「雇用統計の時はFXではどんな
トレードをすればいいのですか?」
と、時々ご質問頂くことがある。
雇用統計というのはアメリカの
重要な経済指標の一つ。
世界中の注目を集める指標だから
売り買いの攻防も激しくなり、ふつうの
相場では考えられない動きをすることもある。
10pipsや20pipsの動きはもちろん
過去には、100pips(1円)以上の
値動きが一瞬にして起きたこともある。
なんとも恐ろしい(?)指標だ。
こんな時に鼻歌交じりで気軽に
トレードしようものなら・・・
一瞬のうちに多額のマイナスを抱え、
現実を直視できず画面を見つめたまま
クリックすらできない硬直状態に
おちいってしまうことさえある。
もちろん、運が良ければ今までには
見たこともないような大きな利益を
手に入れることができる。
しかし、雇用統計でのトレードは
ギャンブル要素が強い傾向がある。
『雇用統計の日(時間帯)は
トレードはお休み』
そんなルールを持っているトレーダーは
たくさんいる。
普段よりもスベリが発生しやすくなるし
スプレッドも広がるから、不利な状況に
なりやすい。
スベリとは、望んだ価格で約定できないこと。
スプレッドとは、売値と買値の価格差のこと。
「どーしても雇用統計でトレードしたい!」
ということなら、少額でトレードして
雇用統計トレードを何度も経験
してみるのがいい。