FXでは損切を設定しなきゃならない。
なぜなら、損失100%回避はムリだから。
損失は小さく抑えればいいんだけど
その位置に迷うことがある。
※『損切位置をズバッと決める方法』の
PDFをこちらで無料配布している
必要な場合は覗いてみて欲しい
損切位置について教科書では大体
『前回高値安値を越えたとこ』って書いてある。
だからその通りに設定するんだけど
この匙加減がなかなか難しい。
教科書どおりに「ここだよね」って思うところに
損切を設定すると、損切になった後に
急反転して思惑通りの方向に動くことが多いからだ。
だからそれを見越して損切り幅を広めに取ると
今度は損切の幅が広すぎてどうにもならない
ってことになったりする。
やることなすこと空回りしてしまうわけだ。
何でこういうことが起きてしまうのか?
プロのトレーダーは
素人がやりそうな行動を見透かして行動しているから
素人の損切を食おうとする。
だからその点を見越して考えて
損切り位置を設定する必要がある。
「教科書どおりならこのポイントに損切を置く。
それを見越してトレードする人がいる。
だからさらにそれを考慮した位置に損切を置く」
って考えるってこと。
それでどうやってその位置を見つければいいのか?
ってことだが
過去のチャートを見て自分なりに考えて
損切り位置を変えて検証してみる
ってことをやってみればいい。
ただそれだけなんだけど
ちょっと、というか
かなり面倒な作業になるから
根気が必要でもある。
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ポジポジ病っていうのがある。
トレードしたくてたまらないことだ。
「今夜は最低1回でもエントリーしないとな」
と焦って安易なエントリーをする。
「長期足は下に行きそうだな」
と思って売りでエントリーして損切。
「一回負けてしまった、やはり今の流れに
ついていかないといけないな」
と思って短期足に変えて買いをしたら往復ビンタ。
なんでこういうことになるのか?
テクニック的には色々あるかもしれないが
思考の観点からお話してみる。
一つ大きな問題は
「自分勝手に自分のことだけ考えているから」
「今夜は最低1回でもエントリーしないとな」
っていうのは自分の都合だけを考えた
自分勝手な判断だ。
エントリーするかどうかを決めるのは
自分ではなく相場。
相場がトレードできる状態なら
サインが出ればトレードしなきゃならないし
サインが出なかったらトレードしてはいけない。
自分勝手に自分の都合で
「トレードしなきゃならない」
という思考から始まっているから
「長期足は下に行きそうだな」
というチャート分析ももしかしたら
ウソかもしれない。
トレードしたいから「長期足を見ると
なんとなく下に行きそうな気がする」
っていうのを自分勝手に作り上げてる
可能性が非常に高い。
相場の動きを無視している。
だから損切になる。
「一回負けてしまった、やはり今の流れに
ついていかないといけないな」
っていうのも自分の妄想。
今の流れについていっているというよりも
前回のトレードで自分の考えが否定されたから
それを取り返すために都合のいいイイワケを
考え出して相場を無視して無理やり短期足でトレードしている。
だから
短期足に変えて買いをしても
往復ビンタの損切になる。
ポジポジ病を治すには
ふだんから自分の思い込みを
なくすひつようがある。