急変に備えてはりつくトレード・・・

右も左も分からずトレードを始めた頃

ビューンビューンと価格が激しく動く

場面に遭遇してこわいなぁと感じた。

 

「一円以上もイッキに動く時があるのかぁ

 それならずーっと画面を見とかないと

 危ないんじゃないかな?」

 

ポジションを持った瞬間から画面を凝視。

 

ポジションが気になって気になって

離れられなかった。

 

不利な状況になったら速攻でポジションを

決済すべく常にマウスの上に指をスタンバイ。

 

「それっ 大きく逆動いたぞ!あぶなーいっ!」

 

含み損を決済させる。つまり、損切。

 

しかし、一瞬にして大きく動くから

損切の幅が大きくなってしまう。

 

「私の反射神経が遅いのかな?」

 

そう悩むこともあった。

 

しばらくして『指値』『逆指値』というものが

あることを知った。

 

カンタンに言うと『注文の予約システム』だ。

 

このシステムを使えば画面から離れていても

決めた価格に到達した瞬間に自動で注文してくれる。 

 

「予約システムを使えば、ずーっと画面に

 張り付かなくても済むね。」

 

ポジションを持った後はやることがなかったから

待ってる間に部屋の掃除をしたり、本を読んだり・・・

 

と言いたいところだが、この便利な予約システムを

使ってもやっぱり「今いくら勝ってる?いくら負けてる?」

って気になって気になって仕方なかった。

 

結局画面に張り付くスタイルは変わらなかったとさ!

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