エントリー怖い!でもそれに気づかない

「はぁ~あ トレードの練習をやってもやってもなかなか勝てないなぁ

FX取引手法はきちんと確立させてるんだけどなぁ」

 

 

あなたがやっているトレードの練習は

ホントウに正しいやり方だと思うかい?

 

「え? 何言ってるんですか、あやなさん。

私はちゃーんと私のFX取引手法で

トレードの練習をしていますよ」

 

あなたのFX取引手法の中で、

レートが移動平均線(MA)を上抜けたら買い

というトレードルールがあるよね。

 

「えぇ ありますね」

 

でも、さっきのトレードを見ていたら

MAを上抜けても買いエントリーしてなかったようだが?

 

「そうなんです。なんとなくですけど、

ここではMAを上抜けても上昇しないかな、

なぁんて思っちゃったんですよ

それに、昨日はMA上抜けで買いエントリーして

損切りになっちゃってたし。」

 

「それにほら、今のチャート見てくださいよ。

さっきMA上抜けでエントリーしてたら

損切りになっちゃう動きになってるじゃないですか!

あ~ あぶないあぶない」

 

う~ん、そのやり方はまずいぞ。

 

「えっ 何でですか?

損も回避できたからいい見逃しじゃないですかー!」

 

MA上抜けのサインが明確に出ているのに

そのサインをあなたが正しく受け取っていないからだ。

 

相場が「ここはトレードするエントリーポイントですよ」と教えてくれているのに

「このエントリーポイントではトレードすべき時ではない」と

あなたが感情で決め付けてトレードせずにいる。

 

さっきのトレードは、

エントリーしていたら損切りになっていたから

あなたは「トレードしなくてラッキー」と思っているかもしれないが

長期的な目線で見れば、それはラッキーなことではない。

 

「えーっ そうなんですかぁ?

よくわからないですけど」

 

じゃぁ、たずねるけど、

さっきエントリーしなかった理由を明確に言えるかい?

 

「う~ん そういわれると難しいですねぇ

しいていえば、ちょっとエントリーが怖かったって感じですね」

 

ほら、感情でトレードしていることになるじゃないか。

 

「あ、ほんとだ・・・」

 

例えば、もう一つ上の時間軸が下降傾向だったから今回は見逃したとか

別に決めていたサインが「エントリーしてはいけない」と教えてくれていたなら

それが『エントリーしなかった理由』になるけれども

さっきの場合は単純に

『怖かったからエントリーポイントでトレードしなかった』

ということになる。

 

見逃したことがあるトレードは、今回だけじゃないだろう?

 

「えぇ そうですね。

以前にも何度もエントリーポイントを見逃してます。特に理由も無く。

トレードしない時に限って爆上げするんですよね~不思議!」

 

いやいや、不思議とかじゃなくってね、

それはトレードでは当然のことなんだよ。

サインが出てるのに

エントリーポイントでトレードしてないんだから。

 

「えへへ そうですね」

 

 

サインが出たエントリーポイントできちんとトレードしていたら

ここ一週間のトレードの成績がどうなっていたか

ちょっと見返してみてごらん

 

「えっとですね~・・・・

あれ? 損切りは増えるけど、それ以上に利益も出て・・・

あ、トータルではプラスになってたみたいですー!」

 

で、今の実際のトレードの成績は?

 

「・・・・うぇ~ん 微妙にマイナスですぅ~」

 

ということは、今のあなたがトレードで負けている原因の一つに

『サインどうりにエントリーポイントでトレードできていない』

ということがわかったね。

 

「えぇ そうみたいですねー

きちんとエントリーポイントで

トレードしてるつもりだったんですけど

自分じゃ全然気づきませんでした!」

 

気づかないうちに

せっかくの利益機会である

エントリーポイントを見逃しているというのは

トレードを始めた頃にはよくあることだ。

 

 

『怖いからトレードを躊躇(ちゅうちょ)する、

でもその躊躇(ちゅうちょ)は自分が正しいと思い込んだ行動だから

エントリーポイントでトレードしていない悪いことだとは気づかない。

結局あなたのトレードのどこが悪いのかが分からないままになる』

 

 

トレードをし過ぎるというのもダメなんだが

怖くて見逃すということも避けなければいけない。

 

「えー それはちょっとハードル高いですよー」

 

でもこの怖さに打ち勝たないと

トレードで利益は上げ続けられないよ?

 

「今日のあやなさんはきびしいなぁ・・・」

 

 

トレードを厳選するということは非常に大事だ。

サインが出ていなければ、あるいは

あなたがどこでエントリーすればいいのかハッキリわからなければ

トレードしてはいけない。

 

しかし、それと共に

 

サインがハッキリでているならば

エントリーの恐怖に打ち勝ってトレードすることもまた大事なのだ。

 

まぁ、このあたりのバランス感覚を養う必要があるな。

 

 

「エントリーの恐怖に打ち勝つには

どうしたらいいんですかぁー?」

 

そうだな、とにかく一歩踏み出してみる、としか言えないが・・・

例えば、日常生活の中で一瞬躊躇(ちゅうちょ)してしまう場面で

あなた自身を成長させることもできる。

 

「えっ その方法 教えてくださーい」

 

それはだな、普段色々なところで人と接すると思うが

「スミマセン」と思わず言ってしまう状況が良くあると思う。

落としたものを拾ってくれた時とか、親切にされた時とか。

そういう場合に「スミマセン」ではなく「アリガトウ」と言うようにしてみるとか。

 

「えー そんなことでトレードが変わるんですかぁ?」

 

その他にも、ランキング上位に位置しているブログに

何でもいいからコメントを思い切ってしてみるとか

 

「コメントぉ? そんなの関係ないでしょー?」

 

まぁ、普段とはちょっと違うことをしてみるという努力だな。

これをやってみると意外にジワジワと効果が表れてくると思うよ。

まぁ 騙されたと思ってやってみるといいよ。

 

「それで勝てるようになるならやるしかないかな!

実は、よく見ている有名な猫ブログがあるんですよねぇ

前からコメントしようと思っててなかなかできなくって・・・

ちょっとそのブログにコメント入れに行って来ますねー」

ウンウン唸りながらFX取引手法を確立

「FXトレード手法を確立させる時に、

さらに注意すべきポイントってなんですか?」

 

 前記事はこちら

それはだな、まず一つのポイントを教えよう。

検証しているときに、連続して損切りになった場合でも

途中で投げ出さずに、2~3年分は必ず検証するということだ。

 

「投げ出さずに?」

 

そう。

簡単なトレードパターンや、テクニカルを使って検証する場合

連続して損切りになるのはよくあることだ。

 

それなのに

「10回も連続で損切りになっちゃったから

このパターンは信用できないなぁ」と

すぐに検証をやめてしまってはダメだ。

 

 

「でもあやなさん、10回も連続で損切りになっちゃったら

そんなFX取引手法は信頼できないから使えないですよ~?」

 

そうだな。

それでも2~3年分は最後まで検証した方がいい。

 

「え~ そうなんですかぁ?」

 

 

そうだ。そして二つ目のポイント。

2~3年分の検証を終えたら、連続で損切りになっている部分と

連続して利益になった部分がわかる。

 

その部分を比べてみるんだ。

いったい何が違うのか?ということを調べてみる。

 

「ふ~ん なるほど~」

 

そうすると、

時間帯が違うとか、逆張りになっていたとか

何らかのパターンが見えてくる。

 

そこで、連続して損切りにならないように

新しく見えたパターンのフィルターをかけるようにするんだ。

 

これをすることによって

あなたが作ったFX取引手法が安定してくる。

 

 

フィルターかけまで終わったら

そのFX取引手法をさらに別の年で検証してみる

 

「げっ また検証するんですかぁ~?」

 

そうだ。

たった2~3年分の検証だと

相場が変わったときに通用するかどうか

わからないからね。

 

「う~ん たしかにそうですけどぉ」

 

少なくとも5年分ほどは検証したいところだ。

当然だが、年数は多ければ多いほどいい。

 

「5年分かぁ やる前からウンザリ」

 

ははは。確かにウンザリするな。

でもそうやってコツコツやっていくことが

あなたが技術的に成長していく部分でもあるから

やってみて損することはないと思うよ。

 

 

しばらく前の時代なら、今のように教材など存在せず、

書籍を見てウンウン唸りながら

FXトレード手法を確立させた人は多いのだから。

 

あなたが時間をかけてじっくり相場を学びたいのならば

効果的な方法だと思うよ。

 

 

「時間をかけてFXトレード手法を確立させるのかぁ・・・」

 

そう。時間をかけて。

 

 

「あやなさんもそうやって頑張ってきたんですよね!?」

 

私は、FXトレード手法を確立するのに嫌気がさして

最終的に教材から学んだけどね。

 

「え~っ そうなんですかぁ!?」

 

まぁ、自分でFXトレード手法を確立させるか

お金を出して出来上がったものを手に入れるかは

あなたの自由だから

あなたに合った方法を選べばいいんじゃないか?

 

ただし、詐欺のような教材には気をつけるように。

 

「はーい。

それじゃぁ、私はどうしようかなぁ。

FX取引手法、自分で作ろうかなぁ・・・う~ん・・・」 


 

FXトレード手法を確立する際に気をつけるべきポイント

「初心者なんですけど、FXのトレード手法を自分で確立させようと思ってるんです」

 

「FXではトレード手法を確立させることが大事ですよね!あやなさん!」

 

うん。確かにその考えは素晴らしい。

FXトレードで利益を上げるには

まずはFXトレード手法を確立させておかなければいけないね。

 

FXトレード手法も確立していないのに

いくらトレードしたって利益を上げ続けることはできないからね。

 

「ですよね~!だから、今日はあやなさんに

FXトレード手法の確立方法を教えてもらいたいんですー!」

 

そうか。だったら私が考えていることを

あなたにお伝えしてみることにしよう。

 

で、まずお尋ねするけれど

なぜあなたはFXトレード手法を

あなた自身で確立させようと思ったんだい?

 

「う~んと それはですねぇ

初心者用のFX本に書いてあったからなんですー

『まずは、トレード手法を作ろう!』って。」

 

うんうん、なるほど。

確かに初心者のために向けたFX本には

『自分にあったFXトレード手法を作ってみよう』と

書いてあることがあるね。

 

「そうですよねー だから私、

FXトレード手法確立にチャレンジしてみようと思って!!」

 

その考えは素晴らしいね。

良い向上心をお持ちだと思う。

 

でも、少しだけ立ち止まって考えてみないか?

 

「え?立ち止まって考えてみる?」

 

そう。FXトレード手法を確立させるためには

何が必要かってことをまずはよく考えてみよう。

 

あなたはまだ知識が少ない初心者だ。

知識も経験もないあなたが

その状態でFXトレード手法を作ったらどうなるだろう。

 

「う~ん ちょっとよくわからないですー」

 

うん。じゃぁそのまま聞いてみてくれ。

 

例えば素晴らしいアイデアとか今までになかったアイデアを

あなたが考え出すのはまず無理だよね。

 

「そうですねー 確かにそれは無理です」

 

となると、チャートパターンや簡単なルールを検証することになる。

 

「そうそう! それです! それを聞きたかったんです!」

 

となれば、まずは2~3年分の過去のチャートから

一つのチャートパターンでどのくらい利益を上げられるのかを

把握しておく必要がある。

 

これは一つのチャートパターンにつき、

2~3年分検証するということだ。

 

「2~3年分ですかー? まぁ、できそうかもです」

 

ここには感情を入れる必要がないから

数値やラインだけを見て検証することになる。

 

検証が終了したらトータルで利益がでているかどうか確認する。

利益が出ていない場合は、その時の相場にあっていない可能性もあるので

さらに別の年のチャートを引っ張り出して検証してみる。

 

「あれ。これで終わりじゃないんですね?」

 

うん。そうだ。

最終的に通用する年が見つかれば

そのような相場になった時に通用する手法として置いておく。

 

通用しなかった年はどうするかといえば

他のチャートパターンを試してみる。

 

「え、別にまた検証するんですかぁー?」

 

そうだ。トレードには根拠が必要だから

自分で信頼できるまでトコトン検証する必要がある。

 

同じように試して通用する年が見つかれば

そのような相場になった時に通用する手法としておく。

 

「えー ちょっと待ってください!

えーと 一つのチャートパターンを2~3年分検証して

そのチャートパターンで利益の出なかった年は

検証したチャートパターンとは別のチャートパターンで

検証して・・・・・

う~ん 頭がこんがらがってきちゃった!」

 

こんがらがってきている時に申し訳ないが

さらに検証しているときにおちいってしまいやすい

注意すべきポイントがある。

 

それはだな・・・長くなったので次回の記事でご紹介しよう

 

「えー あやなさん、ひっぱりますねぇ」

 

ごめんごめん、そういうワケではないんだが

いっぺんにたくさん言ってもこんがらがるだけだろう?

 

「えへ そうですね。私もうすでにこんがらがっちゃったし。」

 

今日のポイントとしては

 

・一つのチャートパターンにつき

まずは2~3年分の検証が必要。

 

・そのチャートパターンが通用しない年があれば

別のチャートパターンでその年を検証しなおしてみる

 

この二点だな。

 

そしてさらに、これ以上に注意すべきポイントを

次回の記事でご紹介する。


 

ポジポジ病を治すコツ!

「すぐにポジション持っちゃうクセが抜けないんですぅ」

 

 

「すぐにポジション持っちゃうクセ」というのは

いわゆるポジポジ病ということだね?

 

 

(『ポジポジ病』とは、FX取引などでトレードする場合に

ポジションを持っていないと不安になったり

あるいは根拠もなく、思わずポジションをとってしまうことを指す)

 

 

「えぇ、まぁ、ポジポジ病ともいいます。

っていうか、損切りになったあとにカッとなって

すぐドテンしちゃうんですよね~

これもポジポジ病の一種でしょうか。」

 

う~ん、ポジポジ病の変形みたいな感じなのかもしれないね。

損切られてくやしくなって、「取り返そう!」と思ってしまうんだよね?

 

「そう!そうなんです!

頭では分かっているのに、やっぱりくやしいっていうか

何で損切りになっちゃうの~~!?って思って

気づいたらドテンしちゃってるみたいな。」

 

「で、頭に血が上ってからのドテンが発症してしまったら、

もう止まらなくなって、自分ではどうしようもなくなっちゃうんです~

あやなさん、何かいい治し方ないでしょうかー?」

 

 

ポジポジ病の治し方はねぇ、あるんだよ。

 

 

「えっ ホントですかっ!?

はやくっ、はやく教えてくださいっっ」

 

まぁまぁ そんなにあわてない。

そうやってスグにあわてるから、

思わずポジションを取ってしまうんじゃないか?

 

「えへっ そうかもしれません

じゃぁ 落ち着いて聞くからはやく教えてー」

 

はいはい。

 

 

それじゃぁ、あなたの今までの

検証記録をちょっと見せてもらえるかな?

 

「エエッ 私の検証記録ですかぁっ!?」

 

そうだ。3カ月分でいいから見せてくれ。

 

「・・・はい どうぞ」

 

う~ん なるほど。

意外とまじめにつけているじゃないか。えらいぞ。

 

「えへへっ 記録するのだけは得意なんですっ♪」

 

えーと 1日のトレード回数が・・・・と

大体1日で20回程度かぁ。

デイトレードにしては、ちょっと多すぎるんじゃないか?

スキャルピングじゃないんだから。

 

「う~ん そうですかぁ

1日20回もトレードした気はしないんですけど

気づいたら1日で20回くらいになっちゃうんです」

 

もしかして、自分の記録

きちんと見直していないんじゃないか?

 

「ドキッ!」

 

きちんと見直していれば、3ヶ月もの間

トレード回数が少しも減らないっていうのは

ないと思うんだけどね?

 

「ドキ ドキッ!」

 

 

検証がめんどうだというのもわかるけど、

ホントは検証って、もっとオモシロイものなんだよ?

 

「え? オモシロイもの?」

 

そう。

検証っていうのは、あなたが

FX取引手法に沿ってどれだけ正確にトレードしているかってことを

確認するだけのことなんだよ。

 

「ふ~ん そうなんですかぁ?」

 

FX取引手法にさえ沿っていれば

利益になる可能性がスゴクあがるんだから

検証であなたの成長がまるわかりになる、っていう

とてもオモシロイものなんだ。

 

「う~ん でもどうやって検証すればいいのか、わかんない」

 

 

それにはちゃんとコツがある。

 

 

「コツ!? 教えて、教えてー!!」

 

まぁまぁ、落ち着いて。今話すから。

 

 

検証するとき

『悪いところ』を探すのはもちろんなんだが、

それ以上に『良いところ』を探すんだ。

 

「良いところ?私あんまりないんですよね~」

 

そんなことはないと思うよ。

『昨日よりトレード回数が一つ少なかった』

そんな些細なことでもいい。

 

『トレード回数は多かったけど

最初に決めた方向だけにエントリーできた』とか、

何でもいいから、良いところをとにかく探し出す。

 

そして、その良いところは

あなたがきちんとできたことだから

『私は一歩成長した』

そう考える。

 

そうすると、悪いところばかり見るよりも

検証がずっと楽しくなってくる。

 

 

「う~ん そっかぁ」

 

そうやって楽しく検証を続ければ

『あれ~ もう少しトレード回数減らしたら

もっと成績が良くなるんじゃないのー?』 そんな時が必ず来る。

 

「あ、何かワクワクしてきた♪」

 

そこまできてようやく気づくんだ

『あれ? もしかしてトレード回数少ない方が

確実に有利じゃん!!』

 

「なるほどー 自分で気づかないといけないんですね!」

 

そう。

『トレード回数が少ないほうが確実に有利』

ということをあなたが腹の底から理解したその時に

『ポジポジ病』というものがなくなっていくんだ。

 

「ポジポジ病がなくなっていくのかぁ」

 

そう。ポジポジ病はなくなっていくよ。

あなたが思わずポジポジ病を引き起こしてしまうのは

腹の底から『トレード回数が少ない方が確実に有利』

ということがわかっていないからなんだ。

 

 

「そうなんですね!ちょっと検証してみたくなっちゃいました!

早速、今日トレードして、良いところをいっぱい探してみますっ!

あっ じゃぁ もうトレードする時間だから行きますねっ

あやなさん、ありがとうございましたっ さよならー」

 

あっ、おい!今日トレードする前に

昨日のトレードを先に見直したほうがいいと思うけど?

 

・・・もう聞こえてないか。

まぁ 楽しく検証してくれれば それでいいか。

エントリーと保有の根拠~大きなものが強い!~

「エントリーした後に保有しておくのが難しいんです~」

 

==========================

前回、エントリーがどこなのかわからないチャートをupしていたので

訂正しました。失礼しました。

(寝る直前に書いた記事のため頭がよく働いていなかった

というイイワケ)

==========================

 

では、私がトレードした画像を例にあげて

エントリーする理由と保有する理由を挙げてみよう。

 

昨日私がトレードしたユーロドルのチャート(下図)

 

あまり綺麗なチャートではなかったので

(陰線、陽線が入り乱れている、ヒゲが多い)

こういう時に保有するのは少し難しくなることが多い。

(値動きにほんろうされやすい)

 

こういうときはあまりトレードする気になれないのだが

エントリーしたものは仕方が無い。

サインが出るまで保有するのみ。

 

で、こういう場合に慌てて決済せず、

なにを根拠に保有するか、ということだが

あなたにその答えが分かるだろうか。

10/2eur画像

(青い表示は買ったポジション、紫の表示は逆指値の売り予約)

ちなみにこちらは日足

10/2eur日足

 

エントリー、そして保有する理由の一つは

30分足で引いた上昇トレンドラインを目安にすることができる。

しかし、これでは物足りない。

 

そこで、でてくるのが日足。

SMAを表示させている。

このSMAにヒゲがついたあと押し目買いの動きとなっている。

 

「日足で押し目っぽくなってるから

これは買いなんじゃないの?」

 

それが大きな私のエントリー理由となる。

 

細かく言えばキリがないので、

わかりやすくここでは大きな理由として

大事なことを一つだけ挙げておく

 

「じゃぁ 反転しちゃったらどうするの?」

 

損切りすればいいだけ。

あまり難しく考えない方がいい。

 

「そしたら、決済はどうするの?」

逆指値をずらしていけばいい。

反転したらそれでおしまい。

 

こっちも追加訂正

(30分足上昇トレンドラインである下値支持線を割り込んだところに

逆指値をおいて決済するということ)

 

果報は寝て待て。

FX取引で気持ちよく勝つ!その後遺症

「FX取引で負けなくなって数ヶ月たつけど

いつになったら気持ちよく勝てるんでしょうか」

 

『FX取引で気持ちよく勝ちたい!』

その気持ちは痛いほどわかる。

私もFX取引で気持ちよく勝てれば

どんなにいいかと思う。

 

しかし、FX取引ではそんなことを考えない方がいい。

『FX取引で気持ちよく勝つ!』

そんなトレードはどこにもない。

 

あるのは

「こんなんで勝った気はしないけど

ルールどおりにトレードしていたら勝っちゃった」

そんな気持ちだけだ。

 

気持ちよく勝ってしまうと

「うわー 今日は○pipsも大きく取れた!やったー!」

と興奮してその余韻に浸ってしまう。

 

そして、その興奮が忘れられず、次のトレードで

「昨日はあんなに大勝ちしたんだ!

今日もヤルゾー!大きく取るぞ!」

なんて、バカな考えが出てきてしまう。

 

あるいは

「昨日はあんなに取れたんだ!俺ってスゴイ!

トレードってなんてカンタンなんだ!」

と相場を甘くみてしまう。

 

ルールでは、既に決済しなければならない場面なのに

「もっともっとだ!もっと取りたい!

こんなところで決済なんかしてられるもんか!

俺はスゴいんだ!」

そんなトレードになってしまう。

 

最終的に

「あれ?なんだかドンドン利益が少なくなってきた

これ以上ガマンしていると損切りになっちゃうじゃないか

しょうがない、今日はこの辺で勘弁しといてやろう」

などとルールをねじまげ、自分の都合の良いようにトレードする。

 

「あ~あ 何で薄利決済になっちゃうんだろう」

最終的にこう悩むようになる。

 

大きく取れたトレードでも喜ばない

「ルールどおりにトレードすれば

こんなボーナスも時々あるな」

そのくらいの考えでちょうどいい。

 

喜ぶな!欲張るな!


 

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