』
と認識する。
利益になるポイント=危ないポイント
こんな思考回路が生まれる。
そうすると優位性のあるポイント
『前回高値を越えた瞬間』に怖い
という感情が出てくる。
前回高値を越えたら買わなければ
ならないのに怖い、危ないと感じるから
それを避けるために確認する行動に走る。
そうすると正しいエントリーポイントよりも
ずれたポイントでエントリーするはめになる。
ずれたポイントでエントリーすると優位性が
ないから負ける可能性が高くなる。
ずれたポイントでエントリーするはめに
ならないように「危ないな」と感じるポイントで
入れるように行動を修正する必要がある。
優位性のあるポイントで「怖い」と感じる
経験をしてしまうと正しいチャンスを
「チャンスではない」と感じてしまう
初心者の頃はチャンスと正しく認識できたのに
痛い思い(損切)を経験した後は
「正しいチャンスを避けたポイント」つまり
「間違ったポイント」をチャンスだと感じてしまうということ。
だから「チャンスだと間違った認識をしているところ」で
エントリーせずに正しいポイント(怖いと感じるポイント)で
入れるように行動を修正していく必要がある。
トレード記録を見直して冷静な頭で考えると
「なんでこんなところで入ったんだろう。本当は
もっと早く入らなければならなかったのに」とわかる。
あるいは「もっと遅く入らなければ
ならなかったのに」とわかる。
これを意識していけば実際にトレードする時に
「ここは怖いと感じるけどチャンスなんだな」と
少しづつわかるようになる。
これが分かるためにはまずは勝てるルールを
手に入れて、そのルールに沿ってトレード
しているかどうか?を見ていけばいい。
勝てるルールというのは検証された
「利益が出ると分かっている」トレード手法のこと。