「トレードの始め方って
どうしたらいいんですか?」
「ブログを読んだら知識不足を
感じて、一歩が踏み出せなく
なってしまいました」
と言われた。
私も最初の頃はトレードの始め方は
ムズカシんだろうなと一人で悩んで
いたことがある。
私が最初にやったことは、
「FX入門」みたいな、本屋に
置いてある初心者向けの本を読んだ。
まぁ、読んでも何のことやら
さっぱり理解できなかったわけだが・・・
ドルを買うとか円を売るとか、
円が高いとか安いとか、全くもって
意味不明だった。
「とりあえず口座開設してみよう!」
私の場合はまずは口座を開設してみた。
最初はどこの会社だったか忘れたが
大手のよく聞く会社だったように思う。
マネーパートナーズとか、よく聞く大手なら
最初はどこでもいいから開設すれば
いいだろう。
個人的にefx.com証券は使いやすい。
で、慣れてきたらまた別の会社で
口座を開設して使ってみる。
そうすれば使いやすいチャートとか
使いたい指標を扱っているかとか
そういった細かいところまで少しづつ
わかってくるようになる。
FX業者の倒産とか、そういった
リスクを考えるとあまり有名でない
業者は気を付けておいた方がいい。
最終的にはいくつかの口座を使い分けて
トレードすることになると思うが、最初は
資金も少ないだろうからそこまで気にする
必要はないだろう。
大手のよく耳にする会社を使っていれば
基本的には大丈夫。
しかし、常に情報収集を心がけておく
必要はある。
口座開設をして実際にお金をいれて
取引するまでに、デモトレードで慣れておく。
デモトレードが用意されていない会社なら
小額通貨から始めてみるといい。
『1000通貨単位』での取引なら
10万円以下の小額資金でも十分な
取引が経験できる。
場合によっては『100通貨単位』
でも取引できる業者がある。
資金1万円程度でも十分取引の練習になる。
デモトレードの代わりに使ってみてもいい。
で、実際にデモトレードとか小額で
トレードを始めるとギモンに思うことが
一つ一つはっきりしてくる。
「ローソク足って高値とか安値とか
色々な読み方があるんだな」
「ローソク足の組み合わせは
どんなものがあるんだろう」
「ラインってどういう風に引くのかな?」
「移動平均線?って何だろう?」
とか、そういった明確なギモンだ。
そしたらそれを一つ一つ調べていく。
調べていくうちにそれ以外の情報も
少しづつ入ってくるから知識が増える。
知識が増えたらまた小さなギモンが
出てくる。
さらにそれを調べてみる。
これの繰り返し。
しばらくこれをやってれば、
トレードってこういうものかと
自然とわかるようになる。
そのくらいまで知識を増やして
もう一回このブログを見に来れば
「あー なるほどっ!
そういうことを言ってたのか!」
ていうのが新たに見つかる。
そこまで資金を減らさずに進めれば
利益を上げられる確率はグンと上がる。
FXで1000万円負けて破産!
奥さんから離婚届を突き付け
られて一家離散!
この可能性はあると言えばあるが
実際には現実的ではない。
現実的なのはダラダラちょこちょこ
負け続けて資産が目減りして
気づいた時には4~500万の
お金がなくなっていた!
というパターンのほうが多い。
意識不明な状態で少しづつ
資産を吸い取られる。
それがFXの怖いところ。
資産が目減りしてようやく本気に
なるが、本気になった時はもう
資金がないからトレードもできない。
資産を減らす前にいかに本気に
なってトレードに取り組むか?が
生き残れる分かれ道でもある。
「すでに資産を減らしちゃってるよ!」
立ち上がる力が残っているなら
立ち上がればいい。
残っていなければ、潔くあきらめて
違う道へ進んだ方がいい。
別にトレードが全てだというわけではない。
忘れれば、トレードなんて関係ない
世界で安心して楽しく暮らすことはできる。
大切なのはあなたがどう決断するかだ。
やるなら徹底的にやれ!
やめるなら徹底的にやめる!
大切なことだ。
時間を作り出したお話
仕事が休みの日は疲れているから
十分な睡眠をとるために朝寝坊。
ゆっくり寝た後は家族と食事に
行ったり旅行に行ったり。
仕事が早く終わった日は
職場の人と飲みにいくか
誘われた友人と夜の街へ。
早めに家に帰りついた日は
晩酌が待っている。
人生を楽しむことは素晴らしいことだ。
でも・・・
「トレードで利益を上げたいなら
こんなことをしているヒマはない!」
私は気づいた。
「他人が遊んでいる時間に努力
しなくてどうする!?
たとえつらく苦しい時間でも
きっと道が開ける日が来るはずだ!」
寝ているヒマなんてない。
断れる付き合いは全て断る。
離れていく友人ならそれまでだ。
家族ならいつかきっと
わかってくれるだろう。
もし、理解してもらえないなら
縁を切ったって構わない。
晩酌?テレビ?ネットサーフィン?
価値ゼロどころかマイナスだ!
私は決意した。
トレードに没頭する!
来る日も来る日もトレードの
ことばかりを考え始めた。
ヒマがあれば自分のトレード
記録を見直し、良い点悪い点を
探し出すようにした。
チャートの見るべきポイントはどこか
を徹底的に頭に取り込み始めた。
トレード動画は最低でも一日
2~3本を倍速にして見るようにした。
先生が言う一言一言を漏らさぬよう
紙に書き出しながら要点をまとめる
ようにした。
「自分のトレードと先生のトレードは
一体なにが違うんだろう?」
徹底的にチェックした。
正直、私のトレードも先生のトレードも
やってることはほとんど変わらない
ように思えた。
なのに利益がなかなか積み重ならない。
「絶対にやり方が間違っている部分
があるはずだ!そこを探さなきゃ!」
そんなことを来る日も来る日も
やってみた。
こんなことに意味があるのか?と
思ってしまう瞬間もたびたびあった。
でも、私にはやるしかなかった。
先生を信じて突き進むしか道はなかったのだ。
恐ろしいまでの執着心のおかげだろうか
出来の悪い私でも、少しづつ違いが分かる
ようになってきた。
『早めに入ってもいいポイントと
遅めに入ったほうがいいポイント』
『早めに出たほうがいいポイントと
長く保有していたほうがいいポイント』
この違いがだんだん分かるようになってきた。
トレードしていい場面
トレードしてはダメな場面
明確な区別がつくようになってきた。
それでも時々大負けすることがあり
凹む日々を送ることもあった。
「ここでくじけるな!あきらめるな!
必ず光は見えてくるはずだ!」
「何度でも起き上ればいい!
殺るか殺られるか。二度と立ち
上がれなくなった時にやめれば
いいだけの話だ。」
トレードは大好きだったが
つらく苦しい自分との戦いは続いた。
「絶対にあきらめない!
何が何でもどんな手を
使ってでも成功する!」
なぜこれほどまでに毎日トレードに
没頭することができたのかは今でも
分からない。
ただ、トレードが好きでたまらなかった。
トレードが大好きでどんな遊びより
トレードしている瞬間が一番楽しい
と感じていたのは確かだ。
今でも同じ感情を持っている。
どんなに忙しい毎日を送ろうとも
時間がなくても、「トレードで成功したい」
という強い気持ちさえあれば、時間を
作り出すことはできるというお話。
あなたはトレードが好きだろうか?
『時間足を繰り返し見てしまって
チャートから離れられない!』を
一瞬で解決するテクニックを
公開しよう。
この方法は、あなたの身近に存在する
「あるもの」を、あなたの近くに置いて
おくだけでいいからとってもカンタン。
さらに、厳しい精神修行や面倒な
トレードの復習なども一切必要ない。
私がトレードを始めた頃・・・
エントリーできそうにない時は
エントリーチャンスを探すために
必死の形相で画面に張り付き
刻一刻変化していく価格を目で
ずっと追っていき
一秒たりともチャート画面から
離れることができなかった。
ようやくエントリーしても
「エントリーした瞬間に
逆行していく!ヤダヤダヤダ
お願い反転してー!」
「たのむ!このトレードだけは
利益で終わってくれ!」
「やった、利益が伸びている
もっとグングン動け!
止まるな!動いていけ!」
保有しているポジションの
応援団長かと思うほど
つきっきりで見守っていた。
トレード以外のことは全く手に
付かず、画面を凝視し続けて
目が悪くなったりもした。
長時間同じ姿勢で腰を痛めるし、
肩こりがひどくなって常に頭痛
がする毎日を送っていた。
一日トレードすると、ぐったりして
他のことが何にもできなくなるほど
だった。
このままじゃトレードに殺される!
焦った私は『チャートから離れ
られない病』を克服する方法を
ありとあらゆる手段を使い、
徹底的に調べた。
そうすると、いくつかの解決法を
探し出すことに成功した。
・自分を客観的に見る
・価格が止まりやすいポイント
抜けやすいポイントを知る
・確率論を理解する
・未来は誰にもわからないことを理解する
・自分のトレードを知る
「んー 全部ムズカシイな(笑)」
正直、全部やっていくのは
メンドウだなと感じた。
だから、一番手っ取り早く効果が
出そうなテクニックを試した。
「カンタンな方法で効果があれば
一番ラクだしね!」
「自分自身を客観的に見る」という
プロトレーダーでさえ何年もの修行を
しなければ手に入らない必須スキルを
ド素人のあなたでも瞬時に取り入れる
ことができる驚異のテクニックだ。
この方法は、あなたの身近に存在する
「あるもの」を、あなたの近くに置いて
おくだけでいいからとってもカンタン。
さらに、厳しい精神修行や面倒な
トレードの復習なども一切必要ない。
では、早速即座に効果が出た
テクニックをご紹介しよう。
大きな鏡に自分を映しながらトレードする
たったこれだけ。
『自分の姿を鏡で見る』
プロトレーダーが死にそうになりながら
ようやく身に付けられる「自分を
客観的に見る」スキルはこの一発で
身に付けることができる。
「えー そんなバカらしいことで?」
ウソだろうと思うなら実際に
やってみて欲しい。
ただ、トレードしている姿を鏡に
映すと、最初は恥ずかしい。
「背中が丸まってる・・・
これじゃおばあちゃんやん!」
私は割と軽いショックを受けた。
軽く衝撃を受けたからか、正しい
姿勢でトレードしようと意識し始めた。
姿勢が良くなり、腰痛と肩こりが
瞬時に矯正され始めた。
「今日はここで休憩を取ろうかな」
「ポジションに張り付いてる私
カッコ悪い・・・」
自分を客観的に見る余裕がでたのか、
自然に「チャートから離れよう」
と思えるようになり始めた。
自分の姿を鏡で見る
たったこれだけで瞬時に
トレード改善できるから
ぜひあなたも試してみてほしい。
大きな鏡がなかったら
顔が映るくらいの大きさの
鏡でも効果がある。
『チャートから離れられない病』に
効果のある秘策はこの他にもたくさん
あるから、また別の機会にお話ししよう。
最後まで読んでくれてありがとう!
友人がこんなことを言った。
「将棋の勉強はあまりしてないけど、
プロの将棋大会に出場するんだ。」
「ド素人だけど少しは勝てるんじゃ
ないかな?運がよければ優勝
するかも!?」
私は耳を疑った。
(本気で言ってるの・・・?)
これを聞いてあなたはどう感じただろうか。
「そんなの勝てるわけないじゃん!
優勝なんて100%ムリ!」
と思うのがふつうだろう。
ところが、興味深いことにこれが
将棋ではなく『相場』についての
会話だったら
「もしかすると勝てるかも?」
って思わず考えてしまう。
その先に待ち構えているのが
グツグツと煮えたぎる地獄の釜
とはつゆ知らず・・・
「もしかすると初心者でも
相場で勝てるかもしれない」
思わず考えるのは理由がある。
戦略なしでも偶然勝てる
こんなあま~いワナが仕掛けられて
いるからだ。
「もしかしたら、私には相場の
才能があるんじゃないかしら?」
「もう少し続けていれば、
そのうち上手に取引できる
ようになるんじゃないだろうか?」
現金を得る側ではなく、差しだす
側へじわり、じわりと引きずり込む。
90%以上が、身ぐるみ剥がされて
泣きながら去っていくのが、相場の
本当の姿だ。
最初の頃にこのワナに気づく
ことができたなら、あなたは
とても運がいい。
負けるのには理由がある。
「あなたは無意識のうちに
損する行動をとっている」
これを聞いた瞬間、次の
コトバが浮かんだだろうか
プロスペクト理論
浮かんだなら、かなり勉強して
いらっしゃる。素晴らしい。
このコトバはかなり重要だから
よく理解しておくといい。
あなたのこれからのトレードが
大きく変貌するきっかけになるだろう。
「利益が出ていれば堅実になり、
損失が出ていればギャンブラーになる」
これがプロスペクト理論だ。
つまり、
「50万円の利益が出てる!
利益が減るのはイヤだから
早く決済しちゃおー」
「うわぁ、100万円の損失に
なってる!もうすこし粘れば
損失が少なくなるかも。
見なかったフリをしよう」
と無意識のうちに判断して
しまうということ。
これを永遠と続けたらどうなるか?
利益は小さいときに確定
損失は大きくても確定させず
さらに大きくなってどうしようも
なくなった時にようやく確定。
トータルでは大きな損失。
再起不能で破産確定。
ホームレスになって一家離散。
悲惨な現実を持つことになる。
「さっぱり勝てないなぁ」
「なんでチキン利食いを
するのかなぁ」
なんにも知らずに相場に入れば
あなたは鴨で、さらにネギを
しょっている状態だから。
「私はカモだったんだ」
そう気づいた瞬間、あなたが
オオカミへと変身する扉が開く。
『オオカミへ変身する方法』は
また別の機会にお話ししよう。
FX初心者が圧倒的に犯しやすい
間違いはデモトレードをせずすぐ
リアルトレードをして初期投資に
致命傷を与えることらしい。
この間違いを犯した私は今でも
トラウマになっている。
あの時はこんな思考だったな・・・
「私はそんなクズじゃないから
大丈夫!最初から100万でも
200万でもガンガン資金を
突っ込んで荒稼ぎするよ!」
まぁ、自殺行為に等しい行動を
とっていたってわけだ。
あの頃、『初心者は初期投資を
全て失うのがふつう』と、
しっかり理解していたらな・・・
(今悔しがっても仕方がないわけだが)
初心者だった頃の私が初期投資で
致命傷を負った理由は『情報弱者』
だったから。
知識不足と経験不足。
FX取引の知識と経験がほんのちょっと
あれば、「初期投資全額失っちゃった!」
の経験はしなかったかも。
FX初心者に最も必要なスキルは
『ある程度の知識と経験を積むまで
大金を突っ込まずにガマンする』だろう。
「ガンガン稼ぎたいから現金はドンドン
入れていったほうがいいよね!」
って思わず考えてしまうわけだが、
FX取引初心者の頃にやってしまうと
致命傷になりかねない。
資金の枯渇。
「せっかく少し勝てるように
なったのに資金が10万円
しかなくて、今月出せた
利益はたったの1万円。」
「資金が100万円だったら10万円の利益
1000万円あれば100万円の利益に
なったかもしれないのになぁ」
地団太踏んでしまう未来に
なるかもしれない。
せっかく利益を出せるように
なったからと焦って少ない資金
なのにさらに利益を得たくて
無理なトレード頻発
最終的に得ていた利益を
吹っ飛ばして大赤字。
そんな悪循環におちいる可能性もはね上がる。
最短最速で稼げるトレーダーになる裏ワザは、
FX取引初心者時代にデモトレードでお金が
増えたり減ったりしていく様子のチェックに
専念すること。
「10万円あってもあっという間に
なくなっちゃうんだな」
というお金の動きを経験
できたならラッキー。
「10万円が、放置してたら50万に
増えた!俺ってトレードの才能が
あるのかな!?」
この場合は『まぐれ当たりの可能性も
高い』と考える。
そんなこんなでデモでトレードに
少し慣れたら、さっそく入金してみる。
小額リアルトレードをやってみる。
「いくらから始めたらいいの?」
あなたのお財布と相談しながらだ。
破産する心配のない、生活に差しさわりの
ない範囲ならドンドン現金を入れて経験を
積むといい。
例)10万円の資金を入れて1000通貨
~1万通貨の範囲で練習と思って
トレードする。
リアルトレードで、安定して利益が
出せているなら資金も10万単位で
増やしてみる。
賭ける金額を大きくすることができ
利益もより儲けられる。
お金に余裕があるなら100万単位で
資金を増やして、賭ける金額も同じ
ように上げていけばいい。
逆にうまくいかなかったら賭ける金額
(枚数)を下げるといった調整をして
いくといい。
『一度かける金額を上げたら、
絶対に下げてはいけない』って
ことはないから、うまく調整
していくといい。
「ちょっと緊張するな」という程度の
金額を賭けると気持ちが張りつめられて
良いパフォーマンスを出せる確率が上がる。
逆に賭ける金額が少なすぎると、
「ちょっとならトレードしちゃえ」
みたいな気のゆるみが出てくるから
逆にパフォーマンスが落ちることもある。
「50万円賭けるのは怖い」と感じるなら
30万円に減らせばいい。
「50万円?少なすぎる!」と感じるなら
100万円に増やせばいい。
様子を見ながら少しづつ投資額を
増やしたり減らしたりしていくのが
うまくやるコツだ。
こういう風に慎重にやっていけば
「破産しちゃって一家離散!」って
ことになる可能性はゼロ近くになる
さらに勝てるようになってから
資金の心配をする必要もなくなる。
ちなみに、賭ける金額を上げる時は
多少思い切りが必要なこともあるようだ。
「FXってどうやって始めるの?
やり方を教えてよ」
と、知り合いに尋ねられた。
『買って売る』『売って買い戻す』
FXは至極単純な作業だけだが
いざ始めるとなると『???』な
気分になったのを思い出した。
「円高って円が上がるの?下がるの?」
「最初に売るってどういうこと?
何にも持ってないのに売れるの?」
「スワップて何?危ないの?」
「チャートて何?どうやって見るの?
ていうか、見ないといけないの?」
「ドル円だけ扱ってればいいの?」
「ポンド?豪ドル?なにそれ」
「お金はいくらあればいいの?
1万?10万?100万?」
早く利益を上げて貯金したいのに
ありとあらゆる『???』が頭の
中で渦巻いて、最終的な決断は
『めんどうだから明日にしよう・・・』
「みんなどうやって始めたんだろう?
やってる人ってスゴいなぁ」
なんて思ったりした。
FXを始める一番手っ取り早い方法は
どこでもいいから『デモトレード』が
できるFX業者に仮登録して、仮想
トレードをやる。
知識ゼロでも実際に取引してみれば
どんな知識を手に入れればいいかが
即座に明白になる。
最初から「経済とか為替の知識を得て
チャートの勉強から始めよう!」
なんて思っていたら一ミリも動けない。
しかし、即現金で取引すれば瞬殺される。
デモトレードで『仮想のお金』を使って
実際に取引するのが一番手っ取り早く
FXを始められる方法だ。
「最初はなじみのあるドル円を取引
してみよう。チャートというものを
使ってみようかな。」
「ふーん、これはローソク足(あし)
っていうのか。」
「ローソク足は高値、安値、始値、
終値で表現されているんだな」
「トレードをする人って、線を
たくさん引いてたりしたよな。
あれってどうやって引くんだろう」
実際に解決すべきギモン点が出てきた時だけ
そのギモンを解決していけばいい。
そうすれば自然と「トレードってこういう
ふうにするのかぁ」とわかってくる。
とある読者様にお伝えしたアドバイスを公開。
トレードのやり方には色々と
あると思います。
押し戻り、ブレイク、窓開け、
時間帯トレードetc.
高値安値を越えてエントリーも
正解ですし、越える前にエントリー
するのも正解です。
重要なのは『自分がどんなトレードを
するのかはっきりさせること』です。
やり方を一つ決めて、過去のチャートで
利益が出るかどうかをチェックする。
基本的にはこれでトレードルールを
確立させるのが一般的だと思います。
(一般的とはいっても、やる人は
そうそういません。
面倒なので。
なので、なかなか勝てるようにならない
という状況に陥りやすいです。)
利益が出なかったら、ルールを一つだけ
変えて、またさらにチェックする
という流れです。
自分で作る事は不可能ではないですが
知識も経験もない素人がルールを確立
させるとなると試行錯誤が必要ですから
数年かかることもあります。
時間を短縮させるために、皆、本や
動画教材で学びます。
一番効率がいいのは動画です。
もし何らかの教材等をお持ちであれば、
それを参考にエントリーを決め、決済も
教材の通りでもいいですが、リスクリワード
1:2の決済ルールを当てはめてもいいです。
(あまり低い勝率のトレードであれば
1:2では足りないです。
ブレイクトレードであれば勝率3割
程度になると思いますので、1:4~5
以上は欲しいです。
50%の勝率が見込めるレンジ内トレード、
押し戻りトレードであれば1:2の設定でも
使えるルールになります)
エントリーは通常は売りと買いの
攻防点を探し出します。
そして、上がるか下がるかの確率が高い
方だけを狙い、そちらに動いた時だけエントリー
するというのが一般的です。
上がるか、下がるか、あるいはどちらも
動きそうにないかと判断するためには
環境認識を学ぶのがいいです。
大きい足(日足や4時間足)と小さい足
(1時間足や30分足、15分足)を複合的に
見て判断する方法です。
環境認識は文字ではわかりづらいので
動画のほうが効率的です。
トレードで難しいのは「決定する」ということ。
利益はもっと伸ばしたい。確定したくない。
乗っている利益が少なくなるのはイヤ。
損切するのはイヤ。
全てやりたくないことだが
これら全てをやることで利益が残る。
初心者のうちはどうルール設定すれば
いいのか悩む。
具体的なルールの作り方。
損切位置を決定する。
テクニカル指標やトレンドラインを見て
混乱する場合はローソク足を基準に
するといい。
テクニカル指標やトレンドラインは、
全てローソク足から派生したもの。
結果的にはほぼ同じポイントに
損切位置を置くことになる。
例)
・エントリーを決める足の前回、あるいは
現在のもみ合い下限を損切位置にする。
利益確定位置を決定する。
利益目標はもみ合って反転する
可能性が高いポイントを探せばいい。
例)エントリーを決める足よりも
大きい足で抵抗線を見つけ
そのポイントを利益目標に定める。
例)エントリーする足の前回安値・高値を
利益目標にする。
例)エントリーした足よりも小さな足で
もみ合ったポイントの下に置く。
という作業をして損切位置を小さく
していく。
(トレイリングストップと呼ばれる)
利益確保のための補助的な
ルールを決定する。
・エントリーした後の時間制限を決める。
例)○分保有後、利益であろうと
損切であろうと決済する
損切位置と利益目標が決定したら
損<利の設定になっているかを
確認する。
損<利が見込めない時はトレードしない。
全て紙に書き出してルールとして
チェックできるようにパソコンの
横に貼っておく。
これでOK。
頑張ってやってみよう!
最初は少し窮屈に感じるが、ルール通りに
トレードすることを体にしみこませる。
記録がたくさんできたら、見直してみる。
明らかにおかしなルールを発見すれば
修正する。
明らかにおかしなルールでなければ
そのまま続行すればいい。
何がおかしなルールかというのは
記録をチェックすればわかる。
例)損切幅が大きすぎる・小さすぎる
利益目標が大きすぎる・小さすぎる など
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「素晴らしい情報商材を手に入れたゾ!
これで私も勝ち組の仲間入りだ!」
ちょっと待ってほしい。
『素晴らしい情報商材を手に入れただけ』
ではまだ不十分。
あなたが勝ち組の仲間入りをするのは、
手に入れた情報をあなたの脳にインプット
してからだ。
あなたの脳にインプットできたかどうか?
は、カンタンに確認できる。
紙に書き出してみる
たったこれだけ。
あやふやに覚えているポイントが、
瞬時に判明する。
最も手軽で強力な方法だ。
パターン1 スラスラと書き出せる
・ボラティリティの確認は○○の幅を見る。
・方向の確認は○○と○○を見る。
・利益目標は○○で決める。
・損切位置は○○で決める。
・強い抵抗線(分岐点)を見つける方法は~~~
スグ書き出せるならトレードの最中にも
素早く、正しく判断できる
デイトレード、スイングトレードだけではなく
スキャルピングのように素早い判断が
必要とされるトレードにもチャレンジできる。
パターン2 考えながらなら、書き出せる
「えーと、利益目標はどうやって
決めるんだった?確か○○を
目標にするんだったよな?」
「損切の位置は固定だったっかな?
動かしてもよかったかな?この
パターンの時は動かしながら位置を
変えていくんだったな」
考えながらでも書き出せるのは素晴らしい。
しかし、トレードの最中に
素早い判断はできない
スキャルピングをするには不安だ。
判断時間に余裕のあるトレードに
チャレンジしよう。
(デイトレードやスイングトレード)
パターン3
書き出せない部分がたくさんある
「エントリーできる条件は何だったかな?
覚えてないや」
当然、トレードの最中にも
正しい判断ができない
判断時間に余裕のあるトレードに
チャレンジしよう。
(デイトレードやスイングトレード)
並行して、手に入れた情報の内容を
確認しながらあなたの脳に正しく
インプットする作業を続ける。
大切なのは、あなたが今どのステージに
いるのか確認し、やるべきことは何かを
明確にさせることだ。
迷ったり悩んだりする時間を大幅に
短縮し、他の誰よりも早く勝ち組の
仲間入りを果たせる。
「トレンドは複数の時間足で総合的に判断する」
ということはわかりました。
それでは、実際のエントリーはどう
考えればいいんですか?」
売るか買うかをトレンドの方向を見て決め、
次はエントリータイミングを考える。
ステップ1
複数の時間足でトレンドを確認し
売るか買うかを決める。
ステップ2
注目されそうな強い抵抗線を探す。
ステップ3
・抵抗線を突破してそのまま進むのか
・抵抗線で反転してしまうのかを見極める
ステップ2まではできるのに、ステップ3の
段階になると正常な判断ができなくなる
場合がある。
値がビューン!と動いたときに思わず
エントリーしてしまい損切。
損切になった後にドテン(反対売買)し、
さらなる損切。
こういった自由なトレードを
してしまう場合がある。
これは、はっきりとしたルールを
決めることで解決する。
例えば、こういったルールを設定する
ルール例その1
・テクニカル指標が上を向いたら買う、
下を向いたら売る
ルール例その2
・終値で抵抗線を抜けたら買う、売る
ルール例その3
・ローソク足の形を決め、その形が出たら
売り買いする。
(ローソク足の形にはつつみ線・はらみ線・
毛抜き底など、エントリーに使える形が
色々ある。)
単純にこれだけ。
単純だが、カンタンではない。
例えば、これらすべてのルールを使う
と決めたとしよう。
ルール1、2の条件は満たしてるのに
ルール3の条件を満たしていない場合、
エントリーできない。
これらすべてのルールを使うとすると
条件がかなり厳しくなるから、
トレードチャンスは少なくなる。
トレードチャンスが少ないと、
トレードできずにイライラしてくる。
「ルール1と2は満たしているから
エントリーしようかな」
そんな考えが湧き上がってくる。
ルールを無視してトレードすれば、必ず
損切になるというなら何ら問題はない。
ルールを無視したエントリーでも、
利益を上げられることがある。
「ルール違反しても利益になった」
この経験を繰り返し犯すことで
「ルール違反してもOK」の認識が
生まれる。
トレードが崩れ、ルール無視の
トレードを続けるハメになる。
結果、どんなにトレードしてもトータルで
利益を上げることができなくなる。
「じゃぁ、ルールを極限まで少なく
すればいいじゃない」
と考える。
ルールを極限まで少なくするとしよう。
ルール例その1
・テクニカル指標が上を向いたら買う、
下を向いたら売る
このルールだけに従うとする。
シンプルだが、これだけだとトレード
回数が増え過ぎる。
シンプル過ぎて、「エントリーのだまし」
を避けることができない。
※「だまし」とは、テクニカルが出した
売買サインとは逆に動いていくこと。
「エントリーのだまし」が避けられず
損失の割合が増大する。
結果、トータルで利益が出せないか、
微益で終わる。
「じゃぁ いったいどうしたらいいの!?」
ルールを作る時のバランスが重要。
・トレンドがはっきりしているときは
ダマシの動きは少なくなる
→ シンプルなエントリールールを使う
・トレンドがはっきりしていない時は
ダマシが起きやすい
→ 少し厳しい条件のエントリールールを使う
これをトレンドを見て使い分けるだけ。
「トレンドが出ていない時はトレードをしない」
このルールは最強だが、トレード回数が
少なくなるデメリットがある。
年に何回トレードするのか、月に何回トレード
するのか、日に何回トレードするのか。
あなたのトレードスタイルと照らし合わせて
どんなルールを決めればいいか選ぶといい。