「なんでこんなところでエントリーしたんだろう」
「もっとエントリーチャンスを吟味すればよかった」
損切り(ロスカット)になるとこんなふうに
自分を責めていた。
「なぜ損切りになってしまった」のか、「エントリー
すべきポイントを間違えたのかそうでない」のか
ただ検証すればよかっただけの話なのに、
自分をとても責めていた。
「100%利益になるポイントでエントリーするって
いうのは、魔法を使うか永遠に塩漬けしているかの
どちらかでしかない」と今では断言できる。
損切りに引っかかったら、逆に「資金を守ることが
できて良かった!」と喜ぶべきだった。
トレードをやっていると何度も連続して損切りに
引っかかってしまう。しかも損切りに引っかかった
後に自分がエントリーしていた方向に動く、と
いうことがとてもよくある。
これは誰もが経験することだ。
稼げていない人はもちろん、稼げている人も
経験することだ。
ここでどう考えるかが、トレードで勝てる
ようになるために大きく差がつくポイントだ。
「待っていたらエントリーした方向に動くのだから
損切りをしないで待ってみようか・・・?」
そんな考えが浮かんでしまうとまずいことになる。
「待っていたら利益になった!」なんてことを
もし経験してしまえば、破滅への道へ進んで
いるようなものになる。
損切りの大半が「待っていたら利益になって
いたトレード」かもしれない。いや、ほとんどの
トレードが待っていたら利益になるだろう。
でも「待たずに損切りすること」があなたの
資金を守ってくれているのだ。
そのありがたみを忘れて「損切りが嫌だから」
と価格が戻ってくるのを待っていると、あなたが
忘れたころにやってくる。
あいつがやってくる。
強 制 ロ ス カ ッ ト。
心当たりはないだろうか?